2025.10.11 (土)
キンモクセイの香りがする季節になりました。またしても練習日が雨。それでも参加状況はまずまずでした。
この日の出席者は、S5名、A8名、T3名、B7名 計23名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・ドーソードの音形によるリップロール練習(巻舌、”vvvvvv”、パラフィン紙でもOK)。音程によらない連続性のある音進行を目指します。高音(ソ)の前にそれより高い音を意識してから下がる途中に高音(ソ)があるように歌うと高音だけ飛び出ない歌い方ができます。
・スタカート練習。ドーミーソード↑ソミドー(↑はオクターヴ上の印)の音形で「ハ・ハ・・・」。下腹部の緊張をスイッチにして目のライトが点くイメージ。力を入れるべきところはお腹の方で上体はその反動でハッと力をいれずに声がでる。スタカートを喉でコントロールしない訓練。(熊のぬいぐるみをズボンのお腹の部分に挟み込んで実演くださいました)
・前項と同じ音形で「イーエーアーオーーウー」。お風呂でアヒルのおもちゃをゆっくり沈めるイメージで高音を出す。沈めたままの下腹部意識のまま後半の下降音も発声する(緩まってしまわない)。
・ドミレファミソファレドーの音形で「イエアオウ」。慣れた音形ですがアヒルのおもちゃを使った下への意識と上体を委縮させない上へ広げる意識に注力。
以下、Yuki担当。
②君をのせて
※再演の決まった曲ですが、10か月歌っていなかったので思い出すための練習。
・漫然と歌い始めない。前奏からの雰囲気を受け継いで情景を歌に込めてください。
・14小節目のSop./男声はヤマをなめらかにつくった抑揚をつけましょう。
・練習記号Bからの男声主旋律は希望に満ちた気持ちでしっかりと歌う。
・31小節目の男声の入りは準備不足にならないように。直前にブレスしない。また、入りの「の」は「のォ」のように母音送りをして音が抜けないようにしてみましょう。
・35小節目の男声の入り「く」も前項同様です。早めに息を準備し「くゥ」と母音送り。
・37小節目の二分音符でdim.して次の「ちきゅう」からは内なる秘めた思いを込めて音量を落としかつ充実したレガートで歌いましょう。決して練習記号Cのように歌いあげない。
・49小節目最後の入りも「い」が聞こえてきづらいので「いィ」と母音送りで。
・62小節目(Coda)からは三拍目は四部休符があるように切ってタイミングを取ります。また、”fu”は普通の日本語の「ふ」で構いません。ただし、子音はきっちり聞こえるように。
・62小節目と66小節目のcresc.はしっかり。
・63小節目の前にブレスはとりますが音楽が切れるほどは取りません。また、最後の「Ah-」は響き(和声)を大切にし喉で押した発声にならないこと。
③いつも何度でも
※ハーモニーとスピードコントロールを意識して練習しました。
・68小節目の最後はフェルマータを入れない演奏をします。rit.をかけながら続けて歌唱に入りますので、Sop.も他パートのハミングも遅れないように腹筋と息の準備をしましょう。
・87小節目からのスピード遅れに注意。特にAltoは88小節目二分音符や89小節目の付点四分音符のような長い音符が長すぎてしまう傾向にあるので注意。ろうろうと歌い過ぎないように。
・107小節目のハミングが入り遅れやすいです。106小節目を切って(二拍目)、待って(「さよ」(三拍目)、入ります。四分休符二つ分に惑わされないように。
・鼻濁音大切に。特にアカペラに戻った112小節目「が=ンが」、116/118小節目「議=ンぎ」は大切にしましょう。
・118~123小節目のSop./Ten.の受け渡しで音が不正確になることがあるので引き続き練習していきましょう。
・127小節目からのSop./Alto/Bassは同音が続くが、128小節目のTen.の動きに合わせてハーモニー変化を感じて歌うと音程をキープしやすい。
④走る
※ここからは歌いなれをしていきますが、ハーモニー進行を中心に慣れていく練習です。
・子猫の一途な思いで走る様子を意識しましょう。(練習ではまだ速度を上げ切っていないので雰囲気を出すのは難しいですが「走る」の入り「は」と「るー」とのばすリズム感をキープすることが肝になります。主旋律パートも他のパートが刻むリズム感を感じながら歌いましょう。
・「走る」の「るー」は深い”u”の発音でしっかりのばし、音を受け継ぐように。
・11小節目までを音を中心にパート毎に確認。
・2小節目の女声は低いですがもう少し聞こえるとよいです。響き中心の意識で。
・次に38小節目までを全体練習。
・21小節目のAltoの入りは聞こえづらいので「いィ」と母音送りで歌ってみましょう。
・29小節目のBassは遅れ気味です。テンポキープを。(28小節目の二分音符でテンポ意識が止まっているようです。)
・39~43小節目までをAlto/Ten./Bassでドミソのハーモニーを感じながら移行する練習。
・以降を何度か繰り返して練習。Bassが106小節目でタイミングを見失うことが何度か起きましたが今後も練習して慣れてきましょう。
・最後にすべて通しました。(今回も通りました!)
⑤鍛冶屋のポルカ(Feuerfest!)
※しばらくは歌詞慣れをして声がまとまる練習をします。
・基本小節頭始まりの歌詞だが、7小節目のように6小節目の最後「ま」から言葉が始まる箇所は注意して歌いましょう。
・11、13小節目は切れない歌い方を。12小節目はべったりはのばしませんが切れ切れにはならない程度に軽やかに。
・25小節目の歌詞「かなどこ」は「かなとこ」と濁らず歌う。
・28~30小節目の「ゴォゴォ・・パッパッ・・」は裏拍始まりですが、音の動きとしては表拍のミファソソ#が大切になります。一方で裏拍のドドレミミを起点にすると音が正確に取りやすい。今はまだ音がバラバラなので今後も裏拍を起点に表拍を正確に動かせる練習をします。
・38~47小節目のTen.主旋律しっかりと目立たせること。
・45小節目はcresc.をかけるくらい強調して歌う。
・最初に戻った後の入りは落ち着いた雰囲気も戻しましょう。弱くはっきり、テンポも速くならないように。
・68小節目の最後の「カン」で金槌を打つポーズは取り立てて練習しない時でもクセづけておきましょう。
≪連絡事項≫
なし。
公募練習から(第3回:10月11日)
中高生の参加が見込まれていなかったため(実際には1名ずつ参加)、団員の積極的参加をお願いしましたが事務局以外の参加は控えめでした。
前回Yukiが休んだのでYamadaさんが進めてくださった練習記号G~Mの歌詞やドイツ語の発音について補足しつつ進め、595~610小節目まで音取りをしました。歌詞は631~646小節目の部分を残すだけになりましたが、Yuki担当の機会はないかも。
練習のポイントは次のとおり。
・発声練習において二重母音の歌い方を練習。
・ドイツ語のアルファベットでドイツ語らしい母音づくりを確認。
・練習記号Dではフレーズのヤマの感じか方、260小節目だけはノンレガートで歌う区別の付け方、母音を長く歌う(二重母音や語尾が「ン」は短くなりやすいので注意)
・練習記号Eでは290小節目の”ge-konnt”まで強さを保つこと、”der stehle”から弱くするが急に弱くし過ぎないこと、”wei-nend”は泣きながらの意味なので母音を長くレガートで。
・練習記号Gでは四分音符部分はベッタリ歌わず八分音符×2の同音という意識で歌う、321小節目からの二分音符は鐘の余韻のような響きで、”Gott”の”t”は二拍裏で”o”の反動で”t”が入るタイミング。
・411小節目からの男声合唱は歌詞の説明のみ。
・練習記号Mでは550、558小節目の四分音符内切りと574、590小節目付点四分音符外切りの区別を練習。
・595~610小節目では男声が神父さん、女声がエンゼルの音色で、600、608小節目は”der”と”ganzen”の間でブレスしない(“der”の前でブレス)、602小節目は内切り。
次回はYamamoto先生による初練習の予定です。
2025.10.4 (土)
三郷での花火大会が開催されたこの日、お知らせ花火の音を時折聞きながらの練習でした。夜の花火は無事開催されたようです。練習前には雨も降り、足元の悪い中練習参加お疲れ様でした。
この日の出席者は、S6名、A9名、T3名、B7名 計25名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・オクターヴ往復によるリップロール練習(巻舌、”vvvvvv”、パラフィン紙でもOK)。腹筋を常に意識して上体はリラックス、呼吸は安定させて発声する訓練。特に注意したいのは音の高低に依らない身体使いです。
・ドーミーソード↑ーシラソファミレドー(↑はオクターヴ上の印)の音形で「イーエーアーオーーーーーーーウー」。ポイントは三音目ソの裏拍(「ア」の裏拍(「オ」の手前)で特に体の軸を下げるように歌うこと。
・ドミレファミソファレドーの音形で「イ」のみ次に「エ」のみで発声練習。苦手のイ段、エ段のが日本語の話し言葉のように平たい発音にならないように口腔の広さを意識して発声。
・ハーモニー練習8音まで。
以下、引き続きYuki担当。
②さんぽ~となりのトトロ
※最終盤にテンポが緩まないクセ付けのための練習をしました。
・82小節目の二分休符はテンポそのままでしっかりカウントすること。
・同じく二分音符も同じテンポで83小節目のAh-に向うこと。ここは納める感じではなく派手に盛り上げて終わるイメージを持ちましょう。ピアノ伴奏の左手オクターヴのトレモロの雰囲気と合うように。
・上記を体にしみこませるため、セーニョで戻った後の65小節目以降を繰り返し練習しました。
③ナウシカ・レクイエム
※これまでうやむやになっていた練習記号F以降の音取りをしました。
・繰り返した後の練習記号Dからパート毎に音の確認をしました。
・Hum二分音符や四分音符は音符の長さの中間では響きだけで減衰するように歌う。長く”u”を続けたると重すぎるし、鼻歌にように腹筋を使わないと短く切れて聞こえるので注意しましょう。
・練習記号Eの”Lan”の四分音符スタカートも前項と同様、音符の長さの中間では”n”の響きに変えましょう。この時に腹筋が緩むと響きもなくなって切れて聞こえるので注意。(練習記号Fの”Lu”も同様です。
・二分音符の”La”は終盤には”n”の響きだけの音を入れてベッタリとさせないように。
・”Hum”や”La(n)”、”Lu”、”Ah-“と歌詞が変わることで語感のもつ雰囲気の違いを大切に。
④走る
※合宿以来の練習となったので後半中心に確認をしました。
・「走る」の「るー」は深い”u”の発音でしっかりのばし、音を受け継ぐように。
・11小節目までを音を中心にパート毎に確認。
・次に38小節目までを全体練習。
・39~43小節目までをAlto/Ten./Bassでドミソのハーモニーを感じながら移行する練習。
・51~64小節目までを全体練習。54小節目からの「走る」は入る順にBass上→Ten.→Alto→Sop.と指揮者が指示をします。その後3回の「走る」で女声は”Ah-“になります。指揮者がタイミングを出しますので指揮を視界に入れて歌ってください。
・101小節目以降をパート毎に確認。
・114小節目以降のmoremdoはsenza rit!とあるので遅くせずに弱めていきます。テンポキープしましょう。その間、”u”の響きが大切です。”u”も「るー」も深めの響きで。
・最後にすべて通しました。(通りました!)
⑤鍛冶屋のポルカ(Feuerfest!)
※演出の説明をし、合宿で確認した後半を中心に練習しました。
・団員の演出は最後の「カン」だけハンバーを打ち下ろす動作をする。
・63小節目から最初に戻った後は二番歌詞のみとする。
・38~47小節目をTen.中心に練習。主旋律しっかり目立たせること。
・全体テンポは歌詞を聞かせるため決して急がない。テンポが速くなっていきやすいので注意しましょう。口をはっきり動かせて歌いましょう。
≪連絡事項≫
① 練習スケジュール(10/4版)配布
② 昨年演奏した「君をのせて」を構成の都合(シメが欲しい)で再演します。昨年の楽譜が使えない状態の方Iribeさんまで連絡ください。
2025.9.27(土) 文責ピンチヒッター : T.Sue
今日は、ユキ先生が急遽お休みとなり、発声練習のメンサー先生に合唱練習もご指導いただきました
この日の出席者は、S3名、A6名、T2名、B6名 計17名。
残念ながら団発祥依頼はじめてと思われる20名以下の練習となりました
以下、メンサー先生の指導
①発声練習
マヨネーズの空き容器のモデルを意識して横隔膜より下の筋肉から肺の空気を安定して押し出すように・・・と何時ものとおり
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」
・さらにはじめての練習として
ドソドソドの音階で、vvvvvvなど各自できる範囲での発声で音と音の間を大切にしてドソドソドの各音が目立たないような流れをつくる?練習 不満足な結果でした・・(上手く表現が出来なくてスミマセン これもお腹を使ってということ)
(ベースNakamuraさん曰く「次の音の前ではなくその時に力が入ってしまいがちで、滑らかに繋ぐのがなかなか難しい」と)
・さらに、以前から練習の高音の時には、逆に下方に引っ張るように発声する練習(下方へ 喉ぼとけを下げるような筋肉の使い方)
(この発声については、本日のジブリ曲の練習でも随所で指導があったように思います。お腹を使っては、今日、何度聞いたことか・・・マヨネーズの空き容器を使って)
②世界の約束 一応最後まで・・・
・5~6のHum. 6への流れは、発声練習の最後に実施の高音への移動で、お腹からの声でやさしく
・14~17 は、一文なのに途切れてしまう 同様22~23へも・・・
・25~26 お腹を入れて・・・
・B 31~ は、今までと一緒では面白くない Aとの違いを
・43 「はじめて・・」は、お腹の底からの声で
・45以降のla la la la は、やはりお腹からの声を・・・laの一つ前の言葉は、少しおろそかになっても?次のlaに備えることが必要・・・
・131~ 腹筋を使って緩めない
③ナウシカ・レクイエム この曲も最後まで・・・
・2ページの3拍の裏から出るソプラノ・アルトの箇所の「テヌート」の意味を・・・・四分休符は、休みと思うな お腹に力を入れて次への準備をする
・10の休符の後のLaは、全員一体になる雰囲気で
・18のクレッシェンドは、お腹を入れて、次のBのアクセントにつなぐ
・42 テナー 4拍目から次の1拍目への流れへ(4拍目の重要性?)
・全体の印象 歌詞がないと言ってタンタンと歌うのでは面白くない
④さんぽ~となりのトトロ
・A 元気で明るくとても良いのだが・・・8 10 12の付点二分音符が抜けてしまう この伸ばしに楽しさが隠れていることを意識して欲しい
・47 ソプラノ・ベース しょぼんとしてしまう、盛り上がり無し
(一応最後まで歌うも、少々時間切れ)
気が付いた点のみ書きましたが、ユキさんのように余裕をもって記憶できませんでした 自分のパートで精一杯 不十分な点は、ご容赦を・・・
≪連絡事項≫
・本日の公募練習、高校生が欠席なのと、ユキ先生が欠席なのでできるだけ多くの方の参加をお願いしたい・・・
公募練習から(第2回:9月27日)
2回目の今日は、ユキ先生の突如の欠席で、団のヤマダさんが代役を務められました。 ご苦労様でした
今日は、高校生が欠席でしたが、小学生(4年生?4人)が参加、その一生懸命さに感動しました。 中学生も6人?ほど(ベースに1、あとはソプラノ)参加しましたが、こちらは、練習もしているようで堂々たるものでした 楽しみです。
練習は、最初のFreudeからM(男声合唱を除く)まで、最初に読み合わせ、そして各パート別練習、まずはソプラノ→アルト→アルト・ソプラノ→テナー(全員経験者のため軽く)→ベース→テナー・ベース→最後に全員で、のペースで練習しました。
発声については、ドイツ語らしくなるためには、口を縦に空けることを推奨しています。
アルトからGについて、追加練習の要望があり、練習 最後にMを全員で歌って終了となりました。
2025.9.20 (土)
猛暑から解放され小雨も降りましたが凌ぎやすい天候でした。久しぶりにピアラシティ交流センターの体験学習室Aでした。響く部屋なのでYamamoto先生から今年は特に演奏会前にはこの場所での練習が望ましいとの発言がありました。
この日の出席者は、S5名、A9名、T3名、B7名 計24名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。この練習は口周りや上体を安定的に使う訓練です。”v”はリップロールやパラフィン紙を使った練習と同様に発声し、”I”も”e”も”v”と差のない発声を心掛けましょう。
・ドーミーソード↑ーシラソファミレドー(↑はオクターヴ上の印)の音形で「イーエーアーオーーーーーーーウー」。ポイントは三音目ソの裏拍(「ア」の裏拍(「オ」の手前)で特に体の軸を下げるように歌うこと。
・前項を「イ」のみ次に「エ」のみで発声し、イ段、エ段の発声を練習しました。日本語の話し言葉のように平たい発音にならないように。
・ハーモニー練習9音まで。拍数が多くなってもそれまでと同じようにしっかり発声しましょう。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②ナウシカ・レクイエム
※深い響きを感じて発声する練習及びこの曲での響きの持たせ方の練習の後、練習記号Eまで音取りを進めました。
・まず次の要領で体の空間を共鳴箱として感じながら響きをつくる練習をしました。
1)ソファミレドーの音形(女声はト音譜表第二線のソから、男声はヘ音譜表第四間のソから)で一音ずつ下げて一オクターヴ分まで。各回音が低くなるほど響きが豊かになることを感じながら歌います。音の正確性は二の次で、低くて出なくなっても出たつもりで体の空間に響いているイメージで続ける。
2)ドレミファソーの音形(女声はト音譜表の下のドから、男声はヘ音譜表第二間のドから)で一音ずつ上げて一オクターヴ分まで。高くて出ないところはファルセットでもよい。無理して音の正確性を求めないこと。毎回音が高くなるほどやさしい響きのみを追い求めるように歌う。
・次に次の要領で響きづくり練習をしました。これはこの曲の練習記号Cからの歌う方の基本となります。
1)一小節二分音符+二分休符でソラシドの音形で”La-(n)”。二分音符の途中から鼻に抜ける響き(n)だけにし、二分休符の頭でふわっと切れるように歌う。
2)同様に一小節(四分音符+四分休符)×2で。
3)更に同様に一小節(八分音符+八分休符)×4で。
・上記の実践として、Sop./Alto/Bassが24~27小節目を練習。次にTen.の練習。音符の長さ分響きが減衰しながら残るように歌う。Ten.の”Lu”も”u-“がべったり残らず響きだけ残すように歌いましょう。
・この部分、響きだけがあちこちから聞こえるような雰囲気を作っている。各パートから代表者が前で聞いて体感。響きのつくりは比較的うまくいきましたが、タイミングが揃っていなかったのは練習必要。
・28~31小節目はまずAlto/Ten.でハーモニーを確認しました。ここは滑らかに歌う。
・次にSop.の”Lan la・・”も24~27小節目のTen.と同様な響きで歌って、Bassの音確認の後、全パートで歌いました。
・同様に32~35小節目も練習。その後28~35小節目を通して歌いました。
・練習記号Eの音取りをしました。二分音符の”La”も響きだけ残す歌い方にする。
・40小節目の繰り返しは練習記号D(32小節目)に戻ります。
・響きの作り方の区別を感じるため1~4小節目の”Lu”を練習。こちらは四分音符=八分音符+16分音符+16分休符のイメージで歌う。
・冒頭~練習記号Bのスタカートは音の入りはぼんやり入ってすぐに響きが膨らんで後に減衰するが、練習記号Cからは入りはハッキリさせ音符の半分くらいまでで響きだけにします。この区別をつけましょう。前者は重い足取り、後者は軽快な足取り。
・練習記号C以降はテンポキープ。速度がゆれないように。
・特に練習記号Eでは全パートがテンポを守らないとバラバラになってポリフォニー的な動きの面白さが出ない。
・練習記号C~Eを歌ってこの日のこの曲の練習は終わり。
・46~49小節は上からSop.、Alto1、Alto2とします。
・この曲の最後は男声を含めたアレンジを付け足す予定です。
③もののけ姫
※響きを意識する練習をしました。
・7小節目は深めの響きで、日本のお寺の深い竹林からゆっくり風が抜けるように。
・練習記号Aはmp(メゾピアノ)だが力強さが欲しい。
・17~24小節目は内なる強い響きをもって歌う。
・25~30小節目の歌詞の切れ目注意。
・31~33小節目のf(フォルテ)はしっかり強くはっきりと。半面33~36小節目のmf(メゾフォルテ)はかみしめるように一段声を落としてレガートに。
④さんぽ~となりのトトロ
※時間も限られていてさっと通しました。
・19小節目Bassのcresc.ははっきりと強くしていきましょう。
・56小節目のcresc.はしっかり強めましょう。
・65小節目の”la la la”(Sop./Ten./Bass)は最初の”la”が強くなるよう、64小節目の四拍目裏でしっかり切ること(なだれこまない)。
・繰り返し慣れましょう。76小節目からは練習記号C(38小節目)に戻る。77小節目からは練習記号D(58小節目)に戻る。戻った後は1番歌詞で。その後74小節目から78小節目に飛ぶ。
・82小節以降はテンポが遅くならない。強く華々しく終わる。
≪連絡事項≫
① 配付:「第3回越谷ニューイヤー第九演奏会」御出演のお願い。(Yamamoto先生)
② 配付:合宿会計報告。Iribeさんから報告(監査Akasakaさん)
③ 第一部構成が決まりました。
曲順:1)ナウシカ・レクイエム
2)世界の約束
3)さんぽ~となりのトトロ
4)もののけ姫
5)いつも何度でも
6)やさしさに包まれたなら
7)君をのせて ※
※第一部に「シメ」になる曲がなかったので昨年のジブリ曲を入れたい、とYamamoto先生から提案がございました。その場では特に異論は出ませんでした。
楽譜は各自が持っている昨年のものを使う予定です。他の楽譜と結合させたと思いますのでご確認ください。楽譜を持っていない(今年入団や破棄)、あるいは汚損して使える状況にない方Iribeさんにご相談ください。
2025.9.13 (土)
合宿後の初練習。合宿の成果は発揮されたでしょうか。合宿に参加できなかった方々に「おっ!」と思わせたかな。療養されていた方が戻ってこられ、演奏会まで残り半年、後半戦の良いスタートが切れたかと思います。
この日の出席者は、S5名、A8名、T4名、B6名 計23名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。マヨネーズ(あるいはお好みソース)の空き容器のモデルを意識して横隔膜より下の筋肉から肺の空気を安定して押し出すように。また、息継ぎは腹筋を緩める一瞬のみでできるように。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。この練習は口周りや上体を安定的に使う訓練です。”v”と”i”にあまり境を作らないように練習しましょう。
・前項を受け「vvvvvvvvvvvviiiiiiiiiiiii-」と”v”と”I”に絞って練習しました。
・前回ご指導の喉ぼとけを下げる意義の解説。響きを出すためには上体や鼻腔を上に引き上げて共鳴空間を広げる意識ですが、他方、音が出る声帯周りは可動域を詰めてしまわないよう逆に下げる意識を持って発声します。体の外周は上へ、中軸は下へ。
・前項の実践練習として、ドーミーソード↑ーシラソファミレドー(↑はオクターヴ上の印)の音形で「イーエーアーオーーーーーーーウー」。ポイントは三音目ソの裏拍(「ア」の裏拍(「オ」の手前)で特に体の軸を下げるように歌うこと。
・第九の練習記号[G]の313~314小節目を使って響きの作り方とフレーズ意識の練習。Alto/Bassはお経のように同音をすべて同じように歌ってしまわない。歌詞フレーズやSop./Ten.の音形を意識しましょう。Sop./Ten.は八分音符2つごとに切れ切れな発声にならないこと。歌詞フレーズを意識してもっと長い流れを意識しましょう(Altoの八分音符×2のところも同様)。
・前項を意識して313~320小節目を歌いました。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②ナウシカ・レクイエム
※音取りも兼ねて中間部の響きの作り方をみっちり練習しました。この曲の肝になりますので体に覚え込ませましょう。
・冒頭次の要領で響きづくり練習をしました。
1a)二分音符でソの音で”La-(n)”。二拍目では鼻に抜ける響き(n)だけにします。「ン」と言ってしまわないように。
1b)同様にソからド↑まで”La-(n)”を繰り返しながら四回で音を上げていく。
1c)同じくソからドまで”La-(n)”で繰り返しながら五回で音を下げていく。
2a)四分音符+四分休符でソの音で”La-(n)”。四分休符の頭で鼻に抜いた後響きを切る。
2b)同様に1b)の通り音を四回で上げていく。
2c)同じく1c)の通り音を五回で下げていく。
3a)八分音符+八分休符でソの音で”La-(n)”。八分休符の頭で鼻に抜いた後響きを切る。
3b)同様に、四回ずつ繰り返しながらソからド↑まで音を上げていく。
3c)同じく四回ずつ繰り返しながらソからドまで音を下げていく。
・上記の実践として、まずAlto/Bassが24~27小節目を練習。Humの二分音符の長さでうまく鼻に抜いて響きを保ちます。鼻に抜く際に腹筋を弱めてしまうと響きが切れて聞こえるので注意しましょう。
・次にSop.の24~27小節目の練習。四分休符の頭で鼻に抜いて切る。長さのタイミングを正確に。
・そしてTen.の24~27小節目の練習。”Lu”ですが四分音符は八分音符の位置で鼻に抜けるように響かせ、八分音符はその半分で鼻に抜く。
・24~27小節目を全体歌唱。misterioso(神秘的に)の表現としてどこからともなく遠くの方のあちこちから聞こえてくるように合わせていきます。この部分はTen.のタイミングに他のパートが合わせる意識を持ちましょう。
・28~31小節目はまずAltoから練習。スラーがかかっているところはやさしく滑らかにつなげて歌う。
・Ten.も同様で音符ごとに切れた感じにならないこと。Ten.音取り後、Alto/Ten.でハーモニーを確認しました。
・次にSop.の練習。24~27小節目のTen.と同様な歌い方になります。こちらの方は後半を鼻に抜く音が”Lan”と表記されています。
・Bassの音確認をした後、28~31小節目を全体合唱。
・練習記号[D]についてAltoも28~31小節目のSop.と同様に練習。
・次にこの部分のSop.練習。四分休符の頭で鼻に抜いて切ります。
・この部分のTen.練習。24~27小節目のAlto/Bassと同様。35小節目は音符の半分の長さで鼻に抜くように歌います。
・Bassはこの部分は24~27小節目と同様なので改めては練習せず、全体歌唱。
・最後に練習記号[C][D]を通して歌いました。
・音が上下に飛ぶ箇所は音がまだ不安定です。音の高低によって発声が安定しないことによりますので気をつけて練習していきましょう。
③いつも何度でも
※この日はポイントを絞って練習しました。
・87~94小節目のTen.とAltoの絡みを確認しました。Altoは全体的に長い音符で遅くなる傾向があるので注意。特に89小節目の二拍目裏に「た」のタイミングが遅れて全体にバラバラ感が出てしまうのでテンポキープしっかりと。
・87~94小節目ではSop/Altoとも主旋律Ten.の流れ(テンポ感)に合わせましょう。
・次に94~106小節目をパート毎に練習。Sop.は音符毎に刻んだ歌い方にせず、なめらかに歌詞フレーズを大切に。Altoは99小節目の「くー」は少しだけdim.をかけて次の「両」が区別しては入れるように。また、102小節目はrit.がかからないように。Ten.は言葉の切れ目は上手に歌えているので、102小節目の「いだけ」を急いてしまわないこと。Bassは98~102小節目は言葉がくっきりするように歌うこと。
・Altoは93小節目の最後の「る」にf(フォルテ)が書かれているが、短めに切って94小節目頭の「は」にf(フォルテ)が付いているとして歌いましょう。
・最後に94小節目から105~106小節目のrit.の遅め方を経て107小節目以降に入るところを確認して練習終了。
≪連絡事項≫
① 合宿に参加されなかった方へ配布物。楽譜「ナウシカ・レクイエム」。
② 合宿に参加されなかった方へ配布物。2026年末(冬)第一部選曲に関わる資料。
資料の上半分は昨年実施した2026年3月(春)の第一部選曲に関する投票結果。下半分は現在取り組んでいる第一部曲目含めた直近5回の第一部曲目。
これらの情報を参考にして推薦曲がございましたら次回目途にIribeさんまで提出ください。
公募練習から(第1回:9月13日)
今年もいよいよ公募練習がスタートしました。この日は学生さんが多く来られることから三郷第九合唱団員の参加は自粛としましたが、一般公募・合唱連盟団員がほとんどなかった(4人)のでごった返すことはありませんでした。ただ、初回なので事務手続きがたくさんあったので事務局のみなさんお疲れさまでした。
本日の練習はYukiが担当。冒頭に今年のテーマの基本である「ドイツ語らしく」をお話し、「ほかんだよりNo.26」の動画サイトを紹介しました(配布)。
その後、テーマに沿ってアルファベットで母音の響きを確認し、歌詞の読み合わせをしながら練習記号[D]、[E]まで練習を進めました。特に母音の長さ、二重母音の二母音目の位置を注意しながら練習しました。
2025.9.6 (土)~9.7(日)合宿練習
台風一過の気持ちの良い晴天の中、合宿を無事終えました。総練習時間は発声練習を除いて6時間50分あり、通常練習での同じ時間(1.5時間)の一に取り組んだことになります。ここに細かく書くことは不可能ですし、順序も怪しいですが少し記事にしてみます。それにしても二日続けて練習すると練習効果がよく表れると感じました。一週間後も効果が持ち堪えてくれると願って。。。
団員参加者は、S4名、A8名、T3名、B6名 計21名でした。
合宿の練習テーマは「曲のイメージの違いを楽しめるようになろう」と「音やリズムを確実なものに」の2点で、これらは暗譜の基礎作りと位置付けるものです。
宿についてからすぐの練習は昼食時間が情報の行き違いのため予定より30分短い30分だけになったので、発声練習は長時間バスで移動したからだをほぐす程度で少し声出しをしてYamamoto先生による課題出しに移りました。
課題として、曲による次の二種類の基本イメージの違いを明確にと話がありました。1)裏拍リズムのイメージを持つ(やさしさに包まれたなら、さんぽ~となりのトトロ)、2)ひたすらレガートのイメージを持つ(いつも何度でも、世界の約束、もののけ姫)。1)の例として「やさしさに包まれたなら」を、2)の例として「世界の約束」を歌いました。
続いて新譜「ナウシカ・レクイエム」の練習を開始しました。
・この時間では10小節目までの音取り。
・スタカートの”Lu”の歌い方は、音の頭で当てずに押し込む歌い方。重い響きで。
パート練習のあと、ティータイムを挟んで合唱祭曲からまず「いつも何度でも」の練習をしました。(この曲は第一部の曲でもあります)
・69小節目は二拍振ってからSop.は歌い出します。(ただ、合唱祭と3月の第一部とてタイミングの取り方が変わらないようにしていきます。)
・70小節目のB.F.は入り遅れないよう、69小節目のSop.を歌うくらいのタイミングで準備すること。
・77小節目のAlto/Ten./Bassは歌詞に変わるが、それまでのB.F.のハーモニー感を維持して歌うこと。
・87小節目からのテンポアップに注意。雰囲気を変えることを楽しみましょう。
・105小節目からrit.がかかり、107小節目以降は急がないこと。雰囲気を序盤に戻す。
次に鍛冶屋のポルカ(Feuerfest)の39小節目以降の音取りをしました。
・48小節目以降は裏拍リズムが多用されているので飛び出ないように注意。
・63小節目D.S.は最初に戻る。その後の繰り返しは二番歌詞のみとする。その後の37小節目の後は64小節目でエンディング。
合唱祭向け練習の最後は「走る」。
・ゆっくりテンポで区切りながら音の確認をしました。
・39~43小節目のAlto/Ten./Bassのハーモニー(ドミソのドがBass、ミがAlto、ソがTen.)を維持することを一音ずつ確認しました。
初日の最後はYamamoto先生による合同練習。
さんぽ~となりのトトロの練習。
・「さんぽ」はとにかく軽やかさを失わないように。
・13小節目からのmp(メゾピアノ)は子供のないしょ話的なかわいい秘密感をもって。
・それが19小節目からのcresc.で楽しくて周りにしゃべってしまって広がっていく感覚で。
二日目は発声練習から。ドミレファミヲファレドの音形で「イ」だけ、次に「エ段だけの響きを意識した練習をしました。音形や音の高さによらず力の抜けた「イ」、顔を斜め後ろに引き上げたような「エ」をイメージ。
発声に引き続きパート練習。その後、合唱祭曲の練習をしました。
まず、「走る」で65小節目以降の音取りをしました。
・歌詞慣れのために65~88小節目の主旋律のみの練習の後、全員で歌いました。
・101以降をパート毎に練習して全員で合わせました。
・105小節目から次第に音量を上げていき、110小節目でMaxに。休符を一小節挟んで急に遠くへ走り去ったように小さく歌う。ただし聞こえなくならないよう音を集めるように。
・最後にすべてを全員で通しました。(初めて通りました(拍手))
続いて「Feuerfest」は最初から歌詞になれるため歌っていきました。
合宿最後はYamamoto先生の合同練習。
まず「第九」をドイツ語らしく歌うためのお話が改めてありました。それに倣って母音が身に書くなりやすい263~264小節目をゆっくりテンポで確認しました。その後、練習記号[G]を使って母音の長さ、フレーズ最後の語尾の子音のタイミングに気をつけて歌いました。
ドイツ語らしさの主なポイントは、1)母音は長く(二重母音も一母音目が長い)、2)音節の後ろの子音は次の音節にひっかけるように、3)üは「ウ」や「イ」に寄らない中間音、4)フレーズ最後の子音は内切り、外切りを使い分けてタイミングを合わせる。
次に「ナウシカ・レクイエム」の音取りを27小節目辺りまで行いました。
・冒頭は重々しく(stentando)。
・練習記号[B]は冒頭の”Lu”とは異なり、叩きつけるようなはっきりとした強さをもって。
・20~22小節目のBassは強さが欲しいので、上の音域が得意な人は上の音符を歌う。
・練習記号[C]は神秘的に(misterioso)。
・28小節目のSop.はinnozente(無邪気に)。幼い感じとは違う。
・練習記号[C]のテヌートの”hum”は当面B.F.(口閉じ)で。ベターと二分音符をのばすではなく、最初を押した後は響きでのばすように。
最後に「もののけ姫」で合宿を締めくくりました。表情付の練習でした。
・20~24小節目のTen.主旋律にBassからYuki、Nakamura両名が加勢。
・30小節目は弱くなっていかないこと。
・31~33小節目の「もののけたちだけ」はひとつずつはっきりと歌い、33~35小節目はレガート感をもって歌う。
・35小節目は不協和音の緊張感から36小節目で安定感にかわるハーモニーになる。このためAltoは音が変わっても母音を言い直さないよう滑らかに移行すること。
・二番歌詞の「ルルルル」は一番歌詞以上に感情豊かに。
≪連絡事項≫
① 配布物 新譜「ナウシカ・レクイエム」
第一部の曲で保留検討中だったものですが演奏曲目として加わりました。
② 「Feuerfest」の楽譜を谷折りに綴じ直し、繰り返しが見やすく変えています。合宿不参加等で未実施の方はIribeさんにご確認ください。
③ 9/13から公募練習が始まります。ただ、団員については当面は事務局としての参加とします。団員の応援参加については改めてお知らせします。
2025.8.30 (土)
この夏最高の暑さになりました。ご参加の皆さんお疲れさまでした。
この日の出席者は、S4名、A9名、T3名、B7名 計23名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。息継ぎは腹筋を緩める一瞬のみでできるように。
・5拍中に3回腹筋を入れ直すことを「うまい・酒が・飲めるぞー」をイメージ(歌っているつもりで)して練習。歌詞や音形に捕らわれずに息を安定して使う訓練です。
・ドミレファミソファレドーの音形で「イーエーアーオーウー」。イとエの発声に注意。
・リップロール(できない人は”vvvvvv”や巻き舌、パラフィイン紙)でオクターヴ往復の連続音で音域を広げる練習。最初に低音方向に下がっていき、後半は高音方向。音が出ない領域に入ったら無理に出したりオクターヴ変えるのではなく、出ているつもりで体の訓練をしましょう。
・ハーモニー練習、6音まで。
以下、Yamamoto先生ご指導。
冒頭、声帯ストレッチを行いました。発声練習で実施しているのは息づかいから体づかいを意識したもの。一方でこちらは音の高低での響かせ方を安定させる体づかいを意識したものです。これらは自主練習が基本になります。集合練習では多くの時間を割けませんが、しばらくは慣れのために少しだけ扱っていきます。
後者の練習の概要は次の通り。
・男声は中央ド(ト音譜表の五線の下のド)、女声はそのオクターヴ上(ト音譜表第三間)からド→シ♭→ラ→ソ→ファと移動ドのソファミレドのように下行し、順次半音ずつ下げてオクターヴ下まで「Ah-」で歌います。その際、下行に従って響きが豊かになるように(楽譜上はcresc.が書かれましたが強くするイメージではありません)。
・次に、女声は中央ド(ト音譜表の五線の下のド)、男声はそのオクターヴ下(ヘ音譜表の第二間)からド→レ→ミ→ファ→ソと上行し、順次半音ずつ上げてオクターヴ上まで「Ah-」で歌います。その際、上行に従って響きが頭に向って洗練された響きになるように(楽譜上はdim.が書かれましたが弱くするイメージではありません)。
②第九
※冒頭に長い期間歌いなれてくるとクセやブレ(ザツさ)が出てきて、より上を目指すことが難しくなってくる。このため一度リセットして基礎から積み上げ直すこと大切というお話がありました。それを受けて今年のテーマであるドイツ語らしい響きから母音の長さと子音を立てる練習としました。
・練習記号[D]257~260小節目を使い倍の遅さで母音を十分伸ばし、音節の最後の子音は次の音節や単語の直前に付ける練習 (ダー・ィネー、ツァー・ゥベー、ル(r)ビー・ン(n)デー、ン(n)ヴィー・ディェー、ル(r)ヴァー、ス(s)ディー、モー・デー)。なお、”streng geteilt”は逆に切れ味よく歌う(シュトゥレンー、ゲー・タイルト(lt)。)
・同様に続きから264小節目まで。(アー・ル(l)レー、メー・ン(n)シェー、ン(n)ブリュィー・ディェ、ル(r)ヴォー・ダー、インザー・フ(f)テー、ル(r)フリュィー・ゲー、ル(i)ヴァー・ィルト(lt)) 特に「Menschen」「dein」は最後のnが早く来やすいクセの人が多いので、このような訓練でクセを直していってみましょう。
・上記を中間スピード、最後に通常のスピードで練習しました。
・同じ個所を上記に加えて単語の入りの子音と語尾の”t”を立てるように歌いました。
③やさしさに包まれたなら
※第一部は第九のようなクラシックな立派な発声よりもノリを大事にした軽い発声が求められる。とは言え、合唱団として合唱する発声は求められます(上体だけの発声では響きが失せて聞こえません)。特に、この曲ではクラシックな発声が必要な箇所があります。この先生からのお話を受けて、クラシックな発声が必要な箇所を練習しました。
・30~32小節目で特に32小節目に入る直前のcresc.からフォルティッシモ(ff)で強い響きをもった発声できるよう練習しました。内切りの最後まで弱くならないように。
・上記の部分はSop.下の楽譜はAlto上が歌い、Alto上の楽譜のところは歌わないことを改めて確認しました。(以降も同様な箇所については同じ)
・上記をパート毎に練習し、その後全パートで合わせました。
・同様に、58~61小節目の練習。59小節目の二分音符は四分音符分で外切りし、二拍目に四部休符があるかのように歌う。また、61小節目は最後(三拍分)まで減衰せずに強く響かせること。
・最後に通してこの曲の本日練習を終了。
④いつも何度でも
※ハーモニーを意識する練習をしました。主旋律を含め溶けあうような響きで歌えることを目的にした練習でした。「溶けあう」とは決して小さく歌うことではなく深い柔らかさをもった声で歌うことで、自分だけが飛びぬけない”音色”を追い求めましょう。
・70~86小節目のSop.練習。イ段(エ段も)の発音がしゃべり音になっていると溶けあわないので注意。また、高い音から低い音に下りる時に意識が緩むのか音が不安定になりやすいと指導いただきました。
・70~77小節目のAlto/Ten./BassのB.F.の練習。Bassは音が下がっていく後半は響きを豊かに安定させましょう。
・77小節目でAlto/Ten./Bassは歌詞に変わるが、それまでのハーモニー感を維持して歌うこと。
・上記「かなしみ」はひとつの言葉です。「し」だけ目立つのではなく、その前の「な」で腹筋を作ってからつなぐように。
・この曲では時にビブラートはゆったり浅くやわらかに。
・81~86小節目はSop.にTen.が寄り添うように合わせる。一方で、83小節目からはAltoとBassが動きを合わせて全体ハーモニーを構成すること。
・最後に後続を続けて最後まで歌って練習終了。
≪連絡事項≫
① 配布物「2025年三郷第九合唱団夏合宿行程表」(裏面に役割分担表)。
これに基づき説明がありました。
9/6の各所の出発時刻は、三郷中央(8:00)、三郷文化会館(8:15)、さつき平(8:35)、吉川美南(8:55)です。出発時刻に遅れないようお集まりください。
② 配布物「練習スケジュール(2025/8/30版)。
2025.8.23 (土)
まだまだ猛暑が続きますね。
この日の出席者は、S5名、A8名、T4名、B5名 計22名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・5拍中に3回腹筋を入れ直すことを「うまい・酒が・飲めるぞー」をイメージ(歌っているつもりで)して練習。イメージするだけでも息を安定して使うことができなりがちです。歌っている最中にいかに体の楽器を安定させるかの練習が大切かを体験しました。
・ドミレファミソファレドーの音形で「イーエーアーオーウー」。イとエの発声に注意。
・リップロール(できない人は”vvvvvv”や巻き舌、パラフィイン紙)でオクターヴ往復の連続音で音域を広げる練習。最初に低音方向に下がっていき、後半は高音方向。音が出ない領域に入ったら無理に出したりオクターヴ変えるのではなく、出ているつもりで体の訓練をしましょう。
・ハーモニー練習(久ぶり)。8音まで。数が増えても拍数に気を取られず同じように発声できるように。
以下、引き続きYuki担当
②走る
※今回も前半を確認する練習をしました。音の安定さを保つため和音を感じる箇所も確認してみました。最後に後半への道筋を共有しました。
・12小節目までをゆっくりテンポから少しずつ速度を上げて確認しました。Bassの6小節目は移動ドでは直前を”シシラー”とすれば”ソドレ”という音になります。その後は”ソソファー”と続きます。
・26小節目4拍目から27小節目1拍目のSop./Alto/Ten.の和音を確認。”ファソシ”の不安定から”ドミソ”の解決和音になります。
・27小節目Bassは前項の流れから音を取るのは困難。自身の26小節目の「るー」の音を”ド”と見立てて「は」は”ラ”の音を取る。その後は”ラドシ(はしる)”となる。
・37小節目から53小節目の音の確認をBass→Ten.→Altoの順で実施。安定している37小節目の音から難しい39小節目以降の音の変遷に慣れる練習です。その後これら三声での練習(ここはBass/Alto/Ten.でドミソの和音を形成しながら動きます)。
・46小節目以降のTen.は上だけでよい。(下を歌いたい人がいても許容します)
・37~64小節目を歌唱して後半を88小節目まで体験。前半と異なる点は歌詞とそれに伴うリズムだけと解説。
③Feuerfest(かじやのポルカ)
※前回お休みも多かったので38小節目までの再確認とTrio部分の主旋律練習をしました。
・冒頭、歌の解説を補足しました。元はオーケストラ曲なので合唱曲としては知らない方も多い。ウイーン少年合唱団が歌っているのが有名だが歌詞は全く違い前半は金床が槌に対して同じ鉄でできている仲間なのにどうしてそんなに強く打つのかなど擬人化した内容で私たちが歌う日本語歌詞とは全く異なります。つまり、今回歌うのは訳詞ではなく日本語歌詞。作詞は中山知子さん、合唱編曲は石丸寛さん。
・14小節目までパート毎の練習後に2パート練習、全体合唱のようにアンサンブル。
・6小節目以降もstacc.とあり、5小節目と同様にスタカートで小気味よくリズミカルに歌うことを基本とする。
・11、13小節目の八分音符は弾まずに歌い、小節後半のcresc.をしっかり効かせる。
・12小節目の「はず」はスタカート演奏。「む」は長さのある歌い方をし、逆に14小節目の「ら」は短く切ること。
・15~38小節目をパート毎の練習後にアンサンブル。
・24~25小節目の「かなどこ」は「かなとこ」で歌うことにします。
・30小節目のmoltoは極端ではないが少しずつ遅くなるように演奏します。
・39~46小節目をTen.だけ練習しました。
・Trioはここでは「中間部」という意味です。
≪連絡事項≫
① 合宿費用(個人負担22,000円)は8月23日、30日に集金中です。
② 合宿役割分担については次週(8/30)に資料配布の上、説明します。
2025.8.16 (土) <2025.8.9は練習休みです>
不安定な天気が朝から続きました。稲妻も見え、雷鳴も轟きましたが、瑞沼での練習には影響がありませんでした(吉川は停電し、筆者の家では家電がいくつかリセットされてしました)。今年に入って初めてYamamoto先生とMensah先生が練習で揃いました。
この日の出席者は、S3名、A8名、T3名、B6名 計20名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・改めてお好みソースの空き容器にオイルを半分弱まで入れたもので発声の仕組みを解説。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。息継ぎに時間をかけないよう腹筋が緩んだことで自然に空気が肺に入ってくることを目指す。腹筋を複数回入れ直す際には歌詞をイメージして練習するとよい。
・ドミレファミソファレドーの音形で「イーエーアーオーウー」。音形に左右されない呼吸法で歌うこと。特に高音で苦しいと思うところはその前に腹筋を入れ直すようにしてみましょう。
・リップロールでオクターヴ往復の連続音で音域を広げる練習。リップロールができない人は巻き舌や”vvvvvv”、パラフィン紙を使ったものでもよい。今はリップロールにだけ注力したものになっているが、呼吸法も重ね合わせられるように。
・発声のイメージとして上方へ引き上げるのは気道をスムーズに通す体の形を意識するためのもので楽器の外殻づくり。一方で声帯の回りは一緒に上方へ上がると声帯の可動に無用な負荷をかけてしまうので、むしろ下方へ喉ぼとけを下げるような筋肉の使い方をする。ざっくり言うと外側は上方向に、中側は下方向にというイメージを持つとよい。
・第九の321小節からの部分を使って前項のイメージトレーニングとして歌ってみました。特に狙い過ぎの発声をしてしまうところは下方向を意識するために、足元に落ちているお札を気づかれぬように足で踏み隠すように(ダーンと踏んづけないし、強く踏みしめない)。
・前項について、特に、Sop.は324小節目のsteht、Altoは323小節目のsteht、男声はvor GottのGottをvorからの言葉としての連続性を出すためにイメージして発声しましょう。
以下、Yamamoto先生ご指導
②第九
※発声練習を受け、しっかり発声することのみを意識した練習をしました。第一部の曲は声楽的発声とは異なる面も必要ですが(いい加減に発声してよいのではなく、重要とする点が異なる)、第九は小細工の効かない曲なので発声の基礎が揺らいではいけないとのお話を改めていただきました。
※うまくいかなかったところをより良くしていく気持ちがないと上達はないとエールをいただきました。目指すプチ上達は団員それぞれで構いません。
・練習記号[D]を全フォルテ(f)で歌いました。それでも”Brüder”の”-der”が緩む、最後の”weilt”の母音で弱くなるというクセを指摘いただきました。ブレスの直前までしっかり歌いましょう。
・練習記号[E]もすべてフォルテ(f) で歌いました。クセで”weinend”で弱くなり、母音が短くなってしまいます。
・練習記号[G]も母音の長さに気をつけて歌いました。321小節目以降が音符の長さ分べったりはのばさないが、響きが切れてはいけない。余韻の部分で発声が緩むと響きがなくなって切れたように聞こえます。
・練習記号[M]も母音の長さを第一に歌いました。
・595~602小節目の男声練習。”Millionen”のスフォルツァンド(sf)はアテるのではなく、”-li-o-“まで強さを引っ張るように。また、”der ganzen Welt”はひと繋がりを意識しましょう。”der”と”ganzen”の間にブレスせずに歌えるように発声を整えましょう。
・次に女声も入って595~618小節目まで練習。606~607小節目”Die-“のアデるスフォルツァンド(sf)と608~609小節目”der ganzen”の引っ張るスフォルツァンド(sf)の区別を特に意識して歌いました。
・最後にフーガの練習。拍の感じ方の指導がありました。フーガでは付点二分を1拍でとらえ、一小節2拍で構成される。二拍目から始まるところは弱拍スタートで次の小節の一拍目にピークをもっていく歌い方をする(AltoとTen.の出だし(第二主題))。一方で、Sop.やBassの出だし(第一主題)は頭を強く歌いやすいが、四分音符が短く抜けやすい(発声できていない)ので四分音符も発声を保つこと。
③やさしさに包まれたなら
※Ten.が苦手とする25~27小節の練習に先駆け、リズムの感じ方の話がありました。
八分音符(♪)を「タ」、八分休符を「ッ」のように表現すると、2/4の二小節には次の四つのパターンがあります(小節の切れ目を「|」で表記)。
1) |タッタタ|タッタタ|
2) |ッタタタ|ッタタタ|
3) |タタタッ|タタタッ|
4) |タタッタ|タタッタ|
これらの区別は容易に強弱をつけて表現できます。
24~26小節の各パートも入り方によって表現が変わってきます。
Bass: 「に」を頂点として「やさしさ」はcresc.していく。「し」は四拍目なので頂点にしない。
Ten.: 「ッやさし」の次の一拍目の「さ」に頂点をもってくる。
女声: 三拍目の「し」に頂点をもってきて、リズミカルに。
・上述をもとにTen.、Bassが部分練習をした後、全員で13~32小節を歌ってみました。
・最後に全体を通してこの日の練習終了。
≪連絡事項≫
① 合宿費用(個人負担22,000円)は8月23日、30日に集金します。(再掲)
② 合宿概要についてお知らせ。
・練習時間について一日目は昨年度同じだが二日目は午前中のみとする。
・一日目夕食後は班対向ゲームと芸。一発芸、歌など披露希望はYamadaさんまで。
・二日目の昼食は帰路でとる。
・参加者各位の役割については次回もしくは次々回に発表します。
③ Bass Miyakeさんとのお別れについて代表より報告。ご家族のご希望により団からの弔慰金も出さないことになりました。練習前に黙とうをささげました。
2025.8.2 (土)
数日やや涼しい日が続いていましたが、この日から猛暑が帰ってきました。要請により?大型扇風機が瑞沼市民センターにて用意され、音は少しノイジーですが限定的なエアコンの効きがかき混ぜられ、風が当たる分暑さは若干緩和されました。
この日の出席者は、S5名、A8名、T0名、B5名 計18名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・リップロールで音域を広げる訓練はカット。継続的に実施してくれとのことでした。
・ドミレファミソファレドーの音形で「イーエーアーオーウー」。「エ」が「イ」に比べて口の開き方が下方に動き過ぎるとの注意がありました。また「オ」で下行音になった時に腹筋や口腔の緩みで響きが下向きになっていることを矯正するため最後までキツ目のパンツをゆっくり腹筋(おへそ)のあたりまで引き上げるイメージをもって練習しました。
・ドミソド↑ソミド(↑はオクターヴ上)の音形で「イエアオーーウ」。蛍光灯から垂れ下がっている紐スイッチを点く手前までゆっくり引くイメージで音形に捕らわれない発声を練習。
※上に引き上げるイメージや下に引くイメージはいずれも音形に捕らわれず、安定して発声するための意識練習です。この違いなどについての説明はTen.の参加者がゼロだったので次の機会となりました。
以下、Yuki担当。
②走る
※「はしる」の「し」抜きの制限を解除。ただし「は」と「る」をしっかり発声することでハーモニー進行を感じやすくし、今回も64小節目まで音を確認をしました。
・38小節目まで和音の流れが分かるようスローテンポで歌い、次第にテンポを上げていきました。
・39~41小節目前半までのAltoとBassの三度ハモリでの進行を確認しました。
・前項の三度進行が正確にできると、41小節目前半の「る」と後半の「は」は同じ音なので以降の音程が安定し、Sop.も正確な音で入りやすい。
・最後に最初から64小節目まで通して終了。初めて通りました。
③Feuerfest(鍛冶屋のポルカ)
※音取り練習を進めました。
・冒頭ウィーン少年合唱団の演奏例を聞きました。
・14小節目までパート毎に音取り。Sop.→Alto→女声→Bass→全体の順。
・言葉の切れ目を意識すると歌いやすい。
・14小節目の終わりから30小節目までパート毎に音取り。この部分もSop.→Alto→女声→Bass→全体の順。
・22小節目からは15小節目に戻る。「鍛え上げた」と繋がります。
・28~30小節目のSop.は「うなる」までは歌い、以降が休符。
・30小節目はテンポが少しだけ遅くなるのでタイミングは指揮を見ましょう。moltoはクレシェンド(<)への指示で「もっとcresc.して」という意味です。
④いつも何度でも
※テノールがいないのでハーモニーが決まりにくかったですが苦手ポイントを繰り返し練習しました。疲れかこの日はとっても音が下がりました。半音近く下がったことも。
・70小節目のB.F.は入り遅れないようSop.の歌い出しと一緒に準備しましょう。
・B.F.は鼻腔に響く音で。口から直接聞こえるとB.O.的な音色になってしまいます。
・77小節目Alto/Bassは歌詞になってもB.F.から雰囲気が変わり過ぎないように。
・85~86小節目のSop./Alto/Bassは同音ですが85小節目の終わりから86小節目の頭に向けて軽くヤマ(cresc.)を作りTen.の音の変化を支えるように歌いましょう。
・87~105小節目はスピードが落ちないようにしましょう。特にAltoは長い音符でテンポが落ちやすいので注意を。八分音符のリズム感を確保してみましょう。
・105小節目からテンポを落とします。107小節目以降は70小節目の遅さに戻りますので速くなっていかないように。
・127小節目からは更にテンポがゆっくりになります。ブレスコントロールを練習していきましょう。
≪連絡事項≫
① 合宿費用(個人負担22,000円)は8月23日、30日に集金します。
② Bass Miyakeさんの訃報が伝えられました。とても熱心に当団に尽くしてくださっていて、ご本人も復帰したいと強く思われていたことを想像すると残念で心が痛みます。
2025.7.26 (土)
朝から強烈な暑さで長く続いていることもあり、夏バテ気味の練習状況でした。先生からも適時からだを休めながら、座ったままの練習も個人判断で入れながら無理のないようにとお話がありました。
この日の出席者は、S4名、A7名、T3名、B7名 計21名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・リップロール(または巻き舌やパラフィン紙を使って)によりドからオクターヴ上のドまでの往復で音域を広げる訓練。最高音側も最低音側も少しだけ誰もが挑戦となる音までやっています。無理して声を出すのではなく、上体を楽に安定した息使いで声が出たつもりになる方が練習になります。
・ドミレファミソファレドーの音形で「イーエーアーオーウー」。「イ」と「エ」の響きを特に意識した発声練習としています。(もちろん同じ練習でも腹筋の入れ方、下行音の体の使い方など気をつけるテーマはいくつかありますが、今回は「イ」と「エ」に注力。)
・ハーモニー練習8音まで。8音で不安定になったのでパート毎にも確認しました。
※この時点ですでに集中力のなさを感じたのでYamamoto先生の冒頭のお話となりました。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②第九
※景気付けに合唱部分を練習記号[D]から最後まで区切りながら歌いました。
・上手に歌えるところ、うまく歌えなかったところを意識しましょう。この意識なしには向上はありません。
・なかなか練習機会の少ないマーチの男声合唱(411小節目~)は音誤りも出ました。今一度ご確認ください。
・練習記号[M]に限った話ではないですが、歌い切る力が最後まで持つように配分を考えましょう。この日の[M]は終盤失速して「歓喜」がしぼんでしまいました。
・苦手の650~654小節目は女声がかなり下がってきました。(先生苦笑い)
※ほとんど返し練習なしに歌いました。景気づけよりは疲れが勝った感じでした。。。
③やさしさに包まれたなら
※Ten.パートリーダ氏の希望により練習。これに伴い、この日は第一部の曲をすべて歌って脳内に呼び戻すことを練習テーマにしました。
・この曲に限らず「ジブリ」は多くの方々が知っているので、聴衆の期待値も高い。発想記号がしっかり出せないと曲の魅力が出せないので、その意識を持ち続けて練習しましょう。(このコメントは「世界の約束」の練習中にいただいたものですが、全曲に関するものなのでここで記載しました)
・13~20小節目をピアノ伴奏(指揮なし)でリズム感覚を養う練習をしました。
・25~26小節目のTen.のタイミングは最初はなんとかできましたが、繰り返し後、更には53~54小節目はバラツキました。引き続き慣れていきましょう。
・「メッセージー」の伸ばしの長さがあまりにもいい加減でした。長さの意味を感じましょう。
・この日は返し練習なしで終えました。
④世界の約束
※前週の効果もあって少しは思い出された状態でした。引き続き思い出し練習。
・5~9小節目のHumは良かったと先生よりコメント。揺れ感が大事。
・14小節目の入りはテンポを緩めない。さりげなく入る。
・14小節目から練習記号[A]の区間は伴奏の三拍子のリズム(1と2ぃ3ぁーん)を常に意識し、合唱は3ぁーん1を受け持つように伴奏との連携を感じて歌いましょう。
・練習記号[A]の区間では4小節毎のうち2小節目の頭(16、20小節目)に山のある揺れる波のように歌うこと。
・25小節目のcresc.はしっかり26小節目の頭までもってくるように。特に音が変わらないSop.とAlto下とTen.は緩まないように。
・練習記号[B]からは少しくっきり感を出すため子音を立て気味に歌う。
・14小節目がp(ピアノ)、22小節目がmp(メゾピアノ)、31小節目がmf(メゾフォルテ)、そして38小節目でf(フォルテ)が表現できるようにペース配分しましょう。
・AltoとTen.の「la la la」(特にAlto)が遅すぎる。三拍子のリズムを安定して感じましょう。
なお、45小節目、111小節目だけはrit.区間なのでスピードを少しゆるめるようテンポをリードしてよい。
⑤いつも何度でも
※一度全体を歌ってから課題となるところと返し(再練習)ました。
・87~105小節目はパート毎の役割による色を出し、後半にかけて盛り上げる。
・118~124小節目のSop.とTen.の「花も風も」の掛け合いがまだ不安定です。しっかり引き継ぎあいの意識をもって歌いましょう。
⑥もののけ姫
※一回歌唱してコメントをいただきました。
・30~31小節目の三拍は弱まらないようにして、f(フォルテ)で「もののけ」をしっかり歌うこと。
・33小節目の「もののけ」は内なる確信となるよう一段声量を落としつつしっかりと。
⑦さんぽ~となりのトトロ
※この日の中では少し時間をとって練習し、課題を確認ました。
・この曲は繰り返しが多いのでバタバタしないよう頭に入れておきましょう。
・5~6小節目の「あるこう」は軽やかさ大切。発音を明瞭にしましょう。特に冒頭が母音「あ」で難しいですが、弾けるような母音で歌いましょう。
・13小節からは子どもの秘密感を出し、18小節目の最後のcresc.で楽しくって秘密にできない感じへ変わっていき、21小節目では元気いっぱいに。この日は元気さが足りませんでした。
・30小節目からの「トトロトトーロ」の最初の四分音符「ト」は軽く切る。八分音符の「ト」は「トッ」ときっちり切って次の「トーロ」が「「トォーロ」と31小節目の頭をテヌート気味にとらえて歌いましょう。
・54~55小節目の歌詞の切れ目を意識した歌い方(素敵な,冒険,始まる)を。
・56~57小節目は57小節目の二分音符まで音量が落ちないままf(フォルテ)の「となりの」を歌い始めましょう。
・62小節目のTen.はレガートで。対して63~64小節目のAltoはくっきり八分音符を刻む歌い方をしましょう。
・65小節目の「la la la」は最初が一番強い。もっとも3つめも萎まない程度にははっきり。
・73~74小節目の5拍分は74小節目で弱まらないように。そうしないと「ふしぎな出会い」のmf(メゾフォルテ)効果がでない。
・82小節目はインテンポ(速度緩みなし)です。盛り上がりのまま終えます。
≪連絡事項≫
① ほかんだよりNo.26配布。
2025.7.19 (土)
梅雨明け発表後の最初の練習日のこの日は夏本番の暑さでした。
この日の出席者は、S4名、A7名、T3名、B6名 計20名。
このところ少な目の参加者で推移しています。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・リップロール(または巻き舌やパラフィン紙を使って)によりドからオクターヴ上のドまでの往復で音域を広げる訓練。最高音の前に姿勢を低くすることで上体の緊張(委縮)を避けることも併せて行いました。
・腹筋の意識について横っ腹を絞るイメージがぴったりくる人もいるお話をご紹介いただきました。いかに上体を力ませずに発声できるかは人それぞれのイメージがあります。上体を力まずにすべての音域で安定して息を使えることが狙いです。やり方はひとつではありません。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・ドミレファミソファレドーの音形で「イーエーアーオーウー」。
・第九の321~330小節目を使ってリップロールで無用な緊張を取り除いて連続的に歌う練習をしました。確かに歌詞や音程による音の不正確さはかなりなくなったように聞こえました。なお、リップロールに限らず巻舌やヴヴヴ(vvv)でも構いません。
以下、Yuki担当。
②走る
※今回も前半の和音推移の確認をしました。
・最初から11小節目までの音の確認をしました。
・その中でBassの3小節目、6小節目の確実性を中心に練習しました。Bass3小節目は1小節目のオクターヴ上と意識するか、Sop.からの流れ(Sop.が移動ドで”レレド”と歌った後、Bassは”シシラ”とつながっています)で歌うかの方法があります。
・次に最初から11~38小節目の定常的な和音を安定させるために繰り返し歌いました。
・39~42小節目の音がその前からの流れで音を取る練習をAlto、Ten.、Bassとそれぞれしました。その後、全パートで53小節目まで歌いました。
・53~65小節目の音の移り変わりをパート毎に確認し、最後にこの部分を何回か全体合唱しました。
③やさしさに包まれたなら
※先週の練習を再確認する練習をしました。
・21~28小節目について、Ten.単独でリズム確認後、Altoとともに25~26小節目の確認をしました。
・21小節目のBass/Sop.の「アー」はフォルテピアノっぽく歌う。出だしははっきりさせ、響きだけでのばします。
・最後に21~32小節目まで全員で歌唱しました。
④世界の約束
※前週に続く久しぶりシリーズで思い出し練習。注意点を再確認しました。
・17~18小節目は弱めつつも切れないように歌う。
・22小節目から四声が分かれるところでボリューム感が失われないようしっかり発声。
・その後、31小節目のmf(メゾフォルテ)、38小節目のf(フォルテ)と一段ずつギアを上げていくことを意識して歌う。
・32小節目の「ひとり」は流れないようにはっきりと一音ずつ歌う。
・「la la la」は45小節目、111小節目だけはスピードを少しゆるめるようリードするが、他のところはスピードが遅くならないようにしましょう。
・最後140小節目の和音が不安定だったので再確認しました。
⑤Feuerfest(鍛冶屋のポルカ)
※初練習。さわりだけ歌いました。
・訳詞なので音の流れと歌詞の切れ目が異なる点があるので注意。6小節目は「早くから、町の広場に」、11小節目は「聞けば、心弾む」です。
・12小節目までがこの曲のベース(基本)となっている部分です。パート毎に音の確認をし、最後に一番歌詞だけ全体で合わせてみました。
最後に一番歌詞だけ全体で合わせてみました。
https://www.youtube.com/watch?v=ngG0TQmSj50&list=RDngG0TQmSj50&start_radio=1
≪連絡事項≫
① 練習スケジュール(2025/7/19版)配布。7~11月分掲載。
② ヴォイストレーニングで実践したパラフィン紙を使ったトレーニング用のパラフィン紙をYukiが保管しています。ご利用の方お声がけください。(継続掲載)
2025.7.12 (土)
この日の出席者は、S4名、A7名、T3名、B5名 計19名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・リップロール(または巻き舌やパラフィン紙を使って)によりドからオクターヴ上のドまでの往復で音域を広げる訓練をしました。リップロール練習は息を適量に安定して出し、上体に力みのない体使いを身に付け、音域の拡張にもつながる訓練です。
ポイントは次の通り(前週記事再掲)。
1) 喉を通る空気の流れが音の高低に依らず均一につながる。
2) そのためには上体に力みなく声を出し続けられる。
3) 音の正確性は二の次。上記2点を守りつつ出たつもりで体使いをマスターする。
・ドミソドーシラソファミレドの音形で「イエアオーーーーーーーウ(オ)」。高い音ほど姿勢を低くし、下行時に姿勢を高くすることで緊張が抜けない練習。最高音の「オ」になる前に姿勢を低くしておくこと。最高音だけで急に姿勢を低くするのは正しくない。
・ドミレファミソファレドーの音形で「イーエーアーオーウー」。特にイとエの発声が浅くならないことに注意。
・ハーモニー練習。8拍まで。最後も同拍までのばすことにも気を付けました。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②さんぽ~となりのトトロ
※丁寧に楽譜を確認する練習機会でした。
・楽譜の冒頭の付点の歌い方を解説。付点ありの歌い方ではなく、一拍三連符の伴奏のリズム感に合わせましょう。
・基本的にnon-legato(レガートにしない)。明瞭な発音を心掛けましょう。
・13小節目からパートが分かれるとくっきり感がなくなります。言葉を一層はっきり歌いましょう。
・21小節目から音量が大きくなってもリズム感を失わない。より硬めに歌いましょう。
・30~31小節目の歌い方について、冒頭の四分音符はベターっとのばさない、逆に最後の「トーロ」はテヌート気味にしっかりつなげる。この区別を出すために三拍目裏の「ト」は次の八分休符でしっかり切ることが大切。他の箇所の「トットロットットーロ」も同様です。
・32小節目の最初が揃いづらい。二分休符のカウントをしっかり。
・50小節目から八分音符が増えるとテンポがキープしづらくなっています。音付いて歌いましょう。
・53小節目のSop./Bassは52小節目のAlto/Ten.の動きの流れを感じて合わせること。
・53小節目から54小節目にかけて「ぼーけん(冒険)」となっている意味からこの言葉が目立つように歌います。言葉の入りをはっきりさせましょう。(素敵な冒険というひとつのフレーズではありますが、「素敵→冒険」がなだれこまないように)
・58小節目からは伴奏の右手の八分音符刻みのリズム感にのせること。
・63小節目Ten.「なーかにー」に「にー」の前倒しリズム感をはっきりと。「なーかっにー」くらいの意識で歌うとリズム感出ます。
・63小節目Altoの入りをはっきりさせるためHumの四拍目頭は休符くらいの感じでもよい。
・65小節目Sop./Ten./Bassの「la la la」は特に最初をはっきり。そのためには直前のHumの最後は短い休符(ブレスではない)があるように切り、決してなだれこまない。
・72小節目の八分音符の連続は「あなたに、訪れる」の歌詞の区切りを意識した歌い方をしましょう。特に同音が続くAlto/Ten./Bassは注意。
・73~74小節目のAltoは「るー」の伸ばしの最後に音が変わるところまで弱めずにつなげること。そうしないと音が変わったところだけが「うっ」と妙な目立ち方をしてしまう。
・74小節目のTen.(主旋律)とSop.の音バランスについて。Sop.がオブリガード(飾り)として歌うためにはTen.がしっかり歌う必要あり。当面はその方向で練習します。(Ten.のパワーが不足する場合にはSop.リードという方法もあります)
③やさしさに包まれたなら
※思い出し練習になりました。練習模様を見ると全体を歌ったのは6/7でした。それなのに暫く歌っていない感満載のデキでした。全体練習の時間はどうしても限られていますし、アンサンブルに時間を割きたいです。忘れないように自己練習を心掛けましょう。
・5小節目は「い」が飛び出ないようにしますが、逆に粘りが出てしまいました。グルーヴ(ノリ感)は曲全般にわたって失わないようにしましょう。
・13~20小節目までリズム感を安定させる練習をしました。キーポイントはBassのテンポ安定にあります。一拍目、三拍目の「ラー」を適切に刻みましょう。
・13~20小節目のTen.は裏拍感で「ッラ」。(「ラッ」との違いを身に付けましょう)
・13~20小節目の女声はBassのテンポ感の上に歌います。自分たちだけで流れていかないように。
・21小節目Bassはオブリガードに徹した響きで、べったり伸ばさないよう注意。
・24小節目Bassの「やさしさ」は入り遅れないよう、直前の「あー」は短めに切り上げる。
・25~27小節目Ten.のリズム特訓。まだまだ続きます。
・26小節目Bassの「つー」は入りをはっきりさせること。25小節目四拍目の四部休符を正確に入れることが大切です。
・29小節目Bassの「めにうーつーる」はもっとcresc.を効かせましょう。
・61小節目はしっかりカウントして正しく切るように。
・最後に全体を歌唱してこの日のこの曲の練習を終えました。
④もののけ姫
※久しぶりシリーズで思い出し練習。実はこの曲の方が「やさしさに包まれたなら」より練習間隔が空いていました。でもテンポがゆっくりなので思い出しながらでも歌えた感じです。
・この曲は深いクラシックな響きの発声で歌いましょう。(ポップスでは立派過ぎる声にせずにノリを出しますが、とは言っても合唱としてのハーモニーはありますし、遠くまで届く声のためには基礎的な発声は無視してはいけません)
・歌詞に込める思い大切に。冒頭は「張りつめた弓の」のまとまりがあるので、「張りつめたー」で弱めてはいけない。しっかり「弓」へつなぐ歌い方が必要。
・25小節目からは伴奏の曲調も力強さが出ています。内なる強さを歌詞に込めて歌いましょう。
・30~31小節目ののばしは緩めないように。「もののけ」のフォルテ(f)につなげましょう。
・二題目のスキャット「ルルル」は一題目よりももっと感情豊かに。
≪連絡事項≫
① 楽譜配布(Feuerfest)。合唱祭用です。
② ヴォイストレーニングで実践したパラフィン紙を使ったトレーニング用のパラフィン紙をYukiが保管しています。ご利用の方お声がけください。
2025.7.5 (土)
7月に入りました。例年なら本番まで折り返しですが、今年はお盆休みが折り返しになります。折り返しまでの目標を持って臨みましょう。決して「今更」ではないです。
この日の出席者は、S6名、A7名、T3名、B5名 計21名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・ドからオクターヴ上のドまでの往復で音域を広げる訓練をしました。ポイントは次の通り。
1) 喉を通る空気の流れが音の高低に依らず均一につながる。
2) そのためには上体に力みなく声を出し続けられる。
3) 音の正確性は二の次。上記2点を守りつつ出たつもりで体使いをマスターする。
※1)2)の確認のためにこれまでの唇ブルブル(リップロール:lip roll)や巻き舌に加え、発声練習でも使う”vvvvvv”(vのみ)やパラフィン紙を唇の近くに持って紙が常に振動するよう「ウー」と発声する方法を教えていただきました。パラフィン紙はたくさんありますのでご要り用の方はYukiまで。
・ドミソドーシラソファミレドの音形で「イエアオーーーーーーーウ(オ)」。高い音ほど姿勢を低くし、下行時に姿勢を高くすることで緊張が抜けない練習。最高音の「オ」になるまえに姿勢を低くしておくこと。最高音だけで急に姿勢を低くするのは正しくない。
以下、Yuki担当。
②さんぽ~となりのトトロ
※主に練習記号[D]以降の音取りを目的として苦手ポイントを確認しました。
・楽譜の冒頭の付点の歌い方を解説。付点ありの歌い方だと尖り過ぎるので甘め(短い音が楽譜より長め)のリズムで軽快に。(私たちは普段から甘めになりがちなので特に意識しなくても大丈夫です)
・11小節目の「いこう」は「ゆこう」と発音します。楽譜見ながらだとついつい「い」と言ってしまうこともあるので楽譜に「ゆ」と書くのも一案です。
・15小節目はそれまでのリズミカルさからレガートでのふくらみを表現します。四分音符の長さを大切に歌いましょう。
・18小節目、19小節目にあるcresc.(<)は確実に入れましょう。その力強さを20小節目で維持して21~24(5)小節目を歌います。
・30小節目の一拍目と三拍目裏の「ト」は楽譜表記上長さが違い、現状は皆さんの歌い方はバラバラですが、Yamamoto先生から指示が出るまでは気にしないで進めましょう。
・この曲はのばす長さが各所で変わります。正確は拍数のばすように。
・42~43小節目の歌詞は「小径(路)に木の実うずめて」です。「木の実」が「この身」のようなアクセントにならないように意識して歌いましょう。
・47小節目のSop./Bassは主旋律の追っかけなので主旋律を凌駕しないように。
・50~51小節目の「あんごう」の「う」は音は変化しますが、単語の流れからハーモニーがけが変わる程度で目立たせ過ぎないように。
・53小節目のAlto/Ten.は動きを目立たせましょう。極論「おおお」でもよい。
・54小節目からは「すてきな冒険始まる」のワクワク感のため「はじまる」が流れてしまわないように(「は」の”h”音を大事にし、「るー」で響きを力まず広げていきます。)
・63小節目のAltoの入り「む」はTen.からのつながりのためにしっかり聞こえる必要があります。母音送りの技(「むゥ」)を取り入れてみましょう。
・65小節目のSop./Ten./Bassの「la la la」は流れないようにはっきり3発。直前のHumの後に八分休符くらいの切れ目を作っても構いません。
・71~72小節目の歌詞「あなたに おとずれるー」の単語の切れ目を意識して歌うこと。拍の切れ目と異なるので注意。
・74小節目「ふしぎな出会い」。音形の捕らわれて、「ぎ」の鼻濁音が不十分だとやわらかい不思議感が失われます。ぶっきらぼうにならないように。
・82小節目からはオケ編曲で変わ可能性がありますが、まずはテンポを緩めずに歌います。
③走る
※あまり時間が取れませんでしたので、64小節目までを区切りながら前回まで同様16分音符の「はしる」は「し」抜きで、9小節目は「はー」のみでの練習をしました。
・10小節目まで複数回歌いました。3小節目のBassの音は最初(1小節目)のオクターヴ上です。違う音に入ってしまっているので改めて音取りしましょう。ハーモニーの軸です。
・11小節目から38小節目を複数回歌いました。Bassの27小節目の入りのタイミングを音が不安定でした。ここも改めて練習しましょう。
・39小節目から64小節目まで二回歌いました。54小節目からの「は(し)る」の音の変化については今一度確認が必要な状況でした。
④第九
※練習記号[F]と[G]について歌詞読みを意味の解説とともに確認した後、練習記号[G]を音取り目的で歌いました。
・317~318小節目Sop.の最高音や325~326小節目以降のソ#からラへの音が下向きに押した発声になりがちです。力まない練習が必要で、発声練習のような唇ブルブルで歌ってみるなど体の感覚を試してみましょう。(Mensah先生から個別にアドバイスがあったと思いますのでパートで共有してください)
・319小節目の”uns und”の母音は深い「ウ」で長めに発音。「ン(n)」を早く発音してしまわないように。「ウーns ウーnt」のような発音を目指します。
・321小節目からの二分音符の後半の響きがないために短く聞こえます。鐘の音の響きのように音符の長さ分柔らかい響きを残しましょう。腹筋が弱まるとそこで響きが失われ音が聞こえなくなるので注意しましょう。
・319小節目Ten.は四分音符が短く聞こえます。語尾の子音は極力次の音符にくっつけ、母音を長めに歌う練習をしましょう。
・330小節目は8拍分のばされてもよいようブレスコントロールをしましょう。
≪連絡事項≫
① 次回の練習会場は土足厳禁です。上履きを各自でご用意ください。
② ヴォイストレーニングで実践したパラフィン紙を使ったトレーニング用のパラフィン紙をYukiが保管しています。ご利用の方お声がけください。
③ 合宿(9/6~7)の参加意思の確認をしています。この日欠席の方は担当が個別にお尋ねしますのでご回答ください。
2025.6.28 (土)
暑かったですがここ数日の蒸し暑さはありませんでした。6か月が過ぎましたが皆様の半年の成果はいかがでしたでしょうか。
この日の出席者は、S6名、A7名、T3名、B7名 計23名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウー」。イとエの部分だけを抜き出して響きを整える練習もしました。口腔の上顎を斜め後ろに引き上げるイメージを常に持つこと。
・音域を広げる練習として、唇を震わせながら(または巻き舌)でドミソド↑ソミド(↑はオクターヴ上)の音形で半音ずつ下げ、次に上げていきました。
・ドミソドーシラソファミレドの音形で「イエアオーーーーーーーウ」。高い音ほど姿勢を低くし、下行時に姿勢を高くすることで緊張が抜けない練習。いい感じでした。
・ハーモニー練習。9拍まで。最後の伸ばしも拍数きっちりのばします。
以下、Yamamoto先生ご指導。
練習に先立って、団の更なる発展のためにアドバイスがありました。
・各パートで誰か一人におんぶに抱っこ状態でない方がよい。(パートリーダーと他の役職の重複をなくし、多くの人が役目を持つことが狙い)
・パートリーダーの立ち位置は目的によって変える。後ろから声を聞かせることもあれば、前で歌い方や姿勢をリードすしたり、中央で声の軸になる等。
・時々前で団員の声を聞いて客観的に自分たちを見つめ直す。その時感じたことを団員と共有するような練習スタイルもやってみる。
②第九
※237~330小節目をソロ部分含めて歌唱。練習記号ごとに意識することを確認しました。どう歌うのか意識することが大切です。意識を持たずに流されないこと。
・練習記号[D]は母音の連続性と言葉の入りと最後の子音をしっかり入れる。
・練習記号[E]は[D]よりも母音でハーモニーを感じながら歌う。
・母音の長さを意識するために指揮より少し遅れる感じで歌ってみました。やり過ぎると粘っこくなってしまいますが、母音を長く歌うには効果的です。
・Bassの最初の”Ja”を受けてしっかり発声する。テンポに流されないように。
・291小節目の”weinen”は「ヴァイーネン」ではなく「ヴァーイネン」のような母音使いで歌わないと細切れ(ポキポキ)に聞こえる。
・練習記号[G]はそれまでより子音によるパンチを出して明瞭さを意識しましょう。
・白玉音符はしっかり母音が響くように。短く聞こえてしまわないように。
③やさしさに包まれたなら
※25~26小節目のTen.のタイミング練習に終始しました。
・21~27小節目をまずはTen.だけで、次にAltoと、そして女声とのように順次アンサンブル度を上げていって訓練しました。Bassの出番はなしでした。
・女声からタイミングを取る方法もありますが、自分でカウントして慣れる方がうまくいっているようです。
④いつも何度でも
※苦手部分の確認の後、ハーモニーを意識する練習をしました。
・118~123小節目のSop.とTen.の主旋律の受け渡しを確認しました。
・127小節目以降は響きが溶けるようにのばしましょう。音が変わっても「いー」を言い直さないように歌います。あくまでも「ー」。(Bassの下の一部の方で下がった時にハミングに変わってしまう人がいます。)
・69小節目から主旋律(Sop.)は歌詞の意味を考え、Alto/Ten./Bassのハーモニーを感じながら歌う。ハーモニーは不安定にならないように。
・86小節目からのTen./Altoは単語の切れ目を大切に。「そのたび、ひとは」、「ただあおい 空の青さを、知る」
・90小節目のAltoの「そのたび」のテンポが遅れ気味になるので注意。
・今回から105小節目からのrit.が明確に指示されるようになりました。テンポの変化を無視して歌わないように。
・112小節目のSop.の歌詞の区切りは「からだが、耳を」なので、「が」は鼻濁音で飛び出て聞こえないようにやさしく。
・116小節目、118小節目の「不思議」の「ぎ」は鼻濁音徹底。言葉の雰囲気大切。
⑤さんぽ~となりのトトロ
※終盤は音取りがまだできていませんが、注意点を最初から確認しながら練習しました。
・5小節目の入りはしっかり出ましょう。母音ですが立ち上がりをはっきりさせます。
・11小節目の「いこう」は「ゆこう」と発音します。
・13~24小節目はパート毎に音の確認をしました。
・Ten.の15小節目の音(ラ♭)と16小節目の最後の音(ソ#)は同じ音です。気を付けましょう。
・17小節目(Bassは18小節目)の「ぽん」は「ぽ」が短くなるクセがあります。「ぽぉん」のように楽譜通りの長さを意識して歌いましょう。
・23小節目の頭の音はSop.とAltoは同じです。互いに響きを合わせましょう。
・24小節目、25小節目はBassを基準にTen./Sop.はオクターヴ同音で合わせること。
・38小節目の四拍目が前倒しのなりがち。「だーれーかがー」なので「だーれかーがー」っぽくならないように。以降、40小節目、46小節目、48小節目同様。
・練習記号[C]から45小節目までは楽譜通りAltoとTen.だけにします。46小節目以降との音量バランスの都合です。Sop./Bassは歌わないように。
・練習記号[C]以降の白玉音符の長さを大切に歌いましょう。短くなりがちで、四拍目が完全に休符になるような歌い方にならないように。
・練習記号[D]以降は音取りができていないのでまだ散々な状況でした。改めて音取りをしましょう。
・最初から61小節目まで通してこの日の練習を終了しました。
≪連絡事項≫
特にありません。
2025.6.21 (土)
今日は夏至の太陽をいっぱいに感じる日でした。日の出は既に遅くなり始めていますが、日の入りはここから6月末まで遅くなります。練習が終わるころもまだまだ陽は高いですね。
この日の出席者は、S4名、A7名、T4名、B6名 計21名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。お好みソース容器を思いながら練習しました。常にお腹が緊張していないといけないことが呼吸法ではわかりますが、歌唱時にその緊張を忘れてしまう。まずは忘れないことを心掛けましょう。
・オクターヴ半音進行往復で”vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-“。下行時に緊張が抜けないよう、高くなるほど姿勢を低くし、下行時に姿勢を高くしていくように練習しました。
・ドミソドーシラソファミレドの音形で「イエアオーーーーーーーウ」。これも高い音ほど姿勢を低くし、下行時に姿勢を高くすることで緊張が抜けないことに注意しました。
・音域を広げる練習として、唇を震わせながら(または巻き舌)でドミソド↑ソミド(↑はオクターヴ上)の音形で半音ずつ上げ、次に下げていきました。
※以前も書きましたがYamamoto先生の方法でも発声姿勢を崩してまで出そうとするのは練習の目的ではなく、体の使い方の訓練です。今回のMensah先生の方法も唇を震わせる等は上体や首周りに余計な力が入っていないことを維持するためのものです。ご自宅でも練習をとのことです。
以下、Yuki担当。
②走る
※Mensah先生が考案くださった正しい音やハーモニーを感じての練習の続きです。前回(6/7)の11小節目までのお浚いの後、42小節目まで確認しました。
・5小節目までBassとAlto、次にTen.とSop.で男声の最後の音と同音のオクターヴ上の音の連携、5~8小節目の互いのハーモニー(Bass/Altoは三度ハモリ、Ten./Sop.は二度のぶつかり)を確認しました。
・5小節目までは男声の「るー」は女声の音の基準となるのでしっかりのばすこと。
・9~11小節目は「はー、はー、はーしるー」で半音ずつ下がる感覚を確認。
・11~26小節目の主旋律以外のパートの「はしる」(「はーるー」で練習)は男声の「るー」のファラと女声の「は」のドのファラド(F-dur(ヘ長調のドミソ))のハーモニーが軸です。男声は不安定和音(といってもEs-dur(変ホ長調のドミソ))から「るー」で解決和音へ、逆に女声は安定和音「は」から入って「るー」で次へ動かす役目があります。
・21小節目のAltoの入り「い」は母音で曖昧になりやすいので、「いぃ」と母音送りで目立たせましょう。
・26小節目で和音の長が切り替わり、27小節目からはドミソ(C-dur(ハ長調のドミソ))がハーモニーの軸になる。男声の「るー」がドの基音、女声の「は」はミ・ソ。上記前々項に倣うと-dur(変ロ長調のドミソ)を不安定和音としてC-durで解決和音に戻る動きとなる。
・27小節目のBassは取りにくい音。26小節目の最後をドとすると「は」はラに相当する音です。
・39~42小節目のAlto/Ten./Bassはドミソの関係にある。Bassが基音のド、Altoがミ、Ten.がソの役割を持つ。パート毎と二パート間関係を確認しながら練習しました。
・最後に39~64小節目まで歌ってこの曲の練習終了。
③いつも何度でも
※アカペラ部分を中心に苦手部分を確認しました。
・86小節目までSop.とAlto/Ten./Bassの三声とで分けて確認しました。
・70小節目Alto/Ten./Bassはその前の小節からしっかり備え、出だして音が揺れないように。
・77小節目Alto/Ten./BassはそれまでのB.F.と歌詞の部分との歌い方が違い過ぎ、唐突感が出ています。主旋律Sop.をハーモニーで支える意識で歌いましょう。
・79小節目のSop.が「かぞえ」の「え」の音が上がり切らない件について、エ段の発声の問題もありますが、「かぞえきれない」という歌詞の通過点ととらえ、意識しすぎないことも大切というMensah先生のアドバイスがありました。
・87小節目のTen.の主旋律は軽い雑な発声にならないよう。レガートでという指示がでていますのでなめらかな響きを大切にしましょう。
・106小節目からはその前のrit.をしっかりかけてテンポをゆっくりさせます。特に合唱祭ではそれをきっちり表現するので指揮を見ましょう。
・118~123小節目のSop.とTen.の主旋律の受け渡しを確認しました。特に120小節目のTen.の「は」の音がまだ不正確でした。また練習しましょう。
≪連絡事項≫
特にありません。8/3のピースフルコンサートの案内がありました。チケット入手はNakamuraさん、Yamadaさん、Isodaさんまで。
2025.6.14 (土)
雨の季節らしいお天気でした。ピアラシティ交流センター体験学習室Aでの二回目の練習。廊下側から見ている方は前回よりも多かったですね。定期的に練習で使うと知名度があがってくるかも。楽しそうな顔で歌いましょう。この会場では上履きをお忘れなく。
この日の出席者は、S6名、A8名、T2名、B6名 計22名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。お好みソース容器を使った呼吸の仕組みを体に叩き込み、呼吸法だけでなく歌唱時に常に使えるようになりましょう。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウー」。まず、ひとつの母音(二音)をひとまとまりとして捉え、母音が変わるごとに腹筋を入れ直す(呼吸法参照)発声練習。
・前項と同じ音形でまとまりを「イーエー」と「アーオーウー」と前項より長く感じて腹筋を入れ直して発声しました。(「家」「会おう」という意味を持たせてみました)
※実際の歌唱の際に歌詞のまとまりを意識して腹筋を使うことの意識づけの訓練です。
・ハーモニー練習半音進行9音まで。7音からパート毎に確認しながら。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②いつも何度でも
※パート間のハーモニーを感じながら音程を安定させることを中心とした練習でした。
・練習に先立ってどれだけ長く音をのばして歌えるか(30秒弱)挑戦しました。お腹でしっかり支えないと終盤に音程のブレが出てきます。(ブレなく最後まで歌える、逆に言えば安定して歌えるところまできっちりのばす)
・次に、127小節以降を使って4小節で切る練習。長さが不確か(とりわけ残余)にならないこと、そして切り際に音が変わったり母音が付加されたりしない。(いかに腹筋だけでのばし、喉まわりの筋肉に頼らずに発声しているかがポイントです)
・69~86小節目をパート間でのハーモニーを確認しました。
・Altoの78~79小節目のように同音が続くところは曲想より安定させて主旋律(Sop.)の動きが際立つように歌う。(極論、棒読みっぽく)
・Sop.の79小節目の「え」が正しい音程まで上がり切らない。これはエ段の発声に問題があるためです。(116小節目の「ぎ」がうまくいくのはそこに違いがあります)
・Sop.の85小節目は前音の「え」と同音ですが、響きが低めになりやすいので注意。
・70~77小節目の男声はしっかり響かせましょう。(ハーモニーの安定感が欲しいので。)
・87~105小節目もパート間での関係性を確認しました。
・87~94小節目はAltoとTen.は掛け合いを意識する。
・87~102小節目のAltoの白玉音符はテヌート気味に。
・95~96小節目のBassは他のパートの動きに関係なく安定した低音を響かせる。(こういう部分をドローンバスと言います)
・94(果てしなく)~98小節目はSop.とTen.で歩調を合わせる。
・96小節目のは入(両手)はAlto.とTen.でタイミングを合わせる。AltoがTen.の直前の「この」の流れを持って「両手」を歌い始める意識で。
・107小節目以降もパート間の関係を中心とした練習をしました。
・118~123小節目はSop.とTen.の掛け合いなので同等な響きが必要。
・120小節目のTen.の「は」の入りが単独では問題ないが合唱になると音が取れていません。Ten.の音は他のパートが出していないポイントとなる音です。引き続き練習しましょう。
・127小節目以降はハーモニーだけが変化する歌い方を。音が変わるたびに母音が聞こえてしまうようにしない。
・最後は同時にスッと切れます。指揮は指を閉じるタイミングになります。決して残音しないように。「終わりよければすべてよし」。
③さんぽ~となりのトトロ
※初練習。音取りを中心に練習しました。
・今回特に注意はありませんでしたが、付点八分+十六分音符のリズムは甘めに歌います。普段甘め(十六分音符が短くできない)に歌ってしまうのと、この曲は普段接しているのであまり意識しなくてもできていますが、そのうち揃えることが必要となるでしょう。
・12小節目までは斉唱です。
・13~25小節目をパート毎に確認しました。
・15小節目の「っ」は前音の「さ」を引き継ぎ、「ぁーっ」のように母音付きで歌います。
・19小節目の二番歌詞の四分休符マークは音を出さないように。
・25小節目まで(3回繰り返し)歌ってみました。
・30小節目の入りの音は取れていましたが、不安定な方は伴奏に同音がたくさんあるのでそこから取れるように練習しましょう。
・練習記号[C]をパート毎に練習しました。(49小節目まではAltoとTen.がユニゾンで主旋律です)
・まだまだ音が不安定でしたが、練習記号[C]を通してみました。
≪連絡事項≫
特にありません。
2025.6.7 (土)
梅雨入り前の貴重な晴れ間でした。6月に入りました。
この日の出席者は、S7名、A9名、T2名、B4名 計22名。
偶然が重なり男性が極端に少ない参加状況でしたが、ハーモニー的にはなんとか維持できていました。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。お好みソース容器を使った呼吸の仕組みを見ながら練習しました。
・久しぶりにオクターヴ往復で”vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-“。”I”や”e”で舌が上顎に近づくようにというお話がありました。口腔を狭くすることが目的ではなく上顎の奥が引き上げられるイメージを持ちましょう。(練習模様を探ったら3/15以来でした)
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウー」。まず、ひとつの母音(二音)をひとまとまりとして捉え、母音が変わるごとに腹筋を入れ直す(呼吸法参照)発声練習。
・前項と同じ音形でまとまりを「イーエー」と「アーオーウー」と前項より長く感じて腹筋を入れ直して発声しました。
※実際の歌唱の際に歌詞のまとまりを意識して腹筋を使うことの意識づけの訓練です。
・腹筋は常に使った状態で歌唱しなければならない、Sop.が幼い発声になるのは実際の歌唱の際に腹筋使用が維持されていない(上体だけで歌う)ことによるとのアドバイスがありました。(他のパートも同じですが声質により悪癖の聞こえ方が異なります)
以下、Yuki担当。
②走る
※Mensah先生が音を正しく意識してもらうための考えてくださった練習方法で11小節目まで練習をしました。なお、しばらくは音程を感じるために16分音符の「走る」の「し」は敢えて歌わず、「はーるー」と歌うことにしています。
・BassとAltoで6小節目までの音の連携を感じる練習。Bassの「る」の音と同じ(オクターヴ違い)音からAltoが歌う連携と5小節目の最後の「る」の三度和音を意識しました。
・Ten.とSop.も同様に練習。Ten.の「る」の音と同じ(オクターヴ違い)音からSop.が歌う連携と最後の二度の不協和音の感じをつかむ練習でした。
・上記に加えてBassとAltoは5~6小節目と7~8小節目で音を互いに入れ替えていることを意識して練習しました。
・パート間連携を確認した後に四声で歌い全体の印象を確認しました。
・9~10小節目をパート毎に半音ずつ下がりを確実に行う訓練。「はしる」の「は」だけで「はー、はー、はーしるー」と歌いました。
・前項から11小節目解決和音(ファラド:ヘ長調Ⅰ和音)になる感覚をつかむ練習。特にAltoの上の♮ラが大切な音なので、次の「はしる」はAlto下に任せるくらいの意識でしっかり歌うこと。
・最初から11小節目まで全体で歌った後、ハーモニーの全体感を感じるために演奏例を聞きました。
③やさしさに包まれたなら
※久ぶりに歌いました。注意点が何だったか確認をしました。最初に通して歌い、21小節目までを確認しました。
・冒頭の「ちーいさい」の「い」が音形にとらわれて飛び出ないよう「ちー」で腹筋をしっかり入れておく。
・リズム感を失わないように子音をきっちり入れること。
・「かみさまが」「ふしぎ」など鼻濁音が出せるよう常に意識しましょう。
・9~11小節目「ゆめをかなえてくれた」はひとブレーズ。ブレスなしです。
・13~20小節目の男声のリズム練習。Ten.は音がなくなりがちなので一音ずつブレスのような体使いにならないように発声しましょう。Bassは一拍目、三拍目の頭はテヌート気味で二拍目、四拍目は音を投げないように。
・21小節目のBassの「アー」は入った直後に響きだけ残す歌い方で。べったりのばすようなことはしない。
・最後にもう一度全体を歌いました。
④いつも何度でも
※全体を作っていくイメージを持ちつつ注意点を確認していきました。
・前奏の美しい流れ(とりわけ68小節目)を感じて歌唱に入ること。
・69小節目はテンポを確定するために四分休符2つ分を指揮していますので、Sop.はテンポを合わせて歌い出しましょう。
・70小節目からのAlto/Ten./Bassも前奏からの流れとSop.の主旋律の雰囲気を壊さないように空間に漂うようなやさしいハーモニーでハミングしましょう。
・77小節目のAlto/Ten./Bassの歌詞が始まるところはSop.主旋律のそれまでの流れを継続して歌い出すこと。気負い過ぎない。
・87小節目からは高揚感を出せる程度にわずかにテンポが速くなります。指揮をよく見ましょう。(そんなに大きくは変えません)
・87小節目Ten.の「かえす」の歌い方は一音ずつ切れたような発声にしない。歌詞のフレーズ(まとまり)を体に入れましょう。(Ten.さんのクセですので常に注意して歌いましょう)
・103小節目のハーモニーを感じましょう。響きを失わないようにのばします。無理に喉で続けようとするとハモらない発声になるので注意。
・127~130小節目のハーモニーの変化を感じるよう抜き出して練習をしました。ここもハーモニーのために「じー」が溶けるように発声しましょう。イ段の発声注意です。やわらかく。
⑤第九
※この日もアルファベットの発音の確認から始めました。続いて練習記号[D]、[E]を歌詞の意味をともに歌いました。
・アルファベットでMensah先生から開母音/閉母音区別の確認がありました。発音記号の[eとε][oとɔ (cの逆さ)]の区別のことです。お話レベルではYukiからもしていますが、区別した発音まで現在は求めていません。Yamamoto先生は目立つ長い母音のe:のイとエの中間とüのウに近いイの発音を揃えようとされています。
・練習記号[D]のところの前までの歌詞の意味と発音の確認をしました。
・練習記号[D]では母音の長さを注力して歌いました。特に二重母音の二音目の母音が次の音節の直前になるように、また、音節の末尾に”n”が入っているところの”n”が早く出ないように(Menschen:○メーnシェーn、×メンーシェンー)
・264小節目の”t”で切るタイミングは四拍目裏(八分音符分)。
・母音を意識しすぎてテンポが遅く粘っていかないように。各語の冒頭の子音をしっかり入れることでリズム感を持ちましょう。
・練習記号[E]の歌詞をその前のソリスト部分も含めて意味と発音の確認をしました。
・285小節目のSop./Alto/Ten.のJaはBassのJaを受けて「そうだ!」と歌うため、後続の”wer”と続けたような歌い方にならないように。
・290小節目の”-konnt”は弱くならないように。弱くしていくのは二拍目の”der”に入ってから徐々(急激ではない)に。
・287~288小節目の臨時記号のある箇所はハーモニー変化にとって重要な音になります。しっかり発声すること。
・292小節目の”d”(発音は”t”)で切るタイミングは四拍目裏(八分音符分)。
≪連絡事項≫
特にありません。
2025.5.31 (土)
練習日に悪天が続いていますが、ご参加の皆様お疲れさまでした。
この日の出席者は、S6名、A8名、T4名、B7名 計25名。
今回はTen.がフルメンバーでした。
①発声練習 Yuki担当。
・Mensah先生の発声の仕組みの小道具(お好みソース容器によるもの)を板書して臨みました。
・体操に続き呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウー」。最高音の前に腹筋を入れ直しての発声練習。今回もイ段、エ段で口腔/鼻腔を広く使うことを意識。
・ドミレファミソファラソシラドシレ↑ド↑ーの音形(↑はオクターヴ上)を使って「イーーーエーーーアーーーオーー」と母音が変わる前に腹筋を入れ直す練習。
・ドラシソラファソミファレミドレシ↓ドーの音形(↓はオクターヴ下)を使て前項と同様に腹筋を入れ直す練習。
・ハーモニー練習。Humは口腔を広く保ち唇は軽く合わせる程度。9拍まで(6拍以降はパート毎に確認しながら)
以下、Yamamoto先生ご指導。
②音域を広げる訓練
男声は中央ド(ト音譜表の五線の下のド)、女声はそのオクターヴ上のドからドシラソファミレドとどんどん下がって3オクターヴをAh-、または階名で発声。音を正確に出そうとするのではなく体や顔、声帯の使い方を意識しましょう。発声を崩すことは本意ではありません。その点は注意しましょう。
次に、男声は中央ドの1オクターヴ下(ヘ音譜表の五線中央下よりのド)、女声は中央ドからドレミファソラシドと先ほどと同様に3オクターヴ発声。ファルセットを使っても構わない。
③第九
※練習記号[M]の574小節目までを使って母音を長く歌うクセ付けの練習をしました。
・Sop.の音程を1オクターヴ下げて(男声は更に1オクターヴ下)主旋律でパート毎に全レガートで歌いました。
・単語ごとではなく8小節のフレーズで感じること。
・語尾が”n”になっている単語の母音が短くならないように。
・続いて、レガートの中でも子音を立てて歌う練習をしました。この状態を維持して各パートの本来の音で歌うことが求められます。
④いつも何度でも
※107小節目からパート毎に確認。その後アカペラ(無伴奏)で歌う練習をしました。
・107小節目のSop.の飛び音「の」の音を常に意識して106小節目を歌い出すこと。これは70小節目も同じです。意識の違いが音のバラバラにつながってしまっています。
・107小節目のAlto/Ten./Bassは106小節目のSop.の入りを体で感じて歌う出すこと。
・111~113小節目Sop.など歌詞の切れ目を間違わないように。意識はされていたように聞こえました。
・114小節目Alto/Ten./Bassは歌詞に変わるところでそれまでのSop.の歌詞の流れを壊さないように。主旋律を支える響きを重視した発声を。
・B.F.から歌詞に変わる際に、主旋律以外はハーモニー重視なので雰囲気を変えないこと。
・123小節目Altoは「はなもー」でのばす中で響きを弱めないこと。
・127小節目からの伸びは音が変わってもレガート維持で。
・127~130小節目「じー」はイ段をやわらかく響かせること大切。無理にのばさない。
⑤もののけ姫
※冒頭の音取りの再確認と曲の流れを意識する練習をしました。
・7小節目の音取りを5小節目からの伴奏の流れでパート毎に練習しました。
・練習記号[A](9小節目)からは少しテンポを上げて歌います。指揮をよく見ましょう。
・9小節目からは深い溶けあう響きで。浅かったり押さなかったりしない発音・発声を。
・9小節目から10小節目へは「張りつめたー」は次の「弓」に繋がるように弱めずに伸ばして歌う。同様に、11~12小節目も「つー」で弱まらないように。
・16小節目のAlto/Ten.の「ろー」は17小節目のBassの主旋律に誘導するように少しcresc.気味に膨らませて歌う。
・17小節目からのBassの主旋律は深くしっかりした響きで歌う。
・20小節目のBassの「しー」はcresc.気味に響きを広げてTen.に主旋律を渡す。
・20小節目からのTen.の主旋律のリレーはしっかり目立ちましょう。
・23小節目の「よこーがお」のシンコペーションは跳ねないように注意。
・練習記号[B]は深い悲しみを表現する。深い奥底にある強さをもって歌う。
・27~28小節目は「まこと」の前で切れ目があり、「心を知る」はひと続き。
・29~30小節目の「知るは森の精」の言葉は切れない。「の」の付点四分音符の中で弱めてしまわないこと。
・30~31小節目は「いー」で「もののけ」のフォルテ(f)に向かって強さを保つ。
・33小節目の「もののけたちだけ」は子音を立て過ぎない。
・36小節目はせつなく消えていくので無理にのばさない。
・9小節目のスキャット「ルルル」は一題目の歌詞を意識して音楽の流れを表現。
・最初から通しましたが、43小節目の和声が決まらなかったので、43小節目の最後の和音の練習をパート毎にしました。音が揺れるのは42小節目の休符での腹筋の準備不足なのと、その間に音のイメージを保っておくこと大切です。
・最後に36小節目1カッコから歌い、最後の和声をなんとか決めて練習終了。
≪連絡事項≫
特にありません。
2025.5.24 (土)
この日の出席者は、S8名、A9名、T3名、B6名 計26名。
Sop.が久しぶりにフルメンバーになりました。
①発声練習 Yuki担当。
・体操に続き呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウー」。最高音の前に腹筋を入れ直しての発声練習。特にイ段、エ段で口腔/鼻腔を広く使うことを意識。
・ドミレファミソファラソシラドシレ↑ド↑ーの音形(↑はオクターヴ上)を使って「イーーーエーーーアーーーオーー」と母音が変わる前に腹筋を入れ直す練習。
・ドラシソラファソミファレミドレシ↓ドーの音形(↓はオクターヴ下)を使て前項と同様に腹筋を入れ直す練習。
・ハーモニー練習。Humは口腔を広く保ち唇は軽く合わせる程度。9拍まで(7拍以降はパート毎に確認しながら)
以下、引き続きYuki担当。
②いつも何度でも
※107小節目からパート毎に確認。苦手部分の特に125~126小節目の拍の感じ方を練習しました。
・111~112小節目のSop.の「からだが、」のあ段の発声が浅くなりがちなので注意。
・114小節目Alto/Ten./Bassは歌詞に変わるところでそれまでのSop.の歌詞の流れを壊さないように。
・117小節目「いく」は「ゆく」と発音します。(再掲)
・125小節目の拍の取り方は「みーーん・なーあー・おー・なー・じー」。Yamadaさんの発案で「ん」を二拍裏で入れる意識をせず、三拍目の「な」を歌う直前に鼻に抜くくらいで「みーーな」という歌詞を意識した方が「ん」がバラけることを防げる。
・129小節目Bassの下のオクターヴ下がるところは深い響きを十分に。あまりdim.を意識しなくて良い。
・この曲は131小節目で終わりです。132小節目はメドレーの次曲の前奏になるので以降はカットです。
③もののけ姫
※冒頭の音取りの再確認と繰り返し部分を中心に練習をしました。
・7小節目の前奏からの音取りをパート毎に練習しました。Bassは苦戦。
・16小節目からのBass、20小節目からのTen.の主旋律のリレーはしっかり目立ちましょう。特にTen.は埋もれがちなのでしっかり発声しましょう。繰り返し後スキャット部分は特に。
・練習記号[B]からは雰囲気が変わるように。力強さ表現。
・27~28小節目は「まこと」の前で切れ目があり、「心を知る」はひと続き。
・30~31小節目は「いー」で「もののけ」のフォルテ(f)に向かって強さを保つ。
・31小節目の「もののけたちだけ」に比べ、33小節目は反響のように少し弱めて36小節に向けて納めていく。
・9小節目のスキャット「ルルル」に戻ってからは音楽の流れを表現。歌詞がないところを漫然と歌ってしまわないように。
・43小節目の最後の和音の練習をパート毎にしました。溶けるようにかつ確実に聞こえることを目指しましょう。ピアノ(p)は腹筋を弱めてしまうと響きがなくなり聞こえないので注意。
④さんぽ~となりのトトロ
※練習はしませんでしたが、繰り返しの仕方と繰り返した時に上下どちらの歌詞で歌うのかを確認しました。
⑤走る
※39~64小節目までの音を再度パート毎に確認し、最初からそこまで複数回通しました。
・39~47小節目のAlto/Ten./Bassはパート毎に繰り返し練習。特に39~40小節目の「走る」は表拍→裏拍→表拍となる感覚に慣れましょう。
・49小節目のTen.の「はしるのは」は入り遅れます。Sop.とタイミングを合わせる(Sop.もまだまだバラバラですが)ことになります。次回以降もう少し練習しましょう。
・54小節目Bassの上は意外とすぐに「走る」が始まります。その前(53小節目)の「ちー」の二拍を長く感じないように。
・61小節目からの男声のタイミングがずれました。こちらも次回再度確認します。
(以降、冒頭に戻って通しました)
・1~2小節目の移動ドでの感じ方は、Bass(シシラー)→Ten.(ミミレー)→Alto(ララソー)→Sop.(レレドー)となります。
・26小節目は主旋律が女声から男声に移るタイミングで変換の一小節になります。cresc.によってその橋渡しが行われるリズム感を持つとタイミングが取りやすくなります。
・33小節目のTen.はBassの流れから「まっすぐに」が目立つように歌いましょう。
・36~38小節目のcresc.によって39小節目からの特徴的なリズムへ誘導します。このノリも体に入れていきましょう。
⑥第九
※アルファベットの発音の確認に続いて練習記号[D]、[M]を歌いました。[M]はこの日一番活き活きと歌えました。
・練習記号[D]で母音を長く歌うことを改めて意識して歌いました。
・練習記号[M]は最後に一回だけ歌いました。ただ、発音については次を意識しました。
1)”Freude”の”F”が”H”に決してならないこと。 “funken”の”f”も同様。 2)ウムラウト”ö”が日本語の「エ」にならない。 3)”Elysium”の”um”は深い「ウ」を常に意識しましょう。
≪連絡事項≫
特にありません。コンサート情報は個別にどうぞ。Yamamoto先生(5/25)、Shirako先生(6/22)、Isodaさん(7/6)。いずれも日曜日。
2025.5.17 (土)
この日はかなりの悪天になりご参加の皆様お疲れさまでした。
会場はピアラシティ交流センターの体験学習室Aを初めて使いました。みなさんいかがでしたか。廊下からの見え方と外光の眩しさを考慮し少し斜めに配置してみました。構造上かなり反響を感じたかと思います。音取りには楽ですが、キレが悪く聞こえるのでキレをつくる訓練と意識すると良いと思います。
この日の出席者は、S6名、A8名、T3名、B6名 計23名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・今週もお好みソースの空き容器を使った発声イメージを復習説明いただきました。
・上記イメージを呼吸法(5拍、更に5拍中腹筋を3回以上入れ直す)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウー」。最高音の前に腹筋を入れ直しての発声練習。注意点は、
1) 音形に捕らわれないよう腹筋を直前の低めの音から入れる
2) 「エ」の顔の筋肉が緩む。「イ」以上にエヘヘという笑顔で
・音形に捕らわれない歌唱練習を「いつも何度でも」の70~86小節目の主旋律を使って練習。音形を意識すればブレス間隔ものびていくというお話もありました。
例)「生きている,胸のどこか奥で」というフレーズなので「,」のところで腹筋の入れ直しを使い(ブレスではない)、その後の「胸のどこか奥で」がひと続きで歌えると、「る」や「の」の高く飛ぶ音が飛び出て聞こえない歌い方ができる。
その後のフレーズは、「いつも,心躍る夢を見たい」「悲しみは,数えきれないけれど」「その向こうで,きっとあなたに会える」。
以下、Yuki担当。
②さんぽ~となりのトトロ
※練習はしませんでしたが、楽譜に小節番号付けをしました。この曲は繰り返し(Coda含む)が多いので楽譜の前後への移り変わりに早く慣れましょう。
・小節番号:歌始まり練習記号[A]=5、p13上の段先頭=9、下の段先頭=13、以降同様に、17、21、25、30、34、39、44、48、52、56、60、64、68、72、最終ページ(p21)上の段先頭=76、Coda=78、下の段先頭=80、最終小節=84。
③いつも何度でも
※106小節目までのお浚いと107小節目以降の音取りをしました。
・69小節目のSop.出だしは1~2拍目の四部休符の早い段階で息と腹筋の準備を終えて、3拍目の歌い出しはその流れで入ると不安定さと唐突感がなくなる。
・70小節目のAlto~Bassも69小節目Sop.歌い出しの流れでB.F.に入れるよう69小節三拍目には息と腹筋の準備を終える。
・85~86小節目はTen.が音が変わる前にわずかに膨らませ(強め)て86小節目に移行するが、他のパートもそれに合わせた意識で歌う。(ただしやり過ぎない)
・86小節三拍目のTen.歌い出しから雰囲気を変えるため速度を一段階上げる。(ただ、Yamamoto先生のご指導ではテンポの変化は曲を仕上げていく段階で付けていくので、思い込みで速度を変えるのではなく指揮をよく見ましょう)
・92小節目Sop.の「U」は言い直す。
・94小節目Ten.の二分音符は二拍目に入って女声が音を変えてからブレス。
・94小節目女声は音形が下行してもcresc.感は維持し、納め過ぎないように。
・103小節目Bassの「U」は直前の「を」とは言い直す。(ただしブレスのようには切れない)
・107小節目からはパート毎に確認した後、二回ほど107小節目以降を通しました。
・107小節目からは最初のテンポに戻ります。急がないように。
・117小節目「いく」は「ゆく」と発音します。
・125小節目の拍の取り方は「みーーん・なーあー・おー・なー・じー」。
・127~130小節目は消えていくので無理に伸ばそうとしない。息が続かなかった場合はそのまま消えてよい。
④もののけ姫
※音取りの再確認と繰り返し部分の練習をしました。
・7小節目の前奏からの音取りの練習をしました。Sop.は前奏の最高音のオクターヴ下の音、AltoはSop.と同音から一音下、Ten.は前奏の再低音二オクターヴ上の音、BassはTen.と同音の一オクターヴ上の一音上(あるいは前奏左手の最高音の一音下)。
・16小節目からのBass、20小節目からのTen.の主旋律のリレーはしっかり目立ちましょう。
・練習記号[B]からは雰囲気が変わるように。力強さ表現。
・31小節目の「もののけたちだけ」に比べ、33小節目は反響のように少し弱めて36小節に向けて納めていく。
・39小節目Ten.は弱いながらもしっかり入ること。
・9小節目のスキャット「ルルル」に戻ってからは音楽の流れを表現。
・43小節目の最後は不安定でした。難しい和音ではないので慣れていきましょう。
⑤走る
※12小節目までの音を再度パート毎に確認し、38小節目まで全体練習しました。
・1~2小節目の移動ドでの感じ方は、Bass(シシラー)→Ten.(ミミレー)→Alto(ララソー)→Sop.(レレドー)となります。
・5小節目はSop.は前項の一音上(ミミレー)、AltoとTen.は4小節目の最後と同じ音から入り、Bassは前項と同じ音になります。
・9小節目は半音ずつ3音のセットが下がっていくイメージを持って歌う。
・15小節目からの主旋律の受け渡し(流れ)を練習しました。
※ここからはcresc.によるリズム感や「走る」という言葉が追いかける面白さを出していきます。
⑥第九
※アルファベットの発音の確認に続いて練習記号[D]を練習しました。
・母音を長く歌う訓練としてテンポ(速度)を下げて練習しました。
・二重母音の二母音目はなるべく遅らせること。(例deine:×ダイネ、○ダーィネ)
・”binden”の”b”と”wieder”の”w”の子音の区別をしっかり意識すること。
・260小節目”streng geteilt”だけは母音が短めでキレよく。
・”werden”の「ヴェー」の「ェ」は「イ」と「エ」の中間の深い発音です。
・”werden” の”w”と”Brüder”の”B”の子音の区別もしっかり意識すること。
≪連絡事項≫
① 第九公募での三郷工業技術高校生徒(現7人)の参加の報告がありました。
② 三郷市合唱連盟への年会費(5000円)納付の報告がありました。
2025.5.10 (土)
Yamamoto先生からご自身の風邪のような症状がなかなか治らないことから、練習後のうがいなど体のケアに注意するようお話をいただきました。
この日の出席者は、S6名、A10名、T3名、B6名 計25名。
①発声練習 Yuki担当。
・今週もお好みソースの空き容器を使った発声イメージの図を板書し、練習時間中常に意識して歌えるようにしました。
・体操の後、呼吸法(5拍、2拍裏に腹筋を入れ直す、更に5拍中腹筋を複数回入れ直す)。
・ドミソミドの音形で「イエアオウ」。特に「イ」と「エ」で口の中が狭くならないような意識を。
・ドミレファミソファラソシラドシレ↑ド↑ーの音形(↑はオクターヴ上)を使って「イーーーエーーーアーーーオーー」と母音が変わるごとに腹筋を入れ直す練習。
・ドラシソラファソミファレミドレシ↓ドーの音形(↓はオクターヴ下)を使て前項と同様に腹筋を入れ直す練習。その中で、低音発声は胸筋を前方左右に広げるイメージの発声の確認。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②追加の発声練習(音域を広げるための訓練)
・ドからシラソファミレドと繰り返し音を下げていき、出なくても響かせているつもりで体の使い方を維持する。無理に音程を正しくしたり、声を出そうとしない。低音の体の使い方を身に付けると少しずつ下の音域が広がる。下の音域が人がると上の音域も広がる。
・同様にドからレミファソラシドと繰り返し音を上げていくことも同様に発声。
③いつも何度でも
※各パートの音を確認しました。118小節目以降はまだ音取りが不十分なので改めて音取りをします。
・序盤のアカペラ部分で音が安定しないとすべてが狂うのでパート毎に前奏から音を取って86小節目まで確認しました。
・69~77小節目のSop.はやわらかい響きでハミングパートに埋もれない程度に大きく。
・Sop.音が高く飛ぶところは直前の音から腹筋を作っておかないと下がりやすいので注意。(例えば、「よんでいる」の「る」は「い」から目的地を意識して腹筋を使う。)
・69~73小節目のAltoのハミング下降はなめらかに。
・81~86小節目のTen.は母音を滑らかにつなげる歌い方を。一文字ずつ切れることのないように。
・69~77小節目のBassは安定感大事。特に76小節目の再低音は安定した響きを。
・87小節目からのTen.主旋律は歌詞の意味を感じた三拍子で。三拍を均一で歌い過ぎないこと。
・87~90小節目は長い音符と短い音符の区別を付けて前者では母音の長さを、後者では動きを表現することを意識しましょう。
・92小節目Altoの「そらのーあおさ」の「のー」は弱めずに「さ」に繋げる。
・94小節目Sop.は「果て」の入りが目立つように前音の最後で少しだけ弱めて言い直す。
・94小節目Altoはフォルテ(f)は95小節目の「果て」になるようにピークをずらして歌う。
・94小節目Bassの入りははっきりと。その後は安定したベース音を維持する。
・98小節目Bassは「両」をはっきりさせるためその前音は少し短めでもよい。
・102~106小節目の長い伸ばしは力まずに響きを大切にすることで安定させる。このために8小節同音でのばす練習をしました。ここで音が下がっていくと後段のアカペラのハーモニーが崩れます。
・103小節目Altoは「け」はテヌート気味にふくらみを持たせて「る」の解決和音へ。
・107小節目からは雰囲気を最初のしっとり感に戻し急がない。
④もののけ姫
※練習記号[B]以降の音取りも行い、繰り返し前まで練習しました。
・この曲では男性の強さとやさしさを表現できるよう言葉の持つ意味で音質をコントロールしましょう。
・前奏から7小節目の音を取る練習。とても難易度が高い(特にAlto、Bass)のでまずは絶対音とハーモニーを意識するように練習を進めていきます。
・9小節目の出だしは溶けあう声で。特にSop./Ten.はしゃべり発声にならない。
・20~24小節目のTen.は主旋律でリードするので母音が短く切れないように。
・練習記号[B]は不協和音が多用されています。その緊張感を出しましょう。
・30~31小節目の長音は弱くならないよう強さを保つこと。
・32小節目からの「けー」でのばすところはエ段の発声を注意しないと音が下がってきます。
・25小節目、35小節目のBass/Ten.の五度のハーモニーで重厚感を出す。
・36小節目の最後は”もののけ”のように消えていきましょう。
・39小節目Ten.は美味しい聞かせどころ。張り詰めた細く通る響きで。
≪連絡事項≫
① 次回(5/17)は上履き/スリッパ忘れずに。(ピアラ体験学習室Aは土足厳禁です)
② 第九公募のチラシができあがりました。ご利用ください。
③ Shirako先生の地元での演奏会のご案内あり。このため6/21は無伴奏の練習を中心に行います。(その他、Isodaさんの演奏会のご案内もありました。詳細はそれぞれShirako先生、Isodaさんまで)
2025.4.26 (土)
練習が終わるころに通り雨がありました。帰り道では薄い虹も見えました。(掲示板に写真貼りました)
この日の出席者は、S6名、A9名、T3名、B7名 計25名。
①発声練習 Yuki担当。
・前週のMensah先生のヴォイストレーニングでの発声の仕組みを再確認しました(お好みソースの空き容器にオイル系の液体を入れて発声のイメージ)。液体の表面が横隔膜、キャップの器具の出口が鼻腔、キャップの下端が口のイメージ。1)横隔膜より上体は力を入れない、2)横隔膜をストンと落とすと事前に空気が肺に戻ってくるので決して上体で吸わない、3)声帯も空気の通りすがりに震えるイメージで声を出そうと力を入れてはいけない、4)空気は鼻腔で共鳴させてから出るイメージで口から出すイメージを持たない。
・呼吸法(5拍、ソースの空き容器のイメージで腹筋を複数回入れ直す)。
・ドミレファミソファラソシラドシレ↑ド↑ーの音形(↑はオクターヴ上)を使って「イーーーエーーーアーーーオーー」と母音が変わるごとに腹筋を入れ直す練習。
・ドラシソラファソミファレミドレシ↓ドーの音形(↓はオクターヴ下)を使て前項と同様に腹筋を入れ直す練習。
・低音発声は中高音発声の横隔膜と鼻腔を上下方向に引っ張るイメージに加え、胸筋を前方左右に広げるイメージで共鳴箱を感じるとよい。いずれも上体に力は入れない。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②追加の発声練習
・ドからシラソファミレドと繰り返し音を下げていき、出なくても響かせているつもりで体の使い方を維持する。無理に音程を正しくしたり、声を出そうとしない。低音の体の使い方を身に付けると少しずつ下の音域が広がる。下の音域が人がると上の音域も広がる。
・同様にドからレミファソラシドと繰り返し音を上げていくことも同様に発声。
③第九
※練習記号[D]を使って慣れで歌うのではなく一段上を狙うための練習でした。(1/25の練習で示された今年の重点ポイントを踏まえた練習です)
・母音を長く歌ってなめらかな響きとしっかりとした子音を入れるため、テンポを落として歌いました。
・260小節目だけは子音を強くし、母音を短めではっきりと切れ良く歌う。その他は母音を最大限に長くうたってレガート感を出す。
・次に母音の長さを維持したまま単語の入りの子音をはっきりさせる歌い方練習。
・加えてフレーズの終わりの”-lt”のt音しっかり入れる。
④いつも何度でも
※106小節目まで各パートの音を再度確認しました。
・Sop.は70小節目、78、79小節目の音が飛ぶところは直前の音で腹筋をしっかり入れ直して飛んだ音が飛び出ないように。
・70~83小節目のB.F.のパートは深く溶けるような響きで。また、主旋律(Sop.)を凌駕しないよう強さはコントロールすること。
・Altoは77小節目のSop.と三度のハーモニー大事。ファ#がナチュラル(♮)気味になりがちなので気を付けましょう。
・Ten.は83小節目の「で」が生声になりがちなので注意(エ段の発声気を付けましょう)。
・Ten.は85~86小節目は音の変わる際にわずかに響きを膨らませてから音を変えます。
・Bassは77小節目の「かな」の音が不正確です。パート音源を今一度確認しましょう。
・87小節目からのTen.主旋律はレガートで歌うように。母音が短く切れないよう。
・87小節目からは歌詞の切れ目が音形と合っていないので注意。歌詞の切れ目を大事に歌うこと。Altoは歌詞がところどころ抜かれているので更に難しいですね。
・93小節目からcresc.しっかり入れること。そのうえで「果てしなく」の入りははっきり声を張ること。
・Altoは93小節目のf(フォルテ)は94小節目の頭にあるとして歌います。
・99~101小節目は各パート「両手は」のあとでブレスをとる。
・118小節目以降は最初の無伴奏のところと異なるので改めて音取りをします。
・103~106小節目はきれいな響きのまま弱めましょう。無理に続けない。
・117小節目の「いく」は「ゆく」で歌いましょう。
・122小節目Sop.は改めて指示がなければ分かれましょう。
・118~123小節目の「はなもかぜも」は主旋律をSop.→Ten.→Sop.ときれいに引き継ぎましょう。
⑤もののけ姫
※練習記号[A]についてパート毎及びパート間で改めて音を確認しました。
・この曲はクラシックな発声で決して浅い発声にならない。
・まだ音が各パート不安定でした。パート音源等で再確認ください。(Sop.は13小節目の音が上がり切らない。Altoは21小節目がBassに引きずられやすい、Ten.は13小節目がBassに引きずられる、Bassは15小節目が♭になりきれず、また23小節目が主旋律のTen.に引きずられる)
・16小節目のTen.の「ろール」はなめらかに推移すること。
・20小節四拍目からTen.が主旋律です。Bassから流れを引き継ぐように歌う。
・23小節目の「よこがお」の「が」は鼻濁音忘れずに。
≪連絡事項≫
① 練習スケジュール(2025.04~2025.09)配布。
2025.4.19 (土)
暑い日でしたね。30℃に届こうかと言う日和の中、長期休暇の方が先週・今週と何人か復帰され、新人も初練習、ボイストレーニングも始まり、外気に負けず熱のこもった練習になりました。
この日の出席者は、S7名、A7名、T2名、B7名 計23名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。(今年度初。今年もお願いすることになりました。)
・お好みソースの空き容器にオイル系の液体を入れて発声のイメージを改めてご教授いただきました。液体の表面が横隔膜、キャップの器具の出口が鼻腔、キャップの下端が口のイメージ。1)横隔膜より上体は力を入れない、2)横隔膜をストンと落とすと事前に空気が肺に戻ってくるので決して上体で吸わない、3)声帯も空気の通りすがりに震えるイメージで声を出そうと力を入れてはいけない、4)空気は鼻腔で共鳴させてから出るイメージで口から出すイメージを持たない。
・呼吸法(5拍、ソースの空き容器のイメージで腹筋を複数回入れ直す)。
・息が持たない人は上体に力が入っていて空気が出し切れていないことが多い。無理に続けようとすると更に上体に力が入るので無理のない段階で音楽に影響のないところで息を継ぐのもひとつの策。
・ドミソミドの音形で「イーエーアーオーウ」。
・ドミレファミソファラソシラドシレ↑ド↑ーの音形(↑はオクターヴ上)を使って「イーーーエーーーアーーーオーー」と母音が変わるごとに腹筋を入れ直す練習。
・ドラシソラファソミファレミドレシ↓ドーの音形(↓はオクターヴ下)を使て前項と同様に腹筋を入れ直す練習。
・低音発声は中高音発声の横隔膜と鼻腔を上下方向に引っ張るイメージに加え、胸筋を前方左右に広げるイメージで共鳴箱を感じるとよい。いずれも上体に力は入れない。
以下、Yuki担当。
②いつも何度でも
※アカペラ部分(69~86小節目)のお浚いと87~106小節目の音取りをしました。
・79小節目Sop.の「え」の音程が上がり切りづらい。直前の「ぞ」で腹筋をしっかり入れ直して「え」は力まないように。
・85~86小節目の5拍長音は無理に伸ばそうとして力むと音が下がる(響きが下向きになる)ので力まずに伸ばしましょう。
・ハミングで入る下三声の入りの音をSop.の69小節目の流れて取る練習をしました。
・77小節目、83小節目のAlto/BassでB.F.から歌詞になるところは歌詞の流れを壊さないように大切に入ること。
・85小節目のTen.は86小節目の音の変化めがけて少し音量を加え、86小節目の音に変わってから音量を収める。
・87~94小節目の主旋律はTen.だけとし、Bassの加勢はしません。
・89~90小節目の歌詞の切れ目は「そのたび(度)、人はただ青い空の青さを知る」となります。音形から難しい切れ目(特にAltoは歌詞のつまみ食いがされている)なので注意。
・94~103小節目は歌詞の切れ目と音形が合致しにくいので注意。「果てしなく道は続いて見えるけれど、この両手は光を抱ける。」
・103~106小節目はきれいな響きのまま弱めましょう。無理に続けない。
・117小節目の「いく」は「ゆく」で歌いましょう。
・122小節目Sop.は改めて指示がなければ分かれましょう。
・118~123小節目の「はなもかぜも」は主旋律をSop.→Ten.→Sop.ときれいに引き継ぎましょう。
・最後に通してみました。
③もののけ姫
※歌詞の理解のため漢字入りの歌詞を板書しました。24小節目まで音取りしました。
・パート毎に音取りをしました。15~16小節目男声の臨時記号のところは和声の変化点として大切です。早めに慣れましょう。
・17~20小節目はBassが主旋律。音楽の流れをリードしましょう。
・最後に前奏から24小節目まで通してみました。
・27小節目からの歌詞の切れ目は「~に潜む、まことの心を知るは、森の精、もののけ達だけ」となります。
④走る
※時間も限られていたので遅めのスピードで忘れないように64小節目まで二度通しました。
・64小節目までを9月くらいまで徹底練習する予定。そこまでできれば後半はほとんど同じなので楽に取り組めます(歌詞が一部違い終盤の終わり方が異なるくらい)。
・通すことで他のパート含めた流れから自分たちのパートの入るタイミングを練習。
⑤第九
※少しずつ第九講座も始めていきます。
・練習記号[D]の部分の歌詞を意味の解説とともに読み合わせ。
・257~264小節目を歌詞の意味を感じながら練習しました。
・”streng geteilt”は「強く分け隔てられても」の意味を強く区切った歌い方で示す。
・”sanfter”は「やさしい」という言葉なので出だしは子音を長めに柔らかくし、音色もなめらかに。特にTen.は音が飛ぶので難しいですが切れ切れにならないように。
≪連絡事項≫
① 次回(4月26日)は団費集金日。
2025.4.12 (土)
団員総会のため練習時間を30分繰り上げて行いました。
この日の出席者は、S4名、A9名、T4名、B7名 計24名。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。
・ドレミファソファミレの音形を使って「Mi Me Ma Mo Mi Me Ma Mo(繰り返し)Mu-」で子音を長めにしっかり入れて母音を音符にのせる練習。
・ドードーソーソーファミレドの音形で「ieao----u「はーなーがーーさーーーくー」。歌詞を大切にするために子音[h]、鼻濁音、子音[s]を確実に歌う練習。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行9音まで)。6~9音はパート毎に確認しながら練習。数が多くなるとそれに気を取られて発声が崩れて音が不安定になりがち。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②いつも何度でも
※アカペラ部分の69~86小節目の音とハーモニーの確認をしました。
・73小節目Sop.の「い」が不安定になりやすいので注意。110小節目「ゼロ」の動きとは異なるので区別する意識を持ちましょう。
・79小節目Sop.の「え」の音程が上がり切りづらい。直前の「ぞ」で腹筋をしっかり入れないと次のエ段の発声は難しいです。
・ハミングで入る下三声は移動ドで考えると音は取りやすい。Alto:ミレドシラソラシ、Ten.:ソーミードーファミファー、Bass:ドシラソファミレソ。Sop.の入り(69小節目)はドレの音階。
・83小節目Alto/Bass歌詞になるところは背後で支えるようなハミングの時よりは少し強さを出してSop.とのハーモニーを意識する。
③やさしさに包まれたなら
※鬼門のTen.苦手25~26小節目の訓練のあと全体を通しました。
・上記鬼門は女声が表拍から「やさし」と入るのに対してTen.は裏拍から入るのでタイミング遅れが置きやすい。
・鬼門克服のためには26小節目最初「さ」にめがけて「しーさ」と意識するとタイミングは大崩れしません。この日はうまく行っていました。
④世界の約束
※頭から確認をしながら最後まで歌い、最後は通してみました。
・練習記号[A]の部分はテンポを揺らした三拍子、一方練習記号[B]の部分はきっちりとしたテンポの三拍子を意識して歌いましょう。同様に練習記号[C][E][G]は揺れる三拍子で練習記号[F]はきっちりとした三拍子となります。
・18小節目は弱めて響きが切れるか切れないかのくらいで「ゆらぐ」に繋ぐ。
・25小節目のcresc.はしっかり効かせ、26小節目は「せかい」に繋ぐ。ブレスは「せかい」の前ではとらない。
・38~39小節目「きょ」から「う」へ三拍目から力強く一拍目に繋ぐように歌う。
・43小節目のテヌート三音はベタっと繋げず、一音ずつ丁寧に。
・56小節目のcresc.の流れからAltoの”la la la”が軽やかな雰囲気に変えて、やわらかく丁寧な「ほほに」を歌う。
・80小節目転調後の入りが不安定でしたが馴れていきましょう。
・”la la la”は歌詞としては別物として歌い、前後の歌詞と繋げない。ただし、音楽の流れを決めてしまうのでテンポキープを心掛けましょう。特に119小節目の”la la la”のAltoは遅くなりがちです。テンポキープを。
・125~128小節目はテンポに縛られず、語りかけるように。ただ、じゃべり発声ではなく子音を立て気味にお腹を使って響きを失わないように気を付けましょう。
・131小節目「てー」は腹筋を緩めずにきれいな「エ」の発声を心掛けましょう。
≪連絡事項≫
① 配布物:団員総会議案。練習後、団員総会を行いました。
・2024年度会計、2025年度予算が承認された。
・団則記載の総務を3→2人、会計3→2人の減員が了承された。
・内規の団費について全休月については理由を問わずに徴収しないこととする。
その他決議事項についてはここでは割愛します。
② 次週(4/19)は今年度初めてのボイストレーニングが予定されています。
2025.4.5 (土)
お花見日和でした。四月に入りました。今年度は練習期間が三か月長いと思っていらした方、そのアドバンテージの三か月が終わりました。演奏会まであと一年です。
この日の出席者は、S4名、A9名、T3名、B5名 計21名。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符が尖らずかつ付点が甘くならない練習。
・ドードーソーソーファミレドの音形で「ieao----u「はーなーがーーさーーーくー」。まず母音だけで音形に捕らわれない発声を確認し、次に歌詞を意識して歌いました。
・ドードード↑―ド↑―シラソファミレドの音形(↑はオクターヴ上)で「ieao-------u」「うーみーがーーひーろーがーるー」と歌って音の飛び幅を変えて前項と同じ訓練。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行9音まで)。6~9音はパート毎に確認しながら練習。9拍は3/4(二音ずつの大きな三拍子)+3/8(一音ずつの小さな三拍子)で拍子を取ります。
以下、引き続きYuki担当。
②もののけ姫
※歌唱練習はしませんでしたが、楽譜の確認をしました。
・楽譜に小節番号を振りました。(p41合唱の最初が7、練習記号「A」が9、p42上の段の最初が11、下の段の最初が15、p43上の段最初が19、下の段の最初が23、p44上の段最初が27、下の段の最初が32、p45上の段最初が36、下の段の最初が40、最後の小節が43)
・主旋律は9小節目からSop.、17小節目からBass、20小節目の終わりからTen.、25小節目からSop.に戻る。主旋律の受け渡しを意識し、主旋律パートははっきり、他のパートはハーモニーを支える役に徹しましょう。
・40小節目の後、繰り返しで9小節目(練習記号「A」)に戻ります。その後、36小節目の後、2番カッコの41小節目に入ります。
③世界の約束
※80小節目から最後までを区切りながらお浚い。
・Alto~Bassに時々入る”la la la”について主旋律が長く伸ばしている中でリズム感を出すための手法なのでrit.の箇所以外は基本的にテンポキープを心掛けましょう。
・91小節目のcresc.はその流れのままキーワードの「世界の約束」に持って行くように。Alto~Bassの”la la la”もその雰囲気を壊さないように歌う。
・103小節目のAltoの”la la la”のように、Altoは八分音符の”la la la”のテンポが落ち気味ですので気を付けましょう。104小節目の最初の四分音符の”la”は少しテヌート気味ですが、そこまでにテンポが落ちるとせっかくのテヌートが持つ雰囲気が消えてしまいます。
・111~112小節目のSop./BassはAlto/Ten.の自然な”la la la”の緩みに合わせましょう。
・125~128小節目は印象的な部分です。126、128小節目の>(dim.)は二拍目をふんわり消えていくように歌ってみましょう。
・140小節目(最後)のHumは小節数を伴奏でしっかり確認して入り急ぎや入り忘れのないように慣れていきましょう。(この日は問題ありませんでした。)
④いつも何度でも
※アカペラ部分の69~86小節目の音程キープなど前週のお浚いをしました。
・アカペラについて再度補足説明しました。108小節でピアノ伴奏はtacet(タチェット/タセット)となり、以降無音の指示となります。このため最後(131小節目)まで無伴奏になります。同様に、69~86小節目も伴奏は休符なので実質無伴奏です。87小節目から伴奏が入るので音のずれが許されません。
・本日の練習では致命的な音ズレは出ず、87小節目の音はほぼ正確でした。
・70~77小節目のハミング(B.F.)は4小節ごとに揺れます(72、76小節目の頭が山の頂点)。極端に強弱をやりすぎる必要はありませんが、空間を充填するような溶ける響きを追い求めましょう(喉で押さない)。
・77小節目の各パートの入りの音を確認しました。現状かなり不正確です。特にBassはソの音に入りがちです。次回、パート間(3度ハーモニー中心)の確認練習もしていきたいと思います。
・87~94小節目は当面Bassも歌います。最終的にはBass上だけ、あるいは楽譜通りBassは歌わないかも知れません。
・テンポは前奏に対して合唱始まりは速度が落ちます。87小節目で男声にメロディが移ると少し早めて活気を出します。そして、105小節目から音を伸ばしている間にテンポを落とし、合唱始まりと同じテンポでアカペラを歌って終わります。特に最後は更にテンポが落ちますが、伸ばしている間に音が揺れないことが大切になりますので腹筋をしっかり保ちましょう。
⑤走る
※最初から64小節目まで崩れやすい所を中心に音の確認をしました。
・7~12小節目をパート毎に再確認。9~10小節目は「はしる」の最初の「は」の音は半音ずつ下がることができていれば「る」が多少不正確でもひとまずOKです。
・15小節目からはメロディパート(Sop.→Alto→Bass→Ten.)の受け渡しが大切。次回、それを意識した練習も取り入れたいと思います。
・39~64小節目をパート毎に再確認。今後もう少しこの練習もしていきます。
・43小節目からのSop.と他の3パートの掛け合いを練習。
※演奏例の本日練習部分を一回聞きました。全体の流れをつかんだ方が分かりやすいので、時々練習に取り入れていきたいと思います。
≪連絡事項≫
① 楽譜配布「もののけ姫」。
② 【再掲】新入団員のために暫くは名札を着用しましょう。ご自身の名札の有無を確認いただき、紛失の方は世話役にご相談ください。
③ 【再掲】4月12日は練習後に団員総会があります。練習時間が13:30~15:30となります。
2025.3.29 (土)
急な寒さと悪天の中練習参加お疲れさまでした。
この日の出席者は、S2名、A6名、T1名、B5名 計14名。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符が尖らずかつ付点が甘くならない練習。
・ドードーソーソーファミレドの音形で「はーなーがーーさーーーくー」と歌い、鼻濁音と音形の捉われず歌詞を意識した歌い方の練習。同音で小節を跨ぐタイで腹筋を入れ直すことも意識しました。
・ドードード↑―ド↑―シラソファミレドの音形(↑はオクターヴ上)で「うーみーがーーみーえーーーるー」と歌って音の飛び幅を変えて前項と同じ訓練。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行8まで)。6~8音はパート毎に確認しながら練習。4月からは9音までとの話も。
以下、引き続きYuki担当。
②世界の約束
※112小節目までを区切りながらお浚い後、113小節目以降の音取りをしました。
・5~8小節目のHumは二小節毎の揺れを意識。
・18小節目は二分音符で弱めるが切れないように「ゆらぐ」へ続ける。
・22~30小節目をパート毎とパート間のハーモニーで音の確認をしました。
・23、24小節目の二分音符はべったり繋げすぎず単語の切れ目の揺れを表現し、25小節目のcresc.での音ののびとの違いを出す。
・26小節目はcresc.の流れのまま「せかいの」を歌い、キーワード「やくそく」まで緩めずに歌う。
・37~38小節目は前項とは逆に次のf(フォルテ)に繋がるように緩めない。特に38小節目最初の四分音符はしっかり歌い、四分休符は音は切れるが緩んだ雰囲気が出ないように。
・45小節目の内声(Alto/Ten.)の”la la”は自然なrit.に任せる。外声(Sop./Bass)は内声の”la la”に合わせてcresc.して46小節目の「に」のタイミングをはかる。
・47小節目のa tempo(最初のテンポで)になって以降の”la la la”はテンポが落ちないよう注意しながら歌いましょう。
・53~54小節目の内声の”la la”は54小節目の頭以外はべったりつながらないように。一方で54小節目の頭は「ラー」とテヌート気味に。
・57小節目のAltoの”la la la”は次小節に向けて軽くテンポを緩めない。58小節目の入りの”la”だけテヌート気味に。Ten.も歌い方を合わせる。
・57~58小節目のSop./Bassは58小節目に入ってからAlto/Ten.の”la la”に合わせて柔らかく弱めて「ほほに」を丁寧に歌って行く。「ほほに」の (p(ピアノ)はしっかり腹筋が使えないと「弱い」ではなく「力なく薄い」となるので、それは避けたい。)
・80~112小節の音のお浚いをパート毎に実施。歌い方の注意事項は62小節目までと同様です。
・113小節目以降について歌詞の確認をしながら音取りをしました。
・114小節目のSop.の#、Ten.の#はこれまでと異なるので注意。雰囲気を変える大切な役目です。
・125~128小節目は印象的な部分です。126、128小節目の>(dim.)は二拍目をふんわり消えていくように歌ってみましょう。
・140小節目(最後)のHumは小節数を伴奏でしっかり確認して入り急ぎや入り忘れのないように慣れていきましょう。
※la la laは主旋律が長い音符で伸ばしている中での表現をリードする役割を持っています。このla la laの歌い方で曲の雰囲気が変わるので大切にしていきましょう。
③いつも何度でも
※アカペラ部分の69~86小節目を音取りしました。
・アカペラについて補足説明しました。108小節でピアノ伴奏はtacet(タチェット/タセット)となり、以降無音の指示となります。このため最後(131小節目)まで無伴奏になります。同様に、69~86小節目も伴奏は休符なので実質無伴奏です。87小節目から伴奏が入るので音のずれが許されません。
・本日の練習では致命的な音ズレは出ず、87小節目の音はほぼ正確でした。
・B.F.は口を閉じたハミング。70~77小節目は4小節ごとに揺れます(72、76小節目の頭が山の頂点)。極端に強弱をやりすぎる必要はありませんが、空間を充填するような溶ける響きを追い求めましょう(喉で押さない)。
・87~94小節目は当面Bassも歌います。最終的にはBass上だけ、あるいは楽譜通りBassは歌わないかも知れません。
④走る
※少し時間がなかったので最初から64小節目まで音の確認をしました。
・最初に全体合唱したら合唱にならなかったので中断し、全体合唱しながらピアノで1パートだけなぞってもらう方法で練習しました。
・次週もう少し丁寧に確認しますが、49小節目のSop.は一拍入り遅れがち、54小節目のBass上が入り忘れがちでした。
≪連絡事項≫
① 新入団員のために暫くは名札を着用しましょう。4/12に次回参加されるそうですので、ご自身の名札の有無を確認いただき、紛失の方は世話役にご相談ください。
② 【再掲】4月12日は練習後に団員総会があります。練習時間が13:30~15:30となります。
2025.3.22 (土)
初夏レベルの気温で、屋外の広場では多くの子供たちが遊んでいました。会場の外から見えるように団員募集のチラシを貼ってみました。扉を開けて練習できないので「見学自由」と書いても難しい面もありますが、足を止めて中をガラス越しに覗かれた方は何人かいらっしゃいました。
この日の出席者は、S4名、A7名、T3名、B7名 計21名+見学者1名。
諸事情で長くお休みになる方が増えてきました。なかなか余裕がないかも知れませんが、練習模様で少しでもつながってくださればと思います。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。同じ母音の最初の音での腹筋をしっかり入れて同母音の次の音が飛び出ないように発声。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符が尖らずかつ付点が甘くならない練習。
・ドードーソーソーファミレドの音形で「うーみーがーーみえるー」と歌い、鼻濁音と音形の捉われず歌詞を意識した歌い方の練習。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行8まで)。6~8音はパート毎に確認しながら練習。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②やさしさに包まれたなら
※苦手なところを練習し、その後通しながら歌い方を確認しました。なお、楽譜を見ての練習でも前を向いて指揮を視界にとらえながら歌う練習をしましょう。
・48小節目のリズム練習と49小節目のBassの入り遅れ克服練習。48小節目は16分音符の数で3+3+3+3+2+2をリズム練習を繰り返し感じ方を養いました。Bassはその流れでは3+3+3+3+2+2→1と入ります。
・13~20小節目の男声のリズムを歌唱で練習。女声のメロディラインを聞きながら拍を刻むと自分勝手なスピードにならない。良くなりました。Bassは一拍目/3拍目の「ラー」がべったりならないよう、「ラーン」のように歌ってリズム感を出しましょう。
・25、26小節目のTen.の入りの練習。まず部分的に指揮を見て体得しましょう。焦るのと23小節目の16分音符入りのリズムの影響で8分音符が安定して刻めないようになっています。同じ長さを第一に心掛けてみましょう。
・21~24小節目のSop./Bassは響きのみのやさしい「アー」で歌うこと。
・切れ味とねばりの区別を付ける。例:13~14小節目「きもーちー」は16分音符の持つ”切れ”が大切、15~16小節目「あさーはー」の「さー」はじっくり長さを出す”ねばり”が大切。他の箇所も”切れ”なのか”ねばり”なのか意識しましょう。
・27~28小節目の「きっと」は「きー」で付点八分音符まで歌って「と」の直前で「っ」と切れて「と」の子音を立てる。女声は「とー」でのばす間に男声が聞こえるよう少しだけ弱める。
・53~54小節目も前項の通り。
③世界の約束
※14~62小節目までを再度の音確認とともにじっくりご指導いただきました。
・22~30小節目をパート毎とパート間のハーモニーで音の確認をしました。
・23、24小節目の二分音符はべったり繋げすぎず単語の切れ目の揺れを表現し、25小節目のcresc.での音ののびとの違いを出す。
・31小節目の男声はオクターヴを合わせること。
・34小節目で詩の一節の区切りがあることを意識して歌う。
・37~38小節目は前項とは逆に次のf(フォルテ)に繋がるように緩めない。特に38小節目最初の四分音符はしっかり歌い、四分休符は音は切れるが緩んだ雰囲気が出ないように。
・44~45小節目は当面rit.はあまり意識せずに練習します。rit.をどう表現で利用するかはもう少し全体ができ上ってから。
・45小節目の内声(Alto/Ten.)の”la la”は自然なrit.に任せる。外声(Sop./Bass)は内声の”la la”に合わせてcresc.して46小節目の「に」のタイミングをはかる。
・49~50小節目のAltoの”la la”は三拍子のリズムを感じながら。
・53~54小節目の内声の”la la”は54小節目の頭以外はべったりつながらないように。一方で54小節目の頭は「ラー」とテヌート気味に。
・57小節目のAltoの”la la la”は次小節に向けて軽く。Ten.はAltoと一緒に頭の中で歌っているつもりで58小節目の入りをAltoと合わせる。
・58小節目からの「ほほに~」は弱いというよりは丁寧に。(p(ピアノ)がしっかり腹筋が使えないと「弱い」ではなく「力なく薄い」となるので、それは避けたい。)
※歌詞について歴史(過去)について昔から決まっていて、そこから未来に向かって気持ちを持って行こうという谷川俊太郎さんらしい詩であるとの解説をいただきました。
④いつも何度でも
※アカペラ部分の106~114小節目を音取りしました。
・主旋律のSop.は問題なく音程を維持して歌うことができました。
・Sop.は歌詞の切れ目を意識して歌うこと。特に112小節目は「~からだが、みみをすませる」なので「みみ(耳)」は後ろの「み」が飛び出ないように。
・Alto/Ten./Bassは楽譜通りB.F.は口を閉じたハミングで歌う。4小節毎のフレーズで波を作るが、110小節目はひと波終わるようにし、111小節目に無造作に繋げないように。
※アカペラ解説:a capellaは教会音楽風にの意。現在はボイスパーカッション含めて無伴奏で演奏する音楽全般を指します。本日練習した部分は108小節でピアノ伴奏はtacet(タチェット/タセット)となり、以降無音の指示となります。このため最後(131小節目)まで無伴奏になります。実はこの部分より気を遣うのは冒頭の69~86小節目です。ここも伴奏は休符なので実質無伴奏です。87小節目から伴奏が入るので音のずれが許されません。
なお、132小節目以降はこの楽譜の次曲への間奏部分なので扱いません。
≪連絡事項≫
① 2025~2026年度団費集金袋を配布しています。なお、4月分は4月5日にお願いします。
② 【再掲】4月12日は練習後に団員総会があります。練習時間が13:30~15:30となります。
2025.3.15 (土)
折角外から見える練習会場なので、「見学自由」なんて掲示が練習室の前に出せても面白いかなと思いました。
この日の出席者は、S4名、A6名、T4名、B7名 計21名、少な目でした。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・忘れないようにオクターヴ往復で”vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-“。口腔内を広く”I”や”e”が発声できるように。特に”e”がしゃべりことばになりがちなのでご注意を。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。同じ母音の最初の音での腹筋をしっかり入れて同母音の次の音が飛び出ないように発声。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符が尖らずかつ付点が甘くならない練習。
・ハーモニー練習。(Hum、Hum→マーを半音進行8まで)。6~8音はパート毎に確認しながら練習。
以下、引き続きYuki担当。
②やさしさに包まれたなら
※全体と通した後、苦手なところを中心に返し練習しました。
・13~20小節目の男声リズム練習。Bassは17小節目の低音で走るクセあります。発声が仕方を変えないように。Ten.は短い音を確実に発声し、音程がいい加減にならないこと。
・13~20小節目の女声は男声のリズムを刻む歌唱に対して、歌詞の意味を考えた抑揚のある流れを忘れないように。
・25、26小節目のTen.の入りの練習。入りが早かったり遅れたり、音符の長さが安定しないのでまだまだ練習必要です。女声パートを聞き過ぎない方がよさそうです。
・48小節目の伴奏のシンコペーションと切るタイミング、49小節目のBassの入りタイミングに慣れる練習しました。
・59小節目は全員二分音符を一拍目外切りにしてブレスを入れてタイミグを合わせる。
③世界の約束
※62小節目までのお浚いと112まで音取りをしました。残りは印象的に終わる部分なので敢えて音取りは残しました。
・前週に続き二種類の三拍子パターン①一拍目・二拍目から三拍目に繋ぐパターンと②三拍目から一・二拍目に繋ぐパターンを同音のハミングで歌い分ける練習。
・前週同様、歌詞付きで二種類の歌い分け練習。ソーミソーミソーラソー、ファレーファミーレドーの音形を使い「はーるかーぜふーけばー、はなーさくーみちー」で前半が①後半②を感じながら歌う。
・同じ音形で歌詞をHumに変えて表現をつける練習。
・冒頭のHumの響かせ、6小節目、8小節目の頭にヤマが来るよう揺れを表現する練習。
・14小節目の入りはあまりテンポを遅くしないのでさらっと入りましょう。
・22小節目からパートが分かれるがそこで音量が落ちて聞こえないよう一段ギアを上げて歌う。(その前の斉唱部分はどうしても強く大きく聞こえます)
・25小節目のcresc.は盛り上がって次の「せかい~」につなぐように歌う。盛り上がりでは微妙にテンポアップするので楽譜を見ていても指揮を視界に入れておくこと。
・31小節目ではもう一段ギアを上げましょう。
・44小節目に入ってからrit.。急がず、「っ」はハッと切れるように歌う。また、もとの速さに戻るのは47小節目に入ってからです。46小節目の「おも」が速くならないように。
・同様に110小節目も「ひそむ」の「そ」が丁寧に音がのるようにrit.をかける。
・45小節2~3拍目のAlto/Ten.”la la la la”はcresc.をかけてたっぷり。他のパートもそれを感じながらcresc.。
・49小節目Altoの”la la”は遅くなりがちですスピードを保ちましょう。その直前の歌詞をのばしている感覚で歌いましょう。「にーいーいーいいいー、あな」のイメージを持ちながら。
・以降のAlto/Ten./Bassの”la la”も前項と同様なイメージで歌い、特別に足した感が出ないように自然に。
・間奏75小節目から80小節目の入りの音を確認しながら112小節目まで音取り練習。細かい歌い方の指示はしていませんが、”la la”でスピードが落ちないように。
④走る
※前回の39~53小節目の音・リズムの確認をし、音取りを64小節目までのばしました。
・39~53小節目の音とリズム練習をAlto、Ten、Bassパート毎に確認。
・39~53小節目はTen.は一旦全員上を歌うことにしました。
・39~53小節目のSop.を他のパートの流れを感じながらタイミングと音取り。
・65小節目で15小節目のパターンに戻ります。64小節目までできれば自信がつきます。
≪連絡事項≫
① 4月12日は練習後に団員総会があります。練習時間が13:30~15:30となります。
② 【再掲】4月分の団費は会計年度の都合上4月に入ってから集金します。
2025.3.8 (土)
練習後雨粒が落ち始めましたが皆様帰路は大丈夫でしたか。夜は春の淡雪になりましたね。
この日の出席者は、S5名、A9名、T2名、B7名 計23名でした。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。同じ母音の最初の音での腹筋をしっかり入れて同母音の次の音が飛び出ないように発声。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符が尖らずかつ付点が甘くならない練習。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行8まで)。6~8音はパート毎に確認しながら練習。Yukiが確実に発声できない喉の状態だったためかいつになく音が不安定でした。前で声を出す人の責任をより一層痛感しました。
以下、引き続きYuki担当。
②やさしさに包まれたなら
※うまくYamamoto先生からのご指導の通り歌えないところ、もう一段レベルを上げたいところを練習し、最後に通しました。
・10小節目はノンブレスで「かなえ」に繋げた後、「かなえてくれた」を大事に歌う。このパターンは18小節目、42小節目にもありますが、忘れて歌ってしまいがちです。毎回気を付けられるようにして早めにクセにしましょう。
・13小節目からの男声のリズム練習を前週と同じ要領で練習。
・25、26小節目のTen.の入りは取り上げませんでしたが、入り遅れたり、音符の長さが安定しないので次回練習しましょう。
・48小節目の伴奏のシンコペーションと切るタイミング、49小節目は入りタイミングに慣れるため繰り返し練習しました。
・59小節目は全員二分音符を一拍目外切りにしてブレスを入れてタイミグを合わせる。
③いつも何度でも
※本日配布した新曲。練習はしませんでしたが、ハミングの種類について勉強しました。
・楽譜にある”B.F.”は”bouche fermée”(ブシュ フェルメ) の略記で口びるを軽く合わせたハミング。口の中は歯を食いしばらず広く取ります。”bouche”=口、”fermée”=閉じた。
・前項のほか”B.O.”は” bouche ouverte”(ブシュ ウヴェルト)の略記で唇を開けた状態で鼻を鳴らすハミング。”bouche”=口、” ouverte”=開いた。
④世界の約束
※三拍子に慣れる練習のあと、62小節目までの確認と間奏から転調の入りの感覚を得る訓練をしました。
・前週に続き二種類の三拍子パターン①一拍目・二拍目から三拍目に繋ぐパターンと②三拍目から一・二拍目に繋ぐパターンを同音のハミングで歌い分ける練習。
・前週同様、歌詞付きで二種類の歌い分け練習。ソーミソーミソーラソー、ファレーファミーレドーの音形を使い「はーるかーぜふーけばー、はなーさくーみちー」で前半が①後半②を感じながら歌う。
・同じ音形で歌詞をHumに変えて表現をつける練習。
・冒頭のHumの響かせ、6小節目、8小節目の頭にヤマが来るよう揺れを表現する練習。
・14小節目の入りの音が不正確にならないようその前の休符で発声の準備をしっかり。
・18小節目は二分音符で若干弱めて(dim.)、「ゆら」で再びcresc.気味に膨らませて「ぐ」に繋いで揺れを作って歌う。ここでは言葉を繋ぎたいのでブレスはしない方がよい。
・22小節目からパートが分かれるがそこで音量が落ちて聞こえないよう一段ギアを上げて歌う。(その前の斉唱部分はどうしても強く大きく聞こえます)
・21~22小節目の「はー」は最初の二拍くらいが山になるようにしてその後自然に減衰し、22小節二拍目の裏で柔らかく息を継いで「とき」に入ることで揺れをつくる。
・26小節目はノンブレス。「せかい」の「せ」はテヌート気味に言葉を目立たせ、キーワードの「約束」まで緩めない。るため、子音の”s”音を長めにして母音を響かせる丁寧さを出す。
・31小節目ではもう一段ギアを上げましょう。
・44小節目に入ってからrit.。急がず、「っ」はハッと切れるように歌う。
・45小節目以降のAlto、Ten.に”la la”が間に入ってきます(後続にはBassにもあります)。取ってつけたようになりがちなので、その直前の歌詞をのばしている感覚で歌いましょう。例:45小節目:「ようuuuuにー」と歌っているがのごとくに。
・62~79小節目の間奏から転調の入りを確認。一音上がっていますが22小節目と同じ音の動きになっています。
⑤走る
※39~53小節目の音取りをしました。ここまでで折り返しになります。
・39~43小節目のリズム練習をAlto、Ten、Bassで繰り返しました。
・39~43小節目の音の変化は特徴的ですが、この曲で多用されているので慣れましょう。
・53小節目はオクターヴの違いはありますが同音。主旋律のパートに合わせすことでその前までで音が他多少ずれても合わせましょう。
≪連絡事項≫
① 新しい練習スケジュール(2025.03~2025.07)配布。団員総会の日は練習時間が30分繰り上がりますのでご承知置きください。
② 楽譜配布:「いつも何度でも」
③ 【再掲】4月分の団費は会計年度の都合上4月に入ってから集金します。3月分までは年度内にお納めください。
2025.3.1 (土)
とても暖かい3月のスタート。でも週明けから寒いそうです。気を付けましょう。
この日の出席者は、S5名、A8名、T4名、B7名 計24名でした。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドミソミトで「イエアオウ」。「イ」と「エ」の口腔の広がりを意識しました。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。同じ母音の最初の音での腹筋をしっかり入れて同母音の次の音が飛び出ないように発声。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符が尖らずかつ付点が甘くならない練習。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行8まで)。6~8音はパート毎に確認しながら練習。久々の8音いかがでしたか。
以下、引き続きYuki担当。
②やさしさに包まれたなら
※前週のYamamoto先生からのご指導の確認をし、後半へそれを展開しました。
・10小節目はノンブレスで「かなえ」に繋げた後、「かなえてくれた」を大事にうたうために、「えー」で伸ばしている間は緩めない。
・13小節目からの男声のリズム練習。BassはTen.の二拍目/四拍目の「ラ」も歌って「ラーララ・ラ」でスピードをコントロールする感覚を養いました。実際にはTen.分は頭の中で歌うことでコントロールしましょう。
・17小節4拍目女声「て」が長くならないように。「も」が次小節の頭に合ってはいけない。
・18小節目女声はノンブレスで「きせき」に繋げた後、「おこる」まで盛り上げる。
・25、26小節目のTen.の入りの練習を繰り返しました。単独だとうまく歌えるので女声のメロディラインからタイミングを取るのではなく、自分で拍数をカウントして入った方が良さそう。
・25小節目のBassの入りは生声にならない。入りをはっきりさせた後は響きのみで。
・29小節目のBassはcresc.して「る」でアクセント気味にボァンと切る。ブレスを取らずに次へ進めないこと(ブレス必ず入れる)。
・31~32小節目の「メッセージ」の白玉音符は決して押さずに響かせてのばす。
・37~44小節目女声はスラーで膨らむように歌って揺れるように。男声は硬めに歌ってリズム感を失わないように。42小節目男声は「届け」に繋げて「くれた」まで盛り上げる。
・13小節目の二番歌詞(女声)は下向きヒゲの音符(小さめの音符)のリズムで歌う。【再掲】
・49小節目は若干入り遅れ気味です。伴奏がシンコペーションでつながっているので拍数が取りにくくなっているようです。テンポキープしましょう。
・58小節目のBassはブレスを必ず入れる。
・59小節目は全員二分音符を一拍目外切りにしてブレスを入れてタイミグを合わせる。
・最後は「ジー」を喉で押さずに響きを広げて歌う。
③世界の約束
※三拍子に慣れる練習のあと、62小節目まで音取りをしました。
・前週ご指導いただいた二種類のリズムは①一拍目・二拍目から三拍目に繋ぐパターンと②三拍目から一・二拍目に繋ぐパターンの解説おさらい。(前週と①②が反対でした)
・歌詞付きで二種類の歌い分けを体験。ソーミソーミソーラソー、ファレーファミーレドーの音形を使い「はーるかーぜふーけばー、はなーさくーみちー」で前半が①後半②を感じながら歌ってみました。うまく歌い分けられましたか。
・冒頭のHumの響かせ方として口の中は「あ」を歌っているように歯を閉じず広く取って、唇だけ軽く閉じて鼻腔に響きを感じるように。
・6小節目、8小節目の頭にヤマが来るように響きに膨らみを持たせ揺れる感じを出す。
・18小節目は二分音符で若干弱めて(dim.)、「ゆら」で再びcresc.気味に膨らませて「ぐ」に繋いで揺れを作って歌う。ここでは言葉を繋ぎたいのでブレスはしない方がよい。
・21~22小節目の「はー」は最初の二拍くらいが山になるようにしてその後自然に減衰し、22小節二拍目の裏で柔らかく息を継いで「とき」に入ることで揺れをつくる。
・25小節目のcresc.はしっかり付ける。
・26小節目はノンブレス。「せかい」の「せ」はテヌート気味に言葉を目立たせるため、子音の”s”音を長めにして母音を響かせる丁寧さを出す。
・31小節目から歌詞をもう一度よく読みましょう。どこに言葉の切れ目があるか感じておかないと前述の二種類のパターンのどちらに寄せるか適切に感じられなくなります。
・43小節目のテヌートは遅くならないうようにひとつひとつ子音と母音を大切に歌う。
・44小節目に入ってからrit.。「っ」はハッと切れるように歌うと印象的になります。
・45小節目以降のAlto、Ten.に”la la”が間に入ってきます(後続にはBassにもあります)。取ってつけたようになりがちなので、その直前の歌詞をのばしている感覚で歌いましょう。例:45小節目:「ようuuuuにー」と歌っているがのごとくに。
・以降は音取りだけで62小節まで合唱しました。
④走る
※前回崩れたところの確認のあと39~43小節目のリズム読みをしました。
・7~9小節目の音の遷移をパート毎に確認しました。9~10小節目は「は」が半音ずつ下がっていく流れが大事になります。
・39小節目の入りは拍頭です。裏拍にならないように。Alto、Ten、Bassで39~43小節目のリズム読みを揃う前繰り返しました。リズム読みは自主練をお願いします。
≪連絡事項≫
① 4月分の団費は会計年度の都合上4月に入ってから集金します。3月分までは年度内にお納めください。
2025.2.22 (土)
あっと言う間に2月練習終わりましたね。皆さんにとってどんな二か月だったでしょうか。
「猫の日」のこの日の出席者は、S5名、A10名、T3名、B5名 計23名だったのニャ。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・1オクターヴ往復で”vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-“と”I”と”e”の口腔を広げる発声の練習。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。同じ母音の最初の音での腹筋をしっかり入れて同母音の次の音では余力で発声。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符が尖らずかつ付点が甘くならない練習。
・前項を歌詞「青い海が見える」と「青い海広がる」の2パターンで言葉の切れ目による歌い方の違いを意識する練習。歌詞に意識しつつも呼吸法からの発声法を忘れずに。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行7音まで)。6音7音はパート毎に確認しながら練習。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②やさしさに包まれたなら
※「のり」(グルーヴ感)を養うための練習を中心にご指導いただきました。慣れない裏拍文化に挑戦し克服しましょう。
・前奏のリズム感を引き継いて歌い始めるように。
・10小節目の付点二分の三拍の感覚(拍感)を持たないと短くなりがち。四拍目の頭に「か」が正確に来るように。
・13小節目からは各パートが動き(リズム)を共有しながら歌うこと。
・13小節目女声の4拍目の「きもち」の「ち」が次小節の頭より前にするためには「きも」を素早く。それでいて以前「き」の母音大事という話もあり、繰り返し練習しました。
・13小節目Ten.は裏拍に必死感がですぎ。軽く「ポン」と響くイメージで。
・13小節目Bassは1拍目、3拍目の「ラ」の入りをテヌート気味にしっかり歌って安定したリズムを作り出すこと。Ten.の2拍裏、4拍裏の「ラ」と掛け合うリズム感を持つと走らない。
・21~28小節目をパート相互の関係を意識した練習をしました。特に25小節目Ten.「やさし」の入りのタイミングと3つの八分音符が同じ長さになることを何度も確認しました。
・「ー」に関する訂正:基本的には「―」も長い棒線も区別を付けず連続性をもって歌うこととする。
・26小節目のBass「つ」の入りは特にハッキリ入れること。
・29小節目Bass「うーつーる」とcresc.していき、「る」はテヌート気味にしっかり発声することで他パートの30小節目の入りのきっかけになるように。
・31小節目の二分音符はしっかり伸びて「メッセージ」へ勢いを付けるように。
・31小節目、32小節目の長い音符は声を張るが喉声にならないように合唱らしい発声で。
③世界の約束
※こちらも慣れない三拍子文化についてお話がありました。まず手拍子でこの曲に関する二種類のリズムについて学習しました。その後、30小節目まで歌唱練習をしました。
・二種類のリズムは①三拍目から一・二拍目に繋ぐパターンと②一拍目・二拍目から三拍目に繋ぐパターン。この曲は②が主流とのこと。使い分けは歌詞の言葉の切れ目で感じると分かりやすいです。15小節目からは「なみだの」「おく・に」と言葉が切れるので②です。転じて18小節目からは「ゆらぐ」は①で「ほほえみ」は②に戻ります。歌詞をしっかりかみしめて歌えば気にせずに歌い分けができますので、あまり神経質にならなくて良いです。
・三拍子の歌詞から心地よい揺れを生み出す。
・16小節目の「おく」は上記②パターンなので「おー・くに」にならないよう「く」が飛び出ないように柔らかく発声しましょう。
・19小節目は二分音符で若干弱めて(dim.)、「ゆら」で再びcresc.気味に膨らませて「ぐ」に繋いで揺れを作って歌う。ここでのブレスはしない方がよい。
・20小節目「ほほえみ」はレガートで。「え」が音形上飛び出やすいので気を付けて。
・21~22小節目の「はー」は最初の二拍くらいが山になるようにしてその後自然に減衰し、22小節二拍目の裏で柔らかく息を継いで「とき」に入ることで揺れをつくる。
・25小節目のcresc.はしっかり付ける。また盛り上がりに沿ってテンポも上げているので指揮を感じて歌うこと。(全体的に楽譜にしがみつくとテンポの揺れについていけなくなります)
・26小節目はノンブレス。「せかい」の「せ」はテヌート気味に言葉を印象的に目立たせ、キーワードの「やくそく」に繋がるように歌う。
≪連絡事項≫
① 昨年末の演奏会BD、DVD、CDお渡し。代金はIribeさんで取りまとめ。注文してこの日お休みの方の分も出席団員から個別にお渡しできるようにしています。
2025.2.15 (土)
この日は暖かかったですね。火曜日からは再び寒くなるのでお気をつけください。
この日の出席者は、S6名、A10名、T3名、B7名 計26名+見学者1名
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。同じ母音の最初の音での腹筋をしっかり入れて同母音の次の音では余力で発声。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符が尖って目立たないように。
・前項を歌詞「青い海が見える」と「青い海広がる」の2パターンで言葉の切れ目による歌い方の違いを意識する練習。助詞「が」が鼻濁音にし、目立たせない。「広」の「ひ」は尖らせず「広がる」という言葉の流れを大切に。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行7音まで)。6音7音はパート毎に確認しながら練習。
・裏拍のリズム練習(♩=100)。裏拍は表拍を体で感じ取りましょう。まだまだ訓練要。
以下、引き続きYuki担当。
②やさしさに包まれたなら
※全体合唱の後、前週のお浚いと37小節目以降への応用を確認していきました。
・冒頭5小節目のオクターブ跳躍は「小さい」という言葉重視。「い」が飛び出ない。
・5小節目のリズム感は表拍の子音をはっきり入れることで作る。「ち」の”ch”、「さ」の”s”、「こ」の”k”を立てる。
・7小節目「が」、9小節目「ぎ」は鼻濁音大切。
・10小節目はノンブレス。「夢をー」は「叶えてくれた」に言葉を繋ぐ。
・11小節目の「えー」は痩せていかず、「てくれた」に繋がるように。
・13小節目からの男声は「ラ」の度に口を閉じない。また、ブレスも2~4小節単位で考え、休符のたびにとらないように。
・13小節4拍目「きもち」の「ち」が次小節の頭にならないように。「きもちぃ」の「ぃ」が字小説の頭になるように歌うと適切なタイミングで歌えます。
・21~24小節目のBass、Sop.は「ア」は入りをはっきり入れますが、その後は響きだけの歌い方にしてメロディライン(Ten. Alto)を凌駕しないように。
・30小節目のBassのブレスは必ずとって「すべて」のタイミングを他のパートと揃える。
・37小節目からの男声はリズミカルにしっかり歌いましょう。女声は響き重視の「ウー」で口腔の狭い発声にならないこと。
・42~43小節目の八分音符はAltoからSop.へつなぐように歌う。
・49小節目からは21~24小節目と同じ歌い方。メロディラインはしっかり歌いましょう。
・58小節目のBassのブレスも30小節目と同じくちゃんと取りましょう。
・59小節目のブレスは二分音符を二拍目の頭で切って三拍目の「メ」を揃えます。
・【再掲】30~32小節目:Sop.上をSop.全員で歌う、Sop.下はAlto上が歌う、Alto上は歌わない、Alto下は変わらない。
③世界の約束
※30小節目まで音取りをしました。Sop.が常に主旋律の編曲です。
・冒頭、板書した詩(漢字入り)でイメージを共有しました。
・三拍子の取り方は決して同じ長さの四分音符×3ではない。今回は二拍目が長めのウインナワルツに近く、三拍目に八分音符×2がくることが多いのでそこは後半が長目で一拍目へつなぐイメージを例として紹介。正式にはYamamoto先生からの説明に沿う。
・5小節目からのHumは二小節ごとにふくらみを持たせ揺れるように。
・18小節目はブレスをするにしても極短く。ブレスなしくらいのつなぎで。
・22小節目はブレスをとりますが、あまり休符が入るようにはとらない。
・26小節目は18小節目と同じようにノンブレスっぽく歌いましょう。
・28小節目「やくそく」は「やぁくぅそぉくぅ」と母音送りで音を音符にのせましょう。
④走る
※これまで練習した38小節目までをパート毎に反復練習し、そこまでを2回全員で歌いました。
・7~8小節目の流れから9小節目の最初の音が取れていないので次回ピックアップ練習します。
・15小節目以降は主旋律をSop.→Alto→Bass→Ten.と受け渡します。自パートの「走る」の回数よりは主旋律の流れで自パートの主旋律を歌い始めましょう。
・「はしる」の「は」は”h”音をしっかり。出だしの「は」で軽妙なリズムを生みます。
⑤第九
※今年のテーマのひとつ(子音から母音への移り方の違いを出す)を確認し、つまみ喰いしながら最後は851小節目以降を全体合唱してこの日の練習終了。
・595小節目の”Seid”の「ザ」は”z”→”a”は短く強い(神父さんの毅然とした感じ)。一方で603小節目は”z”音が長目で天使も入ったやわらかな雰囲気を出す。
・練習記号[N]の”Brüder”も同様に考え、611小節目は”br”は短く強い(牽引する「みなさん」)が、619小節目は長めにやさしく”br”を発音し、広く「みなさん」と包むように呼び掛ける。
・次に練習記号[S]から。809小節目は決して遅くならない。810小節目に入って急激に速度を変えること。
・同様に、831小節目も遅くしてはいけない。832小節目で初めて急激に遅くする。
・最後に851小節目から。880~893小節目の二分音符はひとつずつではなく、”Diesen kuß”、”der ganzen Welt”のフレーズのまとまりを意識して歌う。
≪連絡事項≫
① 配布物:新楽譜「世界の約束」
② 配布物:選曲委員会結果報告 選曲委員より寄せられた候補曲と選曲結果について報告がありました。なお、今後ステージ構成等を考えながら1~2曲追加していくことも検討していきます。※前回練習模様(2/8)に曲目紹介記事あり。
2025.2.8 (土) ★下線部追記(2025.2.10)
ピアラシティ交流センターでの初練習。48人の講義室形式の部屋なので天井も低く互いの声は聞きやすいという点では歌いやすかったかと思います。どう部屋をセッティングするかSueさんと悩みながら方向や位置を決めましたが、狭く感じながらも違和感なく練習できたかと思います。いかがでしたか。なお、最初は部屋の香りが気になった方もいらっしゃるかも知れませんが、この日の午前中にこの部屋でアロマ教室があったことによります。
この日の出席者は、S6名、A8名、T3名、B7名 計24名
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・”vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-“口腔の上顎を引き上げて発声する練習。特に”I”と”e”注意。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符もしっかり母音をのせて抜けたり音が不正確にならない練習です。
・前項を歌詞「青い海が見える」と「青い海広がる」の2パターンで言葉の切れ目による歌い方の違いを意識する練習をしました。歌詞の意味を表現して歌いました。(「青い海が」の助詞「が」がまだまだ飛び出ているとのYamamoto先生のご指摘あり)
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行7音まで)。6音7音はパート毎に確認しながら練習しました。(半音の感じ方は歌の中ではケース(場合)によって異なるお話がYamamoto先生からありました)
以下、Yamamoto先生ご指導。
②やさしさに包まれたなら
※全体合唱2回の後、32小節目までを使って歌い方を細かく確認しました。最後にそこまでを通して練習終了。95分間この曲だけみっちり練習しました。
・裏拍のリズム練習。男女で表拍と裏拍を分担して互いの拍を感じながら♩=100のスピードで役割を入れ替えながら練習。表拍は煽らない(スピードが前倒しになっていきがち)、裏拍は裏に入る心地よさ/ワクワク感をもって。是非自己練習を。
・冒頭5小節目のオクターブ跳躍は「小さい」という言葉重視。「い」が飛び出ない。(リズミカルに歌うために敢えて飛び出す歌い方もあるがここではそうしない)
・5小節目のリズム感は表拍の子音をはっきり入れることで作る。「ち」の”ch”、「さ」の”s”、「こ」の”k”を立てます。
・7小節目「が」、9小節目「ぎ」は鼻濁音大切。特に「ふしぎ」の「ぎ」は忘れがち。忘れると「ぎ」が飛び出て聞こえます。
・10小節目はノンブレスです。忘れていませんか。「をー」は「叶えて」に繋ぎたい。
・11小節目の「えー」は痩せていかず、「てくれた」に繋がるように。
・13小節目男声リズム感を養うため繰り返し練習。Bassは表拍が前のめりになっていかないように(Ten.の2拍目裏と4拍目裏の「ラ」がきれいにBassの八分休符に入る感覚を感じましょう)。Ten.の裏拍は上手でした。
・13小節4拍目「きもち」の「き」の16分音符は甘めで言葉が飛ばないように。一方で「ち」は次の小節頭にならないようにする。そのためには小節頭で「―」を「い」を言い直す感じで歌いましょう(明らかに言い直すよりはリズムを取る程度)
・17小節4拍目女声「なっても」は「なーって」と歌います。二番目の16分音符は「あ」を入れてから「っ」にします。音が飛んでしまわないように。
・18小節目はノンブレスです。
・21~24小節目のTen.はしっかり発声する。生声で張るのではない。
・21~28小節目のAltoはハモリ意識。21~24小節目は3度上、25小節目からは3度下と役割が変わります。のせるハモリと支えるハモリを切り替えましょう。
・21~24小節目のBass、Sop.は「ア」のあるところでは母音を言い直す。「-」は言い直さないまでもリズムを取るように軽く「ァ」を継ぐ。「___」はレガートでなめらかに。
・25~26小節目Ten.「やさしさ」がひとつの言葉なので小節頭に繋ぐ歌い方(やさしぃさ)を。同様に26~27小節目の「つつまれた」も「つつまぁれた」の感覚。
・27小節目女声、28小節目男声の「きぃっと」子音を立ててリズムの受け渡しが表現できるように。
・29小節目Bassは音が下がっていくごとにcresc.がかかる感じで歌う。
・31小節目の二分音符は痩せないように。八分音符でスパッと切ってキーワードの「メッセージ」を印象付ける。
・32小節目はしっかり響くフォルティッシモ(ff)で。ここは内切りです。
・長い音符はポップスでは前項のように特別に指示がない限り基本的に末尾を減衰気味に切ります。ただし、腹筋を残さないと早く消えてしまう聞こえ方になるので要注意。
・【パート変更】30~32小節目:Sop.上をSop.全員で歌う、Sop.下はAlto上が歌う、Alto上は歌わない、Alto下は変わらない。
※細かく指示を受けて練習し、すべて気にすると歌えないとお感じの方もいらっしゃると思いますが、練習していくとそのように歌うことが気持ちよくなり、気にせずとも歌えるようになります。
≪連絡事項≫
① 放課後に選曲委員とYamamoto先生、Yukiにより演奏会曲目を団員希望調査の結果を参考にまずは5曲+演奏曲1曲を次の通り選曲しました。なお、今後ステージ構成等を考えながら1~2曲追加していくことも検討していきます。
20曲のご希望がありどれも名曲で選出困難を極めましたが、久石ミュージックを中心としつつも作品バランス、話題性、合唱編曲など考慮しました。ご協力ありがとうございました。
※掲載順は演奏順ではありません。演奏順は未定です。
1) やさしさに包まれたなら <作詞・作曲:荒井由実、編曲:千田光 (練習開始済)> [魔女の宅急便]
2) いつも何度でも <作詞:覚和歌子、作曲:木村弓、編曲:信長貴富> [千と千尋の神隠し]
3) もののけ姫 <作詞:宮崎駿、作曲:久石譲、編曲:白川雅樹> [もののけ姫]
4) 世界の約束 <作詞:谷川俊太郎、作曲:木村弓、編曲:白川雅樹> [ハウルの動く城]
5) さんぽ~となりのトトロ(メドレー) <作詞:宮崎駿/中川李枝子、作曲:久石譲、編曲:白川雅樹> [となりのトトロ]
器楽(+スキャット)) ナウシカ オープニング~ナウシカ・レクイエム <作曲:久石譲> [風の谷のナウシカ]
2025.2.1 (土)
文化会館が工事に入り、練習拠点が今月から瑞沼市民センターとピアラシティ交流センターになります。新しく使うピアラシティ交流センターはバス便が少し不便ですが、しばらく何度も使う施設ですので車の乗り合わせなどご自分なりの交通手段を確立願います。
この日の出席者は、S6名、A9名、T3名、B6名 計24名
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。同じ母音の低音から高音への移行を、低音時に腹筋をしっかり作ることでなめらかに。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符もしっかり母音をのせて抜けたり音が不正確にならない練習です。
・前項を歌詞「青い海が見える」と「青い海広がる」の2パターンで言葉の切れ目による歌い方の違いを意識する練習をしました。歌詞の意味を表現して歌いました。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行6音まで)。6音はこの日も乱れたのでパート毎に確認しました。
以下、引き続きYuki担当。
②やさしさに包まれたなら
※45小節目以降の音とリズムをパート毎に確認して、二番歌詞からのCodaの飛び慣れのための全体合唱、そして最後に頭から通しました。
・楽譜訂正(再掲)。55小節目Bassは付点二分音符+四部休符に変更。
・47~48小節目は4拍分痩せないように(かつ力まない)。
・49~57小節目は21小節目からと同様ですが、遅れて歌い出す男声のタイミングが遅れ気味です。しっかりカウントしましょう。
・59小節目の二分音符は四分音符の外切りのタイミングでしっかりブレスを入れることで、3拍目の「メッセージ」の入りを揃えます。
・13小節目の二番歌詞は下向きヒゲの音符で歌います。(再掲)
・21~24小節目のBass、Sop.の「アー」は入りははっきりさせるが伸ばしている間は響き重視で流れること。平坦にのばさない。
・21~23小節目のSop.は「ア」のあるところで言いなおす。
・37~44小節目の女声「ウー」は邪魔にならないやわらかい響きで。
・38小節目の最後の四分音符は39小節目の最初にぐっとつながるように歌う。
・42小節目後半のAltoの動きと43小節目前半のSop.の動きが連動して流れる意識を。
③走る
※25~38小節目をパート毎に音とリズムの確認をしました。その後、最初から38小節目までを速度を少しずつ上げながら通して歌いました。
・Bassは26小節目の音を「ド」と感じて27小節目から「ラドシー(はしるー)」という音階になる。
・Ten.の33小節目「まっ」はBassの32小節目の終わりの音と同じ音から始まる。
・女声は32小節目までの「はしる」から33小節は一音下がる。しっかり変化を付ける。
・戻ってお浚い:9~10小節目は「はしる」の頭「は」が半音ずつ下がる動きで音を感じる。
・1~4小節は音の進行ができていますが、6小節目Bass、9~11小節目の「走る」に入るところの動きが不安定でした。今後も音感を養う練習をしていきましょう。LINE等で配布されたIribeさんからの音源をご活用ください。
≪連絡事項≫
① 訂正:団員アンケート等で以前2025年度の合唱祭を場所を変えて秋開催との情報を伝えましたが、2026年2月1日開催を予定しています。
② 次回練習場ピアラシティ交流センター体験学習室Bのアクセスマップ、バス案内を板書。ご覧になっていない方は各自パソコン、スマホでお調べください。
2025.1.25 (土)
新年初のYamamoto先生による練習でした。あっと言う間に1月の練習が終了。
この日の出席者は、S7名、A8名、T2名、B6名 計23名+見学者1名でした。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・”vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-“で口腔の上顎を引き上げて発声する練習。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。同じ母音の低音から高音への移行を、低音時に腹筋をしっかり作ることでなめらかに。
・同じ音形で付点四分+八分のリズムで。八分音符もしっかり母音をのせて抜けたり音が不正確にならない練習です。
・前項を歌詞「青い海が見える」と「青い海広がる」の2パターンで言葉の切れ目による歌い方の違いを意識する練習をしました。最初のパターンは最高音が助詞「が」なので飛び出ないようにその前音での腹筋大事。次のパターンは最高音の八分音符「ひ」が抜けないように「ひぃ」という母音送りの技術が必要。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マーを半音進行6音まで)。6音は3拍子×2です。6拍数えるのではなく3拍子を意識すると良いです。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②やさしさに包まれたなら
※区切りながら44小節目まで音と歌い方の確認をし、最後に全体を通してみました。
・【楽譜訂正】55小節目Bassは付点二分音符+四部休符に変更。(27小節目と同じに)
・5~12小節目は男声(楽譜通り)、全員、女声、ソリ(複数人)のパターンで試してみました。13小節目以降との違いの面白味を出すのが基本的な考え方ですが、当面はいろいろ試しながら決めていくとのお話でした。
・5~12小節でリズム感を伴奏の聞こえ方(1小節=ズンタカスタタン×2)でノリを。歌詞を追っていると遅れます(特に男声)。
・5小節目冒頭の「ちい」の「い」はオクターヴ上昇が飛び出ないように(発声練習活かして)。
・7小節目の「が」は鼻濁音。
・8小節目の3拍伸ばしはべったりせず、スっと消えるように。(腹筋は抜かない)
・9~12小節目、17~20小節目はノンブレスで。言葉のつながりを出したい。
・10小節目はnon cresc.。一方で11小節目の「えー」は次の「てくれ」に持っていくように響きをつなげるように歌う(cresc.と書くほどではない)。
・13小節4拍目の女声の一番歌詞「ち」が次の小節の前に入れる練習を繰り返しました。
・15~16小節目の「あさー」はぐっとねばって「は」に繋げる。
・13小節目からの男声は速くなっていきやすいので注意。早く覚えちゃって指揮(目)と伴奏(耳)で歌えるように。
・21小節目はTen.が主旋律でしっかりフォルテ(f)で、Altoはそこに3度上でのせるように歌い、ともに平板に歌わないように。また、Sop.とBassの「ア」は響きだけで動きを表現する。
・25~26、26~27小節目Ten.は小節をまたがった歌詞のつながりを意識して歌う。
・30小節目BassのV(ブレス)は確実にとってタイミングが他パートを合うように。
・32小節目の女声の和声練習。Altoの上を基準にした音感を養う練習。なお、Alto下とTen.はぶつかる音なので強すぎないように。
・38小節目の女声のV(ブレス)は確実にとって感情豊か(espressivo)に表現する。
・42~43小節目の女声の「ウ」の動きはAltoからSop.へ流れるようにし、Sop.はそこから二分音符×2で響きを膨らませて最後の四分音符をふんわり響かせて切る。
・45小節以降も上記と同様になります。(21~30小節目の留意点)
③第九
※ソロ部分を飛ばしながら練習記号[D]から618小節目まで歌ったところ合唱団(特に男声)のエネルギー切れで終了。
・今年の重点ポイント2点、
1) 語尾の”t”をはっきり聞こえるようにする。ドイツ語らしさの強化。
2) 子音から母音への切り替え方を曲のイメージにより区別して歌う。
・1)の例:326、328、330小節目の”Gott”の外切りは次の小節の頭で”ot”というタイミングで合わせる。(“o”を歌った跳ね返りで”t”を入れる。ただ”o”が強すぎるとタイミングが遅れるので繰り返し練習が必要。また、“t”は「ツ」にしない。)
・2)の例:595小節目の”Seid”の入りの「ザ(za)」は”z”音を短く”a”音に入って強さを出すが、603小節目の”Seid”は”z”音を長めに発音してから”a”に移行することでやわらかさを出す。
≪連絡事項≫
① 配布:「2024三郷第九合唱団アンケート サマリ」(団員アンケートまとめ)
② 練習後、演奏会実行委員会(最終報告会)をYamamoto先生交えて実施し、チケット販売状況、広報実績、文化会館からの注意事項、ほか課題の共有をしました。
Mensah先生のボイストレーニングは4月開始を予定して調整。
③ Tayaさんの退団発表。(第九だけの参加はされるとのこと)
2025.1.18 (土)
寒い日々が続いていますが、この日は少し凌ぎやすかったですね。
この日の出席者は、S8名、A9名、T2名、B5名 計24名でした。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドミソミドの音形で「イエアオウ」。最高音の「ア」の前の「エ」でしっかり腹筋を入れましょう。また、下行音で腹筋が緩まないように。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。同じ母音の低音から高音への移行を、低音時に腹筋をしっかり作ることでなめらかに。
・”vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-“で口腔の上顎を引き上げて発声する練習。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マー、半音進行6音まで) 久しぶりの6音でハーモニーが崩れました。今後も続けていきたいと思います。
以下、引き続きYuki担当。
②走る
※26小節目まで音取りをし、最後に2回26小節目まで通しました。音の動きとリズムに慣れるために同じ個所を4~5回繰り返しながら進みました。
・1~5小節目は変ニ長調でのBass(シシラー)、Ten.(ミミレー)、Alto(ララソー)、Sop.
(レレドー)の動きでパート毎に4度ずつ上がります。音の動きに慣れましょう。
・6小節目Bass、8小節目Altoは変ニ長調の(ソドレ)の音の動き。
・9小節目は1回目の「はしる」に対して2回目は半音下がった動きになる。(「はし」に対して「る」は1音下がるので、「る」に対して次の「はし」は半音上になる)
・10~25小節目は変ロ長調相当で考える。15~20小節目のSop.「はしるーまっしぐーらにー」は(ソミレーレファレードレー)に相当する。
・同様に21~25小節目のAlto「いきのつづーくかぎーりー」は(ファミミレレーミファソーレー)に相当する。
・21小節目Sop.は20小節目と同じ音から始まる。
【演奏例】 https://www.youtube.com/watch?v=my2-Ucp7w8E
③やさしさに包まれたなら
※44小節まで音取りをし、最後に繰り返し含めて48小節目まで通しました。(なお、45小節目以降は音取りをしていない状態での歌唱)。
・5~12小節目は新たに指示がでない限り全体斉唱で歌います。
・13小節4拍目の女声の最後の「ち」が遅いので何度も練習。
・17小節4拍目の女声の最後の「て」が長くって「も」が次の小節の頭にならよう練習。
・24小節目のBassの「やさしさ」が遅れないように拍カウントしっかり。
・26小節目のBassは1拍目の「つ」をはっきりと歌いましょう。
・29小節目はBassだけ違うタイミグなのでしっかり目立ちましょう。
・44小節目のSop.最後の四分音符が長くならないように。休符にかからない。
【演奏例】 https://www.youtube.com/watch?v=6aAqXfcOuhc
≪連絡事項≫
① 配布:「2024年三郷第九を歌い会演奏会収支報告書」
これをもとに演奏会会計報告が行われ、拍手をもって了承されました。
② 次回練習後(1/25)、演奏会実行委員会(最終報告会)を文化会館和室にて実施します。
2025.1.11 (土)
新年の練習スタートです。新しい曲を楽しみましょう。
この日の出席者は、S8名、A11名、T3名、B8名 計30名でした。
夜の新年会の効果か1名のみ欠席の高参加率。いいスタートが切れました。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドミソミドの音形で「イエアオウ」。最高音の「ア」の前の「エ」でしっかり腹筋を入れましょう。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウ」。同じ母音の低音から高音への移行を、低音時に腹筋をしっかり作ることでなめらかに。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マー、半音進行4音まで)
以下、引き続きYuki担当。
②やさしさに包まれたなら(演奏会第一部曲目)
※32小節まで音取りをし、最後に前奏から32小節まで通して歌いました。なお、楽譜表紙に記載の編曲者は千田光の誤記です。
・冒頭、歌う順序等の説明をしました。13小節目は1番歌詞が上ヒゲ音符、2番歌詞が下ヒゲ音符、30~32小節目女声とBassは上下に分かれる、44小節目の後は13小節目に戻る(繰り返し記号)、2番歌詞の29小節目から45小節目に飛ぶ(Coda)、45~48小節目女声は上下に分かれる、58小節目以降のSop.は上下に分かれる。
・5~12小節目は男声斉唱ですが全体斉唱になってもよいよう全員で歌いました。
(13小節目からの音の広がりを効果的にするには楽譜通り男声のみの方がよい)
・13小節4拍目の女声のリズム練習。最後の「ち」が次の小節の頭にならないこと。
・15小節4拍目~16小節1拍目女声は裏拍進行(シンコペーション)なのでリズム注意。
・17小節4拍目の女声のリズム注意。「て」が長くって「も」が次の小節の頭にならないこと。
・21小節以降は簡単にパート毎に音取りをしたのみ。
③走る(練習用曲)
※5小節目まで音取りをしました。歌いなれが中心の練習です。
・1~2小節目、3~4小節目の斜め線はパート間をまたがったクレシェンドです。パート間の受け渡しを意識しましょう。
・音も流れて取りましょう。(移動ド的に表現すると、Bass(シラー)、Tenor(ミレー)、Alto(ラソー)、Soprano(レドー)。臨時記号を考慮すると変ニ長調相当と考えます)
④第九
※オケ合わせでMensah先生のコメントから修正点を練習しました。
・練習記号[G]。326小節目、328小節目、330小節目の外切りのタイミング合わせを練習。次小節の頭でタイミングを取ってその反動で”t”を入れる。次小説頭で母音を強く言い直すと遅れるので軽くタイミングを取る程度に。
・練習記号[M]。音符毎に切れない歌い方の練習。
・595小節目”Millionen”の「ミ」、”Diesen”の「ディ」、”ü”が平たい発音にならないことを意識した歌唱練習。母音が"i"や"e"になる箇所は上顎の口腔を広くつくる意識を。
・最後にもう一度練習記号[M]を歌って終了。
≪連絡事項≫
① 楽譜配布:「やさしさに包まれたなら」「子猫物語より”走る”」
② 練習スケジュール(2025.1.11版)配布
③ 次回演奏会第一部「ジブリ」で取り組みたい(歌いたい)曲募集中。次回練習(1/18)までにIribeさんまでにメモ等残る形でお知らせください。お寄せいただいた情報からYamamoto先生と協議しながら選曲していきます。
④ 演奏会DVD等の申込状況は配布・集金作業の煩雑さ回避のためにまとめています。一覧表にしていますので個別に申し込まれた方は世話役までお知らせください。
⑤ 団員アンケート回収中。忘れた方は次回(1/18)にお願いします。
演奏会本番(12/22)から
お疲れさまでした。いろいろ「あっ」と思うところはあったかと思いますが、無事演奏会が開催でき、たくさんの客様にお越しいただいたことに幸せを感じざるを得ませんでした。
まずはそのことを「大成功」ととらえて次につなげましょう。
筆者個人はサングラスを胸元から出し忘れて、最後に外そうとした時にサングラスをしていないことに気づくという痛恨の大チョンボ。ほかにも同様の方がいらしたそうで、本番の魔物にやられました。まぁ、これもいい思い出になることでしょう。
年末年始は二回土曜日を休んだ後、1/11初練習となります。
<<連絡事項>>
① 「ふゆやすみのしゅくだい」(団員アンケート)配布。1/11の初練習の時に集めます。
※ソプラノさん分が初め空封筒でしたが、会館で印刷してもらい配布できました。
② ブルーレイ、DVD、CD申込の方は年明けの練習日にも用紙をいくつか持っていきます。ご利用ください。
③ 1月分の団費は1/11初練習の時に集めます。
リハ(12/21)から
今日は冬至ですねぇ。ゆず湯にでも入ってあたたまりましょう。
山台も組みあがり位置取りなど良いリハになったかと思います。皆さん、うまくいったところ、いかなかったところそれぞれあるかと思います。気になったところは最後の確認をして明日のゲネプロ(GP)で確認しておきましょう。
今日は、第二部(第九)の第四楽章からリハ開始。その後第一部のリハを行いました。今日は椅子出し(第一部→第二部)の練習はできていませんので、これは明日のGPでやるしかないですね。
少し共有事項がございます。
・ホール・ニュー・ワールドの前週の練習模様で女性、男性が互いを半身でも見つめる箇所について誤記がありました(修正済み)。女性は53小節目、男性は54小節目です。お忘れなく。
・慕情の後、先生の指示、なくても先生が指揮台を下りたら楽譜を下に置きましょう。
・Mission: Impossibleの後も同様です。先生が指示をくれることになってはいますが、先生の指示が出なくても先生が指揮台を下りたら楽譜を持ちます。前奏が始まる時には楽譜を広げます。
・第九の326小節目、328小節目、330小節目の外切りの仕方は次の小節の頭で”o”で軽くタイミングを取って”t”を言う表現になりました。(ただ”o”は強く言いなおすのではない)
・Mensah先生から追加のアドバイスをいただいていますので、本日配布した「ほかんだよりNo.25」の追補として掲載します。(⇒はYuki解説です)
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全体的に良い感じです👏
明日、集中して頑張ってください!
以下、細かいことですが気になったところ
▶︎ アラジン
p14:ソプラノ「あなた」の「あ」が聞こえない
⇒短い裏拍入りが抜けないためには母音を補う手法をお試しあれ。「あぁなた」。
p16〜17:アルト「ゆめ」「どうぞ」の最初の言葉をもう少ししっかり歌い込んだ方が良さそう
⇒「ゆめ」は前項と同じ。「ゆぅめ」。「どうぞ」はタイミングが揃っていないことも原因。二拍三連符に引きずられて早めにはいっちゃう人もいそう。
p18:最後の男女の歌いあい良くなりました♡が女声「すてきな」の「みつめて」の eとiの
舌のポジションを再確認してください。
⇒発声練習を思い出してください。動作に気を取られて素のしゃべりにしない。
▶︎ 慕情
p6:二人抱き合うタイミングはもう少し後出来れば41小節まで引っ張って欲しいかも。他のところは良くなった!
78小節:男声の動きがあるところ声が浅くなってしまっています。お腹を使いましょう。
⇒まだ忘れがちに入る感じを受けます。直前の四部休符でお腹を緩め過ぎずすぐ準備を。
▶︎ ミッション
前回より聞きやすい!コーラスが薄いところは、カホンがもう一段階音量を下げてくれたらいいのに…とも思いましたが。
⇒合唱はこのまま頑張りましょう。カホンは今日は最前列にいましたね。
▶︎Sound of Silence
p2、p11 ともに途中からTomaeさんの音量が上がるのはマイクとの距離でしょうか?近づかない方がバランスが良い感じでした。
⇒出だしはいいバランスと思いましたが、途中で音声調節で大きくしたように感じました。なお、音声さんから楽譜を見ると体がマイクの方向から外れて声が小さくなるとの指摘がありました。そうならないよう譜面台の位置調節も必要ですが、楽譜は歌う前にチラ見して歌うときには楽譜に齧り付かないことの方が大切です。ソロのお二人頑張って。
▶︎Bridge ...
41〜44小節:男声 あまり慰めている音色に聞こえない歌詞を再確認しましょう
⇒ここの歌詞の意味は「夕闇がつらく感じられるなら、私は君を労(いた)わろう」です。キーワードは辛い=hard、いたわる=comfort。この二語だけでも気を付けると違いますよ。
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<<連絡事項>>
① 「ほかんだより No.25」配布。本日の記事と併せて本番までに読んでおいてください。
② ブルーレイ、DVD、CD申込の方は下手袖の反響板の裏に用紙が置いてあります。所定の記載をしたら用紙の横の黒いトレーに入れてください。(例年、年始でも団で取りまとめられるので慌てる必要はありません)
2024.12.14 (土)
最後の通常練習でした。一年間お疲れさまです。この積み重ねを本番にぶつけましょう。
この日の出席者は、S7名、A10名、T4名、B8名 計29名でした。
①発声練習 Yuki担当。(今回も少し短めの15分)
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏での腹筋入れ直しの二パターン)。
・ドードーソーソーファミレドーの音形でイエアオウ。次に歌詞を入れて「花が咲く」。出だしの子音[h]や言葉の切れ目に沿った音のつなげ方、鼻濁音「ンが」など注意しながら練習。
・ドードード(8)ード(8)ーーシラソファミレドーの音形でイエアオウ。次に歌詞を入れて「海が見える」。ここでは「い」や「え」を母音に持つ言葉の響きにも意識して練習。
・ハーモニー練習。(Hum、マー、Hum→マー、fp(フォルテピアノ))
以下、Yamamoto先生ご指導。
今回も演出を含めた曲づくりでの最終チェックの位置づけで練習しました。基本的にはこれまでのお浚いですが、変更あるところや指示の仕方の変わったところを記載します。
各々途中止めずに二回ずつ通し練習しました。
②虹の彼方に
・冒頭の記号に”with rubato”とあり、テンポが微妙に揺れるので常に指揮が視界にはるように歌うこと。テンポの伸び縮みがこの曲の肝です。
・36~37小節目のノンブレス忘れがちです。ブレス厳禁です。
・【変更】44小節目前にポーズ(切れ目)は止めました。ただ歌詞は繋げず区切りはつける。
③ホール・ニュー・ワールド
・冒頭のmp(メゾピアノ)は意識せずはっきり歌います。
・10小節目のcresc.は気持ちの高まりをもってしっかりと。
・45~46小節目のSopranoのリズムを再確認しました。(大丈夫そうでした)
・【動作】53小節目から女声は半身で男声側に向いて、54小節目から男声は半身で女声側に向いて歌う。
④慕情
・ブレスの前の音が雑にならない。長さや切り方守りましょう。
・日本語の切れ目を意識して。音形は同じでも歌詞によって切れ目が異なります。
・29小節目はふわっと切って八分休符2個分は音を残さない。一方で、66小節目は響きを残した歌い方をします。同じにならないように。
⑤Mission: Impossibleのテーマ
※オケと合わせる練習をしたいので通常練習では扱いませんでした。なお、
・97小節目の男性は”yaht!”の後3拍目に発砲音(スラップスティック)の時にキザに外します(11.30練習の内容で確定)。女性の動作もそれに合わせます。なお、早めに準備(”Bah dee yaht!”くらいで手をサングラスにかける)しないとタイミングよくサングラスが外せないので自分のタイミングを残りわずかの機会で確認しましょう。
⑥君をのせて
・4小節目の出だしが命。伴奏からリレーしたように。もやっとせず、それでいてカタくならない。
・29小節目(男声30小節目)の「のこした」の入りのN音、35小節目の「くれた」の入りのK音は立てましょう。まだはっきり度が薄いです。
・53小節目は四拍あります。伴奏に引き渡すように歌いましょう。(伴奏のcresc.に合わせて合唱は引いていく)
・67小節目の男声の”Ah-“の音を確認しました。喉で押してしまうと若干低めの音になっている方が何人もいます。力まずに。
⑦Sound of Silence
・41小節目の”that”の前の八分休符はちゃんと取ってください。なだれ込まないよう。
・57~58小節目の”fell”は全四拍で消えていってむなしさ表現。
⑧明日に架ける橋
・強弱(ダイナミクス)が生命線。指揮に合った強弱を歌いグセにしましょう。
・18~19小節目、38小節目、46~47小節目の男声のリズムはまだ不安定です。指揮でタイミングが出ているのでここはよく指揮を見ましょう。
・【再指示】曲終了後、第九フレーズを追加するので、第九フレーズが聞こえたらすぐに女性は左わきに楽譜を抱え、男性は右わきに楽譜を抱えて、第九のフレーズの間両手を下方に開いて少しずつ前の方に上げる。最後の「ジャン」の音で大きく斜め下前に(手)腕を出し直す。楽譜を抱えていない方をより大きく広げる。(上に上げるのではない)
≪連絡事項≫
① 再掲:1月分団費は1月の初回練習(1.11)に集めます。
② 団員アンケートは例年通り演奏会当日に配りますので、初回練習日にお出しください。
オケ合わせ(12/14)から
「虹の彼方に」はこれまでの練習よりスローテンポです。ブレスの回数が増える方も多いかと思います。でもノンブレスのところはしっかり意識しましょう。
Mensah先生から「ダメ出し」という名の愛のムチをいただいています。後日解説も含めて「ほかんだより」にして配布予定です。
<第九>
※時間も限られているので、一回ソロ部分も含めて通し、その後595小節目から区切って返していきました。
・二重ブーガの第二主題最後の”ganzen Welt”が出てきたら「鐘」のイメージでパート間で打ち合いましょう。母音が短くならないように響かせましょう。
・やはり627小節目からはかなり遅いので落ち着いて歌いましょう。
<名作映画を彩った音楽>
※初めてのホール練習で演者の動きも確認できました。
・山台がなかったので若干広がりすぎのように感じました。第九よりは一列の人数が少ないのでもう少し中に寄って声を集めましょう。12.21に確認します。
・Mission: Impossible:ほとんど合唱は聞こえないと思われます。合唱はサウンド(入りの子音や切れ)にもっと注力しましょう。
2024.12.7 (土)
いよいよ演奏会の月になりました。通常練習はあと一回になりました。次回は並びも発表しますので第一部練習はそれに沿って座りましょう。
この日の出席者は、S6名、A10名、T2名、B8名 計26名でした。
①発声練習 Yuki担当。(今回も少し短めの15分)
・体操のあと、呼吸法(5拍のみ)。
・ドードーソーソーファミレドーの音形でイエアオウ。次に歌詞を入れて「花が咲く」。出だしの子音[h]や言葉の切れ目に沿った音のつなげ方、鼻濁音「ンが」など注意しながら練習。
・ドードード(8)ード(8)ーーシラソファミレドーの音形でイエアオウ。次に歌詞を入れて「海が見える」。ここでは「い」や「え」を母音に持つ言葉の響きにも意識して練習。
以下、Yamamoto先生ご指導。
本番の流れを意識した練習で、演出を含めた曲づくりで大切にしたいところの意識づけをしました。個々の指導はこれまでのお浚いですが、特徴あるところを記載します。
②虹の彼方に
※演出含めて通すことを中心にした練習でした。
・11小節目の「昔」の「か」が目立ちすぎる。「か」は子音が立ちやすいですが、K音を長めに意識するとやわらかくなります。
・22小節目のSopranoの手出しがはっきり聞こえるようにするには、低いが故によりY音を立てつつ力まない。
・33小節目のcresc.は転調の前触れとしてしっかり盛り上げる。
・36~37小節目のノンブレスを何度が練習。かつcresc.気味に盛り上げる。
・42~43小節目は次第に遅くなり、その流れで44小節目前にポーズ(切れ目)を入れます。不自然には止めませんが指揮のテンポをしっかり見てください。
・51小節目の「とり」は平板(べったり)に歌わない。一音ずつ膨らむような微妙な強弱を。一方で、53小節目のAlto/Tenorは平板に丁寧な響きで。
・最後はオケに溶け込むように。
③ホール・ニュー・ワールド
※Kuritaさん欠席で歌唱のみの練習をしました。
・虹の彼方(子供のメルヘンの世界)から若人の楽しい語らいに歌い方も大きく変える。
・15小節目、23小節目のAlto~Bassの「おおぞら」はしっかり盛り上げる。
・41小節目Altoの「ゆめに~」はフォルテ気味にしっかりとなめらかに。
・45~46小節目Sopranoはリズムを誤っていたので何度も再確認しました。ポイントは2点。①「らしー」は「らーしー」とならない(「し」はシンコペーション)、②「かい」は四拍目の拍頭なのでその前の「せー」は意外と長い。(こちらはシンコペーションにならない)
④慕情
※演出を含めて通す練習をしました。
・16小節目の四部休符は音が残らないように。それによって儚さを表現している。14小節目(ここは言葉がつながっている)とは区別して歌いましょう。
・29小節目はふわっと切って八分休符2個分は音を残さない。一方で、66小節目は響きを残した歌い方をします。同じにならないように。
・57小節目の最後はゆっくりrit.がかかるのでその流れに合わせて58小節目を歌い出す。
⑤Mission: Impossibleのテーマ
※男性のみサングラスとします。暗譜を基本とします(絶対とはしませんでしたが)。最後の演出があるので楽譜を持っている方も最後は動作できるように。
・音は楽器でやっているので合唱はサウンド感を中心に。出だしの子音、語尾を口を開けたままなのか閉じるのかを正確に区別しましょう。
・97小節目の男性は”yaht!”でサングラスを粋に外す(前回指示と異なります)。そのあとの発砲音まで使ってキザにやりましょう。女性はそんなキザ男を盛り立てるしぐさをとります(やるわね。すてき。等々の雰囲気)。様々で良い。
⑥君をのせて
※前回同様、曲の持つイメージを確認しながらの練習をしました。
・6小節目の「か」の入りは低いですがしっかり子音を入れて力まないで、抜けないように。
・20小節目の女声は男声主旋律に引き継ぐよう弱くなっていかないように。
・29小節目(男声30小節目)の「のこした」の入りのN音、35小節目の「くれた」の入りのK音は立てましょう。
・練習記号[D]からの小さく強い声は思いの強さを表現するこの曲の肝。
⑦Sound of Silence
※ソリの二人が前に出て歌う隊形で練習しました。
・この曲では指揮は最低限になります。伴奏とのグルーヴ感(ノリ)を合わせて歌いましょう。
・4番歌詞での強い気持ちの盛り上がりをしっかり表現しましょう。
⑧明日に架ける橋
※一度通して、気づきをご指導いただいた後、もう一度通しました。
・強弱(ダイナミクス)が生命線。指揮に合った強弱を歌いグセにしましょう。
・12小節目レガートさを大切に。
・23小節目の”found”は「ファー」でしっかり伸ばして次の”like”につながるよう弱めない。
・51小節目の男声”-round”ののばしは短くならない。”like”の前に休符があるような歌い方にはならないように。
・88小節目の”mind”は「まー」が短くならない。次の”like”に繋げるように。
・95小節目は拍頭で”-nd”しっかり切る。音を残さないように。
・【新指示】曲終了後、第九フレーズを追加するので、その最後で女性は左わきに楽譜を抱え、男性は右わきに楽譜を抱えて、それぞれ反対の手を中心(楽譜を抱えた腕は大きく広げられないので)に腕を斜め下前に広げる。
≪連絡事項≫
① 新調した楽譜カバー(プラ製)配布中。前回外袋ごと5枚まとめて持っていかれた方がいらっしゃるようです。一人ひとつです。多く持っていかれた方ご返却ください。
② 配布: 「2024第九演奏会」合唱団スケジュール(確定版)。前回配布のものから演奏会当日の集合時間が変わっています。
③ 演奏会終演後にお客様にお見送り(ホワイエでの挨拶)可能としました。終わり次第男性中心に舞台片付けにご協力ください。
④ 配布:フェルマータ(2024.12.7)。当日衣装や来年第一部曲に関するお願い等。なお補足ですが、第二部本番の袖集合は女声下手、男声上手になります。第一部衣装は女性パンツ可、第二部と同じボトムスで可。アクセサリで豪華さを出しましょう。男性第二部衣装でも可、おしゃれ感があれば良い。
⑤ 配布:練習スケジュール(2024/12/7版)。3月までの練習スケジュール。
公募練習から(第14回(最終回))
40脚用意した椅子が埋まるほど盛況でした。これまで参加されなかった熟練のメンバーもいらしたので最初から区切って確認していきました。基本的なこれまで何度も伝えてきたけど徹底できていないところをご指導いただきました。以下は少し説明の仕方を変えた点です。
・練習記号[M]の550小節目、558小節目の四分音符はしっかり語尾の”m”で口を閉じて短く切る。ただ母音は飲み込んだようにならない。一方で、574小節目はハッキリ付点四分(一泊分)の長さを維持して外切りで”t”を入れること。これらの区別を明瞭に付ける。
・627小節目からはこれまでよりかなり遅くなります。表記よりももう一段遅い感じ。”stürzt”も焦らずに発音できます。
・635小節目の”Ahnest”はやさしい響きを大切に。
・638小節目は内切り、それに対して642小節は外切り。指揮見てしっかり区別を。
・650~654小節目はオケに委ねて音程維持に頑張り過ぎないこと。
・759~762小節目もオケに委ねて音程を安定させましょう。
・812小節目のSopranoは装飾音符のあとの音程がいい加減にならないように。特にこの日は”-ter”のソの音が上がり切らずに次へ移っていました。
・906小節目、911小節目の”-ter”の「テ」がおざなりにならないように母音しっかり。
2024.11.30 (土)
放課後の演奏会実行委員会実施のため30分繰り上げでの練習となったこの日、練習開始時点では少なかった人数も最終的には最近の参加状況に近くなりました。練習の終盤の第九ではスタミナ切れ状態でしたね。インフルなど流行ってきていますので体調を整えて臨みたいものです。
この日の出席者は、S6名、A10名、T3名、B8名 計27名でした。
①発声練習 Yuki担当。(今回も少し短めの20分)
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏で腹筋を入れ直す。)。
・久しぶりに(ヴ)vvvvvv(イ)iiiiii(エ)eeeeeeeeeeeee-。”I”と”e”で発声が平たくならないよう口蓋を上に引き上げて口の中を広くする発声を目指します。
・ドードード(8)ード(8)ーーシラソファミレドーの音形で練習。後半の下行音形で腹筋が緩めず一層響きが広がるように。 ((8)はオクターブ上の印)
・ドレミファソファミレ(ここまで四分音符)ドレミファソファミレ(ここまで八分音符)ドレミファソファミレ(ここまで16分音符)ドーの音形で”mi me ma mo mi” を繰り返して最後は”mu-“。主に鼻腔をしっかり響かせる”m”を入れることに注力して発声する練習。
・同様に鼻濁音”ngi nge nga ngo (繰り返し) ngu”できれいな日本語の鼻濁音の練習。
以下、Yamamoto先生ご指導。
まだまだ顔が下を向いています。残り練習機会も限られています。いつも以上に姿勢に注意して臨みましょう。なお、Sound of Silence以外の前に出る人は演出ができるよう暗譜を目指しましょう。また、Mission:Impossibleも演出効果のため暗譜で臨みましょう。
②虹の彼方に
※前に出て演出のあるメンバーの詳細確認と並行して歌唱練習をするスタイルで行いました。先生のイメージとしては前週の記事に加え、49小節目からドロシーは一歩前に出て祈る(お願いする)ようなポーズ。曲終了後は下手(終盤では全員指揮者より下手に居る想定)袖で被り物を外してナレーション(MC)の間に山台に戻る。なお、実際にやってみないと分かりませんが指揮者の真後ろでの演技ではなく下手か上手にずれた位置で演技をするのが全体構図としては一般的です。
・9小節目のオクターヴ飛びは気を付けられているが11小節目も丁寧に。ここは「む」と「か」で口の大きさが大きく変わるために「か」が飛び出て聞こえます。「む」の口の中の空間をしっかり確保しましょう。
・12小節目、16小節目、24小節目が二拍ほどで切れています。無理にのばすような歌い方は不要ですが、自然に拍数まで響きを保ってください。
・44小節目の「さぁ」の前は大きめの区切りがあるので指揮者を見て。区切りの長さも決して毎回一定ではないのでご注意ください。
・53小節目の内声の「とも」は平坦な歌い方ではなく一語ずつ響きを膨らませたように。
③ホール・ニュー・ワールド
※この曲も前に出て演出のあるメンバーの詳細確認と並行して歌唱練習をするスタイルで行いました。演出の全体感は前週の記載の通り。こちらも指揮者の真後ろでの演技ではなく下手か上手にずれた位置で広く使って演技をするのが全体構図としては一般的です。
・シンコペーション(裏拍)のリズムが明確になるように語の子音を利かせましょう。(かと言って飛び跳ねない)
・21小節目”lu”のパートは柔らく深い母音で。(29小節目も同じ)
・29小節目Sop.は歌詞に合わせてやさしい歌いましょう。
・50小節目からはやわらかい響きで。
④慕情
※この曲も前に出て演出のあるメンバーの詳細確認と並行して歌唱練習をするスタイルで行いました。演出の全体感は前週の記載の通り。なお、最後はハン(Sakaguchi)は袖にハケるのではなく山台に戻っていくように動きます。こちらも指揮者の真後ろでの演技ではなく下手にずれた位置で演技をするのが全体構図としては一般的です。
・57小節目の最後はゆっくりrit.がかかるのでその流れに合わせて58小節目を歌い出す。
⑤君をのせて
※曲の持つイメージを確認しながらの練習をしました。
・出だし「あの」は強く入らない。伴奏が3拍目で弱くなるのでそれを受けて弱めに入って次の小節の「ちへいせん」に向けて持っていく。かと言ってどこで入ったかは分かるように。
・30小節目、34小節目の「が」は鼻濁音重視。その前の「ん」で口を閉じてしまうと響きが切れるので鼻濁音に聞こえにくいです。ご注意を。
・練習記号[D]からは音量は落として声を集める。(秘めた思いなので決して弱弱しくではない)
・62小節目は急激にcresc.
⑥明日に架ける橋
※少し練習期間が空いたせいか他曲より細かめのご指導がありました。
・強弱(ダイナミクス)が生命線。指揮に合った強弱を歌いグセにしましょう。
・12小節目レガートさを大切に。
・19小節目”when”の入りが遅れるので何度も練習。二拍目の裏なのでその前の”oh”は思いのほか短いこと留意。(男声47小節目も同じ)
・38小節目”when your”は三拍目の裏に「ウェニョ」と素早く歌う。ここも繰り返し練習。
・51小節目の男声”-round”ののばしは短くならない。”Like”の前に休符があるような歌い方にはならないように。
・57小節目の最後は急激なcresc.。
・70小節目、72小節目はその前までとはリズム違うので注意。”silver”は一拍の中で。”by”は小節頭で半拍遅れない。
・81小節目後半のcresc.から最後までずっとcresc.をかけ続けるように。
⑦Mission: Impossibleのテーマ
※練習はしませんでしたが演出の追加説明がありました。男性のサングラス装着は1~5小節目のオケの特殊奏法の間にキザに着ける。最後は”yaht!”に合わせるではなく、発砲音(ムチ)が鳴るのでそこで「やってやった」感でおもむろに外す。女性はそんなキザ男を盛り立てるしぐさをとります(やるわね。すてき。等々の雰囲気)。
⑧第九
※237小節目から基本的に通していきました。が、スタミナ切れで高い音がヘロヘロになったり、切れ切れになったりしてしまいました。
・前述の通りでしたので細かい注意はありませんでしたが、二重フーガの第二主題”Seid umschlungen, Millionen”は一音ずつ切れてしまわないように改めて指導がございました。
・809小節目はrit.しないように。810小節目に入ってから急に遅くすること。
・831小節目もrit.しないように。832小節目に入ってから急に遅くする。
≪連絡事項≫
① 新調した楽譜カバー(プラ製)配布中。既にプラ製のものをお持ちでない方は一人ひとつ受け取り配布管理名簿に〇をつけてください。
② 11/9配布済のオケ合わせ/前日/当日のスケジュールについては、当日のGP(ゲネプロ)の予定が少し変更されます。改訂版を12/7練習時にお配りります。
③ 1月分の団費集金は年明け1/11に行います。12月最終練習回は演奏会になるので演奏会以外の事務は行えません。よろしくご承知置きください。
2024.11.23 (土)
本番までひと月を切りましたね。さすがにこの時期練習参加者が増えてきました。前週に引き続き高参加率でした。
この日の出席者は、S8名、A10名、T2名、B8名 計28名でした。
①発声練習 Yuki担当。(少し短めの20分)
・体操のあと、呼吸法(5拍と2拍裏で腹筋を入れ直す。)。
・ドードーソーソーーファミレドーの音形で「イエアオーーーーー」。音が飛ぶところは飛ぶ前の低い音でしっかり腹筋を入れて上体を力まず楽に高い音を出す体の使い方の練習です。
・同様にドードード(8)ード(8)ーーシラソファミレドーの音形で練習。後半の下行音形で腹筋が緩めず一層響きが広がるように。 ((8)はオクターブ上の印)
・ドレミファソファミレ(ここまで四分音符)ドレミファソファミレ(ここまで八分音符)ドレミファソファミレ(ここまで16分音符)ドーの音形で”mi me ma mo mi” を繰り返して最後は”mu-“。音符の位置で母音をしっかり発声する前に鼻腔をしっかり響かせる”m”を入れて子音・母音双方ともしっかり発声する練習。
・同様に鼻濁音”ngi nge nga ngo (繰り返し) ngu”で日本語の歌に不可欠な鼻濁音の練習。
以下、Yamamoto先生ご指導。
先生より第一部の演出についてお話がありました(後述)。まだまだ指揮を見ずに歌っている姿勢が見られます。楽譜は正しい姿勢で持ってください。下を向かないで。
②Mission: Impossibleのテーマ
※Yamamoto先生によるご指導は久しぶりです。リズム感(サウンド)重視の練習をしました。
・サウンドの面白さを出すには1)入りの子音を立てる。2)語尾の子音の口の形を正しく作る。
・”Doom”は出だしの”d”音をはっきりし、語尾は”m”で口をしっかり閉じる。
・”yah”の”y”は「ヤー」よりも「ィヤー」と子音を強調。
・16小節目からのBassは4拍目/5拍目から1拍目へつなぐリズムの流れを安定して作ること。(cresc.は付いていないがあるつもりで)
・”daht”の語尾は”t”の舌打ち音で止める。(ただし「ツ(ts)」ではない)
・”bop”の母音は「バ」。語尾”p”は口をしっかり閉じる。
・28小節目からのSopranoはやわらかく波打つ。Altoの入りは”d”音をしっかりsfz(スフォルツァンド)で当てる。
・39小節目は4拍分あるのでカウントし焦らない。(ドゥイ・ヤ・ア・―(1234)・バ・ディ・ィヤt )
・44小節目からの4、5拍目”dah dah”は切れないように。一方で八分音符の”daht”は短く切れてサウンド的な違いを明確に。
・61~63小節目Bassの転調の練習。問題ありませんでした。
※冒頭のtoungue trillは楽器の特殊奏法でやるので合唱では不要。後続のVocal percussionnも楽器で入るのでやらなくてもよい。
③君をのせて
※ピアノとの一体感を養う練習をしました。
・前奏の流れを引き継いで4小節目の歌い出しを。「あの」は硬くはいらないこと。
・練習記号[A]は偶数小説の出だしはピアノの流れを継いで、休符後の唐突感が出ないように。
・20小節目の女声は四拍目の男声に受け渡せるように。弱めすぎると短く聞こえて男声の入りまでに隙間が空き過ぎます。
・37小節目は父さん母さんへの強い思いから内に秘めた雰囲気に変えます。mp(メゾピアノ)ですが音量的には弱くなっても芯をもった声で。
・62小節目のCodaは急激にcresc.で再び雰囲気を変える。
・最後の67小節目に入る前はあまり間は空かないのでブレスは短めに。
④Sound of Silence
※二回通しました。
・四番歌詞はドラマチックに。強い主張と57小節目の”fell”で諦めのような悔しさに変わっていきます(mp(メゾピアノ))。その流れで五番歌詞に移行します。
・71小節目から全体合唱感を出しますが、強くならないように。
⑤第九
※注意したいところの確認をしました。
・まず851小節目~最後まで。
1) 854、855小節目は一拍目にアクセント、856~857はcresc.で、そして”der ganzen Welt”を繰り返す860小節目はより一層主張。
2) 863小節目は4拍目で切って次の”Brüder”のキーワードを合わせたい。
3) 865~868小節目からは一小節毎に波(抑揚)、869小節目からは3小節目毎に最初に山がある波を作って歌う。
4) 880小節目からは音符毎に途切れた歌い方をしない。”diesen Kuß”、“der ganzen Welt“の言葉の塊を意識しましょう。
5) 895~902小節目のSopranoは流れるようにレガートで。他のパートの細かい動きはスラーが書かれているが刻んで歌って良い。
6) 903小節目は全パート同音(オクターヴユニゾン)が分かるように母音が短くならないように。
7) 916小節目のElysium“から急激にやわらかく。
8) 918小節目から最後は残り数秒なので最後の力を振り絞って。
・次に練習記号[S]~832小節まで。
1) 810~813小節目は母音の響きでつなげること。
2) 812小節目の和音で男声のハーモニーは深い響きで。
3) 831小節目までは決してテンポを緩めない。
※Yamamoto先生が話された第一部の構想。(細かいところはメンバー内で調整可)
虹の彼方に:
曲始まりからドロシー(Sagawa)下手より入場、かかし(Yamada)+ブリキ(Matsuzaki)+ライオン(Asaga)は下手から入場。曲の途中から下手の三人は移動してドロシーの背後に囲むように位置取り最後はドロシーは祈りのポーズ。背後の三人はドロシーを心から支えるような表情で歌う。
ホール・ニュー・ワールド:
前半は二人が寄り添って歌っている。間奏で動きを出す。アラジン(Kurita)のダンスを期待それを楽しそうに見る姫(Komiyama)(つられて踊るも可(自由))。間奏終わりで再び二人が寄り添う。最後の掛け合いはその雰囲気で所作。
慕情:
曲始まりは熟女ハン(Sakaguchi)下手、エリオット(Nakamura)上手。前半は男性が熱い視線を女性に送りながら歌う。間奏で男性が女性の方に寄っていく。終盤(74小節目~?)再び女声が下手端に離れていく。最後は互いが寂しそうに近くにいない互いを思って歌う(なので互いは見ない方がよさそう)。
Mission: Impossibleのテーマ
男性はサングラス。女性は映画に出てくる美女のイメージ(女スパイではない)。最後の“yaht!“でイキにサングラスを外す。
その他:
会場入場からお客様にアカデミーショーの会場に入る雰囲気を味わってほしい。このためレッドカーペットを準備し、受付(もぎり)は紳士・淑女の正装を想定。
≪連絡事項≫
① 11月30日は演奏会実行委員会を行うため、練習時間が13:30開始になります。
② 演奏会当日(12/22)の午前中の時間編変更があります。詳細は別途修正版を配布予定です。
公募練習から(第13回)
あと2回になって椅子が足りないくらいの参加人数になりました。腕(声)に自信のある方々が参加し始めています。とても活気のある練習会になりました。
当団の通常練習と同様、Yamamoto先生が注意しているところを区切って練習しました。
・まず851小節目~最後まで。
1) 通常練習時の指示事項の繰り返し。
2) 880~894小節目の”Welt”が短くならないこと。
・次に二重フーガ。最初のパート毎の確認をして全体合唱しました。
1) オケの6連符を感じながら歌うこと。感じていないと勝手に速くなっていきます。
2) 749~762小節目は母音の長さを大切に。特に753小節目の”-zelt”は「ツェー」と聞こえるよう”lt”はないくらいで母音を響かせましょう。
・練習記号[M]を全体合唱。
1) “weilt”は外切りで音符の長さをしっかりキープ。
・最後にマーチ(男声合唱)。
1) 八分休符の有無を歌い分ける。
2024.11.16 (土)
次回以降の練習予定を見るともう4回先はオケ合わせ。いよいよ押し迫ってきた感覚があります。限られた残りの練習を有意義に使うため常に「一歩でもより良く」を心がけましょう。
この日の出席者は、S8名、A9名、T3名、B8名 計28名でした。
①発声練習 Yuki担当。(少し短めの20分)
・体操のあと、呼吸法(5拍のみ。深呼吸の練習にならないように。)。
・ドードーソーソーーファミレドーの音形で「イエアオーーーーー」。音が飛ぶところは飛ぶ前の低い音でしっかり腹筋を入れて上体を力まず楽に高い音を出す体の使い方の練習です。
・同様にドードード(8)ード(8)ーーシラソファミレドーの音形で、第一部の曲で多く出てくるオクターヴ跳躍についても前項と同様な体の使い方ができるようになる練習。((8)はオクターブ上の印)
・ドレミファソファミレ(ここまで四分音符)ドレミファソファミレ(ここまで八分音符)ドレミファソファミレ(ここまで16分音符)ドーの音形で”mi me ma mo mi” を繰り返して最後は”mu-“。音符の位置で母音をしっかり発声する前に鼻腔をしっかり響かせる”m”を入れて子音・母音双方ともしっかり発声する練習。
・同様に鼻濁音”ngi nge nga ngo (繰り返し) ngu”で日本語の歌に不可欠な鼻濁音の練習。
以下、Yamamoto先生ご指導。
先生より曲作りの姿勢として改めて忠告がございました。曲は指揮者と私たち合唱で作り上げていきます。指揮者を見ないような歌い方ではそれができません。楽譜を見るにしても正しく持って、指揮者と楽譜の視線方向が大きく変わらないようにしましょう。そして楽譜齧り付きにならないよう残りの練習機会で訓練してください。
②虹の彼方に
※臨時記号の付いた箇所を抜き出し、音の確認を行った後に通し練習。
・抜き出し練習は次の箇所です。個人個人で苦手な箇所は違うと思います。自習の参考に。
1) 22~25小節目。音だけでなく16分音符「たこ」は「た」と「こ」は別の言葉で「た」の方が弱い発音で「こと」のつなぎに徹するように。決して「タコ(蛸)」と焦ったじゃべりにならない。
2) 33~36小節目。転調を感じながら歌いましょう。
3) 38~41小節目。繋ぎの半音。ハーモニーを変える流れを意識。
4) 42~43小節目。大事なハーモニースパイス。
5) 52~55小節目。ハーモニーがスムーズに変わるように。歌詞のない「―」のところは母音を言い直さないようにしましょう。
・9小節目のオクターヴ跳躍は発声練習のように軽く上昇したあと、「かなた」にピークをもってくるように伸びやかに歌いましょう。
・22小節目の「ゆ」の入りの子音”y”は立てるように。ただし、主旋律以外のパートは後続の音はSopranoを支えるようにハーモニー重視で。
・36~37小節目のところではノンブレス厳守。
・43小節目の終わりの”‘”は明確に間を取ります。指揮をよく見て44小節目「さあ」に入る。
・46小節目の男声のオクターブは丁寧に響き揃えるように。
③ホール・ニュー・ワールド
※リズム中心に苦手なポイントを繰り返しつつ最初から歌い、最後は通しました。
・4小節目の前奏の4拍目でブレスを入れることでリズム感をもって5小節目を歌い出す。
・6小節目のTenorの動きは「―」で母音を言い直すことで目立たせましょう。
・13小節目のシンコペーションは楽譜の表記より前へ前へリズム重視で。
・練習記号[C]の間奏の♭を使った空想の世界から40小節目の後半の♮で現実に戻って5小節目の三番歌詞を歌い出すイメージを持ちましょう。
・41小節目のAlto「ゆめ」は遅れずにはっきり入りましょう。
・47小節目後半からは四声が揃う力強さを出すこと。
・50小節目にはいるとハモリ重視で力強さからやわらかい響きに変えること。
・53小節目からは甘い響きのやりとりのまま最後まで丁寧に。
④慕情
※伴奏の編曲が劇的なのでそれを活かした演奏にする。ピアノの雰囲気を感じましょう。
・5小節目は華やかに「はー」と入る。(“H”の子音忘れないでね)
・26小節目のAltoとTenorは同音。互いが溶けあうように。
・29小節目の「し」の八分音符はふっと消えるような歌い方で魅力的に。
・32小節目の「も」の不協和音は助詞なので主張しすぎない。
・46小節目のTenorとBassは長7度の不協和音で響き重視。後続の和音で不安定さを解決するまでの流れを重視してください。62小節目、77小節目も同様。
・73小節目は外切りで最大に盛り上げ、74小節目で落ち着いたmf(メゾフォルテ)くらいで。
・78小節目の男声三度進行は崩れないように合わせましょう。
⑤Mission: Impossibleのテーマ
※歌いませんでしたが、アクセント記号の(「^」と「>」の違いの解説がありました)。
「^」は閉じた発声でのアクセント(-p、-ht、-m で終わる語)、「>」は口の開いた発声でのアクセント(-ahで終わる語)。なお、Bassで口が開いた発声でも「^」が使われているところは短い母音で歌うところだと解釈ください。
⑥Sound of Silence
※Soloがあるので毎回少しでも練習すると宣言されている曲です。
・Soloのお二人は一番歌詞はとても上手になりましたね。久しぶりに聞いて感心しました。五番歌詞も自分のものにしていきましょう。
・三番歌詞(32~35小節目)のBassはオブリガードなので子音は立て過ぎないバックコーラス風に。五番歌詞(63~66小節目)の女性も同様。
・四番歌詞の前半は主張を激しくする歌い方に。59小節目からは諦めのように納める。
・79小節目は”Silence”の「ス(子音)」がピアノ伴奏のアルペジオの間の長さをもって消えるように。
次回はMission: Impossible、明日に架ける橋、君をのせてに時間を割きたいとのことです。
≪連絡事項≫
① ほかんだよりNo.24「鼻濁音を使おう」配布。
② 合唱祭DVD(当団のみ)ご希望の方はYukiまで。
③ 11月30日は演奏会実行委員会を行うため、練習時間が13:30開始になります。
2024. 11. 9 (土) 文責 T.Sue
本番まで1カ月ほどとなりました 重鎮Yukiさんも来週からの復帰が期待できそうです
インフルエンザが流行りつつあるようですが頑張りましょう
この日の出席者は、S7名、A7名、T3名、B7名 計24名でした。
① 発声練習
・Yamamoto先生の発声練習
はじめは、高い音への挑戦 年齢とともに声が出なくなるが、自分の意識と練習でカバーできるはず・・・と 初めにSとT でドからオクターブ‾上のドまで、半音上がりで上はレまで AとBは、ソからオクターブ上のソまで、かつ半音上がりで上のラまて゜の発声(分かるかなぁー)
とにかくファルセットになっても良いから努力する そのうちに出るようになる可能性あり・・・と
次に、レガート ドレミファソファミレドミソミド で身体の緊張を保ちながら、半音上がりでの繰り返し練習 パピプペポなどで唇の動き 子音と母音の動きなど・・・・
以下、引き続きYamamoto先生指導
② Over the Rainbow
・ベースの音取りが先週悪かった箇所、特に35のフラット、さらにテナーも加えて49以降について練習
・9、出だしの「に」→「じ」のオクターブ移動に注意 「じ」は、オクターブ上がっているが、「に」の低い音に重なっているかの如くエレガントに歌え
・22以降の男声は、女声に寄り添うように・・・
・43の最後の ’ は、何故・・・と考えて歌うことが重要、表現が変わる・・・
③ ホール・ニューワールド
・17の「うつくしく」は、日本語表現としてはおかしいが、リズムを中心に・・・・
・21のlu は、Sを引き立て、後ろ上がり やさしく
・30の「くれた」は、リズムよりサウンド重視?
・44、47 「ほしのうみを」「ふたりきりで」の3連符の感じ出して・・・?
④慕情
・音取りは、大丈夫とは思うか゛・・・・ブレスコントロールをしっかりしよう・・・
・Tは、ベースの低音に対して不協和音だが、スパイス、やわらかな声で・・・
・はかない曲、最後は消えるがごとく・・・・
・74の4拍目から感じを変えて・・・・mfまたはmpで・・・・
・69以降のAの高い方の音取り・・・
⑤Sound of Silence
・曲全体、走らないこと・・・ポップスの場合、安定したテンポで歌うこと最後のrit.は、楽譜通りにする 伸ばし過ぎない・・・最後は、79のピアノだけが残る
⑥ 第九
・D E うねり
・G 319 320 vor Gott
・330 Gott 声が止まっている人がいるが、最後に向けて動き、しっかり締めることが大切
・I 420~422 先へ先へ・・・-genまで
・軍歌調は、ダメ 590 weiltは、外切り ヴアイルト
≪連絡事項≫
・Takahashi代表から「2024第九演奏会合唱団スケジュール」についてプリントに基づいて説明
その際、会場でのスマートフォンのOFFについて、知り合い参加者への周知をしてほしい・・・と
依頼がありました
公募練習模様 17.00~18.30
・発声練習 「人生は、後ろ向きにしか理解できないが、しかし前向きにしか生きられない」(セーレン・キルケゴール)との哲学者の言葉がある まさに勉強が大切で、何のためにやっているかを考えてすることが大切・・・・ 発声もその通りで、目的意識をもって声出しをしたい 身体の緊張感を・・・
・D うねりを大切に(軍歌調は、ダメ) Mも一緒 264締めが大切 weilt 母音を響かせる
・E Bは、オクターブ下がりをシッカリと・・・ Tは、292など4拍目をやたら強く切らないこと
292は、優しく・・・
・G 2種類のsf があるが、319は、次につなぐsf
321 und der は、いわゆるスタッカートではなく、マルガート Tは、ピッチ(高さ)、Bにのる(張り合わない)自分の声が聴こえなくなることでOK、無理をしないこと 330は、外切り Gottのoの音を大切に
・I 430.431 Sie-gen ジー(イ)ゲン ゲンは、すっぽ抜けない
・M 軍歌にならないこと 3連符に乗り切るうねり
2種類のsf 549.557の-umにつなげるものと 553.570の言葉を強めるもの、とに注意
550.558 の-um の四分音符と 574.590の付点四分音符の差異
590のFlugel weilt は、外切り、母音の響きに注意
・N 小波 小波 大波? 622のmuβは、ブスでもOK(sf)
・631 3拍の裏で変わる、暗から明へ 子音をすべて意識し過ぎない 634 -nen は、柔らかに・・
・643~は、ハーモニー感を・・・ffで難しいが・・・
・あと、時間切れで、843以降最後まで・・・・Weltの響きを大切に意識して・・・ヴェルで終わらない、ヴェルトと・・・・
2024.11.2 (土) 文責 S.Taka
本日の出席者は、S7名、A9名、T3名、B6名 計25名でした
本番も近くなり、昨年も本番進行役をお願いしたYさんと指揮者Yamamoto先生の打ち合わせがありました。また、第一部の役の振り分けも行い、さらに譜面カバーを新たに購入することにしました。
なお、今回もYamamoto先生のボイストレーニングと合唱指導でした。
①ボイストレーニング(20分)
・「A-」の繰り返しをレガートで発音。1.5オクターブくらいまで上がりました。
・さらに「A-」の繰り返しをマルカートで発音。喉で切らないように。
・子音を入れた「HA-」の繰り返しを行いました。
② Over the Rainbow(50分)
・冒頭に歯の話。奥歯を1本抜いたとのこと、歯は大事だねとの感想。
・この曲は本番ではオケのみで、ピアノの出番はないとのことです。
・9小節~ ユニゾンですが、基本的にはドロシーが歌う箇所なので、男声は寄りそうようなイメージで。
・18小節~ 男声の入るタイミングと音程が不安定。男声のみの練習。23小節の16分音符をしっかりと、24小節の低音への下がりはしっかりと(バス)。
引き続き女声、全体合唱。
・30小節~ 32小節の男声ソ♯をしっかりと。36小節ソプラノのミ♭もしっかりと。
35小節のバス「くにへ」の音程が合わず、何回も練習しました。
・37小節~ バスパートの音程が合わず、3回練習。音程リーダーの不在が大きいかなとの先生の小言。41小節3拍目のド(テナー)は生声が聞こえるので注意を。
・42小節~ ここからは雰囲気が変わるので「やさしく」歌うように。43小節にブレスマークがあり一瞬止まるので、指揮をよく見ること。
・なお、全体を通してブレスコントロールを意識するように。
③ホール・ニュー・ワールド(25分)
・この曲はリズム中心で音楽的アクセントをつけて歌ってほしい。
・歌い出しの直前のブレスでリズムをとる。
・最初はアルト+バスで若々しく歌うようにと始めましたが、音程が合わなかったのか、バスのみに変更。丁寧すぎないように。
・引き続きテナーの指導。まあまあかな、くっきりとアクセントをつけるように。
・アルトのみの指導。音程は良い。マ行の発音をハッキリと(発音前から意識すること)。
・ソプラノのみの指導。13小節の「みをまかせ」を滑らかに。
・最後に全体合唱。ブレスはスッととるように。
④Sound of Silence(15分)
・この曲は毎週練習を行う。本番は、基本的にはピアノ伴奏。
・長い音符の歌詞が命なので、しっかり発音を。
・2回ほど全体合唱をしました。
個人的には、まだ後半部分の発音が怪しいので、さらに練習が必要かと思います。
2024.10.26 (土) 文責 T.Sue
合唱祭も無事? 終わり、いよいよ本番に向けての練習ですね
YuKiさんがしばらく休養ですので、とても代わりは務まりませんが、みんなで助け合いながら、練習模様を続けたいものです
この日の出席者は、S8名、A8名、T2名、B7名 計25名でした。
① 発声練習
・Yukiさんが居ないのでひと苦労 Shirako先生のピアノで、オクターブを往復、アーで半音上がりずつに発声 5分程度で終了 あと、山本先生がド4拍から高いド4拍、メンサー先生教授の高い音に移動する場合は、事前に低い音の時から準備・・・の練習
以下、引き続きYamamoto先生指導。
② Over the Rainbow
・ライオンさん他、4役を決めておいて欲しい・・と Sagawaさんが、ライオンに立候補(訂正 ドロシーだってさ・・・)
・発声練習で実施のとおり、出だしの「に」→「じ」のオクターブ移動に注意 「じ」は、オクターブ上がっているが、「に」の低い音に重なっているかの如く歌え
・18→19へ 2小節目の19がポイントで、世界が広がるような感じで、20の2拍目で息継ぎなし
・20の「ゆ」のソプラノ、アルト、男声のずれての入りは、アクセント
・28・29のクレッシェンドは、28というより、29に入ってからのクレッシェンドの感じでよい
・43の最後の ’ は、しっかり休むので要注意
・25~ あまり練習しすぎると、かえって面白みがなくなることもある 指揮をよく見て一体感を
③ Sound of Silence
・ソロ2人は前に出てマイク使用 (この曲の間は前で歌い、ソロ部分以外はマイクから離れる)
・22 street lamp (ベース 37 39も同) シンコペーション
t は、次の la にくっつけて歌う感じ
・3番の 32~ 男声は女声のカゲとなるように・・・
・51~58 がこの曲で一番盛り上がる箇所だと思っているので・・・・
④ 慕情
・合唱の入りがこの曲を決めると言っても良い (さびの部分) 5 の「は」の音取りをとパート別に練習 この小節が、次また次の小節へと流れていく
・8 の日本語感を大切にして
・14 の 2拍目の二分音符は、柔らかに推していく そしてそのあとは、ブレスなしで次に
・10は「バ」まで f
・19、20のクレッシェンドは 20 に入ってからでよい 20で息をして次へ
・35は f
⑤ 第九 時間の関係で DとE のみ
・10数年の慣れを乗り越えるためには、「自分でどうしたいのかの判断を自分でするしかない
はじめの頃の情熱を思い出して」・・・と
・Eでは、テナー もっとキャラクター? を出して
・ソプラノ 疲れていないか・・・・と 音が下がる・・・ 音は、ピアノで合わせるのではなく、ハモリ方から分かるものだ 耳を澄ませてハーモニーを意識すること・・・と
≪連絡事項≫
① 本番での第一部歌い順
1.Over the Rainbow
2.ホール・ニューワールド
3.慕情
4.Mission
5.君をのせて
6.Sound of Silence
7.Bridge over Troubled Water
② 11月2日(土) 練習後実行委員会あり
公募練習から(11回)
今回も高校生が欠席で公募参加者は、8名程度と少ない状況でした。
Takahashiさんから、12月のコンサート参加費4,000円を納めていただきたい
また、スケジュール表は、でき次第お配りしますとの連絡がありました
Yamamoto先生の指導
発声練習の際、必ずしも大声を出すことない、大き過ぎると響かないことがある また、低い音ほど息を使うとの話がありました
① Dから始めました
合唱部分は極めて単純で、誰でもが歌えるようにベートーヴェンは考えたのだと思う
4拍子のうねりを意識して歌う 二重母音にも意識して・・・・日本人は子音だけの箇所が苦手
② E
291.292 ハネないでレガートで テナーは女声を立てる意識で
指揮をよく見て、かつ耳で他のパートをよく聴いて、動きを合わせるときれいになる・・・主役は、ソプラノ ベースは出だしのヤーをはっきり
③ G
まずソプラノ・テナーで練習 難しい動きとなっている アルト315力が欲しい ベースも和音の力、響きの良いラ 大声を出さなくてもチャンと響く
329 ビックリのファ 変ロ長調 326と330 は外切り
④ M
うねり、響き 子音は硬めに ハネないようにして響かせる
sf に2種類 549、557 の響きを次の言葉に繋げるものと、570 などその歌詞の f
⑤ S から最後まで
S のはじめは、しゃべる感じで・・・
とおして時間切れ・・・・
2024.10.19 (土)
夏が戻って真夏日を記録。合唱祭前日で練習にも熱が入りました。合唱祭の練習に終始しました。Mensah先生から即効性のあるアドバイスをいただきながらの練習でした。
この日の出席者は、S7名、A8名、T4名、B7名 計26名でした。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・体操のあと、呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・ドミソド(8)ソミドーの音形で「イエアオオオウー」。音がひとつひとつではなく連続性を持たせて歌えるように腹筋をコントロール。((8)はオクターブ上の印)
以下、引き続きYuki担当。
②アルデバラン
※全体を通した後Mensah先生からアドバイスに基づいて部分練習しました。
・0~3小節目でA-はハミングのパートと合うようなやさしい響きで。その後もオブリガード(A-やu-)も主旋律の流れを聞き、あくまでも飾りと意識して歌う。
・4拍子のテンポを体を動かしてもよいので1・2・3・4と正確に合わせてパート間で縦(タイミング)を合わせましょう。特に最初の5小節は大事に合わせること。
・58小節目は裏拍で音が変化していくリズム感を持ちましょう。
・59小節目Altoは「いのりな・ぁがらし・ぃーンガソ・ォー」のように拍頭は前の音の続きになるリズム感で歌う。
・77~78小節の不協和音の感覚を繰り返し練習しました。Bassは同音ですが内声が音が変化するタイミングでcresc.するとハーマニーが安定します。
※とってもよくなりました。明日本番で再確認します。
③カステラ一番
※CM曲も全体を通した後にMensah先生からアドバイスに基づいて返しました。
・出だしから元気よさを出すこと。
・3~5小節目のオブリガード(u-)は軽いノリで主旋律を凌駕しないように。
④明治チョコレート・テーマ
・前奏の指揮の4拍振りの3拍目・4拍目で「(チョコ)レート」と頭の中で歌うと出だしが揃いやすい。出だし以外が揃っているので出だしを途中に変える方策。
・2番歌詞の5~7小節の「チョコレート」の3回繰り返しは繰り返すほどにcresc.を付けて8小節目のf(フォルテ)に繋げると面白さが出る。
・最後の繰り返しはrit.はかけない。
・顔は生真面目に、声はやさしく歌うと味がでる。
⑤この木なんの木
・Ten.は「なんの木」など「ん」が付く言葉が短く切れてしまうクセがあります。「なぁんの木」のように母音送りを意識する技を使いましょう。
・6~7小節目の「木にーなる」の「気に」とは違い「木」はハッキリ音として聞こえる必要があります。「きぃにー」というこちらも母音送りを意識する技を使いましょう。
・合いの手部分(2小節目Alto、6小節目Alto/Bass、10小節目Alto、14小節目Alto/Bass)はハッキリ入れましょう。特にBassはしっかり発声してください(時々忘れたように弱い時があります)。
・14~15小節目の「はなーが」「実がー」も「はぁなーが」「実ぃがー」と母音送りをして出だしの八分音符がしっかり聞こえるようにしましょう。
・2番カッコの繰り返しはより強く歌いましょう。
・最後のハミングのfp(フォルテピアノ)は口を閉じたまま腹筋で出だしを強めるやり方。
⑦Mission: Impossibleのテーマ
※まず歌唱練習をしてフォーメーションチェンジや動作の確認をしました。
・この木なんの木の後、指揮者合図で楽譜を山台の後ろ側に付けるように置いてから、次の合図でフォーメーションチェンジをします。フォーメーションチェンジの後再び合図で全員後ろを向いてサングラスをかける人はかけます。音取り音が流れたら全員前に向くという演出になります。リハで再確認します。
・4~5小節の男声のボーカルパーカッションンは変化をはっきり印象付けるように。
・24小節目からの”yah”が最初から目立ちすぎ。「ヤー」に入ってからcresc.すると効果的。
・28小節目からのAltoは目立つように入りの”D”子音をとがらせてかつcresc.。
・35~38小節目にかけては繰り返すごとに強くする。それにより後続の”Dwee yah!”が活きます。
・44小節目からは動きも大切ですが強弱も忘れずに。一小節ずつcresc.していくところを指揮で示しますのでよく見てください。
・97小節目の最後の”Bah dee yaht!”で銃を構えをするのを忘れないように。指揮者に合わせて構えを解くので勝手に構えをやめないように。
≪連絡事項≫
① 合唱祭当日(10/20)9:30大ホールロビー集合です。「楽屋口」から入館のこと。
② 団員チケット・協賛の集金中。ご協力お願いします。
2024.10.12 (土)
気温は高めですが秋を感じる陽気になってきました。合唱祭も迫ってきました。動きもあっていろいろ大変ですが、楽しく歌っている姿を見せるのが一番です。できなくても「できたふり」で臨みましょう。
この日の出席者は、S8名、A10名、T4名、B8名 計30名、素晴らしい参加状況でした。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。常に上顎を意識して口腔・鼻腔をどんどん引き上げる意識を中心に練習しました。
・ドードーソーソーーファミレドーの音形で「イーエーアーオーーーーー」。音が上がる前の音で腹筋をより強く締め、音が下がっていく(下行形)後半はより響かせるように「弓を引き続ける」感覚で体(腹筋・上体・口腔・鼻腔 等)を使いましょう。
以下、引き続きYuki担当。
②心のうたを
※合唱祭の最後に全体合唱で歌う曲。忘れているので一回だけ音取りしました。
・本日お配りしたものは訂正済みの楽譜ですので問題ありませんが、コロナ以前に配布したものは2点誤りがありますので注意。
1)p2下段最後の小節Alto 「おもい」の「お」の音はレが正しい。
2)p3上段最後の小節男声「をうた」の「を」の音はファが正しい。
③明日に架ける橋(Bridge over Troubled Water)
※前週に引き続き苦手の多い曲を練習。英語曲は本曲とSound of Silenceの2曲。
・前奏でしっかり世界観を作ってから歌い始めましょう。
・9小節目”weary”は「ゥイーイリー」よりは「「ゥイーr音リー」のように二拍目で「イ」をはっきり言い直すでのはなく舌を丸めた”-ry”の準備のあいまいな音の方がよい。
・11小節目の”small”の”s”音は前に入らないように。きちんと二拍目に入れる。
・15小節目から16小節目への1オクターヴ(Altoは5度)上昇は発声練習の要領で上がる前に腹筋を入れ直してその勢いで力ますに上げます。響きを変えずに決して高い方が目立たないように歌います。
・20小節目のcresc.は21小節目のf(フォルテ)に繋げるようにしっかりと。
・25小節目はリズミカルに。
・27小節目の”Like a”は入りを揃えたいので、その前の”down”の二拍目で「ァゥン」と言って切ってブレスを入れるように歌います。
・36小節目の男声の入りは間奏の小節カウント間違えないように。馴れましょう。
・38小節目は3拍目裏で「ウェニョ」と入り、4拍目は「オンザ」が遅れないように。
・43小節目から44小節目へのオクターヴ上昇は15→16小節目と同様。やわらかく。
・57小節目の最後のcresc.は急激に。四部休符の無音でもcresc.の雰囲気がつながっているように印象付けて、58小節目のf(フォルテ)が歌えるように。Bassはそのままf(フォルテ)に突っ込めばよい。
・69小節目からは弱い音ではありますが芯のある声で歌詞をはっきり聞かせましょう。
・81小節目のcresc.で身近な語り掛けから一気にみんなに呼びかける強めます。
・85小節目、90小節目の”troubled water”は弱めないでcresc.を継続します。
・93小節目の3拍目は指揮を見てしっかり切って、最後の言葉’your mind”を揃えて際立たせます。
・後奏の響きが終わるまで合唱団は休符で余韻を聞かせている気持ちで維持。早くに終わった感を出さないように。
④アルデバラン
※本日もポイントとなる箇所の音とリズムの確認をし、最後に通しました。
・4小節目の3パートの音、ハーモニーを確認しました。(最初の重要ポイント)
・20~24小節目の間奏(Inter)を四拍振りの指揮で合わせる練習。22小節4拍目の”Yeah”はタイミングを出しますので合わせポイントにしてください。
・44小節目からの主旋律のリズムは「ウンパパァンパパァンパパ…」でしっかりと他パートに負けないように。
・58~60小節目の四拍の感じ方の練習。58小節目は裏拍動き、59、60小節目は1拍目を待ってから「いのりながら」を合わせる。
・Endingを繰り返し練習。随分よくなりました。
・77~78小節目の不協和音の変化を確認しました。
※強弱記号は現状指示していません。「しっかり」と指示しているところを意識して歌えばOKです。
⑤カステラ一番
※CM曲はすべてにおいて雰囲気を大事にした練習をしました。
・白くま隊は曲のアクセントです。歌が本家です。おろそかにならないよう元気よく。
⑥明治チョコレート・テーマ
・まだまだ最初が揃わない。前振りから歌っているつもりでやると良い。(次回それで練習してみます)
・最後の「じ」を長く押さない。逆に「じっ」のように切らない。指揮に合わせて程よい長さで。
⑥この木なんの木
・爽快感が欲しい。
・合いの手部分(2小節目Alto、6小節目Alto/Bass、10小節目Alto、14小節目Alto/Bass)はハッキリ入れましょう。特にBassはしっかり発声してください(最後はよかったです)。
・最後のハミングのfp(フォルテピアノ)は良くなってきました。入りはハッキリと。
・次回は強弱の感じ方を少し入れてこの段階のゴールとします。
⑦Mission: Impossibleのテーマ
※立ち位置と動きの確認は練習の中心です。
・曲に先立って全員後ろを向いてサングラスをかける人はかけ、音取り音が流れたら全員前に向くという演出を確認しました。
・44小節目からの動作の練習をしました。山台を下りている女性は44小節目の4・5拍目で片足を動かし始め45小節目の1拍目で前に着地し、2拍目で送り足で揃えます。それを49小節の2拍目までの4回(歩)続けて前の男性の前に出る。
・48小節目から同様に山台から下りている男性が51小節の2拍目までの3回(歩)で前に出て、再び前の女性の前に出る。
・52~55小節はピストルを各1拍目に合わせて構えます。男性は上手(左)から、女性は下手(右)から向けます。しっかり狙ってる感を出しましょう。歌はフォルテです。
・56小節目からは歌が一回弱く(mf(メゾフォルテ))なるのに合わせてピストルの構えを舌のほうから60小節目にかけてゆっくり上げて正面を狙います。
・61小節目の”yaht!”と同時にさっと両手を腰に後ろ手にする。
・最後(96~97小節目)の”bah dee yaht!”で めいめいに自由な方向にピストルを向ける動作の練習をしました。忘れやすいのでご注意ください。
・最後は指揮者も客席に向かって構えるので、指揮者に合わせて構えを解きます。
・4・5拍目のcresc.のかけ方は喉ではなく腹筋で響きを豊にするように。(次回練習しましょう)
≪連絡事項≫
① 楽譜配布:合唱祭の全体合唱曲「心のうたを」(三郷市合唱連盟歌<委嘱作品>)
② 合唱祭(10/20)スケジュール配布。当日は9:30大ホールロビー集合です。
「楽屋口」から入館のこと。(小ホール裏を通ってしまわないよう、夜間出入口や展示室横からは入らないように) その他配布資料を熟読のこと。
③ スケジュール表(2024.10.12版)配布。
④ 団員チケット・協賛の集金中。ご協力お願いします。
⑤ 次回練習も合唱祭でサングラス使用の方はお持ちください。練習で使います。
公募練習から(第10回)
こちらは公募参加者が少ない状況でした。
三郷第九合唱団団員が多い割には歌い方に粗の見える状況で、Yamamoto先生からチクリとコメントがありました。合唱祭後は第九の練習も通常練習に入って履きますが、公募練習も積極活用していきましょう。
この日はマーチを除いて合唱部分だけひと通り歌ってから595~654小節目を部分練習しました。けっこう細かく指示がされました。
・スタカート記号の解説が改めてありました。半分の長さという意味はなく感情を込めた演奏を。
・603小節からは柔らかい音質に変えること。
・603~610小節目の中の山は604小節目最初の音符、606小節目最初の音符、および最後の”ganzen Welt”です。そこだけ飛び出るのではなくうねりを作る。
・614小節目は内切り。
・619小節目のBassは二拍目で”ü”を言い直す感じで。(他パートが音が変わるのに合わせる)
・622小節目のSop.は内切りで休符に音がかからないように。
・631小節目”stülztの母音は”ü”なので音符にはこの母音が乗る。母音後の子音は”r”と”t”があれば良い。すべて入れようとして母音をつぶさない。
・634小節目”-nen?”は柔らかく疑問符の様相を出す。
・638小節目”Welt”は外切り。
・642小節目”-zelt”も外切り。
・650小節目の和声の練習をしました。どうしてもAltoは低めに入ります。音は”Ster-“を発音すると下がりました。pp(ピアニッシモ)で難しいですね。
・最後は男声だけ残りマーチ(411小節目から)の練習。パート分けの確認後、音確認と合わせ練習をしました。八分休符の有無で音の長さを変えることが指示されました。また、最後”-gen”は指揮は後続のオケを振るので自分でカウントしてしっかり歌うことのお話がありました。
2024.10.5 (土)
昨晩は小雨の中三郷・流山の花火大会がありましたね。せっかくの大きなホールでの練習なので合唱祭でのポジション確認も含めた練習になりました。なお、合唱祭までは合唱祭曲中心の練習にはなりますが、それだけにならないように練習を進める予定です。(不参加の方も来てね)
この日の出席者は、S6名、A9名、T4名、B7名 計26名でした。
①発声練習 Yuki担当。
・体操のあと、呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。常に上顎を意識して口腔・鼻腔をどんどん引き上げる意識を中心に練習しました。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウー」。同じ母音の2拍目「―」は1拍目の母音から腹筋を使って楽に滑らかに歌うこと。
・ハーモニー練習(ハミング、「マー」、fp(フォルテピアノ))
以下、引き続きYuki担当。
②Sound of Silence
※慣れが必要そうな曲を練習し、苦手なところを確認しました。
・2番歌詞の冒頭”rest-less”は「レッレッ」よりは「レーレー」のように弾まない発音で。
・25小節目はページめくりで遅れるので注意。馴れましょう。
・3番歌詞41小節目の八分休符は確実に無音をつくること。
・5番歌詞71小節目ははっきりソロ中心から全体合唱に変えるように入ること。mp(メゾピアノ)を意識しすぎない。
・76小節目のテンポは指揮をしっかり見て合わせること。
③アルデバラン
※ポイントとなる箇所の音とリズムの確認をし、最後に通しました。
・0~1小節目の男声の入るタイミングの確認をしました。それぞれSop.が動いた後に入る。
・4小節目の3パートの音、ハーモニーを確認しました。
・16小節目のTen.「きみとー」は主旋律なのでハッキリ入ること。
・19小節目のBassはタイミグが遅れないように。18小節目の「あるーそー」の長さがリズムに乗っていないことが原因。40小節目のところも同様。
・20~24小節目の間奏を四拍振りの指揮で合わせる練習。
・同様に、41~43小節目の練習。42小節目”Yeah”は2拍目裏、Sop.の4拍目は43小節目の1拍目を目がけてリズミカルに。
・58~60小節目は4拍振り特に意識する。58小節は裏拍で動く、59、60小節目は1拍目でタイミングを取って2拍目から「いのりながら」と歌う。
・EndingはBody action含めた馴れの練習をしました。
※最後に通したところは危ないところもいくつかありましたが通し切りました。集中力○。
④カステラ一番
※白くま隊も入れた練習をしました。
・CMなのでハッキリ歌いましょう。
・10小節目からの男声主旋律は良くなりました。引き続きしっかり入りましょう。
・最後の「どー」は指揮者が白くま隊の動きを踏まえて切りますので勝手に止めないように。
⑤明治チョコレート・テーマ
・なかなか最初が揃わない。指揮の前振りは4拍一小節。その間に呼吸と腹筋を準備しておきましょう。準備不足だと微妙に遅れます。曲の途中は遅れないので、前振りから歌っているつもりでやると良い。
・最後の「じ」はあまり長さがないと思ってください。指揮をよく見て切りましょう。
⑥この木なんの木
・合いの手部分(2小節目Alto、6小節目Alto/Bass、10小節目Alto、14小節目Alto/Bass)はハッキリ入れましょう。特にBassはしっかり発声してください。
・最後のハミングはfp(フォルテピアノ)です。正確に発声しましょう。
・歌詞に馴れましょう。意味を伝えるように意識してください。ひらがなを追わない。
⑦Mission: Impossibleのテーマ
※立ち位置と動きの確認をしながら歌いました。
・曲に先立って全員後ろを向いてサングラスをかける人はかける。音取り音が流れたら全員前に向くという演出とします。
・歌は常に4拍目、5拍目でcresc.をかけることを意識します。特に、cresc,(<)がついているところはなおさら。
・44小節目から山台を下りている女性が4・5拍目で足を動かし始め次小節の1拍目で前に着地するやり方で4回(歩)前の男性の前に出る。歌のリズの4・5→1に合わせます。歌は前に出るほど強くなります。
・48小節目から同様に山台から下りている男性が3回(歩)で前に出て、再び前の女性の前に出る。
・52~55小節はピストルを各1拍目に合わせて構えます。男性は上手(左)から、女性は下手(右)から向けます。しっかり狙ってる感を出しましょう。歌はフォルテです。
・56小節目からは歌が一回弱く(mf(メゾフォルテ))なるのに合わせてピストルの構えを舌のほうから60小節目にかけてゆっくり上げて正面を狙います。
・61小節目の”yaht!”と同時にさっと両手を腰に後ろ手にする。
・最後(96~97小節目)の”bah dee yaht!”で めいめいに自由な方向にピストルを向ける。
・最後は指揮者も客席に向かって構えるので、指揮者に合わせて構えを解きます。
※基本的に動きと曲の強弱を合わせていますので歌とともに馴れていきましょう。
≪連絡事項≫
① 団員チケット・協賛の集金袋を配布しました。お申し込みのチケットは代金と引き換えになります。追加のチケット販売もよろしくお願いします。また、協賛の開拓にもご協力ください。
② 次回練習もサングラスを合唱祭で使う方はお持ちになり馴れましょう。
③ 合唱祭で連盟歌「心のうたを」を全員合唱します。楽譜はコロナ前に参加された方はお持ちかと思います。お持ちでない方のために次回配布予定です。
2024.9.28 (土)
お彼岸を過ぎて朝晩はとても凌ぎやすくなりました。一方で、練習会場は熱気にあふれて?います。
この日の出席者は、S7名、A6名、T3名、B7名 計23名でした。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
5拍に入る前の腹筋の準備は早めに。2拍目裏で入れ直す時に腹筋を緩めすぎない。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。上顎を意識して口腔・鼻腔に空気が通るイメージで。”e”で舌が落ちてしまう人は”I”のままのイメージで。”v”→”I”は発音の変化はあってよい(上顎で口腔・鼻腔を意識するのは最初からずっと変わりませんが、それが故に”v”の状態のまま口腔が広がっていかないのは良くない。
・実際の曲で歌唱指導。
1)「Sound of Silence」の29~31小節を使って2点を訓練しました。a)”the sound”は繋がった語に聞こえるよう、”the”は「ザァ」のように後ろに「ア」を感じて歌い、拍頭の”sound”だけが強く聞こえてしまうことのないように。特に小節跨ぎは注意。b)”Silence”は「サぁイレンス」のように二重母音の一音目を長くしないと「静寂」のイメージが出ない。44~46小節目、60~62小節目、74~76小節目も同様。
2)「虹の彼方に」の26~32小節目で訳語に沿った語りに聞こえるテクニック練習。「いィつの日にか、わァたしは遠い国へ、ゆゥくー」のようにフレーズの頭の母音に余裕を持たせる。決して高い音だけが目立つような音形に左右されるカクカクした歌い方にしない。同様に「くゥるしいことも、かァなしいことも、なァいくにへ」と意識します。
以下、Yamamoto先生ご指導。
冒頭演出の話が少し。「虹の彼方に」「ホール・ニュー・ワールド」「慕情」は登場人物と想像できる程度の人が前に出て歌う。扮装はそれとなくレベルで十分。なお、早めに人選しておくように。
また、今年はプログラムの第九の曲目解説も団員が書くよう指示がありました。第九に対する想いを皆さんお持ちなので、書いてみてくださいとのこと。こちらも人選早めに。
②Sound of Silence
※ソリメンバーが二人いる時は極力この曲を取り組む時間を取ります。
・ソリは7小節目”creep-ing”、9小節目の”sleep-ing”の最初の音符は緩めず一語の雰囲気を出すこと。前週の指摘が直り切っていませんでした。
・2番歌詞(17~24小節目)の女声は音が跳ねないように。語尾子音が早いのが原因。
・22小節目男声は”street”が強く入りすぎない。女性の歌詞の流れ”of a street”を意識。ヴォイストレーニングを適用すると不定冠詞”a”は「アぁ」となって”street”に移ります。その雰囲気を壊さないように歌いましょう。
・4番歌詞は主張が強く表れるように強めに歌いましょう。3番歌詞までとは違います。
・76小節目はrit.がかかるので指揮にしっかり合わせること。(75小節目に目玉マークでもつけておいて)
・77小節目のフェルマータせず、タイミグを合わせた八分休符大切。
・78小節目は外切りで軽く79小節目の頭に「ス」(子音のみ)を軽く入れる。
③明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)
※最初から注意点を確認しながら練習しました。
・12小節目はもう少し滑らかに。Legatoっぽく。
・16→17小節の音の変化はやわらかく、ふんわりと。43→44小節目も同じ。
・18小節目最後の”of”も、19小節目の”when”も指揮でタイミングを出しているので併せましょう。
・20小節目のcresc.大事です。はっきりと次の小節のフォルテ(f)に繋がるよう伸びましょう。
・21小節目は母音長目を失わないで22小節目の”can’t”に繋げていく歌い方を。
・31小節目の”down”は外切りで切るまで緩まない。
・36・38小節目の男声の入るタイミングは指揮を見て。(まだまだ揃えられます)
・48小節目のcresc.もはっきり伸びましょう。三拍目外切りなので伸ばし過ぎは注意。
・51小節目の”-round”は女声が”like”と入る直前まで伸ばす。ブレスしようと早めに切れるのがここでは適さない。
・57小節目のcresc.は短いので急激に強くすること。
・82小節以降は全小節でcresc.をかけ続ける。
・93小節目は三拍目でハッキリ切ります。最終後”your mind”にタイミングを合わせて最後の力を注ぎます。(力むのではなく口腔・鼻腔・体全体の空間で響かせる)
④第九
※公募出られていない方には久しぶり。忘れてはいけません。
・一回すべてを通してから練習記号[D]のお浚いをしました。
・257~259小節目は3拍目を中心とした小さい波で強弱、260小節目の”streng geteilt”でかたく歌った後、261~264小節目は262小節目を山にした大きな波を表現。
・小さい波の作り方が頂点のみ強く波よりは階段(崖)のような強弱になっている。3拍目に山があるなら2拍目から腹筋で支えた結果で3拍目を力まずに頂点にすること大事。
※頂点の前の語の母音や腹筋の使い方はその他のところでも効果的です。
≪連絡事項≫
① 年末演奏会のチラシとポスターを練習時に置きますので、お持ちになりご活用ください。
② 年末演奏会の団員チケット申し込み抽選は終わりましたが、追加の販売は引き続き受け付けます。
③ Mensah先生の演奏会、12/1のサンシティ第九の公募のチラシあります。
④ (伝え忘れました) 10/5練習から合唱祭でサンブラスをお使いの方はお持ちください。
公募練習から(第9回)
今年から参加されたメンバーがほぼ揃った状況で練習を進めることができました。皆さんとても真摯に取り組んでいらっしゃいます。私たちも遅れをとらないよう、積極的に公募練習にも参加されたり、自主的にお浚いしておくなどそれぞれに合った対策をどうぞ。
最初に、Yamamoto先生からエール。毎年で大きく演奏方法を変えるものでもないので、指導者の言葉は毎年言っている内容かも知れない。でも、人間なので完璧にできるわけもない。毎回、毎年、ひとつでも上を目指す意識で取り組んでください。
以下のポイントはご指導の中らか忘れそうな点を特出しました。
この日二重フーガから練習。
・第一主題”Freude schöner ~”、第二主題”Seid umschlungen ~”でキャラクターを変えて歌う。うねり方(抑揚)もそれぞれ異なります。
・第一主題の二分音符+四分音符は二分音符をしっかり響かせる。(阿波踊りにしない) 逆にベッタリともさせない。
・第二主題や”der ganzen Welt”のパート間の受け渡しを感じよう。
・合いの手”Freude!”には必ず対向の第一主題があるのでリズムを合わせる。(筆者追記)
続いて練習記号[R]。
・737小節目、741小節目の全音符は少しcresc.をかけて、その次はもう一度音を弱くすることで緊張感ある波をつくる。
・753小節目の”-zelt”後にブレスする人は子音”lt”は入れない。母音”e”の響き必要。
最後は851小節目から最後までに練習。
・863小節目の四拍目頭で”-elt”と入れてしっかり切って、次の”Brüder!”の入りをを揃えます。
・880小節目からの二分音符切れ切れにならない。特に”-zelt”後にブレスする人は子音”lt”は入れない。
・916小節目は”E-ly-si-um”の”E”がその前の勢いをひきずらず。「楽園」の雰囲気に切り替えること。
次回は10月に入ります。いよいよ終盤です。
2024.9.21 (土)
下記の★の趣旨に沿って一段ギアアップした練習になったと感じましたが、皆さんはいかがでしたか。合宿でもテーマにしましたが曲で表現したい「イメージ」を大事に頑張っていきましょう。
この日の出席者は、S7名、A8名、T4名、B8名 計27名でした。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
5拍に入る前の腹筋の準備は早めに。2拍目裏で入れ直す時に腹筋を緩めすぎない。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。上顎を意識して口腔・鼻腔に空気が通るイメージで。”e”で舌が落ちてしまう人は”I”のままのイメージで。
・ドードーソーソー|ーファミレドーの音形で「イエアオオー」と歌う練習。
基礎練習はうまくできるようになってきました。ただ、これが「歌は別物」とならないようにすることが大切です。歌い始めの前に腹筋をつくる。音が上がるところはその前から腹筋を入れ直す。フレーズの後半で音が下行形になっても腹筋を緩めない。
⇒腹筋だけで歌の練習をしてみても良いかもと思います。
・実際の曲で歌唱指導。
1)「君をのせて」の29小節目からのの「とう(―)さん」は「とーさん」ではなく、「とーオさん」という意識で歌う。これは弱起を中心に次の小節の歌詞にしっかりつなげる効果と、短い音符にしっかり母音をのせてことばがはっきり分かる効果の二面があります。33小節目からの「あのーまなー」も「あァのーまァなー」、38小節目からの「まわる」は「まァわーる」、のように語の出だし、音が上に動く時にすべて当てはめます。
2)「ホール・ニュー・ワールド」でも最初の「みーィせてーあげーェよー」、「ぷゥりーんせす」と意識すると切れたり角張ったりするのを防げます。日本語でも音楽で聞かせるためにはこういった音の流れに合わせた発音の仕方をしないと、歌詞のように聞こえづらいのです。
※すぐには馴れませんが少しずつ意識しておくとやがて身に付きます。
以下、Yamamoto先生ご指導。
★<再指導>ここからは指揮者とともに音楽を作っていきます。楽譜や言葉では示しきれない歌の雰囲気が大切です。指揮を見られずに楽譜だけを追っていることはないように。少なくとも楽譜の先に指揮者が見えるように楽譜を持つことは常に心がけましょう。
②慕情(Love Is a Many Splendored Thing)
※冒頭の再指導に沿って、かなり細かく歌い方の意識合わせをしながら練習しました。
・語尾が「いー」や「えー」で伸ばして切るところがキタナイ。発声練習での口腔・鼻腔を意識し、腹筋が緩めずに伸ばすことを励行しましょう。(☆)
・5小節目「はー」は強く(キツく)入らない。”H”音を長めにいれて”a”に入ってから急激に強めるような歌い方で情緒的に。
・7小節目の「あ」に山がある。発声練習でアドバイスいただいた「きぃあした」を使ってみましょう。
・10小節目「バラ」は拍通りに刻みすぎない。「バぁラ」を意識して「バ」が若干長めに。
・10小節目のTen.はBassとの7度の不安定が4拍目で5度で解決する感じが大切。不安定さは主張しすぎずその後の解決ハーモニーを意識した歌い方をすり。この感覚はAltoのSop:との2度や臨時記号がある箇所で求められます。
・15小節目の「い」は切れそうで切れないようにつなぐ。一方で、16小節目ははっきり四分休符を入れてつながらないように区別をつけましょう。
・15小節目の「な」から「い」に上がるところはふんわりと。その際には(☆)意識。
・19~20小節目のcresc.は19小節目の後半から。20小節目で「う」を言い直すようにし、3拍目の頭での外切り。
・21小節目は出だしの5小節目よりはハッキリ強く入る。
・28~29小節目「くちづけ」はnon-legato (つなげない演奏:くー・ちー・づー・けー)。
・30~31小節目はSop.の音形に沿った山がある。他のパートも意識して歌うこと。
・42小節目は間奏の最後(41小節の4拍目)でより一層rit.がかかるので溜めて入る流れをしっかり感じて歌い出すこと。
・後半については前半の指摘は同様です。
・60小節目は61小節目にかからないように切ること。(長さは大切に。休符は切れる。)
・74小節目以降は映画の待ち人がいない(戦地で死亡)さみしさを出すため、特に81小節目ではすーっと消えていくように終わる。(最後は外切り)
③Sound of Silence
※ここからはソリストバージョンで歌います。曲感を養っていきましょう。
・ソリストは全音符のところを「ェーン」と母音は長めに聞こえるように歌うこと。
・7小節目”creep-ing”、9小節目の”sleep-ing”の最初の音符は緩めず一語の雰囲気を出すこと。
・2番歌詞(17~24小節目)の女声は言葉が切れすぎないように。Legatoではないが母音はそれなりの長さが必要。
・2番歌詞(17~24小節目)での男声の”Uh-”は女声が歌い始める前に弱めていくこと。男女交代の様相が分かるように。
・31小節目、46小節目の“silence”の語尾の「ス」(子音のみ)は四拍目に入れるクセを付けましょう。
・41小節目の八分休符は確実に休むこと。なだれこまない。
・5番歌詞(63~70小節目)の女声はあくまでもバックコーラス風。やわらかく抜けるように。
・76小節目はrit.がかかるので指揮にしっかり合わせること。
・77小節目のフェルマータはありません。(再掲)
・78小節目は外切りで軽く79小節目の頭に「ス」(子音のみ)を軽く入れる。
・全体として声はしっかり出すこと。また言葉はハネ過ぎないことと最後にご指摘あり。
※久しぶりだったこともあり、両曲とも楽譜を追うのに必死な状況でした。毎回全曲練習できるとは限らないので、他の曲も継続的に自主練習しておいてください。
≪連絡事項≫
① 年末演奏会のチラシとポスターを練習時に置きますので、お持ちになりご活用ください。
② 次回(9/28)は年末演奏会の団員チケット申し込み期限です。抽選もあります。
③ 次回は団費集金日です。
2024.9.14 (土)
なかなか粘り腰の猛暑です。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますので、もう少しですね。
合唱祭まで一か月。練習機会はあと3回あります。
この日の出席者は、S6名、A7名、T2名、B8名 計23名でした。
①発声練習 Yuki担当。
合唱祭を控え、合唱祭練習を行う場合は少し短めの20分にします。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
5拍に入る前の腹筋の準備は早めに。2拍目裏で入れ直す時に腹筋を緩めすぎない。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。上顎を意識して口腔・鼻腔に空気が通るイメージで。”e”で舌が落ちてしまうと響きが変わってしまうので注意。
・ドードーソーソー|ーファミレドーの音形で「イエアオオー」と歌う練習。
音の高低によって弓を引く方向を変えない。また、下行で緩んでいかないように。
以下、引き続きYuki担当。
②明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)
※前回Yamamoto先生からの宿題(苦手部分)に取り組みました。
・出だしは直前にブレスしない。速めに腹筋を作っておくこと。
・9小節目”weary”は”r”音(舌を上顎に付けずに丸めて「ゥ」)を長めに言うと雰囲気が出る。
・11小節目”small”は二拍目の頭に合わす。早めに”s”音が出ないこと。
・19小節目”when”のタイミング遅れないこと。三連譜の”times”の「タ」が三拍目の頭になるので、その前に「ゥエン」が来ます。(47小節目も同じ)
・25小節目はリズム重視。八分音符が軽快さを作りります。
・”troubled”の音符割りは八分音符が「tラ」、四分音符は「”l”(上の歯に舌を付けたままの「ル」音))。「ブー」ではないので気を付けましょう。
※英語では本来は子音のところに音節に分けられ音符が割り当たることがあります。”r” “l” “n”で見られます。
・31小節目の外切りは4拍目の頭で「ン」。(「アン」としてしまうとやりすぎ感)
・38小節目は3拍目の裏で「ゥエニョ」、4拍目の頭で「オン」のタイミング合わせしっかり。
・50小節目の”around”の前で言葉を切ること。「オーラ」のように繋げない。
・72小節目の”by”は遅れて裏拍にならないこと。
・82小節目からはどんどん大きく響くように(力まない)、最後まで緩まないように。
・93小節目は3拍目で切るので四拍目の”your”「ヨー」をなだれ込まずハッキリ入る。
・95小節目は小節頭で「ンd」でしっかり切る。
※合唱祭曲の練習は極力演奏順に練習をします。
③アルデバラン
※とにかく慣れるために、練習を続けるしかありません。
・印象的な0~3小節目は発声練習のつもりでしっかり。強弱は二の次。
・4小節目からEndingの前までは主旋律が意識的に引っ張ればOK。
・Inter(間奏)のところを繰り返し練習。
・練習記号[E]の出だし2小節は女声が主旋律ですがはっきりしないので次回練習します。
・Endingの前2小節から繰り返し練習。(Body actionはできるところから)
・61小節目のフェルマータで一度指揮が止まります。Endingの入りは女声は4拍目を指揮で入れるので半拍で”so- - -ng”と歌い出す。次拍の裏でTenorが、次々拍でBassが”so- - -ng”。Tenorだけが16分音符で音が下がりますが、他は八分音符なので慌てて下がらないように。
・66小節目からのBody action付きのところは5回のパターンとして覚えましょう。
④カステラ一番
※白くま隊(各パート1名)の振り付けも含めて練習しました。
・出だしの「ラララ」は付点四分音符以外は切るように歌います。
・主旋律は3小節目はAltoですが、4小節目でSop.に引き継次ます。また、11小節目からは男声→Ten.と受け継ぎます。主旋律はハッキリ歌いましょう。
・CMなので活舌よく。(何を言っているのかが分からないのはCMとして最悪)
・2番カッコはフェルマータの前で遅くならないように。
⑤明治チョコレートのテーマ
※チョコレートが食べたくなるようにやわらかい響きで「チョ」と最後の「ジ」大切。
・一番は全員メロディ。出だしだけ四つ振りで指揮しますので、一拍目の裏で「チョ」っと入ってください。(すべての箇所で「チョ」が揃わないので次回練習します。)
・最後のテヌート以外はテンポが緩みません。
・テヌートは「メ・イ・ジ」は長くなりすぎないように。特に最後の「ジ」は指揮を見てすぐ切りましょう。(チョコレートが溶けてしまった印象にならないように)
⑥この木なんの木
※合宿で初めてやったのでまだまだ歌って行かないといけません。
・前奏の最初の小節は二分休符を書き忘れました。前奏は二小節分です。
・6、10、14小節目の合いの手(Alto、Bass、10小節目はAltoのみ)はハッキリ入れる。
・一番最後はfp(フォルテピアノ)のハミング。発声練習の成果を聞かせましょう。
⑦Misson: Impossibleのテーマ
※明日に架ける橋の苦手部分が多く、時間がかかったのでできませんでした。
≪連絡事項≫
① 年末演奏会のチラシとポスターを練習時に置きますので、お持ちになりご活用ください。
② 合唱祭のチラシもできています。多くの方々にご来場いただきましょう。入団希望者も現れるかも。
③ 9/28までが年末演奏会の団員チケット申し込み期限です。申込者は9/28に抽選をし、その結果に基づきチケットを販売します。その後は個別購入となります。
④ 合唱祭の並び順を発表しました。
公募練習から(第8回)
9月に入りました。Yukiが担当するのは、今年はこれで最後になります。次回からはYamamoto先生に曲づくりのご指導をいただけるよう、音取り練習は今回で終了となるように練習記号[R]から最後まで練習しました。
いくつかポイントを書き留めておきます。(皆さんも今一度ご確認ください)
・練習記号[R]から744小節目までは一小節6つのカウントの中で演奏します。四分音符は決して前倒しで長くならないよう繰り返し練習しました。
・745小節目”Brüder”はこの曲の大切な言葉。常に印象的に歌うように。
・753小節目の”-zelt”は”lt”無しのように歌う。ブチっと切れた感じにならないよう。
・758小節目の”ein”のAltoの音はC#。(ナチュラルで歌う場合もあるがここでは#付きで)
・練習記号[S]の練習は音取り後、ソリスト四重唱からの入るタイミングの練習をしました。
・810小節目に入ってから遅くします。その前からテンポが緩まないように。
・812~813小節目は細かい動きがSop.→Alto→Ten.と受け渡すことを意識します。
・832小節目に入ってから遅くします。その前からテンポが緩まないように。
・857小節目はキーワード” ganzen Welt"に向かって強くしていきましょう。
・863小節目は後半”-elt”と明確に切ります。次の小節のキーワード”Brüder”を揃えて強調できるようにするためです。
・880小節目からの二分音符の連続は切れ切れにならない。言葉の連続性は”diesen Kuß”、と”der ganzen Welt”です。必ずしも小節の切れ目ではないので注意。
・"ganzen"は「ガンツェン」で統一。
・”Freude”の最初は”F”の子音を明確に。決して”H”にならないこと。特に904小節目の”Freude”は気を付けないと間の抜けた感じになってしまいます。
(他の箇所でも"F"と"H"の区別をクセ付けましょう)
2024.9.7 (土)
合宿後の初練習でした。合宿疲れは残っていませんか。ここからは音取りは必要最小限で指揮者とともに音楽をつくっていくように進めるとのお話がYamamoto先生からありました。そのためには楽譜を見るにしても顔を上げて指揮者を常に視界に置いて歌うようにしましょう。
この日の出席者は、S8名、A6名、T4名、B8名 計26名でした。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
腹筋の入れ直しについて弓道の弓を戻しすぎないことの確認がありました。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。"e"が日本語の「エ」のように舌が上の奥歯から離れてしまう方は無理に"e"に変えずに"i"のままでも構わないとのアドバイスがありました。
・ドードーソーソー|ーファミレドーの音形で「イエアオオー」と歌う練習。
これまでの3つのポイントに加え、最初の音の前にちゃんと準備ができていないと「イ」が響きのない口腔・鼻腔を使えていない発声のままに歌い出してしまうことへの注意がありました。
・「明日に架ける橋」の21~25小節目を使って前小節の短い音符(例:21小節目は四分音符)から次の小節の長い音符(22小節目は二分音符)へは長い音符へ向けた流れを意識してひとつひとつ切れてしまわないように歌う練習をしました。
なお、24→25小節目は"trouble water"の小気味よいリズムが必要なので少々異なります。
・「君をのせて」の4~12小節目を使って同様に前小節から次小節への流れを意識した歌い方を練習。
特に、10小節目の「かくし・て」は一語の流れ大事に。そのためには「かくし」は3つの八分音符を均等に歌う意識より、「隠して・いる」という言葉の流れを歌うように。
※じゃっき:「弱起」と書きます。例えば4拍子では通常<強・弱・中強・弱>という拍の取り方をします(ジャズでは異なります)。四拍目からスタートする場合、「弱」から始まりますので「弱起」と言います。この場合、次の小節の「強」に向けた入り方を意識します。
※歌い出す前にオペラ歌手のように腹筋で支えた姿勢をとることで準備を意識しましょう。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)
・冒頭は「ゥエ」の「エ」が音符に乗ります。前奏からちゃんとテンポを取って遅れないように。
・8~11小節目は語るように、12小節目からはレガートを際立たせる。"when"は「ゥエー」で伸ばして「ン」を早く言ってしまうと切れて聞こえます。「ゥエーティーザー」の要領。
・13小節目の四拍目の入りは、指揮で3拍目に合図しているので遅れないように。他の箇所も長い音の後の入りの一拍前、半白前に指揮の合図があるので指揮を見ないで歌う状態から早く脱しましょう。
・20小節目のcresc.は21小節目の休符まで緩まないように。休符中もcresc.がかかっているかのように。
・常に次へ次への意識で。難しいですが次の小節でどうなるかを前の小節から意識した歌い方を。
・31小節目は外切り。四拍目で「ン」。それまでしっかり「ア」で張り続ける。
・38小節目の入りは遅れない(慌てない)練習が必要です。宿題になりました。
・60小節目は外切り。ただ、ここは31小節目と異なり61小節目が最終和音なので、そこに委ねるようにやんわりと切ります。
・69~81小節目は男声と女声で強弱記号を変えています。弱い方は支えに回りましょう。
・81小節目のcresc.は休符中も効いているように歌う。
・82小節目f(フォルテ)、88小節目ff(フォルティシモ)、更に最後にかけて段階的にではなく、連続的に常に常に強めて響きを追い求めて歌う。(喉で押していかないで体内の響きを広げるイメージ)
・93小節目は3拍目できっちり休符を取って、四拍目の入りをしっかり合わせます。
③虹の彼方に(Over the Rainbow)
・前奏から世界観をつくる。特に、8小節では腹筋の準備を終えておきましょう。
・9小節目のオクターヴ跳躍は低い音の時から腹筋を作った勢いで軽く音をのせて跳躍する。
・18小節目は各パート入りの"S"子音をしっかりと。また、19小節目の"over"が頂点になるように各パートの拍数の中で山を作っていく。
。22小節目も"Y"音をしっかり入れる(軽くアクセントを入れる)。ここも23小節目の「見た」が山になるように歌います。
・27~28小節目は28小節目に入るとあこがれ感を増すようにcresc.。淡々と読んでしまわない。
・31~32小節目も32小節目の#が入ることでの33小節目以降の変化の予兆を感じさせる。
・38小節のカンニングブレスは各自ブレスの場所を決めておくように。
・42小節目のTenorの入りは女声の半音下なので難易度は高いがつられないように。
・44小節目の直前の","でちゃんと言葉を切って「さぁ」と歌いましょう。
・50小節目の終わりでちゃんとブレスを取る。52小節目からはテンポを戻しますので勝手に遅くならないように注意しましょう。
③ホール・ニュー・ワールド
・前奏での準備不足がないように。4小節目では腹筋の準備を完了し、出だしの「み」が明るくやわらかく響き豊かに出せるように。
・10小節目は四分音符をしっかり刻む。流れてしまわないように。
・23小節目の下3パートはしかりcresc.で存在感を出しましょう。(15小節目も同様ですが23小節目は特に意識しないと存在感が出ないまま終わってしまいます。)
・28小節目のAlto以外のパートは付点四分の「て」が短くならないこと。Sopranoはブレスを極力短くし、男声はAltoが音が変わるのをまってからブレスしましょう。長いブレスは禁物です。(20小節も同じです。)
・50~52小節目は主旋律はAltoです。Sopranoはやわらかく息漏れ的に抜けるように。男声は女声的な響き(細くやわらかく)で。
④君をのせて
・やはり前奏で腹筋の準備ができていないので「あの」がカタくなってしまう。低いからといって力まないで。
・この曲に限りませんが指揮の雰囲気を歌に反映させて曲作りを意識して歌いましょう。
・67小節目最後は喉で「Ah-」と言うと切る時に余計な音が出やすいです。より腹筋で響きだけを意識して伸ばすように。
≪連絡事項≫
① 年末演奏会の団員販売チケットの申込書を配布しました。 9/28の練習までに申込書をご提示ください。申込者は9/28に優先度抽選をします。
2024.8.31 (土)~9.1(日)合宿練習
台風でやきもきした恒例の合宿ですが、無事実施できました。総練習時間は発声練習を除いて8時間10分に及び、通常練習での同じ時間(1.5時間)の5.4倍ですので一か月分以上の練習に取り組んだことになります。ここに細かく書くことは不可能ですが少し記事にしてみます。
団員参加者は、S7名、A7名、T3名、B7名 計24名でした。
合宿の練習テーマは「音やリズムの不安をなくそう」と「曲が持つイメージを心に育もう」の2点。
練習は既に往きのバスの中から始まっていました。オズの魔法使いの映画鑑賞で私たちが歌う「虹の彼方に」が主人公ドロシーが導入部で夢見る気持ちを歌うだけでなく、この曲がテーマ曲としてバックミュージックに多く使われていましたね。
この映画鑑賞が頭に残したイメージを持ったまま「虹の彼方に」から練習を開始しました。これまでの先生からのご指示を曲のイメージと表現の関係をもとに確認しました。同様に「ホール・ニュー・ワールド」「慕情」「Sound of Silence」「明日に架ける橋」とダーッと1時間弱課題出しをしました。
それを受けて午後からパート練習。
Bassの「ホール・ニュー・ワールド」53小節目からの分割にYukiの指示ミスがあり、Bassの上(Nakamuraさん除く)がTenorと同じところを、Bassの下+NakamuraさんはHumとします。
パート練習のあと、ティータイムを挟んで「なつかCM」の練習をしました。
まず、「この木なんの木」の初練習。
・3、7、11、15、18小節目の16分音符は細かい動きを正確に歌いましょう。
・点線のスラーやタイは一番と二番で歌詞が異なるため「-」の歌詞の時に有効です。
・×の音符は無声音を表します。ふつうに発音すれば無声音に近くなるのであまり気にしなくも大丈夫。
続いて「カステラ一番」、「明治チョコレートのテーマ」と練習しました。
初日の練習の〆は再び年末演奏会の第一部のお浚い。なお、「Sound of Silence」はソロの入ったパターンでやりました。今後は特に指示がなければソロバージョンで練習しましょう。また、「明日に架ける橋」は81小節目クレッシェンドは休符で弱まらずにf(フォルテ)に続き、ff(フォルティシモ)、更に最後はもっともっとフォルテでと第一部の最後を劇的に盛り上げます。
二日目の発声練習では「虹の彼方に」の冒頭の1オクターブを喉に力を入れず、腹筋だけで軽い感じで上げる練習をしました。
パート練習の後は、年末演奏会の第一部の曲について、合宿成果の確認をしました。なお、「君をのせて」の28~29小節目のクレシェンドはアルトの音が変わる29小節目の直前の拍から特に効果を出します。28小節目の3拍目までは少しずつのクレシェンドに留めます。
午後からは合唱祭練習。「アルデバラン」は最初からハーモニーとリズムの確認をしながら進め、最後はボティアクションと歌を二小節ずつ練習しました。合宿の最後はミッション:インポッシブルのテーマは44~61小節の動作について練習しました。動作はこのほか最後の"bah dee yaht!"で拳銃を構えるポーズがあります。
2024.8.24 (土)
この夏は雷日数が多くなっています。いよいよ次回は合宿練習になりますね。合宿での練習は屋内ではありますが、せっかくの南房総なのでいいお天気だといいですね。この日の練習会場はパークフィールド内のクラブハウスのホールでした。お風呂のような反響で上手になったような錯覚を覚えます。もちろん下手なところも増幅されてしまいましたが。。。
この日の出席者は、S8名、A7名、T4名、B8名 計27名でした。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
腹筋の入れ直しについて弓道の弓の引き具合で説明がありました。目いっぱい引いたものを風待ちのためにちょっとだけ引き続けるのを止めるくらいで、緩め過ぎないように。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。言葉の変化が発生に影響しないように(ずっと口腔・鼻腔に空気が通っているイメージを継続する)
・ドードーソーソー|ーファミレドーの音形で「イエアオオー」と歌う練習。
音の高低によって弓を引く方向を変えてしまわない。ずっと同じ方向を狙って引き続けるイメージで歌いましょう。
・「ホール・ニュー・ワールド」の12小節目までを使って弓をイメージしたトレーニング。
12小節目まではひとまとまりの言葉で、休符は明示されていません。ブレスを取ったとしても呼吸法の腹筋を入れ直す要領で言葉が切れて聞こえないように歌う。ただ、以前Yamamoto先生のご指導があった通り、無理につなげようとして発声を崩した声にならないようには注意が必要。
また、音の高低によって響きの方向性を変えないようにし、口角を上げて明るい音色で。
・「ホール・ニュー・ワールド」の53小節目以降をつかって男女間の会話の連続性を練習。
掛け合いにはなっていますが歌詞はひとつながりなので互いが気持ちを共有しましょう。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)
※前回までのお浚いと60小節目以降の音取りをしました。
・4拍目始まりや2拍目に合わせるなど、ポップス系は2・4拍目にリズムの中心がある。異なる箇所もあるが2拍目・4拍目を合わせてリズムをはっきりさせましょう。
・13小節目はそれまでと異なりレガートで言葉が切れないように。
"When tears are"は「ウェー ンティー ァザー」のようになります。単語の最後の子音を早く言ってしまわないように注意しましょう。
・臨時記号の不安定感次の音の安定感へつなぐことによって曲想を作っていています。例えば、
21~23小節目は臨時記号の次で一段また一段と盛り上がり、24小節目の後半は臨時記号によって25小節目のmpに向けて変わっていきます。モードチェンジの変換点と認識しましょう。
・29小節目は外切り。3拍分しっかり「アー」と伸ばし、4拍目の頭に「鼻音(ン)」
・48小節目のクレッシェンドも三拍分でしっかり強める。
・51小節目の男声の"round"は早く切れてしまわない。休符なしの意識をもって。
・60小節目の"down"は外切り。しっかり強いまま切ってください。
・69小節目からは小さめの音で期待感を溜め(ささやくのではなく力強い小音)、81小節目のcresc.からの82小節目のf(フォルテ)で溜めたものを解放する。最後までこの開放は続ける。
・88小節目の"like a"の前でブレスを取って更にエネルギーを増す。
・93小節目のyour"の前のブレスのタイミングは指揮で指示をする。
・95小節目の歌い終わりまでしっかりff(フォルテッシモ)。決して弱くなっていかないこと。
③Sound of Silence
※ソリなしで復習。ただ、歌詞が頭から抜けていてかなりもしゃもしゃしました。どんどん慣れていきましょう。
・一度通してから3番歌詞から返しました。
・3番歌詞の32~35小節目の女声とTenorは響きを合わせる。(全くの同音です)
・5番歌詞の63~71小節目一拍目までの女声はバックコーラスなので男声ソリを凌がないよう息もれ気味くらいでよい。
・76小節目はテンポがゆっくりになっていくので指揮を良くみて。
④君をのせて
※お浚い。
・この曲に限りませんが、慣れていかないとテンポが安定しません。(焦って早くなったり、人の声を聞いてから歌って遅くなったり。。。)
※ひと通り音取りは完了。合宿明けからは極力多くの曲を歌う練習形式で、曲を仕上げていきます。合宿が最後の基礎確認の機会です。
≪連絡事項≫
① 次回は合宿です。集合時間に遅れないよう。行程表の裏面の集合場所の先頭の人がその場所のリーダです。遅れる等の連絡はリーダに入れてください。
② 練習スケジュール(8/24版)配布。
本番までの予定・場所等が確定しています。なお、10/5のボイトレは9/28に変更になります。
③ 年末の演奏会第一部の曲順が紹介されました。(掲示板に記載しました)
公募練習から(第7回)
8月は今回一回のみです。三回ぶりにYamamoto先生の熱血指導でした。
この日は二重フーガの徹底練習となりました。もちろん初めての方もいらっしゃるので二つの主題の説明も交えて、音取りからじっくり練習しました。二重フーガは一番難しいといっても過言ではない箇所なので、この後の練習でもしっかりやっていきますとのお話がありました。
いくつかポイント及び気になった点を書き留めておきます。
・第一主題"Freude shöner ~"と第二主題"Seid um schlungen ~"とで歌い分けを演じましょう。
第一主題は軽快でキラキラ感、第二主題は荘厳。そのいずれでもない箇所はオブリガード的に頑張りすぎないように。
・各々の主題ともフレーズの山を意識した強弱表現を。
・"ganzen Welt"はキーワードとしてはっきり歌う。
・"ganzen"は「ガンツェン」で統一したいが「ガンゼン」っぽくなっている人が散見される。
・子音の"F"と"H"の区別も丁寧にしたい。
・2つのパートが並走する音形のハーモニーやパート間を同じ言葉で受け渡すところが二重フーガの面白いところ。今後の練習で作っていきます。
2024.8.17 (土)
夏休み後の最初の練習でした。台風一過で強烈な暑さでしたが、文化会館でしたので暑さの面では助かりましたね。
この日の出席者は、S6名、A7名、T4名、B7名 計24名でした。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・ドミレファミソファレドーの音形で「イーエーアーオーウー」の発声練習。
顔づくりで口腔・鼻腔を広く響かせて発声する感覚を養いました。
・ドードーソーソー|ーファミレドーの音形で「イエアオオー」を次の3つのポイントで発声練習。
1)最高音前の音で腹筋を入れて最高音は楽に
2)タイでのばした小節の頭で腹筋を入れ直す
3)下行音で腹筋を緩めない
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。"e"の発声に注意(上顎を引き上げる)。
v→i→eの連続性を上顎を引き上げ続ける意識で歌い、vの延長にiが、iの延長にeがあるように。
・ハーモニー練習。半音進行5拍子まで。最後にfp(フォルテピアノ)からのcresc.。
以下、Yamamoto先生ご指導。
冒頭、Yamamoto先生も合宿に参加されるとのお話がありました。また、合宿後の練習では音やリズムの不正確さの修正に時間を取らないよう、合宿ではパート練習でしっかり音やリズムを確実なものにしておいて欲しいとのご指示をいただきました。このこととYamamoto先生の参加に踏み切られたご心情を踏まえて練習時間の配分を先生のご負担が多くならないようにします。詳細は合宿当日に練習のしおりとしてYukiより配布します。
②明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)
※改めて言葉の発音の仕方と音取りを60小節目まで行いました。
★練習姿勢についてご指導がございました。音取り練習後に最初から歌唱する際、音が取れたからといって楽譜の音の通り歌うだけにせず、より良く、ひとつ先を常に目指して歌いましょう。人により進み方はまちまちですが、音が取れたら、表情(強弱含む)を足していく。表情は指揮で分かるので楽譜から目を離して指揮を見る時間を長くするのでも構いませんし、楽譜の持ち方を良くするなどいろいろ「先」はあります。
・冒頭のp(ピアノ)は小さ過ぎないように。
・"When"は「ウェン」。(フェンではない)
・"weary"は「ウィーリ」ただし「リ」は舌が上あごにつかない「ゥリ」。
"r"と"l"は舌が上あごにつかない"r"か、しっかり付ける"l"か使い分けましょう。
・11小節目の"small"は二拍目の頭です。半拍前に突っ込みやすいので注意。
また、最後の"ll"は四拍目に舌を上あごに付けるように歌います。
・12小節目の"tears are"の"s"+"are"で「ザー」とくっつけて発音。
簡略化のため、前語の最後の子音と後語の最初の母音をくっつけて発音することをリエゾンと説明しています。基本的に切って歌いたいところ以外はリエゾンにします。(本来のフランス語のリエゾンは少し別の効果のことを言いますが、ここでは便宜上上記をリエゾンと称します。)
・13小節目の"in your"は二語を切る(リエゾンしない)。「イーン・ヨー」
"eyes"の最後の「ズ」は三拍目の裏ではっきり入れる。
・16小節目の三拍目で"all"の"ll"を発音。
・17小節目"I'm on your"はリエゾンして「アーィモンニョ}。
・18小節目の",Oh"はハッキリ四拍目の裏で入れること。
・20小節目のクレッシェンドは次の小節の頭までしっかりと強めておく。このため19小節目の"when"の前でブレスをとってもよい。
・20小節目の"rough"は「ラフ(f子音)」です。「粗い」という意味でget roughで気持ちが粗くなることから「つらい」という意味になります。(17~20小節:君がつらいならそばにいてあげるよ)
・24小節目のdim.と以降の強弱記号で音量の波を大切に。(ただ急に弱めたりはおかしい)
24小節目と28小節目ではdim.の位置が違うのにも注意しましょう。
・30小節目からしっかりcresc.し、"down"は外切りとします。
・38小節目の入りは3拍目の裏です。音符の記載位置に惑わされないように。
・43小節目"comfort you"は「カンフォーチュー」(米語読みでリエゾンします)
・48小節目のクレッシェンドも三拍分でしっかり強める。
・50小節目の"all around"は二語を切って歌う。(リエゾンなし)
・57小節目のBassの"water"は"wa-"から音がラに上がってそれまでと異なるパターンなので注意。
・60小節目の"down"は外切り。しっかり強いまま切ってください。
※良く耳にした歌だからこそ、リズム間違いや音間違いが置きやすいです。練習あるのみ。
たくさんご指示をいただいています。目指す「ひとつ先」はたくさんあります。
≪連絡事項≫
① 合宿日程の都合上、次回(8/24)が団費集金日になります。お間違えなきよう。
② 合宿行程表及び役割分担表(表裏一枚)を配布。
③ 合宿費用(22,000円)を集金中。まだの方は8/24も集めます。
④ テレビ朝日「タモリステーション」~時代を作った!昭和のCMソング50~の番組紹介。(放送済)
合唱祭で歌う3曲はもちろん入っていました。音楽的な魅力や時代背景など盛りだくさんな内容でした。
歌のお兄さんのだいすけおにいさん(横山だいすけさん)とミュージカル歌手新妻聖子さんが葉加瀬太郎さんのヴァイオリンとフルオーケストラでCMソングを歌ったのもとても魅力的でした。
2024.8.10 (土)
団の夏休みで練習はお休みでした。
2024.8.3 (土)
8月に入りました。次回(8/10)は夏休みで練習がなく、夏休み前最後の練習でした。
この日の出席者は、S8名、A6名、T2名、B5名 計21名でした。少なかったね(Sop.は全員参加)。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。"e"の発声に注意(上顎を引き上げる)。
・ドードーソーソー|ーファミレドーの音形で「イエアオオー」を次の3つのポイントで発声練習。
1)最高音前の音で腹筋を入れて最高音は楽に
2)タイでのばした小節の頭で腹筋を入れ直す
3)下行音で腹筋を緩めない
・ハーモニー練習。半音進行5拍子まで。
以下、引き続き、Yuki担当。
②虹の彼方に(Over the Rainbow)
※Yamamoto先生からの宿題(35~36小節目の転調の音の安定化)を先週に引き続き練習しました。
・30小節目からパート毎に音の確認。
・40~41小節目はdecresc.です。伸ばそうとして無理に強めない。楽に歌いながら消えていく。
・臨時記号で変調していく35~36小節目は私たちが耳にする「虹の彼方に」のソロ曲では存在しない、今回の編曲の独特の部分です。「くにへゆく」の歌詞が繰り返されていることは覚えておいて、ページめくりで慌てて"入り"で乱れないように。
③Sound of Silence
※Soloありバージョンの体験をしてみました。
・一回全員バージョンで歌った後、Soloバージョンで歌ってみました。
・4番歌詞、5番歌詞は譜読みレベルも怪しい状況なので自主的に振り返りを。
・1番歌詞から4番歌詞の最後"silene"は4拍目の頭で"s"音を入れて揃えて切りましょう。
・76小節目からは遅くなるテンポを指揮者を見て合わせましょう。
④Mission: Impossibleのテーマ
※前週いただいたMensah先生からのアドバイスを確認しました。
・2~12小節目の"chi ka ka”は"chi"が中心の音の入れ方をする。"ka"は付属的で"chi"で6小節目からの"doom doom・・"のリズムを誘導できるように。
・6~12小節目の"doom"の八分音符と四分音符の区別。四分音符の"doom"はハミングで音符の長さを表現します。決して"doo"が長くならないように注意。(時々聞こえます)
・28~30小節目のSop.は三拍目にかけて少し弱めてから四拍目・五拍目の波を表現すると、Altoの入りが分かりやすくなる。Altoはハッキリsfz(スフォルツァンド)で入る。Sop.、Altoで複数回練習しました。
・44小節目からの”yah daht"(一・二拍目)は"yah"の方が"daht"よりもアクセントは弱く、短い"daht"が付けたしのようにならないこと。
・92小節目からの"bah dop"は"bah"よりも"dop"がより強く聞こえるように。なお、"dop"は四分音符ですが切って歌って構いません。(強く歌えていれば次小節の一拍目に繋がっているように聞こえる。ブレスを五拍目の後にはしないことも注意です。)
・最後に暗譜練習しましたが、上の5点(まだできないところもあしますが)により随分良くなったように聞こえました。
⑤カステラ一番
※初練習。音取りをした後に合わせました。
・7小節目の「×」の音符は無声音を意味します。「ス」とは書いていますが、"s"音だけで歌います。その方が自然に発音できます。一方で3小節目は「ス」と有声音で歌います。皆さん自然にできていました。
・繰り返しで戻るところの音が変調(戻る)ので意外と難しいです。
・最終小節(15小節目)はAlto、Bassは分かれて小さい音符も歌います。
・最後のフェルマータは長く伸ばさないとダンスパフォーマンスができないので、指揮で切るまで伸ばしてください。
・次回から前奏も入れて練習します。
⑥アルデバラン
※EndingのBody actionで歌のリズムをつかむ練習をした後、曲の最初から思い出し練習。
・65~69小節でBody action付きで練習。パート毎に確認した後、全員で。
4小節のパターンで以降も似た感じで進みますので、この四小節(66~69)を繰り返し自主練してみてください。きっといいことがあります。
・曲の最初からは苦しんだパート・人もいましたが、なんとかつながりました。次回以降、この部分にもしっかり時間を取ります。
・Endingに入るところが乱れて強制終了。指揮がよくない点が大きいので気にしないでください。この点も次回以降合わせる練習を持つ予定です。
⑦明治チョコレートのテーマ
※最後に気持ちよく?終われるよう歌唱。
・男声は高く軽い響きが必要。
・最後のフェルマータ「じ」はテヌート気味にふわんと終わること。
この曲を聞いてチョコレートが食べたくなるように。
≪連絡事項≫
① 次回(8/17)、次々回(8/24)に合宿費用(22,000円)を集めます。参加可否表明がまだの方は8/17までには合宿担当に是非をお知らせください。
② 合唱祭の服装について「黒ずくめ」がテーマです。(調達品があるので早めにお知らせしました。ご面倒をおかけしますがよろしくお願いします)
<女性>:黒い上であれば袖の長さは問わない。黒い下はパンツも可。黒い靴。スカートや靴は動きにくくないように。サングラスは予定していませんがかけたい方はどうぞ(年末演奏会はかけません)。帽子はなしとします。
<男性>:黒の上は無地の長袖黒シャツ(濃紺でも可。黒ずくめに見えればよい)。シャツは襟が小さくてもついていればよく(長Tシャツは一応想定していません)、ポロシャツでも構いません。黒の下は黒ズボン。黒い靴。黒靴下(真っ黒でなくても黒っぽければよい)。サングラスは必須(年末も使うので慣れましょう。今は真っ黒でない色のものもあるのでサングラスに見えればOK) 帽子はなしとします。
2024.7.27 (土)
このところ雷が多いですね。特に公募練習まで参加された方は大丈夫でしたか? この日は越谷で花火大会がありました。所用で越谷に向かう途中、吉川橋から見えました。三郷の花火大会は10月5日だそうですね。
この日の出席者は、S7名、A8名、T4名、B8名 計27名でした。
ほぼ通常の参加人数にもどりました。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・「おいしいビールが、飲みたいぞー」をいうフレーズを言っているつもりで腹筋を入れ直す練習。
・ドードーソーソー|ーファミレドーの音形で「イエアオオー」を次の3つのポイントで発声練習。
1)最高音前の音で腹筋を入れて最高音は楽に
2)タイでのばした小節の頭で腹筋を入れ直す
3)下行音で腹筋を緩めない
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。
"e"が平たい日本語発音にならないイメージとして、上顎に海苔がついて舌で取りたい時の口の空間を意識しましょうとアドバイスあり。
・Sound of Silenceのシラブルの話の補足と練習。
37小節目"speak-ing"は"k"が前の音符の一部という意識でと説明していますが、そのために"ing"の前で響きが切れてはいけません。"ing"の八分音符で"k"を入れて「キーng」と歌うことは基本として、その上で"k"は前の音符から続いていることを表現し、「キ」に向けて繋いで歌います。決して"k"で切れずに"k"は「スピー」の目的地(ゴール)としてハッキリ入れます。
以下、Yuki担当。
②虹の彼方に(Over the Rainbow)
※Yamamoto先生からの宿題(35~36小節目の転調の音の安定化)を練習しました。
・30小節目からパート毎に音の確認。
まず二回音取り、三回目に伴奏で歌唱。
・女声、男声、全体とアンサンブル度を上げて練習。
・38小節目のstagger breathingの解説。
36~41小節目までひと息に聞かせたい。このためにバラバラにブレスをさせようというい意。ただ、八分音符の後だと忙しすぎて八分音符の歌唱が乱暴になるので、四分音符の後が狙い目です。
・45小節目Altoの音の変化はよく聞こえるようにしますが、声を押して母音を言い直すようにしないように。響きだけで音を移してください。
※53小節目の各パートも同様です。
③Mission: Impossibleのテーマ
※今回も慣れることに主眼を置きました。
・tongue trillの後半は5拍指揮を振るので、そのテンポ感で2小節目からのヴォーカルパーカッションを合わせましょう。
・16小節目から他の四拍目・五拍目のクレシェンドは喉で押さずに、響きの豊かさを増すように。
・20小節目からの"bop"は歯切れよさ大事。
・24小節目からの"bah dee yah"は一拍内で素早く。16小節目のパターンとの違いを明確に。
・28~30小節目はAltoのタイミングのため2拍+3拍で指揮します。
・31小節目のAltoはBassとともにハッキリ。
・39小節目はインテンポでカウント通り。指揮は振り上げた後に下ろすタイミングが"Bah dee"の入りのタイミングです。
・【Mensah先生アドバイス】(面白さup)
1) ヴォーカルパーカッションは「カ」は懸命に入れようとしない。「チ」でしっかりリズム刻む。(実は前週の練習でも同じ意味のことをお伝えしています。)
2) 6~12小節目の"doom"の八分音符と四分音符の区別を出そう。(四分音符では"m"のハミングの響きを残すことで区別します)
3) 28~30小節目のSop.は三拍目にかけて少し弱めてから四拍目・五拍目の波を表現すると、Altoの入りが分かりやすくなる。Altoはハッキリsfz(スフォルツァンド)で入る。
4) 44小節目からの”yah daht"(一・二拍目)は"yah"の方が"daht"よりもアクセントは弱く。(四拍目・五拍目に向けた緊張感を"daht"が強く途切れることで増すことができる)
5) 51小節目の"dah!"最高潮に持っていく。(sfzで入ってcresc.し、52小節目からのf(フォルテ)へ)
6) 92小節目からの"bah dop"は"bah"よりも"dop"がより強く聞こえるように。
※アクセントの>と^は一般的にはMensah先生のおっしゃる通りなのですが、異なる使い方をされている場合もあります。この曲ではむしろ言葉の長短でマークを変えているようです。ただ、音楽的な面白さの面で上記の6点はできるようにしていきましょう。
④明治チョコレートのテーマ
※前回に引き続き音の確認を行いました。
・1番は全員主旋律です。
・決して重たい響きにならないように。
・2番の"m"は発声練習を活かして響きをしっかり。
・8小節目の「めいじ」はそままのテンポで軽く。一方で、三段目の最後の「めいじ」はテヌート気味にします。ただ、「じ」は伸びてしまわないように。
⑤アルデバラン
※Endingを再度確認していきました。
・歌詞の多いところを中心にリズム慣れのために繰り返しました。
・一小節四拍を意識しましょう。音符で拍数を追っていくと八分音符やタイなどでズレる危険性があります。四拍内でのリズムを体に入れていきましょう。
いろんな表現記号があります。Mensah先生がコメントしたいことがたくさんあるそうですが、ここの表現がリズムを生みやすくするかも知れません。
≪連絡事項≫
① ピースフル(8/4)のチケット販売中。
Nakamuraさん、Yamadaさんがお持ちですが、次週は前日リハの関係で練習に参加されません。当日券もありますので、事前に手に入らなかった方は当日券をご利用ください。
公募練習から(第6回)
高校生が学校行事の関係で参加されず、三郷第九合唱団団員頼りとなりました。ご協力の皆様ありがとうございました。また、女声の初参加の方々が熱心に参加されているので助かります。
・595小節目からの646小節目までを音の確認をしながら練習しました。
・内切りの仕方と外切りの仕方について練習しました。
・この部分は二分音符一拍で指揮するので、四分音符は半拍であることに注意。
・後半の30分弱で練習記号「D」~「M」までお浚いしました。
注意点は、
1)フレーズの山を強弱で表現を練習。
2)内切り・外切りの切り方の違いを練習。
3)合唱に入る前の伴奏から歌い出せる練習。
4)男声合唱マーチの部分も初参加の方に聞いてもらう意味もあって練習。八分休符の効果を練習。
5)練習記号「M」のフレーズの終わりに音符の長さによる歌い方の違いを確認。
2024.7.20 (土)
練習からの帰路までは好天・猛暑でしたが、夜は深夜まで雷雨になりました。わが家は再び停電に見舞われました。皆様のところは大丈夫でしたか。
練習冒頭、このところ参加人数(特に女声)が少な目なのを、体調不良者が多いのではないかと先生が気にされていました。週一回しかない機会なので大切に願いたいですが、巷ではコロナに限らず体調不良のとの声もよく聞かれますので、無理のないように願いますとのことです。
この日の出席者は、S7名、A7名、T4名、B7名 計25名でした。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・ドードーソー|ーファミレドーの音形で「イエアオー」を次の3つのポイントで発声練習。続いて、同様にドードード(オクターヴ上)ー|ーシラソファミレドー(下行は八分音符の短さで)。
1)最高音前の音で腹筋を入れて最高音は楽に
2)タイでのばした小節の頭で腹筋を入れ直す
3)下行音で腹筋を緩めない
・ドミレファミソファレドの音形で子音に長さを持たせて音符に母音をのせる練習。
子音として"s"、"g"、鼻濁音"ンg"。
「虹の彼方に」では"s"も鼻濁音もとても大事なポイントになっています。(②参照)
・久しぶりにハーモニー練習。
"Hum"、「マー」、半音階進行の音感練習も5拍子まで。そしてfp(フォルテピアノ)+cresc.。
※よい響きになっていました。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②虹の彼方に(Over the Rainbow)
※35小節目以降の音取りと全体の感じ方について練習しました。
・前奏はどことなく始まるおとぎの国から6小節目の#を起点に7小節目から現実感を出した後に9小節目の斉唱の入りとなる。主人公ドロシーのやさしい響きの声を表現する。
・9小節目の音の跳躍は発声練習を活かす。
18小節目Sop.も同じ。
・せっかくの日本語なので語節を意識。
ひらがなの羅列にならないように。
・15小節目の「が」は鼻濁音必須。
・18小節目はSop.の主旋律のあと、Altoが上行、男声が下行という広がる世界を表現していく。音色や母音のつなげ方など合わせることで広がりが際立ちます。
・18~19小節目は19小節目の頭"o-"が頂点となるように歌う(腹筋を入れる)。
・18~21小節目までひと息で。
・22小節目のAlto、男声の「ゆ」「め」はハッキリ聞こえるようにアクセント気味に。
・26小節目からは語るように。28小節目cresc.はあこがれが増す感じを表現。そして、29小節目後半からのdim.は男声に渡すように消えていく。
・35~37小節目にかけて臨時記号を入れながら転調していきます。まだまだ不安定でした。
・36小節目から37小節目に破線のスラーでつながれています。ノンブレスで伸びるように繋ぎます。
・38小節目のstagger breathingはこの小節の中でバラバラの位置でブレスしましょうという意味。"stagger"はよろよろした、ふらふらしたという意味で交互の体制をという意味も持ちます。
・前項を活かして36~41小節目はノンブレスに聞こえるようにします。連続した盛り上がりが必要です。
・36小節目の最初の「ゆ」の女声は下の音符は歌わないことになりました。Sop.が上のミ♭、Altoは真ん中のラ♭です。
・44小節目の男声は「さあ」の二分音符は女声と同様に四分音符「さあ」+八分音符×2「ゆき」に割って歌うことになりました。
・44小節目の「しょ」はSop.だけリズムが違うので注意しましょう。
・45小節目Altoは途中で音が変わりますが、「お」を言い直さないように。
同様に以降、歌詞が「ー」となっているところは音(ハーモニー)だけがスムーズに変わるように歌う。
・52小節目にSop. div.とありますが、Sop.全員上の音符で歌い、53小節目から上から二番目の音を歌う。
・52小節目のAltoは全員下の音符。54小節目から下ふたつの音符に分かれます。
・Sop.1は52小節目からの4小節間は細くやわらかくつなぐように歌います。
・55小節目は遠ざかるように消えていくので伸ばそうとして無理な喉声にならないよう、続かなかったらすうーっと消えていってよい。
③明日に架ける橋(Bridge over Troubled Water)
※初練習。発音を確認しながら音取りを始めました(~16小節目)。
・基本的に前音節の終わりの子音は次音節の母音に付けて発音*します。
・ざっと発音について確認しましたが、次々と進んだので付いていけなかった方も多かったと思います。今後ゆっくりお伝えしますが、取り急ぎここに記載します。
When you're : 「ゥエンニョ」
weary : 「ゥイーリ」(アは入れない)
tears are : 「ティア・ザー」*
in your eyes: 「イーー・ニョ・アーーィズ」*
(yourはすべてヨー。ユアとしない)
them all : 「ゼ・モー(ル)」* (ル)は"l"音
I'm on your : 「アイ・モー・ニョ」*
rough : 「ラー(フ)」(アでのばす) (フ)は"f"音
found : 「ファーウン(ド)」(アでのばす)(ド)は"d"音
trou-bled : 「(トゥ)ラ・ブ(ルー)(ド)」(トゥ)は"t"音。(ルー)は"l"の下の位置でのばす。(ド)は"d"音
water : 「ワーター」(ウォよりワ)
down and out : 「ダーウ・ナン・ダウ(ト)」(ト)は"t"音*
com-fort you : 「カン・フォー・チュー」com-はコンよりカン
pain is all : 「ペーィ・ニー・ゾー(ル)」(ル)は"l"音*
sail on : 「セイ・ロン」*
ease your : 「イー・ズョー」
≪連絡事項≫
① 8/4ピースフルのチケットはNakamuraさん、Yamadaさんまで。(1000円)
2024.7.13 (土)
今回から新ホームページにて練習模様を記載しています。掲示板は運用を継続していますが、練習模様についてはこちらをご覧ください。
この日の出席者は、S5名、A6名、T4名、B7名 計22名でした。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・ドミレファミソファレドの音形で「イエアオウ」と口の開け方を意識した発声練習。
・前週のお浚い。ドードーソー|ーファミレドーの音形で「イエアオー」を次の3つのポイントで発声練習。続いて、同様にドードード(オクターヴ上)ー|ーシラソファミレドー(下行は八分音符の短さで)。
1)最高音前の音で腹筋を入れて最高音は楽に
2)タイでのばした小節の頭で腹筋を入れ直す
3)下行音で腹筋を緩めない
・ドミレファミソファレドの音形で子音に長さを持たせて音符に母音をのせる練習。
子音として"m"、"g"、鼻濁音"ンg"。
鼻濁音の有無の切り分けを練習です。
以下、引き続きYuki担当。
②虹の彼方に(Over the Rainbow)
※前回の練習を発声練習を意識してお浚い。
・9小節目の入りの音を伴奏から取れる練習。
・9小節目の音の跳躍は発声練習を活かす。
低い方の音で腹筋を準備して上体は楽なまま高音に移行します。13小節目ほかも同様です。
・13~16小節目は日本語の切れ目を意識して腹筋を入れ直すなどつながり過ぎない歌い方を。
・18小節目はパートがずれて入る輪唱感が出るように敢えて原語にしています。"Someday"の"s"音がしっかり聴こえるよう発声練習を活かして少し前に"s"の長さを持たせて歌いましょう。
・19小節目女声や23小節目男声のように三度和音になる箇所は互いが溶けるよう柔らかい音質で。
③Mission: Impossibleのテーマ
※今回も慣れることに主眼を置きました。
・冒頭のヴォーカルパーカッションのリズム慣れのために繰り返しました。5拍子の「チ・・チ・・チ・チ・」を中心に考えます。(「カ」は「・」のところに補う感じ)
・男声パーカッションの4~7小節目"Doom””bah”は歌の部分と違って楽器的に子音っぽく発音。
・20~23小節目は歯切れよく「バッ!」。
・24~26小節目" bah dee yah"は一拍内で。
・44~61小節目の強弱を指揮を見て体感。
・二度譜面なしで歌う練習をしました。
④Sound of Silence
※部分的に確認ポイントを練習しました。
・42小節目"share"、43小節目"dare"はTen.含めて「エー」で伸ばして伸ばした最後に「ア」を入れることを練習。3番歌詞(32~46小節目)を歌いました。
・46小節目は4拍目頭に"s"で切る。1番歌詞~4番歌詞まで同じように終わるので意識しましょう。
⑤アルデバラン
※Endingをパート毎に確認しました。
・EndingはBody Actionがあるので暗譜になります。リズム感覚で歌うように。歌詞は二の次。
・Endingを全体合唱。最後の和音が決まりやすいので、最後のハーモニーさえが合えばOK。
・port.(ポルタメント)のかけ方について解説しました。port.の後の方の音符を歌う直前に連続的に音を変える(だいたい八分音符くらいをかけて)。
77~78小節目のAlro、Ten.は77小節までは音を変えず、78小節に入ってから二拍目くらいからゆっくり連続的に音を変えて3拍目の二分音符の音にたどり着くようにします。
・"let it go"は「レリゴ」と言っちゃって。(レチゴ)と聞こえないように。
⑥明治チョコレートのテーマ
※初練習。ひととおり音取りしました。
・1番は斉唱(無伴奏)。2番楽譜通りの合唱。
・甘くておいしそうな軽い響きで歌う。
≪連絡事項≫
① 楽譜配布。「なつかCM」(合唱祭用)
② 合唱祭はYukiの指揮になりました。曲順は「アルデバラン」→「なつかCM」→「Mission: Impossibleのテーマ」を予定しています。楽譜は持ちますが、「アルデバラン」のBody Action部分は演出上暗譜になります。「なつかCM」も楽しい雰囲気を出すために暗譜を予定しています。「Mission: Impossibleのテーマ」も演出上暗譜になります。
③ 「Mission: Impossibleのテーマ」では年末演奏会で男性はサングラス着用。合唱祭でも慣れるためにサングラス着用とします。
公募練習から(第5回)
Yuki担当の第1回、第2回に参加されていない方、今回初めての方もいらしたのでもう一度だけアルファベットの読みからドイツ語に親しんでもらう内容で練習しました。
・練習記号「D」~「G」までお浚いしました。までじっくり進めました。
注意点は、
1)二重母音の歌い方の練習。
2)内切り・外切りの切り方の違いを練習。
3)練習記号「E」の同じ音が続くパートの抑揚の感じ方。
4)練習記号「G」の八分音符×2は四分音符の語を二音で歌っている。一音節を意識して歌いましょう。
一方で四分音符のパートは同音八分音符が二音あるのイメージで歌います。べったりとならない。
・441小節目からのマーチは説明のみで練習はしませんでした。
・練習記号「M」546小節目の八分音符の母音の入れ方を確認しました。「ン」だけにしない。また、550小節目、558小節目574小節目の切り方の違いを意識して歌いました。
・595~610小節目を歌ってみました。(derと ganzenの間はブレスしない歌い方が望ましい)
2024.7.6 (土)
猛暑の中の練習、そして終わるころには雷雨!皆様帰路は大丈夫だったっでしょうか。わが家は停電になりいろんな機器がリセットされていました。
この日の出席者は、S7名、A5名、T3名、B8名 計23名でした。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・「おいしいビールを、ぐびぐび飲みたいぞー」のフレーズで腹筋を入れ直す練習。(な、ながい!)
・ドードーソー|ーファミレドーの音形で「イエアオー」を次の3つのポイントで発声練習。
1)最高音前の音で腹筋を入れて最高音は楽に
2)タイでのばした小節頭の音で腹筋を入れ直す
3)下行音で腹筋を緩めない
・同様にドードードー|ーシラソファミレドー(下行は八分音符の短さで)
・Sound of Silenceの英語らしさのコツの解説。
HelloはHel-loとなっているのは最初の音符の終わりに"l"音(舌を上顎につける)出して、次の音符で"lo"を発声するように子音の長さを出す。
他にもceeep-ingのように"~ing"も最初の音の最後に子音が付いている場合は同様な子音使いをすると「らしさ」が出ます。
※シラブル=音節です。それをハイフンで分けて楽譜に歌詞割がしてあります。ハイフンの前に子音がある場合はハイフンの後の音には母音だけが乗るように、ハイフンの後に子音がある場合はそこに子音+母音(日本語っぽく)で歌います。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②Sound of Silence
※4番歌詞、5番歌詞のお浚いの後、通し練習。
・55、56小節目の女声で音が急に上がるところは上がる前の音でちゃんと腹筋の準備をする。
・58小節目が次第に消えていくように。
・61小節目のTen.は直前(58小節目)が高音なので59~60小節目の間に低音に構えること。
・64~70小節目の女声は最終的にはバックコーラスのように歌うが、当面はしっかりハモって歌う。
・72小節目Altoの音が上がるところはその前の"word"で腹筋を作ってSop.とのハモりを丁寧に。
・72小節目のTen.の高音はやわらかい発声で。
・76小節目からはテンポが落ちるので指揮を必ず見て歌うこと。
③虹の彼方に(Over the Rainbow)
※初練習。34小節目まで音取りしました。
・出だし9小節目の「に→じ」は発声練習の通りに「に」で腹筋を作った状態で高音に上がる。
・14小節目四拍目は一音に二音節あるので注意。
・15小節目最後は八分音符。リズム注意。
・18~20小節目前半は原語です。
実は出だしの"S"音の輪唱感が欲しいのです。
・23小節目の16分音符×2のリズム注意。
≪連絡事項≫
① 練習後に演奏会実行委員会キックオフがありました。参加の皆さんお疲れさまでした。いよいよ演奏会運営がスタートしました。
2024.6.29 (土)
6月5回目の練習は久しぶりに文化会館での練習でした。
この日の出席者は、S7名、A9名、T3名、B7名 計26名でした。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・ドミソミドの音形で「イエアオウ」と口の開け方+腹筋を意識した基礎発声練習。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。
・ドミソミドの音形で"ni-n・ne-n・na-n・no-n・nu"。"-n"は直前の母音に影響のない鼻腔共鳴。
・ドミレファミソファレドの音形で子音に表情をつける練習。
"ni ni ne ne na na no no nu-"は口を開けた鼻腔共鳴を感じてから母音を発声。同様に子音を"m"、"s"に変えて子音づくり練習。
・第九の練習記号「G」321~330小節を使って言語区切りを意識した腹筋で歌う練習。小節区切りは二音節ごとですが、特に"der Cherub"や"vor Gott"は"der"や"vor"で作った腹筋の力で次の語を歌うようにしましょう。ただし、べったりつながらないような表現付けは必要です。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②Sound of Silence
※伴奏のグルーヴ(=ノリ)感を意識することと4番歌詞・5番歌詞の音取りをしました。
・グルーブ感について、1番歌詞では前奏の淡々とした1ト2ト3ト4トのリズム。2番歌詞は(イチ)ニー(サン)シーと厚みが出る。合唱らしさも必要になる。3番歌詞で更に厚みを出して、4番歌詞の転調で最高潮に持っていき、5番歌詞で最初のノリに収まる。
・デュオ(男声Soli)は1番歌詞の他5番歌詞63~70小節も担当。71小節から男声はTutti(全員)。
・2番歌詞から合唱らしくしたいので、四分音符、二分音符は長く響るづけること。
・25~28小節目はのびのびと柔らかく合唱。
・31小節目の切りは4拍目にs音(ス)。
同様に16、46小節目も同様。
最後78小節目は外切りでs音(ス)。
・3番歌詞32~35小節目Altoは暫くSop.も歌う。最終的にはバランス見て考えるとのこと。
・3番歌詞33~35小節目Bassは軽い音色で。
・37、39小節目Bass入りは拍頭。前に突っ込みやすいので注意。また、入りの子音はっきりと。
・41小節目八分休符はしっかり切れること。
・4番歌詞はより合唱らしく気持ちよく。
・5番歌詞65、67の全音符(女声)は男声Soliにバトンを渡すように消えていく伸ばし方で歌う。
・68、70小節最後の八分音符はアクセントが入る感じでリズム感はっきりと。
・77小節目フェルマータはpoco rit.がかかったまま3拍カウントする長さにします。
この日までで音取りをしていないのは「虹の彼方に」と「明日に架ける橋」の二曲です。(楽譜配布済み)
虹の彼方に:Over the Rainbow
明日に架ける橋:Bridge over Troubled Water
ただし、合唱祭用に別の小曲を用意予定です。
≪連絡事項≫
① 7/6練習後に演奏会実行委員会キックオフがあります。事前に声がけされた実行委員の方々はご参集ください。
② 新ホームページ開設。URL・QRコード配布。
この練習模様もそちらへ切り替えていきますので積極的なご利用をお願いします。
2024.6.22 (土)
前日夏至を迎え、この日がちょうど本番6か月前でした。実感がないかも知れませんが練習は後半戦です。
この日の出席者は、S7名、A6名、T3名、B7名 計23名でした。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。
・歯磨きのチューブの出口は上あごの上の鼻腔という解説がありました。鼻腔を高く保ちましょう。
・ドミレファミソファレドの音形で"ni-n・ne-n・na-n・no-n・nuで発声。偶数番目の音で鼻腔の響きにしましょう。「ン」の度に鼻腔が下がって口の開け方が変わらないように。
・前項と同じ音形で子音に表情をつける練習。
"mi mi me me ma ma mo mo mu-"は"m"で口を閉じて鼻腔の響きを感じてから母音を発声します。
同様に子音を"s" 等に変えて子音の持つ「音」を感じてから母音を音符に乗せるように歌います。
子音に余裕が出ると歌に表情が付けられるようになるとのこと。
・第九の練習記号「G」321~330小節を使って前項を意識して歌いました。
また、お腹の使い方として一音ずつお腹を入れるのではなく、言葉の意味のかたまりで。
"und" "der Cherub steht" "vor Gott"という塊です。特にSop.は"Gott"だけを狙うと苦しい発声になるのでその前の"vor"で腹筋をつくりましょう。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②Sound of Silence
※リズムに乗ることと子音があいまいにならないようにすることを常に意識して練習を進めました。
・1番歌詞のSoloはTen.戸前さん、Bass井上(一)さんが努めることになりました。今日は男声全員で。
・前奏の右手のトンティントンティン・・・のリズムの持つ静かな軽快感を出すには平板な歌い方にならないようにしましょう。
一方でブツ切れる雰囲気も違うので注意。
・裏拍入りと表拍入りを誤らないよう慣れよう。
・新たに3番歌詞に取り組みました。
・40小節目Bassの"Oh-"はハッキリ入りましょう。
・42小節目のに山がくるよう41小節目から盛り上げるようお腹を使っていきましょう。
・42小節目の"share"、43小節目の"dare"はTen.含めて「エー」で伸ばして切る直前にアを軽く入れる。
・43小節目頭の"and"送れずきっちり明確に。
・45小節目最後の"of"は46小節目"Silence"につながるようはっきりとしたリズムを刻む。
③第九
※最後の10分ほどですが、第九のスピードの安定を訓練しました。(指揮は基本的に振らない)
・237小節~練習記号「G」まで通した時に、個人個人のスピードの感じ方が異なるため不揃いに。
・スピードに関する練習意図を受け、再度練習記号「D」から「G」、そして最後に「M」。
スピードキープは難しいですね。
≪連絡事項≫
① 新楽譜「虹の彼方に」(Over the Rainbow)配布。
② 練習スケジュール(6/22版)配布。
10月の予定、7月以降のボイトレ予定を追加。
公募練習から(第4回)
公募練習第四回も高校生と新規参加のメンバーが多く参加されたので活気のある練習になりました。
途中、小学生女子とそのお母さんの母娘見学(30分ほど)もありました。どんな印象だったのかな。
今回初参加の方もいらしたので、改めてリズム読みを入れながら練習記号「G」までじっくり進めました。
注意点は、
・母音を音符の長さ分歌えるように。
・音の高低で音の強弱が左右されないように。
・練習記号「G」の八分音符×2は四分音符の語を二音で歌っている。一音節を意識して歌いましょう。
一方で四分音符のパートは同音八分音符が二音あるのイメージで歌います。べったりとならない。
2024.6.15 (土)
新しいホームページの運用開始まであと少しです。練習模様もそのうち引越しします。これまでPCで見やすいようにはしていましたが、スマホでは改行で少し見づらいようです。新ホームページに向けて一行の字数をもう少し削ってみます。
この日の出席者は、S5名、A7名、T2名、B8名 計22名。二週続けて少な目でした。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏で腹筋を入れ直す)。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で
「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う練習。
・ドミレファミソファレドの音形で「イエアオウ」。各語の二番目の音は最初の音の腹筋の力で楽に。
・ドミソミトの音形で"n-i-n・n-e-n・n-a-n・n-o-n・n-u-nで発声。最後の「ンー」は直前の母音に捕らわれない鼻腔の響きにしましょう。
・第九の練習記号「D」で母音を長く歌うことと「ンー」で鼻腔の響きをしっかり出す練習。
低速度で前者、「ンー」を長くして後者を。
・久しぶりにハーモニー練習。Humが良くなりました。
Hum→マー→フォルテピアノ→cresc.
以下、引き続きYuki担当。
②ホール・ニュー・ワールド
※Mensah先生の歌唱指導(前週)のお浚い。
・前奏でラブラブ感を高めて、スレーズ毎に気持ちの高揚を出していく。更に二番歌詞は一番より二人の心は接近していることを意識しましょう。一番/二番歌詞はプリンス視点。三番はプリンセス視点。
・13小節目のリズム練習。「かー」は長く。
・21小節目Sop.リズム練習。「しばり」の「ば」は短く。
・25小節目のリズム練習。「れ」は短く。
上記3点は次の小節とセットでリズムを取ること。
・31小節目は最後は自然に消えていく感じなので無理に喉で長く頑張らず、消えたら消えたまま。
・41小節目Altoは四拍目の音が変化するところをしっかり歌って、かつ「ゆ」が遅れないように。「なーあっゆ」という感じで歌い「っ」でブレス。
・53小節目~の掛け合いは相手に渡す感じで。
③Mission: Impossibleのテーマ
※今回も慣れることに主眼を置きました。
・12~13小節目で"doom"の四分音符を「んー」の響きで残す(発声練習と同様)練習をしました。
・"bop"で切るところと"bah"で伸ばすところの区別は指揮で表現するので見て慣れましょう。
・95小節"Dwee yah!"の音を再確認。
④Sound of Silence
※3番歌詞から発音確認を兼ねてリズム読みしました。歌の練習はしていません。
⑤アルデバラン
※Endingの先週の続きを練習をしました。残りあと少し。
・Body actionの練習を立って練習。以降座練。
・リズム読みを前週の続きから最後まで練習。
・72小節目まで音を付けてリズム練習。二~四小節毎に区切って練習しました。
・歌のリズム感覚をYouTubeを聞いて養った。
1) 歌手(Aiさん)によるオリジナル
https://www.youtube.com/watch?v=8IOSztadymc
2) 今回練習してる楽譜による合唱模範演奏
https://www.youtube.com/watch?v=oDFMM9bbgOk
⑥君をのせて
※今回も最後に一回だけ通しました。
・返しませんでしたが、入りと出(切り)が少しバラついてました。丁寧に歌いましょう。
≪連絡事項≫
① 世話役にて演奏会実行委員会の下打ち合わせがありました。いよいよ運営もスタートします。
2024.6.8 (土)
夏至前のこのころが実は朝(日の出)が一番早い時期になります。
この日の出席者は、S6名、A6名、T2名、B8名 計22名。いつになく少な目でした。ボイトレの日なのにちょっと残念です。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹(腹筋)を入れ直す基礎練習)。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う発声練習。
吸うと口内の上あごに空気(外気の冷たさ)を感じるようなイメージをもって口の開け方、口腔・鼻腔の作り方を訓練しています。
もちろん発声時は息は吸っていないので空気は感じません。非発声で息を吸ってコツをつかんだら、そのイメージの発声しましょう。
・ドミソミトの音形で"n-i-n(ンニンー)・n-e-n(ンネンー)・n-a-n(ンナンー)・n-o-n(ンノン)・n-u-n(ンヌンー)で発声。
最後の「ンー」は口を開けたまましっかり響きを鼻腔に通すこと。響く「ン」の歌い方の練習です。母音にこだわり過ぎないこと。
・ホール・ニュー・ワールドの歌唱指導。(記載は事項に含めます)
以下、Yuki担当。
②ホール・ニュー・ワールド
※Mensah先生の歌唱指導に基づく練習をしました。
・前奏でラブラブ感を高めておくこと。(Mensah先生から「全然つまんなーい」「若い二人が愛情から発することばになっていない」)
会話の気持ちを表現すると、7~8小節のフレーズはその前より一段気持ちは高揚し、9小節は更にもう一段高ぶる輝かしさが必要。
二番歌詞の練習記号「A」に戻った時には、一番歌詞の話の続きなので二人の距離はもっと近づきます。気持ちのハリを失わない。
・9小節目はリズム慣れが不十分なのか、棒読み状態に聞こえます。「プリーンセス、お花を、どうぞ(ほら)」と呼び掛けていますか?
・18小節目の二拍三連符は次の四分音符3つの言葉の引き立て役になっています。3つの音符の長さの違いが活かして歌いましょう。
・47~48小節目も同様。「ふたりきりで」がひとつの言葉なので「ふたり」で盛り上げて「きりで」をたっぷり歌います。
音が高い「きりで」だけが飛び出るような歌い方にならないように。
・48~49小節目の「あしたも」も音の高い「し」が飛び出ないように直前の「あ」からお腹を入れる歌い方で。
Altoはこのために直前の音が変わるところが難しいですが、しっかり音を入れた後に「あ」でお腹を入れ直す歌い方をします。
これによって48小節目の四拍目の音の動きをはっきりさせて、かつ次の「あ」が入り遅れない歌い方ができます。
41~42小節目も同様です。
・53~最後の掛け合いにラブラブ感がない。歌詞を読まないように。男女間で語り掛けるように歌いましょう。
互いに向かい合って歌ってみました。
・53~56小節目の四拍目の八分音符×2は音は2つですが言葉は一音です。両方が同じ強さよりは二つ目の八分音符が従属している歌い方をしましょう。 (八分音符×2を同じ強さで歌うと圧が強く感じられます)
・53~58小節目のBass有志のHum練習をしました。音の連続性が欲しいのでカンニングブレスでお願いします。
・主旋律以外だけで音が動く場所はお腹を入れ直すことで力まず響きをキープして歌うことができます。大切な動きを目立たせましょう。
③Mission: Impossibleのテーマ
※慣れることに主眼を置きました。少しずつ指揮者が口でタイミングを取ることを少なくして言っています。
・3小節目からのヴォーカルパーカッションは指揮でしっかり5拍を刻みましょう。速くなっていかないようにします。
・4拍目5拍目にcersc.が付いているところは喉で強くしない。鼻腔を後方に広げる意識で響きを多くする歌い方を練習しました。
・20~23小節目"bop"は力強く切って歌う。四拍目が伸び気味になっていました。「バ」のあとに"p"で口を閉じて音を切ります。
・24~26小節目は4・5拍目のcresc.から一拍目を強く「バッ」歌い切る。"bah dee yah"は一拍内で素早く言い切りましょう。
・44小節目からの徐々に出る切迫感,緊張感はまだ足りません。出だしをもう少し抑えておきましょう。
④Sound of Silence
※歌いませんでしたが、前週の指揮者の宿題について回答しました。
・21小節目"'neath"は「ニース」(スは舌と上の歯の間に息を通す子音のみ(th音))。
発音記号は私たちが学生のころから慣れているものとgoogle翻訳に出てくるものでは異なった表記がされている。このため、
google翻訳の発音記号を私たちに馴染みの深い読み方をしてしまうと誤った読み方をしてしまう。google翻訳にはスピーカーボタンもあるので、読み方はそちらで確認しましょう。
⑤アルデバラン
※いよいよEndingに取り掛かりました。この日は主にリズム慣れのための練習をしました。
・練習記号「F」から音の確認をしました。61小節の二分音符の不協和音のバーモニーを調整しました。
・60~65小節を音取りしました。
65小節目の歌詞はリズム読みを繰り返しました。「カモナエボディスィンギ」(もちろん「カモナエバディスィンキ」
の方が"らしい"ですが、「ボ」か「バ」かは敢えて合わせません。混ざった感じがちょうどいいかとも思いますが、
リズムの方が大切です。)
Yamadaさんは「鴨南そば一丁」と言っていました。リズムはこれでも合っています。音の響きが違っちゃいますが。
・66小節目からのBody Actionだけの練習をしました。単純な繰り返しなので楽譜を見ずに指揮者を見ての練習をしました。
・67、69小節目の歌詞のリズム読みをしました。ここで時間切れとなりました。続きは次週。
⑤君をのせて
※今回も最後に一回だけ通しました。(最初のところから男声で歌った方が数人いらしたので一度やり直しました)
・一回だけとは言え、前回よりより上を目指すことは忘れずに歌って行きましょう。
・今回は最後のハーモニーが崩れました。男声は喉で押さずにお腹からの響きに頼りましょう。女声はハーモニー変化につられないように音を楽な気持ちでキープしましょう。
≪連絡事項≫
とくにありません。(練習模様記載のタイミングもあるので) 6/16はYamamoto先生のモーツァルトチャリコンがあります。(再掲)
公募練習から(第3回)
公募練習第三回にしてお昼の当団の練習の椅子数では足りない人数で活気が出てきました。
この日から三郷工業技術高校の生徒さんが参加。5月はお休みだった新参加の方と高校OBのご友人の方もいらしたので、新規参加でまだいらしていないのは高校の副顧問の先生になります。
初参加の方が多かったので、改めて5月の初回練習をベースにアルファベットや歌詞の意味などの解説も含めて進めました。
高校生は自主練で「M」まで進めていると伺ったので、「M」まで行けたらと思いましたが、「D」の部分のフレーズの付け方に少し時間を取ったので、今回も「G」までしか進みませんでした。
次回はYamamoto先生のご指導となります。新しい指示が出ましたら、またこの場でお伝えします。
もちろん7月は公募がすべてYuki担当になる予定ですので、そこでもお浚いします。
2024.6.1 (土)
6月最初の練習日は梅雨入り前の貴重な晴天でした。
この日の出席者は、S8名、A9名、T3名、B7名 計27名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹(腹筋)を入れ直す基礎練習)。
・ドミソミドの音形で「イエアオウ」を口の形、鼻腔、そして呼吸法のお腹使いを意識して練習。
最高音の「ア」はその前の「エ」からの腹筋で楽に発声することに努めましょう。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う発声練習。
v→i→eの変化を徐々に行うことを改めてポイントに置きながら練習しました。
・ドミソミトの音形で"n-i-n(ンニンー)・n-e-n(ンネンー)・n-a-n(ンナンー)・n-o-n(ンノン)・n-u-n(ンヌンー)で発声。
・第九の練習記号「D」をゆっくりテンポで母音を長く歌うことと語尾が"n"になっているところで鼻腔に響きを続ける歌い方で、母音を極力音符分歌うことと"n"で響きが止まらない練習をしました。
以下、ひきつづきYuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
※一度通して、その後返し練習をしました。うまくいかないところを強化練習した後、最後に確認の通し練習をしました。
練習のポイントは3点、1)音符の長さの違いを正確に、2)4拍目5拍目のcersc.、3)冒頭のボイスパーカッション。
・6~15小節の"doom"は喉で頑張らず、お腹で支えて上体を楽にして響かせましょう。
・4拍目5拍目にcersc.が付いているところは喉で強くしない。鼻腔を広げる意識で響きを多くするように。
・28~32小節の音の確認をパート及びパートの組合せで行いました。
なお、Sop.は4拍目5拍目でcresc.をかけずにやわらかくのびましょう。(他のパートは記号のないBass含め4拍目5拍目のcresc.)
・20~23小節"bop"は力強く切って歌う。一方で35~37小節の"bah"は音符分長さが分かる歌い方で区別を明確につけましょう。
・44~47、48~51小節目はそれぞれ迫ってくる感を出すようにcresc.していきましょう。52~55小節は緊張感のあるf(フォルテ)のまま。
56~59は一旦音量を抑えてからcresc.をして最高の緊張感を出していきましょう。
・63小節以降は6~40小節までの留意点と同じになります。
③Sound of Silence
※発音をゆっくり確認し、前週のお浚いをしました。
・間違えやすい単語、特に揃いたい母音の発音の確認。意味も補足しました。(板書はもう少し多く描きましたが…)
* 2小節目"Hello"(やぁ)は「ハロー」ではなく「ヘロー」に寄せた発音を。
* 19小節目"cobblestone"(次のstreetと合わせて小石を敷いたじゃり道・石畳)の最初の音は「カ」と思って発音しましょう。
なお、ふたつ目の音の「ル」は舌を上あごにつけたままの発声。あまり「ウ」と聞こえないように。
* 21小節目"'neath"は「ニース」(スは舌と上の歯の間に息を通す子音のみ(th音))。
* 25小節目"stabbed"の母音は「ター」のみですので音符分は「ター」と歌います。語尾のブドは子音(bd)のみ。
* 26小節目"flash"は「アー」をしっかり伸ばし、語尾「シュ」はofにくっつけるように。「フラーーシュォ」
* 27小節目"neon"は「ニーオン」。ネオンと言ってしまわないように。
* 32小節目"naked"は「ネイキッド」(ドは子音dのみ)。ふたつ目の音符は「キ」です。(次のlightと合わせて裸電球の光(白光))
* 33小節目"saw"は「ソー」。「オー」で伸ばします。「ソウ」ではありません。
* 47小節目"said"は「セッド」(ドは子音dのみ)。「セイド」と言わないように。
* 63・64小節目"bowed"は「バウド」(ドは子音dのみ)。(そのあとのprayと合わせて頭を垂れて祈る)
* 67・71小節目"sign"は「サイン」です。音符分は極力「ア」で伸ばしましょう。
* 72小節目"prophets"は「プロフィッツ」。ふたつ目の音符は「イ」になります。
* 73小節目"written"のふたつ目の音は発声練習でやっている"n"音です。鼻腔の響きを聞かせましょう。
・一回だけ2番歌詞まで全員で歌いました。(1番歌詞のデュオの部分も全員で)
※楽譜に小節数を記載しました。
④アルデバラン
※主に練習記号「F」の音取りをしました。この曲は当面全フォルテで歌うことをお願いしました。
・41小節目から52小節目まで前回の復習。
・52小節目から61小節目までをパート毎に音取りをしました。
・最後に41~61小節目を全体合唱で通しました。ちゃんと最後のハーモニーができていました。
・主旋律の流れを全員が意識しておくと入り遅れたり、フライングしたりしなくなります。
主旋律:51小節(わらって~)Tenor→52小節(いとしい~)Soprano→53小節(ふおんな~)Tenor→54小節(てを~)Soprano→
59小節(いのりながら~)Alto→60小節(いのりながら~)Soprano。
⑤君をのせて
※気晴らし?に一回通しました。
・よくなってきましたので、楽譜から目を離して指揮を見る時間をすこしずつ長くしていきましょう。
≪連絡事項≫
①次回6/8の公募練習から高校生参加の予定です。若い力と歌う方、積極参加をどうぞ。
2024.5.25 (土)
田んぼに水が入っているので夜のカエルの合唱がすごいです。カエルに負けないよう体に声を響かさせましょう。
この日の出席者は、S8名、A8名、T3名、B6名 計25名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・冒頭、前回Mensah先生から教わった発声イメージについてお浚い。先々週の練習模様で水の入った袋の話を掲載しましたが、ねり歯磨きチューブの話も少しされていました。
今回はねり歯磨きチューブで下から持続的に押し上げるお話を日焼け止めクリームチューブでの実演を交えて解説くださいました。
水の入った袋とねり歯磨きチューブ、どちらがイメージしやすかったですか?
私は水派ですが、人それぞれかと思います。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹(腹筋)を入れ直す基礎練習)。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う発声練習。
v→i→eの変化を徐々に行うことを改めてポイントに置きながら練習しました。
・ドミソミトの音形で"n-i-n(ンニンー)・n-e-n(ンネンー)・n-a-n(ンナンー)・n-o-n(ンノン)・n-u-n(ンヌンー)で発声。
前回よりもっと鼻腔で響かせ続けるため母音そのものは短めにして「ン」の響きを感じる発声練習です。
・第九「D」「E」を使って単語の後ろにある"n"や"m"を少し長めに響かせる歌い方で、日本語的な「ん」や「む」(響かない発声) になってしまわない訓練です。
※実際には母音を長く取って"n""m"は次の語の直前に入れるのですが、どうしても早く"n""m"を言ってしまいがちです。
仮に早く"n""m"を言っても響きがあると切れ切れな発声には聞こえないので、まずは響き続ける発声を練習しています。
母音を長くしなくてよいわけではありません。アンサンブルの時には母音を長く言う訓練をしてください。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②ホール・ニュー・ワールド
※初めに2回通しました。その後返し練習をしました。リズミカルに歌うために音の動き、歌詞の入れるポイントに注力して練習。
・シンコペーション(今回であれば裏拍始まり)をはっきりとさせましょう。
・出だしのいきいきさを出せるよう前奏で発声の準備をしておいてください。5小節目の直前でブレスしているようでは準備不足。
・6小節目のTenor、12小節目のAlto/Tenor/Bass、48小節目のAltoのように主旋律にない動きのところは動きを目立たせて歌うこと。
・13小節目のリズム、21小節目Sopranoのリズム、25小節目のリズム特に大切です。揃わないとリズムカルになりません。
・53小節目からのBassの一部の方のHumは発声練習を活かして響かせましょう。(この日は2人だったこともありほぼ聞こえず)
・61小節目に入ってから少しだけdim.をかけて最後はすーっと消えていきます。お腹の支えが一層大切です。
③Sound of Silence
※初練習。音取りよりも言葉を入れる練習(母音を音符にのせる)ことに注力して2番歌詞のところまで練習しました。
・歌詞のところは音符毎の発音(母音)できっちり刻みましょう。一方で"Uh-"等のオブリガードはレガートで。
・伴奏が拍を刻んでいるのでそこに合わせて、遅れたり速くなったりしないように。
・裏拍始まりと拍始まりとがあるので慣れましょう。原曲の歌い方と異なることもあるので要注意。
・単語の発音は改めてやりますが、昨日確認されたのは次の点です。
* 語尾の子音に母音を入れない。出だしの"dark-ness my old"も「ダ・ネ・マ・オ」が音符に合わせて歌えるように。
* 直前の子音をくっつけた発音になるところもある。例えば、2番歌詞の頭の"dreams I"の"I"は「ズア(ザ)イ」、
"walked a-long"の"a"は「タ」となります。
* 19小節目"cobblestone"(小石)の最初の"co"は明るい「コ」ですが「カ」に近い方がそれらしく聞こえます。
* 21小節目"halo"は「ヘイロゥ」(光輪=ここでは街灯の光) その前の"'neath'は"beneath"の略形で「~の下で」。
* 25~26小節目"stabbed"は「スターブド」ですが、母音は「ター」のところにしかありません。
このため26小節に続くタイは「アー」でのばします。発音的には"sターーbd"(アルファベットは子音のみ)
* 27小節目"neon"は「ニーオン」。みなさん「ネオン」とついつい歌っていますが「ニオン」にしてね。
※小節番号がありません。今後のために振っていきたいと思います。頭から1。p1の下の段最初が4小節目。以下、2番歌詞の始まりが
17小節目、3番歌詞の始まりが32小節目、4番歌詞の始まりが47小節目、5番歌詞の始まりが63小節目、最終が79小節目となります。
※1番歌詞部分はTenorとBassのソロ(デュオ)となります。
④第九
※前週の練習のお浚いとして母音を長くした上で子音もきっちり入れることに意識して、237~330小節を一回通して終了。
≪連絡事項≫
①団費集金日(6月分)でした。本日欠席で未納の方は次回お願いします。
②練習日程表を配布しました。8月までのYamamoto先生の予定が追加されています。
公募練習から(第2回)
5/25は今年のYamamoto先生初指導の公募練習でした。
まだ、公募の方々の参加は少なく、前回いらした初参加のお二人の他はSoprano1名、Alto1名、Tenor2名、Bassゼロでした。
当団のメンバー加勢でなんとか練習の体裁を保っています。
次回は高校生が来るのでにぎやかになるかなぁ。
練習は、練習記号「D」~練習記号「G」と練習記号「M」を行っています。
ベートヴェンの曲作りについての解説を交えて、第九に興味を持てるようにご指導くださいました。
母音を長くすることで日本語のしゃべりにならないことを練習していて、ここは三郷第九での練習と同じ趣旨になっています。
また、フレーズの山の位置を意識した歌い方、「M」ではフレーズ終わりの音の長さの違い、二種類のsf(スフォルツァンド)の歌い方
について指導がございました。
こういった点が適切に歌えていないと「歌えている気になっているだけ」とは耳の痛いお言葉でした。引き続き楽しく頑張りましょう。
2024.5.18 (土)
少し暑かったですが5月らしい晴天に恵まれました。葉っぱの緑も日に日に濃くなっています。
この日の出席者は、S6名、A9名、T4名、B6名 計25名。
①発声練習 Yuki担当。
・冒頭、先週Mensah先生から教わった発声イメージについて再確認しました。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹(腹筋)を入れ直す基礎練習)。
・ドミソミドの音形で口の形を意識しながら「イエアオウ」の練習。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う発声練習。
v→i→eの変化を徐々に行うことをポイントに置きながら練習しました。
v→iは噛んだ唇の度合いを少しずつ緩めながらvvvvvvを発声し、唇が離れた時にiの発声になっているように口の中をつくる。
i→eは鼻腔の高さが徐々に上がる意識でiiiiiiを発声し自然にeに引き継いでいく。
また、音の頂点で飛び出ないように上行時にしっかり腹筋をつくり、最高音ではつくった腹筋に軽く乗るように楽な発声を。
下行時にも腹筋は緩んでいかないで発声を維持します。
口を大きく開けられない制限のある中でいかに発声イメージの通り鼻腔を広く持続的な呼吸と発声ができるかがポイント。
・ドミレファミソファレドの音形で「イーエーアーオーウー」。低い音から腹筋を作って高い音を楽に出す練習。
・ドミソミトの音形で"n-i-n(ンニーン)・n-e-n(ンネーン)・n-a-n(ンナーン)・n-o-n(ンノーン)・n-u-n(ンヌーン)で発声。
鼻腔で響かせ続ける「ン」の発声練習です。
・ハーモニー練習。「ン」の発声練習を意識したHum、「マー」、fp(フォルテピアノ)ではpで腹筋を使うことを練習しました。
以下、Yuki担当。
②慕情
※曲の表情をつくるポイントをご指導いただきました。
・5小節目の出だしは明るい広がりをハーモニーで作るためにイメージを表情に出して発声すること。
なお、長い「はー」についてのMansah先生からのご提案については今回は採用せずこれまで通りとします。
・19~20小節目の「るー」は20小節目で「う」と言い直します。
・25~26小節目のTenorの上行をBassとのハーモニーを確認しながら練習しました。
・33~35小節目は歌詞「君 慕い、君 想う。」の言葉の切れ目を意識して歌いましょう。(70、75小節目も同様)
・35小節目は「もー」を外切りにする最後の瞬間に軽く「う」を入れるような歌い方をします。
・45~46小節のTenorの長7度の音は控えめで響くよう息が喉を素通りするような感覚で歌いましょう。
一方、BassはTenorが乗りやすいように深い柔らかい(包み込むような)響きで歌いましょう。(低音を力まない)
・56~57小節目の「るー」は57小節目で「う」を言い直す。
・72~73小節目は73小節目で明確に「うー」に変えます。
・78~79小節目79小節目で「うー」に変えます。
・81小節目の「もー」は外切りにする最後に「う」を入れて残響をふわっとさせて終わる。
節の伸ばしが二拍か三拍かがまだ区別が今一つでした。引き続き練習してクセにしていきましょう。
③ホール・ニュー・ワールド
※Codaから先の部分の確認をしました。これですべてYamamoto先生のご指導を得ましたので、通し練習も行いました。
・41~43小節目のAltoはf(フォルテ)くらいの音量があってよい。
・48小節目のAltoの四拍目の入りははっきり入ること。他のパートにはない音の動きをしっかり聞かせたい。
・【変更】50~52小節目はSopranoから4人がAlto(主旋律)を歌うことにします。
・【変更】53~58小節目のBass譜をBassのうち4人が担当する。
・通し練習では21小節目のSopranoのリズム、25小節目のリズムがバラついたので集中練習しました。
④第九
※母音を長くした上で子音もきっちり入れることに注力した練習をしました。
・練習記号「D」を2.5倍くらいの長さで音符の長さを最後まで母音を響かせ、音の出入りではっきり子音を入れて歌いました。
この遅速度練習の母音と子音の歌い方をそのまま活かして通常速度でも練習しました。
四分音符は八分音符×2で刻まない。八分音符×2のところは2つめの音符にも母音を残すこと(den:×デ・ン、〇デ・エン)。
・練習記号「D」の山の作り方の確認をしました。257と258小節目は一小節内で山の頂点。259~260小節目は260小節目の頭に山の頂点。
261~263小節目はBrüderに山の頂点。
・練習記号「E」では遅速度練習はしませんでしたが、同様に母音と子音、山の認識を練習しました。
なお、290小節目頭の-konntで既にdimに(弱く)なっているので気を付けましょう。"nie gekonnt"全体が山の頂上です。
また、Tenorの285、286小節目は音形から四拍目に頂点が来やすくなるので注意しましょう。三拍目が山の頂点です。
・291小節目"weinend"はdolce(なめらかに)で歌います。母音を長くして決して弾まないように気を付けましょう。
・287小節目のBassの#の音から和音に変化が出ます。あいまいにならないように注意しましょう。
・練習記号「G」も母音と子音の入れ方を練習しました。
321小節目からの二分音符の母音が早く消えないようにしっかり響きを残しましょう。ハーモニーが分かるように。
・326、328小節はインテンポなので外切りの"t"を送れないように。"ot"と言うと遅れます。
330小節目の最後の外切りも切る時は"t"だけです。
≪連絡事項≫
①次回練習(5/25)は団費集金日です。17時からの公募練習も積極的にご参加ください。
2024.5.11 (土)
瑞沼での温度管理が難しい季節に入ってきました。昨日は外からの風が強めだったのでまだマシでしたが、この場所の冷房はその風が
当たる場所は寒く、そこから外れた場所は一向に効かない。ピアノの所は寒く伴奏に影響が出るので設定温度はあまり低くできません。
この日は見学者が親娘で来られました。団員の皆さんも気合が入ったのか指導の伝わりが良かったように思いました。定期的な見学会のような企画もありかなと思いました。
とはいえ「誰が来るんじゃい!」と自分でも突っ込みたくなります。
さて、この日の出席者は、S7名、A8名、T3名、B8名 計26名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・発声イメージの解説をとても丁寧にしていただきました。(図参照)
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹(腹筋)を入れ直す基礎練習)。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う発声練習。
口を大きく開けられない制限のある中でいかに発声イメージの通り鼻腔を広く持続的な呼吸と発声ができるかがポイント。
言葉が変わる前から鼻腔の状態を次の言葉を意識して変えることでスムーズで無理のかからない言葉の変化になります。
特に最高音で「e」を発声する時に発声イメージのストローを一時的に潰してしまうと声(水の流れ)が一瞬だけ強く押し出され、
その後すぐに水が止まって(弱く)なってしまいます(声(水の流れ)が不安定になる)。
・「ドミソミト」の音形で"n-i-n(ンニーン)・n-e-n(ンネーン)・n-a-n(ンナーン)・n-o-n(ンノーン)・n-u-n(ンヌーン)で発声。
「ン」の発声がしゃべりのように響きを失い発声が止まってしまうのを避け、鼻腔で響かせ続ける練習です。
以下、Yuki担当。
②慕情
※音符の長さを正しく歌うことと前週のお浚いをしました。
・7小節目は8小節目の一拍目まで三拍分伸ばした上で、8小節目の二拍目にはかからないように。その後も同様な箇所多数。
一方で、44小節目は45小節目にかからないよう二拍分で切りましょう。60小節目も同様です。
二拍分か三拍分かをあいまいにしないように。編曲者は違いを出したいのです。
・14小節目のSop.の高音に上がる「い」は響きを失わないように。抜くのではなくその前までで作った腹筋の力を借りてやわらかく。
そうしないと16小節目の「よ」の四分音符+四分休符と同じように聞こえてしまいます。
・74小節目は前のページの盛り上がりから伴奏(一拍目~三拍目)の間に少しクールダウンさせ落ち着いた雰囲気にします。
さらに、79小節目もff(フォルテッシモ)ではなく、きれいにハモらせて消えていくようにします。)
・79小節目以降のAltoは下の音符だけにします。(改めての確認)
③Mission: Impossibleのテーマ
※慣れるために曲づくりよりも継続的に歌い続けています。リズム・曲の流れ・強弱による盛り上げ方を体にいれましょう。
・6~15小節目の"doom"は弦楽器のピチカート小気味よく響かせます。ただし、3拍目の休符はハッキリ分かるように、4拍目とは響の残し方(長短)を短く切りましょう。反対に4拍目は5拍目へつなぐしっかりとした響きを残します。
・16小節目の入りは揃えましょう(Sop.+Alto+Ten.)。(どこまで"Doom"が続くのか早く覚えちゃいましょう。
・28~31小節目の音の確認を改めてしました。
・35~37小節目の四拍目"bah"は伸びる歌い方です。「バッ」ではなく「バー」なので20~23小節目の"bop"とは区別を。
同様に、77~80小節目は「バッ」、92~94小節は「バー」です。
・16~18小節目の四拍目・五拍目のcersc.ですが、少し喉で強めている声が聴こえます。体を後方へ引っ張って響きだけで
音のボリュームを上げるようにしてください。
④アルデバラン
※5月はYuki担当が本日一回だけです。お浚いもしたいのですが先に進めることを先行させました。
・ひらがな歌詞を追うのに精一杯だと歌いづらいので歌詞を読んでその意味を感じてみる時間を取りました。
・練習記号「E」の音取りをしました。
・主旋律は、44~45小節目がSop.、46~47小節目の四拍目表までTen.上、47小節四拍目裏~50小節目までAltoです。
この主旋律の流れをすべてのパートが意識しましょう。
※本日のところまでで歌詞は基本的にすべてになります。(Endingにリズム英語が残っているだけ)
⑤君をのせて
※月一回は歌っておきたいので最後に通しました。今回は最後のハーモニーが決まりました。(ほっ)
・特に細かい指摘はしませんでした。できればYamamoto先生からの指示ポイントは適時復習願います。
≪連絡事項≫
①練習スケジュール(5/11版)配布。5月のYamamoto先生のご予定、7月までの会場確定、8月以降の予定が情報追加されています。
②本日から公募練習が始まりました。
公募練習から(第1回)
5月11日から公募練習が始まりました。冒頭Takanoさんより挨拶と練習会の趣旨説明がありました。体裁としては「学びの場」としています。従って、第九の演奏会に参加するための練習というのはある意味「副産物」的位置づけになります。
極論としては、本番には出ないということもアリですが、これまでそのようにおっしゃる方はいらっしゃいませんでした。もっとも挫折された方はいらっしゃいますが。
初回のこの日は新参加の3名の方のうち風邪をひかれて欠席のおひとりを除いた2名とTakanoさんご夫妻+1名でしたが、団員から10名ほど残ってくださったのでなんとか練習に支障がない状態になりました。Yukiが練習を担当しました。
初参加の方は合唱経験があるが日本語以外の曲は初めてということでアルファベットや歌詞の意味などの解説も含めて進めました。
最後の方は少し時間が押しましたが、練習記号「G」まで進んでいます。こまかい注意事項はまだほとんど伝えていません。
とにかく第九を歌ってみる、ドイツ語に親しむというテーマでやってみました。
次回はYamamoto先生のご指導となります。長時間になり大変ですがご協力よろしくお願いします。
なお、高校生は6月からの参加となります。指導をされているKimoto先生を含めて10人。半数近くが初参加になるようです。
2024.5.4 (土)
お休み
ゴールデンウイーク中のためお休みになりました。
2024.4.27 (土)
この日は冷房を入れての練習になりました。
この日の出席者は、S7名、A8名、T3名、B7名 計25名。テノールは前週とメンバー入れ替わりになりました。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹(腹筋)を入れ直す基礎練習)。
・「イイイイエエエエアアアアオオオオウー」をドレミファソラシトレトシラスファミレドの音形で発声練習。
"音形で歌わない"とは、高い音ほど楽に、下行で緩まないということです。
高い音になるにつれ力が入り音程が楽になると腹筋も抜けてしまうと、音の響きが音形で変わり曲に合った歌い方もできない。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」と歌う発声練習。
口の形や舌の位置が口蓋から落ちてしまわないように。頂点の「e」で舌の位置が変わってしまう人は「i」のままの意識でもOK。
・ドレミファソラシトレトシラスファミレドの音形で第九の"verden Brüder" の練習。"Brü"だけ発声が変わって音が飛び出ない
ための練習です。(ve - - er de - - en brü - - - - - - - der)
ソラシド(de - - en)で腹筋をせり上げて、レ(Brü)では響きだけで力まず子音を少し前から長めにすると強調して聞こえます。
また、後半の下行部分で腹筋が緩むとその間の響きがなくなるので頂点の音だけが不自然に協調されてしまいます。
なかなか難しいですが、これらの点を意識してトレーニング(自主練習)してみてください。無音でも練習できますよ。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②慕情(Mensah先生も聞いてらしたので次回以降で歌唱のご指導があるかも)
※今週は曲のイメージを歌い方でつくることについてご指導いただいています。
・長い音符で表情をつけましょう。
・5~7小節目の山は7小節目の頭です。5小節の長い音符で情緒を上げ過ぎて山がつくれなくなるので気を付けましょう。
他の同様の箇所も同じです。
・伸ばす長さの区別も大切な表情の区別になります。
例えば、7~8小節目は3拍ありますが、44小節は2拍で次の小節にかかりません。丁寧に区別してください。
60小節目も61小節目にかからない(2拍分)。一方で64~65小節目は3拍あります。
・14小節目と16小節目の音の上がるところは情感たっぷりに。でも抜いて歌うと艶がなくなるので腹筋は大切です。
・同音の連続は音はキープしますが、主旋律・歌詞の情感はもっておきましょう。お経にならないように。
・30~31小節目の主旋律の音形に沿って大きく波打ちましょう。遠慮せずに。67~68小節目も同じ。
・42小節の女声の音質が違い過ぎてオクターヴがずれて聞こえます。Sop.さん力まずにAltoの倍音で乗っかりましょう。
・73小節目は外切りです。74小節目の頭で切るように響かせましょう。無理に伸ばして発声が崩れないことも注意。
・p11はしっとり終わらせます。(編曲は豪華に終わらせるように作っていますが79小節目もff(フォルテッシモ)ではなく、
きれいにハモらせて消えていくようにします。)
この編曲はテンポももっと速く派手なのですが、先生が日本がソロ歌唱のようにゆっくりテンポにしているのはこのためか。
・【楽譜修正】Alto79小節目後半からの「おもう」はすべてAlto下にします。(Alto上の人も下でお願いします)
③ホール・ニュー・ワールド
※練習記号「C」までのおさらいでした。
・この曲はいきいきとした感じが欲しいので、最初から声をしっかり出して行きましょう。
出だしにmp(メゾピアノ)とありますが、若々しさが大切なので後先を考えずまずは声量が欲しいです。味付けはそれから。
・主旋律以外で音が動くところははっきり聞こえるように。
・リズムに早く慣れましょう。リズミカルさが必要です。
13小節目「みをーまーかーせぇー」、21小節目「しばりーはーしなーいー」、25小節目「めがーくーらむーけーれどぉぉー」
・15小節目の「おおぞら」はしっかりcresc.して追っかけて力強く支える。
・18小節目の三連符はカタ目に歌いましょう。
≪連絡事項≫
①Yamamoto先生チャリティーコンサートのご案内。モーツァルトをやります。せんげん台こども食堂応援企画です。6/16(日)
②次回(5/11)は公募練習の今年度第一回があります。(17:00~) 可能な方はご一緒に練習しましょう。
③練習前にオケの公募メンバーがお二人来られました。合唱の方は今のところ3人が初参加だそうです。
2024.4.20 (土)
早稲田公園の八重咲の桜はもう少しで見ごろになりそうでした。丸いフォルムは私には桜餅(道明寺)に見えます。
この日の出席者は、S8名、A9名、T1名、B5名 計23名。バランス的に男性が少なすぎました。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹(腹筋)を入れ直す基礎練習)。
・「うまいさけが・のめるぞー」と「うまい・さけがのめるぞー」の異なる二か所でお腹を入れ直す練習。
前週と同様に、「スー」と言う息音だけと音と歌詞を付けての練習をしました。
・半音進行1オクターブで上がって下りる音形で「vvvvvviiiiiieeeeeeeeeeeee-」により口の形を意識して、なめらかに v→i→eに変化させます。
特に「e」に変わるところで日本語のしゃべり発音になりやすので気を付けること。
・背泳の動きで第九「D」と「M」を練習。一拍目を力んで突っ込まない+山をその前から流れでつくることを練習しました。
・ハーモニー練習。"Hum-"、「マー」、fp(フォルテピアノ)で順次練習しました。
p(ピアノ)はお腹の力を抜かず、上体・喉は楽に響かすだけのイメージで。
以下、引き続きYuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
※今週も4拍目5拍目を盛り上げて1拍目のもっていくことと、切る音と伸ばす音の区別を明確にすることをテーマに練習しました。
・16小節目の"Bah dee yah-"の入りはっきり。12小節目でSopranoが加わってからどこで16小節目になるか慣れましょう。
・16~18小節目の4拍目からのcresc.はいやらしいくらいに付けましょう。他の箇所でも同様のcresc.はクセにしましょう。
まだまだいやらしさが足りませんので、さらっとしすぎていて曲に必要な緊張感が生まれません。
・20小節目からの"Bop"ははっきりと切れ良く。
・35~37小節目の4拍目5拍目のように"bah dop"は4拍目は切れないで5拍目をキレよく。「バーダッ」(92~94小節目も同じ)
・44~47小節目は一小節毎に4拍目5拍目で一段ずつ階段を上がるようにcresc.し、48小節目で一段下がってからまた一小節毎に
階段を上がります。52~55小節目は階段を上がったところをキープし、56小節目で一段下がって60小節目に向け盛り上げる。
・96小節目の最後の"Bah dee yaht!"のタイミングを合わせる。Yukiの指揮の時は振り下ろしたのを合図に「バ」を歌うようにしてもらいました。
Yamamoto先生の時のタイミングについては改めて共有いたします。
※練習のたびに良くなっています。継続して慣れていきましょう。慣れると楽譜は見なくても歌えるようになってきます。
③ホール・ニュー・ワールド
※Iribeさんからの補助楽譜による歌唱を練習しました。(補助楽譜を使わない人はCodaで飛んでも歌える練習となります)
・練習記号「C」の間奏から三度目の5小節の入りのタイミングを確認する練習をしました。
・Codaを迷いなく入ることができるように何度か練習しましたが、補助楽譜も使う人も使わない人もまだこれからという感じ。
43小節目からは掛け合いになるので入り遅れないように慣れていきましょう。
④アルデバラン
※前週に練習記号「D」まで音取りをしたので、頭から復習をしました。
・0~3小節は2小節目の頭に向けての<(強弱の山)を意識して、発声をしっかりしましょう。
・練習記号「A」のAltoの上を主旋律としたハーモニーを確認しながら歌いました。
・練習記号「B」は主旋律がパート間を受け継がれていくので、主旋律のパートはしっかり歌いましょう。
「わらって、わらって」はSoprano、「いとしいひと」はTenor、「ふおんな~手をたたいて」はSoprano、「きみと」はTenor、「きみの大切な~」はSoprano。
・間奏は歌手Aiさんが歌うときSoprano譜の通り歌っています。Sopranoはのびのびと歌いつなぎ、他のパートはそれをリズムで支える。
・練習記号「C」の入り"U-wa"のタイミング遅れないように慣れていきましょう。
・練習記号「D」の主旋律は、「つむいで、つむいだ」はSoprano、「こころのいと」はTenor、「ペテンな~もしも」はSoprano、
「きみが」はTenor、「不確かな~」はSoprano。しっかり受け継ぎましょう。他のパートは主旋律の受け継ぎの流れの中で歌う。
※練習記号「E」は新しいフレーズで入った後、再び「わらって、わらって」のフレーズを歌って、最後にリズミカルなエンディング
でこの曲はフィナーレとなります。楽しんでください。そして発声を心がけて歌えるようにしていきましょう。
⑤君をのせて
※秋まで寝かせますが、腐っていないか時々解凍して確認しておきたいと思います。2回だけ通しました。いかがでしたか。
・冒頭の女声の入りは前奏に聞きほれずその小節の休符の間に歌い出しの準備を終えましょう。直前ブレスはNGです。
・最後の男声の音が不正確でした。この日は再確認の時間がありませんでしたので各自改めて確認しましょう。
(長調の響きなのに、この日は奇妙な響きで気持ち悪く終わりました。残念。)
≪連絡事項≫
①新楽譜「明日に架ける橋(BRIDGE OVER TROUBLED WATER)」 TROUBLED(トラブルド)とは荒れたという意味で激流の上に架かる様を
"明日に架ける"という素敵な言葉で訳した、という余計な話をしました。
あと未配布の楽譜は「虹の彼方に」です。こちらは訳詞の入れ方を3か所Yamamoto先生に相談中です。今しばらくお待ちください。
②次回(4/27)は団費集金日です。
2024.4.13 (土)
汗ばむ陽気でしたね。熱中症は室内でも発生します。無理せずに水分をとりながら練習しましょう。
この日は練習後の総会があったこともあってか比較的参加率は高かったです。
この日の出席者は、S8名、A10名、T3名、B7名 計28名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹(腹筋)を入れ直す基礎練習)。
・「うまいさけが・のめるぞー」と「うまい・さけがのめるぞー」の異なる二か所でお腹を入れ直す練習。
歌詞や音がついていない「スー」だけの場合でも歌詞を想像してお腹が自然に使えるようにしましょう。
前週と同様の音を付けて曲の流れの違いを歌い分ける練習もしました。
・背泳の動きで第九「D」を練習。一拍目を力んで突っ込まない+三拍目の山をその前から流れでつくることを再確認しました。
続いて「M」を使った練習。ここはフレーズが「D」の倍の長さ(山の頂点が「D」は3音目ですうが、「M」は5音目)なので、
「M」では「D」と同じ手掻きでも片方の腕だけを意識して1音目を力まない+5音目の山を前からの流れでつくります。
以下、引き続きYuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
※4拍目5拍目を盛り上げて1拍目のもっていくことと、切る音と伸ばす音の区別を明確にすることをテーマに練習しました。
・冒頭にとにかく通してみました。久しぶり?でまごまごしましたがなんとか通してウォーミングアップ。続いて返していきました。
・6~15小節目はすべて"Doom"ですが、4拍目5拍目は"m"で響きを四分音符分残し、その他は休符でしっかり切るように歌します。
"oo"で伸ばさない方がリズミカルにできます。
・16小節目の"Bah dee yah-"の入りを合わせましょう。12小節目でSopranoが加わってからどこで16小節目になるか慣れましょう。
・16~18小節目の4拍目からのcresc.はいやらしいくらいに付けっましょう。他の箇所でも同様のcresc.はクセにしましょう。
・20小節目からの"Bop"の4拍目5拍目は伸びないでよい。しっかり発声することで4拍目・5拍目→1拍目の流れをつくりましょう。
・35~37小節目の4拍目5拍目"Bah dop"は「バーダッ」です。「バー」が短く切れないようにしましょう。
・44~59小節目はこの曲の一番雰囲気の違うところです。cresc.で緊張感の高まりを、52~55小節目は臨戦的な緊張感。
・63小節目からの転調後も上記と同様です。
③慕情
※前週で少しうまくいかなかった点を再確認する練習をしました。(42小節からの後半の練習)
・41小節目までと42小節目からは同じ歌詞の繰り返しですが、後半は豪華さを出すべく音符が長めにとってあります。
前半と比べて長めの音符を十分な響き手歌って行きましょう。
・42小節目の主旋律以外の"Yes Love"は歌の飾りとしてはっきり入れましょう。
・54小節目からは盛り上げていきましょう。特に57小節目は声が痩せないようにし、58小節目のフォルテへの期待感を高めます。
・58小節目は4拍目で音が変わります。四分音符の長さをじっくり使って響かせ、豪華さを出していきます。
・72~73小節目は響きが痩せないよう、背後の空間を感じながら力を抜いて響かせてみてください。息が長持ちします。
・77小節目は2分音符2つです。4分音符2つより豪華になります。rit.もかかるのでじっくり歌いましょう。
・77~78小節目の男声の歌詞は「おもう」を変則的に繰り返します。「お・きーみおもう」となります。
・p11はテンポをゆったりしたり、戻したりで最後の盛り上がりを演出しています。早めに指揮を見て歌えるようにしましょう。
④アルデバラン
※最初からお浚いしながら練習記号「C」から「D」の音取りをしました。
・歌詞を歌い継ぐので主旋律(と同じ歌詞のパート)はしっかり歌うことでタイミングがずれないようにしましょう。
・25小節目以降に出てくる"U-wa"や"U-"は日本語のしゃべりのように浅い発声にならないように。ドゥーワップ調で。
・練習記号「D」の34~36小節目の3拍目までのTen.譜の下の音符はBassの上が担当。(15~17小節目と同様)
・練習記号「D」は37小節目の「もしも」の主旋律がSop.になっている他は練習記号「B」と似た動きです。
・八分音符はテンポがゆっくりなので決して速くありません。慣れていきましょう。
※アルデバラン:「後を追うもの」という意味。同じおうし座にある「すばる」を追って登ってくる赤い星なのでこの名が付いた。
この時期は夕方の西の空に見えています。おうし座生まれの方々の誕生日のころは太陽と同じ方向になるので見えません。
⑤ホール・ニュー・ワールド(歌っていません)
※IribeさんがCodaで楽譜が飛んで慌てるのを避けるための追加楽譜をご用意いただきました。必要な方はどうぞ。
p16のところに差し込んで足すと戻らずに使えます。
ただ、この曲はミュージカルイメージを出したいので譜面は持っても見なくて歌えるくらいにしてくださいと、前週
Yamamoto先生がおっしゃっていました。早めにガン見しなくなるよう練習で有効活用ください。
≪連絡事項≫
①練習後15:20~16:20に団員総会が行われました。Shirako先生も16時まで参加くださいました。
議事については練習模様では記載しませんが、通常議題のほかホームページの件、文化会館ホール工事の件、合唱連盟参加是非
について短い時間ながら良い意見交換ができたと思います。
②5/11から公募練習がスタートします。
2024.4.6 (土)
かなり桜が咲きましたねぇ。早稲田公園は団地側はソメイヨシノですが、公演側は少し遅れて咲く八重咲が中心なので長く楽しめます。
執筆のこの時間、吉川市のなまずの里マラソンが久しぶりに行われています。今年は桜が見ごろな中の大会となっています。
スタート・ゴールに近いわが家は交通規制に囲まれていて身動きができません。練習模様でも書こうっと。
この日の出席者は、S6名、A8名、T4名、B7名 計25名。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹(腹筋)を入れ直す基礎練習)。
・久しぶりに「うまいさけが・のめるぞー」と「うまい・さけがのめるぞー」の異なる二か所でお腹を入れ直す練習もしました。
前週と同様の音を付けて曲の流れの違いを歌い分ける練習もしました。
二種類の歌い分けを意識することが大切です。技術的なものだけでなく、何を伝えたいかが変わります。
・「ドミソミドー」の音形でイエアオーーウーの発声練習。
・背泳の動きで第九「D」を練習。前週お話した狙い(一拍目を力んで突っ込まない+三拍目の山をその前から流れでつくる)を
お浚いし、手掻きを脳内で意識してより実践的にすることを練習しました。
・ハーモニー練習。ハミンング・「マー」・fp(フォルテピアノ)と順次練習しました。
※発声練習の種目は変わっても基礎技術はそれらの積み重ねです。腹筋の使い方、口の開け方、力の抜き方。。。常に忘れずに
こららを歌唱の時含めて「常態」となるようにしましょう。音取りの時から口ずさみ程度だったり、ひらがなを読むという
ことではなく、発声を第一に歌ってみてください。堂々と歌い間違えをする方がずぅーっと良いです。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②慕情
※前回のYamamoto先生ご指導のお浚いに加え、最後の部分74~82小節まで音取りをしました。
・合唱ではビブラートは深くならないようご注意を。深い方はまだ喉でコントロールする意識が自然と働いています。
コントロールは腹筋で、首から上は力を抜いて表情だけつくる意識で訓練してみてください。
・5小節目の入りが弱くならない。「は」の"H"音をしっかり入れて最初からフォルテです。そこから6小節に向けて更に盛り上げる。
全般的にフレーズの入りの子音が弱いです。歌詞の意味を伝えようとするとフィレーズ頭の子音をしっかり付けたくなります。
・26小節目のAltoとTen.は同音です。互いに聞きあって同じ音・響きになっているか確認するポイントとしましょう。
この日の状況はTen.が上がり切っていないですし、力んでいて響きが下向きになっているのでうまく溶けませんでした。
・28小節の冒頭の伸ばしが全体的に短か過ぎです。押して伸ばす必要はないですが、響きは残しましょう。休符(無音)は一拍分だけ。
64小節も同じです。
・30~31小節の山はSop.は頂点をテヌート気味に。抜く感じではなくやわらかく伸びる。(難しいね)
・35小節は最後は外切りですのでしっかり四拍分伸ばしましょう。
・42小節の女声の入りは歌詞は異なりますが、オクターヴ同音です。1オクターヴの響きを揃えましょう。
・42小節のAlto/Ten./Bassの"Yes, love"は子音をしっかり入れてスパイスにしてください。
・46小節の男声の長7の和声は難しいです。Ten.は入りの「に」はその前の「ぜ」と同じ音ですが、上に上がりやすいので注意。
・58小節の4拍目で音が変わるタイミングは、5小節目(4拍裏)と違います。入り遅れないように。盛り上げ感が変わります。
・77小節目は「みー・おー」と二拍ずつです。それまでの一拍ずつとは違います。
75小節からはテンポも実際にはもっとゆったりと豪華になっていきます。指揮を見ながら歌いましょう。
※この曲についても一旦仕上げたら、秋以降に再度仕上げ直す練習形態をとっていく予定です。
③ホール・ニュー・ワールド
※練習記号「C」の前まで音の確認を進めました。
・歌詞の入る場所は早く慣れましょう。箇所によって微妙に変えているので正しく身に付けていきましょう。
・ひとつのパートだけが動くところははっきり音の動きを聞かせてください。 意外と聞こえません。
6小節(Ten.)、18小節(Alto)、20小節(Alto)、21小節(Ten.)、28小節(Alto)、29小節(Te.)
・前項に加え、主旋律が伸びている中での他のパートの動きもしっかり出してください。
12小節後半(Alto/Ten./Bass)、25~26小節(Alto/Ten./Bass)
・11小節の「ほら」の「ほ」はアクセント気味に。「花を。ほら。」なのでつながって聞こえないように。
・「ア・ホール・ニュー・ワールド」はのびのびと。遅れてはいる「おおぞら」はそれを支えて」沸き上がるcresc.で。
(14~15小節、22~23小節)
・21~22小節、29~30小節の下三声の"lu-"はハーモニー重視で、主旋律を凌駕しない音色で。
・25~26小節の「どー」は小節をまたがって一連として覚えちゃいましょう。「らむーけーれどー ー ー、ときめ」。
現在のところタイミングがばらばらで、おっかなびっくりで「ときめく」に入っています。
・32小節目の三拍目後半で自然に消えていく感じにしましょう。
31~32小節目は伴奏部分が主役で本来男性が歌っています。伴奏を支え、練習記号「C」からの間奏に繋げます。
※ミュージカルの雰囲気を出すので暗譜とは言わないが楽譜から目が外れるように練習を進めてくださいとのこと。
≪連絡事項≫
①新譜配布。「Sound of Silence」
※一部乱丁がありました。真ん中の紙の綴じが裏表になっているだけです。ピンを外して裏返して付け直せば使えます。
極力付け直したものをお渡ししていますが、まだ乱丁のものをお持ちの方は各自ご対応ください。
※未配布分はあと2曲(「明日に架ける橋」と「虹の彼方に」)。 このほかには合唱祭用とサプライズ用があるかも。
②次回4/13は練習後に団員総会が予定されています。練習開始を13:10とします。
二時間練習後、ひと息置いて15:20から団員総会を開始します。総会は一時間ほどを予定しています。(再掲)
2024.3.30 (土)
三郷文化会館傍の桜並木は花がほころんでいるところもありました。開花の便りも多く聞かれるようになりました。
Yamamoto先生はまだ第九やMission: Impossibleのテーマに臨む意気込みに至らないそうです。
この日の出席者は、S7名、A7名、T3名、B6名 計23名。やや少なめでした。
①発声練習 Yuki担当。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹(腹筋)を入れ直す基礎練習)。
・久しぶりに「うまいさけが・のめるぞー」と「うまい・さけがのめるぞー」の異なる二か所でお腹を入れ直す練習もしました。
また、これらに実際に音を付けて曲の流れの違いを歌い分けることも体験してみました。いかがでしたか?
「うまいさけが・のめるぞー」←(ドミソラシラ・ソラシドー)
「うまい・さけがのめるぞー」←(ドファミ・レミファソラシドー)
・「ドミソドソミドー」の音形でイエアオーーウーの発声練習。
・v(子音中心)vvvvv iiiiii eeeeee eeeeee e-で一オクターヴ上下する練習。"i"→"e"は境を意識しすぎない。スムーズに変化を。
・背泳の動きで第九「D」を練習。片手は一拍目で後ろに掻き小節の頭に力んで突っ込まないために、もう一方の手は三拍目に
後ろに掻いて二拍目からの山を作るためにという感覚を持ってみましょう。出だしや曲の流れの山で力まない練習です。
・ハーモニー練習。ハミンング・「マー」・fp(フォルテピアノ)・そこからのcresc.と順次練習しました。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②慕情
※前回のYamamoto先生ご指導のお浚いに加え、42~73小節まで音取りをしました。
・ひらがなを読む歌い方にならないように。歌詞のフレーズを常に意識して歌うようにしましょう。
・「春浅き」の主旋律(Sop.)の流れをつくるためにAlto、Bassは5~6小節目の下がる音形でも盛り上げて繋ぎましょう。
・Alto、Ten.は同音が続くことが多いですが、その際に音の入りで音が揺れないよう安定して同じ音を維持しましょう。
・20小節目は3拍目の頭で切ります(外切り)。タイミングを合わせて21小節目をきっちり入る。
・30~31小節目の主旋律(Soprano)の音形に伴う山を意識した歌い方をし、盛り上がりをつくっていきましょう。
・42小節目の"Love"の「ヴ」は次の"Yes"の直前にしっかり入れましょう。「ヴ・イェー」(「ヴィエー」とならない)
・58小節目のAlto/Ten./Bassの4拍目は遅れないこと。5小節目のタイミングに引きずられないように。
・73小節目は音量が痩せないように。長い息は発声訓練でできるようになりますが、続かない場合は73小節に入る前にカンニングブレス等のブレスのタイミングを見つけておきましょう。
※残りは少しですが、最後も感動的なフレーズになっています。お楽しみに。
③ホール・ニュー・ワールド
※残り短い時間でしたが13小節目の2カッコまでを確認しました。歌詞の字配りに慣れていきましょう。
・1番歌詞、2番歌詞は男性が女性へ向けて歌っているので主旋律はSopranoでも男声がしっかり聞こえるように。
イメージ的には男声のハーモニーにSopranoが楽に乗っている感じです。
・6小節目のTen.の動きはくっきり出してください。
・13小節目の2番カッコはシンコペーション(裏拍リズム)をリズミカルにしましょう。
このリズミカルさによって続く「ア・ホール・ニュー・ワールド」ののびのびとしたハーモニーとの対比を出します。
≪連絡事項≫
①次回4/6もYamamoto先生ご指導です。4月はもう一回4/27がYamamoto先生のご指導を予定しています。
②練習スケジュール(3月30日版)配布。
③4/6は4月分の団費集金です。
④4/13は練習後に団員総会が予定されています。練習開始を13:10とします。
二時間練習後、ひと息置いて15:20から団員総会を開始します。総会は一時間ほどを予定しています。(再掲)
2024.3.23 (土)
春の彼岸の終日にあたるこの日は寒かったですね。それでも春の便りは届き始めています。
この日の出席者は、S8名、A8名、T3名、B8名 計27名。
①発声練習 Mensah先生ご指導。
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹を入れ直す基礎練習)。2拍裏でお腹を緩める際にも横隔膜より上体は維持して息は出し続ける。
・「ドミソドソミドー」の音形でイエアオーーウーの発声練習。低い音からお腹を入れて最高音で力まない。下行もお腹は緩めない。
・v(子音中心)vvvvv iiiiii eeeeee eeeeee e-で一オクターヴ上下する練習。"i"→"e"は境を意識しすぎない。スムーズに変化を。
・背泳の動きで第九「D」「E」を練習。音の連続性を腕の動きで作る。出だしや強調するところを意識過剰で力まない訓練です。
強調する"Brüder"は泳ぎの掻く手更に遠くにもっていきましょう。
※動きに気を取られていることで出だしの過剰力みやブレスを意識した乱暴な切れが目立ちませんでした。
以下、Yuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
※曲全体の流れを意識し、いくつかの転換点を感じてもらうための練習でした。
・基本的に5拍子のうち4・5→1の基本リズムは常に意識を。4拍目・5拍目で盛り上げて1拍目につなぎます。
・24~26小節目の1拍目の"Bop"でタイミングを取り、続く"bah dee yah"は2拍内で歌い切る練習を20~27小節を歌って練習。
・28~31小節目のリズム連携を2パート抽出して確認しました。
・38~39小節目のタイミング合わせを36小節目から歌って練習。
38小節目の休符は休まず体は歌い(無音)続けます。3拍目でブレスするとどうしても遅れます。
・44小節目から雰囲気が変わります。特に4拍目・5拍目の"dah dah"切れない音で一歩前にでる体の動きのイメージで。
・63小節目からの転調は62小節目のBassの音の動きが重要です。61小節目から転調の雰囲気変更を練習。
・95小節目からの音が不安定でしたので確認をしました。
③慕情
※前週のYamamoto先生のご指導のお浚いをしました。
なお、英語と和訳の雰囲気の違いとテンポへの影響について解説がありました。和訳はゆっくりしっとりした雰囲気ですが、
今回の編曲は英語原詩で作っているのでもう少し早いテンポに合うようにできています。
・テンポの問題もありますが「春浅きあした」はできればひと息でいきたい。ブレス一回入れるとすれば「春浅き・あした」。
テンポがもっと遅くて二回必要な場合は「春・浅き・あした」と思っておきましょう。
・14小節目、16小節目のSopranoの音が飛んで上がるところは言葉の情感からやわらかくのせるような歌い方で。
そのためには飛んで上がる前の音で腹筋を入れた状態のまま高い音を楽にのせるように歌いましょう。
・19~20小節目のcresc.は21小節のフォルテ(f)に期待がつながるように盛り上げて、休符にその期待感が続くイメージで。
・29小節目の三拍目「し」は短く切ります。八分音符の長さを意識して「しぃ」とならないようにふわっと切ります。
・30~31小節目の主旋律(Soprano)の音形に伴う山を意識した歌い方をし、盛り上がりをつくっていきましょう。
・35小節目のハーモニーは発声練習の成果で音色が揃わないと音が合っててもハモりません。力まないで響きをしっかり。
※ハーモニーのパートバランスは出席状況で変わります。都度合わせていくので周りの聞こえ方を感じて歌うようにしましょう。
④アルデバラン
※Inter(間奏:21小節目)から29小節目までの音取りをしました。
・間奏部分で使われている特徴的なリズムは多用されているので慣れておくとお得です。
スタカートの前後「アーアアアッアー(オーオオオッアー/イエーエエエッアーも同じ)」や「イエー」で半音上がる形。
・21小節のSopranoの最後は次の小節の最初の音へ向かうの装飾音符のように歌います。拍を意識しすぎないでよいです。
・練習記号「C」の"U Wa"はドゥーワップで使われるようなイメージで深い発音でリズム良く。「ドゥーワッ!」
※冒頭からのお浚いは時間切れでできませんでした。次回やります。
≪連絡事項≫
①次回3/30はYamamoto先生ご指導に変更となります。
②4月分の団費集金は年度の切り替わりのため、4月に入ってから集金します。4/6にお持ちください。(再掲)
③4/13は練習後に団員総会が予定されています。練習開始を13:10とします。
二時間練習後、ひと息置いて15:20から団員総会を開始します。総会は一時間ほどを予定しています。(再掲)
2024.3.16 (土)
歩くと汗ばむような陽気。来週の練習日には桜の開花の話題も聞こえてくるのでしょうね。
約ひと月半ぶりのYamamoto先生のご指導でした。先生がいらっしゃることで私たち団員の気合が一段上がったように思いました。
先生のお気持ちが整うにはまだ時間がかかるかも知れませんが、この場を歌にただただ向かうことのできる時間にし続けたいですね。
この日の出席者は、S8名、A10名、T4名、B7名 計29名。
①発声練習 Yuki担当。
・体操の後、呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹を入れ直す基礎練習)。 うまくできている感じがしました。
・「ドミレファミソファレドー」の音形でイエアオウの発声練習。 口の形を意識しますが呼吸法を忘れないように発声しましょう。
・v(子音中心)vvvvv iiiiii eeeeee eeeeee e-で一オクターヴ上下して口を開け過ぎず楽に「イ」と「エ」を歌う練習。
・子音をしっかり入れて音符に母音をのせる練習をカ段(Ki Ke Ka Ko Ku)とナ段(Ni Ne Na No Nu)でスピードを変えてながら練習。
・ハーモニー練習(久しぶり)。一音のみですが、ハミングと「マー」で全体和声の状態を確認しました。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②君をのせて
※この曲はメロディの流れを重視して歌います。また、子どもの頃の気持ちを掘り起こして素直な響きにしましょう。
強いビブラートは禁物です。通し練習ののち、曲のイメージとバランスを確認しながら返し練習をしました。
・女声は3小節目から音楽の流れをつかんで準備して歌い出しを迎えること。流れの中で「あの」をやわらかく始める。
・6小節目の終わりから7小節目のように出だしが低く入るところの入りの低音大切。(冒頭も8~9小節目も同様)
ことばの流れをつかむには響き失わないように。
・13小節目、および15小節目の男声は主旋律のAltoとオクターヴ同音なので、出過ぎずに支えるように音色を合わせる。
・練習記号「C」の男声は出しやすい音域ですが、主旋律を立てて出過ぎないように。(この日のバランスは良かったです)
ただし、遅れて入る31小節と35小節は入ったことがわかるようにはっきりと歌いましょう。
・女声の30~31小節目「のこした」の「の」を入れるあまり「こ」が小節頭にしっかり入らない(すべらない)ことのないように。
35小節目の「くれた」は「のこした」の入りとの区別は付けるが、こちらも小節頭をしっかり合わせましょう。
・この曲については基本的に一旦秋まで凍結。10月あたりからステージに向けて仕上げていきます。
(※凍結保存のためにはたまには歌っておいた方がよいかもね。自己練習は忘れないように続けてください。)
③慕情
※原譜も今回の合唱編曲も英語詞に合わせているので、和訳で歌うにはひらがなを追わずに言葉の切れ目を大切に歌いましょう。
この日は35小節まで言葉を大切にすることを意識しつつ、改めて音の確認をしながら練習しました。
・冒頭の歌詞は「春浅きあした」。「はー、るあさ きあした」に聞こえないように言葉の切れ目以外でブレスを入れないように。
なお、「あした」は「朝」のことです。「明日」ではありません。
・AltoはSopranoと二度ハモリのところはSopranoの主旋律を立て、効かせ過ぎないように。(7、15、23、27、30、32小節目ほか)
・14小節目、16小節目のSopranoの音が飛んで上がるところは言葉の情感からやわらかくのせるような歌い方で。
・18小節目は少しずつ盛り上がる感じから自然なcresc.は問題ない。ただ、20小節目までのcresc.が効く程度に。
・30~31小節目の主旋律(Soprano)の音形に伴う山を意識した歌い方をしましょう。
・35小節目の和音はBassからSopranoまでの2オクターヴの厚みを出したい。しっかり張りましょう。ただ、響き重視で決して押さない。
・35小節の「おもう」の「う」はハッキリとした「う」ではないが、感覚としては3拍目~4拍目で響きを深い「う」に切り替えます。
※第九の練習も予定していましたが、慕情の練習で先生のお心が整わなくなり20分残して練習終了。
≪連絡事項≫
①4月分の団費集金は年度の切り替わりのため、4月に入ってから集金します。4/6にお持ちください。
②4月13日は練習後に団員総会が予定されています。練習開始を13:10とします。
二時間練習後、ひと息置いて15:20から団員総会を開始します。総会は一時間ほどを予定しています。
2024.3.9 (土)
3月9日は感謝(サンキュー)の日なんてね。感謝することいっぱいありますね。もちろん歌えることにも。
次週はYamamoto先生がお戻りになるでしょうか。
この日の出席者は、S7名、A8名、T4名、B8名 計27名。
①発声練習 Yuki担当。
・体操の後、呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹を入れ直す基礎練習)。
"お腹を入れ直す"練習で回数が増えてくると入れ直しの際に呼気が弱まったり途切れたりしやすくなっているようです。
これは5拍の後の"緩める"時に最初の状態にリセットしきれていないのではないかと思います。
・「ドミレファミソファレドー」の音形でイエアオウの発声練習。背後の空間を意識しておおらかに力まず発声しましょう。
・v(子音中心)vvvvv iiiiii eeeeee eeeeee e-で一オクターヴ上下して口を開け過ぎず楽に「イ」と「エ」を歌う練習。
口腔内の変化を小さく維持しつつ楽な音質で響きをもった「イ」「エ」が発声できることを目指しています。
・子音をしっかり入れて音符に母音をのせる練習をカ段(Ki Ke Ka Ko Ku)とナ段(Ni Ne Na No Nu)でスピードを変えてながら練習。
二回目以降、前週に比べて母音がのってきたように思いました。
以下、Yuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
※流れに慣れつつ他パートとの連携から音を徐々に定めてくことを狙いとして、まず通してみてから返していきました。
・24~26小節目は1拍目の"Bop"(バッ)を前小節の4・5拍からの流れで「4・5・バッ」とリズムを取って安定させましょう。
81~83小節目も同様です。
・24~35小節をBassにリズムを取ってもらいつつパート毎に音とリズムの確認。(若干Bassのリズムが不安定な時も。。)
・38小節目はカウントして「バッ」・2・3・「デゥィヤ・ア」(1・2・3・4)「バディ」と遅れないように歌いましょう。
・60小節のshake(シェイク:音を揺らす)は今日は置いておきます。今後先生のご指示に基づき入れていきます。
・最後に1小節からのヴォールカルパーカッション含めて通しました。今後は通し練習を増やしていきたいです。
③ホール・ニュー・ワールド
※前週残した53小節目以降の音取りと、楽譜が戻ったり飛んだりすることへの慣れをこの日の目的として練習しました。
・7小節目の1番歌詞のタイミングは「かーがやーくせーかーい」です。「かーがやーくーせかーい」とならないように。
・24~25小節目歌詞タイミングは「めがーくー|らむーけーれどー」。「れ」が長くならないように。
・29小節目のAlto/Ten./Bassは歌詞は"lu-"ですが主旋律の歌詞を意識して30小節目の「くれたの」に繋げましょう。
・Codaへの飛びは「ふしぎな」はいち早く覚えておきましょう。また、Altoはその先の「ゆめにみちている」も覚えておきましょう。
・43小節目と44小節目の追いかけの入りが各パート遅れ気味です。譜めくりの影響もありそうです。慣れましょう。
・59小節目のrit.はゆっくり目でテンポはキープします。「まで」をゆっくりしすぎないように。
もっとも先生の指示によって変わる場合もあります。
・Sop.14小節目、22小節目と53小節目は小節の最後の音が四分音符か八分音符で早めに音が変わるか違いがあります。
他のパートについても、Bassの19小節目と27小節目・48小節目の最後の音が違うなど、敢えて変えてある箇所がありますので注意しながら歌って行きましょう。
④アルデバラン
※3月末で練習記号「C」までを計画していますが、この日は前回積み残した練習記号「B」から間奏前まで合わせました。
・主旋律をパートで引き継いでいくので他パートの主旋律を常に意識して歌うとタイミングが取りやすいです。
Sop.「わらってーわらってー」→Ten.「いとーしーひとー」→Sop.「ふおんなーみらいにー、てをーたたーいてー」
→Ten.「きみとー」→Sop.「きみのーたいせつなーひとがーしあーわせーであーるーそーのためにー」
・リズム取りが難しいので難曲意識になります。前項のように歌詞の流れを演奏例で何度も聞きましょう。
演奏例:https://www.youtube.com/watch?v=oDFMM9bbgOk
・歌詞のリズムは日本語のリズムをそのまま音符にしているので難しそうで実は自然です。
前の拍からのびるポップス独特の歌い方ですが、リズム的には話すことばの長さとしては自然です。慣れましょう。
・13~15小節3拍目までのBass上はTen.譜の下の音符を歌います。15小節4拍目からBass譜に戻ります。
特に「いとーしーひとー」がTen.に加勢して主旋律を目立たせてください。
・20小節の最後の"song"(ソング)は21小節の"A-"の前までの音符まで「ソー」と引っ張って最後で「ング」軽く入れる。
④君をのせて
・常に歌詞の持つ雰囲気を意識して歌いましょう。
・32小節目の「も」のタイミングはシンコペーションで裏拍に入るので遅れないように。36小節目とリズムの違いを明確に。
・Codaの付点二分音符は三拍目で切ることで"Fu fu"が遅れずリズム感を大切にしましょう。なかなか揃いません。
・最後のフェルマータ"Ah-"の前には流れが切れない程度に軽くブレスが入ります。
≪連絡事項≫
①4月13日は練習後に団員総会が予定されています。練習時間が変わる場合は別途お知らせします。
2024.3.2 (土)
北風は冷たくも光の春を感じる3月がスタート。本日もYamamoto先生のご都合により、代わってYukiが担当しました。
この日の出席者は、S8名、A8名、T2名、B7名 計25名。
①発声練習 Yuki担当。
・体操の後、呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹を入れ直す基礎練習)。
"お腹を入れ直す"際に緩めることを意識しすぎて呼気が乱れる感じがします。"もう一段入れ直す"意識でやってみましょう。
・「ドミレファミソファレドー」の音形でイエアオウの発声練習。
・v(子音中心)vvvvv iiiiii eeeeee eeeeee e-で一オクターヴ上下して口を開け過ぎず楽に「イ」と「エ」を歌う練習。
半音進行でオクラーヴを折り返している解説と、口の開け方、口腔内の変化を小さく維持しつつ楽な音質の「イ」「エ」が
発声できることを目指しています。「イ」や「エ」を言おうとすると話し言葉のようになり響きのある発声になりません。
・子音をしっかり入れて音符に母音をのせる練習をカ段(Ki Ke Ka Ko Ku)とナ段(Ni Ne Na No Nu)でスピードを変えてながら練習。
この練習は「君をのせて」の31小節/39小節の男声の入りをはっきりさせる狙いもあります。
以下、Yuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
※音取りは最後まで行きました。これからは流れに慣れつつ他パートとの連携から音を徐々に定めていきます。
・40~61小節目をパート毎にお浚いのあと全体歌唱。
●44小節~61小節の4拍目・5拍目の"dah dah"は音符に山形(^)がついていません。途切れないで1拍目へ持っていく。
ちょうどこの間に一歩前に進んでいくような盛り上がり方で1拍目までつなぐイメージ。
・61~終わりまでパート毎に音取り。
62小節目から63小節目へのBassの転調が決め手です。B-dur(変ロ長調)からH-dur(ロ長調)へ半音上がる。
他のパートはBassが決めた調で8小節目~40小節目と同じように歌えば良い。
・95小節はインテンポ(同速)なので休符は2・3と数えてDwee yah!が入り遅れないように。
・96小節のフェルマータでしっかり痩せないようにして最後の〆(Bah dee yaht!)のやり切った感を出しましょう。
③ホール・ニュー・ワールド
※音取りは52小節まで進めました。楽譜が戻ったり飛んだりしますのでそこにも慣れていきましょう。
・40小節目D.S.(ダル・セーニョ)から5小節目に戻ります。この時はセーニョマークの3段目の歌詞を歌います。
8小節目のあとは2番カッコの2段目歌詞に飛びます。19小節目のあとは41小節目(Coda)に飛びます。
めくり慣れることも大切ですがめくった先だけでもまず覚えておくと、余裕をもってめくることができます。
・Codaからはパート間の掛け合いになります。他のパートからの連携を楽しみましょう。
・(練習は次回以降になりますが) 53小節目以降は映画とは男女が入れ替わって歌います。中性的な声でやてみましょう。
※別途Yamamoto先生からご指示があれば先生の指示に沿ってください。
④君をのせて
※少し歌い方にも意識して歌えるように練習しました。
・冒頭~12小節の女声は歌詞のイメージして雰囲気を決めましょう。
「あの地平線」:楽譜ではなく遠くへ見通せる澄んだ響きを出す。
「かがやく」:音符で刻まない。ひとつの単語の連続性を出しましょう。
「かくして」:3つの八分音符が切れ切れにならない。ひとつの単語であることを意識しましょう。
・16小節目のWooの後半は若干早めに切れていましたが、スーゥっと消える感じは良かったです。
・31小節目と39小節目の男声の入りは発声練習を意識して早めの準備で力まないように第一声を歌いましょう。
・Codaの付点二分音符は三拍目で切ることで"Fu fu"が遅れずリズム感を大切にしましょう。
・最後のフェルマータ"Ah-"は伸ばしている間は力まずに響きを追い求める歌い方を。cresc.不要。力で押さない。
⑤第九
・練習記号「E」「G」を音の連続性を丁寧に歌う練習。
そのうえで"Erdenrund" "Cherub steht vor Gott"のハッキリ立てる違いをしっかり出しましょう。
意味としても、"地球!" "立つ!"というイメージを持つと良いです。
≪連絡事項≫
①Yamamoto先生の最新情報の共有がありました。3/16の先生の指導日には復帰が期待されます。
2024.2.24 (土)
雨や雪が続いた中この日は良い天気でした。
この日の出席者は、S7名、A10名、T3名、B7名 計27名。見学者は入団に至りませんでした。残念。
引き続き増員の機会をいろいろ狙っていきましょう。
①発声練習 Mensah先生ご指導
・呼吸法(5拍とその2拍目裏でお腹を入れ直す基礎練習)。
・「ドミレファミソファレドー」の音形でイエアオウの口の形の確認しつつ、後ろ向きにコインを投げてコインが落ちる
タイミングで一音目が発声できるようにお腹を使う練習をお浚いしました。
・第九「M」を使ってフレーズ(最低二小節(4音))の連続性を意識して一音ずつ当てないように。
また、そのフレーズの先頭はコインが後ろに落ちるタイミングになるよう早めの準備が必要です。
背泳ぎのストロークでフレーズの1小節目と3小節目で手が後ろの水面に腕を落とすようにしてみましょう。
※この練習のために本日筆者は筋肉痛。。。
・【新練習】v(子音中心)vvvvv iiiiii eeeeee eeeeee e-で一オクターヴ上下して口を開け過ぎず楽に「イ」と「エ」を歌う練習。
音は正確でなくても良いが半音進行なので次のようになります。
v×6(ド ド# レ レ# ミ ファ) i×6(ファ# ソ ソ# ラ ラ# シ) e×12(ド シ シ♭ ラ ラ♭ ソ ソ♭ ファ ミ ミ♭ レ レ♭) e-(ドー)
Vは唇を意識し、その口の広さから意識を舌の両側が奥歯に当たるくらいで「イ」に変え、そこから更に舌を後方に意識して「エ」を発声します。
日本語の「イ」や「エ」にしないよう口蓋と舌の位置を意識して発声しましょう。
楽な音質の「イ」「エ」ができあがります。
以下、Yuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
※前回音取りをした60小節までのお浚いをしました。
・28~31小節目をパート連携の確認。
・38~40小節目は自分で拍カウントをテンポを緩めず(インテンポ)、「デュィヤア・1・2・3・4・バディヤ(Bassは"Doom"開始)」
・4拍目・5拍目を1拍目に繋げるようしっかりと急がずに。随分5拍子に慣れてきた感じがありました。継続して進めます。
・4~5小節目の男声のヴォーカルパーッカッションが入れていないのでまたそのうち練習します。
③慕情
※久しぶりの練習。お浚いと42~57小節を新たに練習しました。
・日本語の単語のつながりを大切にフレーズをつなげてください。
「春浅き」は「はー、るあさき」と感じてはいけません。
このほか、「君と ただ二人」、「かたく 抱きあい」「君慕い、君想う」も言葉の切れ目を丁寧に。
・20小節目は二部音符(19小節目からのタイ)を伸ばしすぎない。二分休符で次に盛り上がりをつなげる期待感をつくる。
・29小節目の3拍目「し」はやわらかく切る。「しい」との伸びないように。
④アルデバラン
※12~21小節の音取りを主目的としていましたが、11小節までのお浚いに時間がかかりBassだけ音取りに至りません
でした。ごめんなさい。次回この曲を扱うとき補完します。
・0~3小節目のハミングから主旋律以外(Alto、Ten.)の音を取る練習をしました。
・4~11小節目はSop.もAltoも二声に分かれます。
・12~21小節目のSop. Alto、Ten.音取り。Ten.はテノール譜の上を歌います。
Bassは解説のみ。Bassの上は13~15小節目の3拍目までテノール譜の下を歌ってください。他はBass下とともにバス譜。
⑤君をのせて
※一回だけ通しました。音取りの済んだ曲はなるべく一回は歌って忘却しないようにしたいと思います。
・前回の注意点があまりうまくはいきませんでした。特に、
最後のCodaの付点二分音符は三拍目で切れないない(二分音符外切りのイメージ)ので、"Fu fu"のタイミングが遅れました。
≪連絡事項≫
①3月分の団費集金日でした。(会計年度の〆になるので未納の方はお早めに)
2024.2.17 (土)
寒暖の差が激しい最近ですがこの日は少し楽な日和でした。陽もすいぶん長くなりましたね。
本日はYamamoto先生のご都合によりYukiの担当に変更になりました。
この日の出席者は、S8名、A9名、T4名(2名練習不参加)、B8名 計29名 +継続見学の方1名。
①発声練習 Yuki担当
・体操+呼吸法(5拍と「うまい酒が、飲めるぞー」でお腹を入れ直す基礎練習)の確認。
・「ドミソミドー」の音形でイエアオウの口の形の確認しつつ、後ろ向きにコインを投げてコインが落ちるタイミングで一音目が発声できるように、お腹を使うタイミングをずっと前にする練習をしました。
・子音をはっきりさせた上で母音をしっかり歌う訓練として(ドレミファソファミレ)×3+ドーの音形をテンポを変えつつ
「(Bi・Be・Ba・Bo・Pi・Pe・Pa・Po)×3・Pu-」を練習。
例えばBiはビを発音するよりも、イ(母音)の発声の前にしっかり口を閉じる。音符は母音でつなぎ、子音は口を閉じるだけで作り出す意識を持ちましょう。
以下、Yuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
※今日は5拍子に慣れつつ、新しい部分に進めました。今回の新しい部分が終わればあとは同じ音の動きが転調して続く
だけになります。
・44~60小節を新たに練習し進めました。
4拍目・5拍目が"dah dah"はは長く跳ねないように。
・60小節のグリッサンドは小節の後ろの方で入れる。
今のところshake(声の揺らし)はとりあえず置いておきます。
・最後に最初から60小節目まで通して(通らなかったけど)この日のこの曲の練習は終了。
③ホール・ニュー・ワールド
※初めて練習するので音取り中心でした。練習記号[C]の前まで練習しました。
・歌う順番と歌詞について確認。
12小節目1カッコで練習記号[A]に戻り、2番目の歌詞で10小節から2カッコ(13小節)に飛ぶ。
40小節からはセーニョで練習記号[A]に戻り、3番目の歌詞を歌う。
再び10小節から2カッコ(13小節)に飛び2番目歌詞で19小節まで歌い、Coda (41小節) に飛んで最後まで。
・歌詞のもつ雰囲気は音取りの段階から常に意識できるように歌ってみましょう。
・10~11小節目は「自由の 花を、ほら」と歌詞の切れ目を大切に。
同じ音が続いたり、上がり下がりが予想外だったりします。全体の和音の流れから自分の音を取って行けるようにしましょう。
同じ音でもその時々でハーモニー内の位置づけが変わります。
④君をのせて
※前回の注意点(以下)を再確認のために一度通しました。最後のCodaだけは「おかわり練習」。
・男声の声質は「うたのおにいさん」を目指しましょう。
・16小節目、および49小節目のSop.と男声の"Woo"はAltoより長く伸ばし、音楽が切れないように。
・31小節目、および35小節目の男声の入りは発声練習を思い出してしっかりと。
・32小節目の3拍目の裏に入る「も」が遅れ気味で4拍目に入らないように。36小節目とのリズムの区別を明確に出しましょう。
・最後のCodaの付点二分音符は三拍目で切ります(二分音符外切りのイメージ)。これにより"Fu fu"のタイミングずれを防止。
≪連絡事項≫
①今年の年末演奏会公募メンバー募集のチラシができましたので活用しましょう。
②演奏会DVD/CD/BDの用意ができました。支払い済み方受け取り可能です。
③名札を着けるようにお願いします。新しい方が来られる時期になったのでご配慮ください。(継続掲載)
2024.2.10 (土)
記載日の今日 (2/11) は「みさとハーフマラソン」が行われましたね。団員の中にも走るのが好きな方もいらっしゃいますね。
走るには少し風が強いですが、練習日の2/10は暖かく感じる穏やかな日でした。
この日の出席者は、S6名、A9名、T4名、B7名 計26名 +継続見学の方1名。
①ヴォイストレーニング Mensah先生ご指導 (今年の第1回目です。)
・2つのテーマで練習しました。
① 一拍目よりも前に歌い始めているような歌い方。一拍目(出だし)を狙わない。
② 子音をはっきり歌った時でも母音をしっかり声にする。
・呼吸法 (5拍と2拍目の裏拍で腹を入れ直す基礎練習) の確認。
・ドレミファソファミレドーの音形で「イイエエアアオオウー」と口の形を意識しての発声練習。
この際に①を意識します。最初の「イ」の前から後方にコインを投げてポチャンと落ちた時に「イ」を歌うよう前準備を。
「ふるさと」の一番を歌うことでもこの前準備を意識して歌いました。どうしてもブレスが入るとそこで完全に準備を解いてしまうので、次の歌い出しの頭に力みを当ててしまう。
→ブレスは短くして次の歌い出しの準備に早く入りましょう。
・同じ音形で「Bi・Be・Ba・Bo・Pi・Pe・Pa・Po・Pu-」を②の練習として行いました。BやPの口閉じをしっかり行い、音としては母音を歌っているイメージで歌いましょう。
子音を立てる時に子音を言おうとすると母音がおろそかになります。
子音をつくる口の場所をしっかり使うだけで子音を立てます。
逆に甘くすると子音を立てない歌い方ができます。
以下、Yuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
※今日も5拍子の構造を体得するための練習をしました。音の正確性は今回も二の次です。
なお、合唱祭も見据えてYuki担当の時は1~12小節までのヴォーカルパーカッション部も入れて練習します。
・12~13小節を使ってDoom"をヴォイストレーニングの②の歌い方で子音を立てつつ音をしっかり出す練習。
・5拍子の4拍目・5拍目の四分音符は響きの長さの違いで八分音符の切れとの区別をつけましょう。母音では伸ばさない。
・24~26小節目のSop. Alto Ten.はBassの4拍目・5拍目からの流れで1拍目の"Bop"をしっかり入れてリズムを取る。
・28~31小節目のパート間のリズム構造の受け渡しを確認しながら練習。
Sop.はBassのリズムを聞きながら4拍目・5拍目に合わせる。
AltoはTen.の1拍目・2拍目を受けて3拍目から歌い、Bassの4拍目・5拍目を聞いて音を切る。
Ten.は16小節目と同様に、Bassの4拍目・5拍目の流れを受けて1拍目を歌い始める。
・38~40小節の入りまでテンポを維持しましょう。"bop"・2・3・"Dwee yah ア"・1・2・3・4・"Bah dee"・"yah!"。
Bassもこの流れのまま前行の最後の"yah"のタイミングからいつもの5拍子を刻み始めましょう。
・最初から40小節まで通してこの曲の練習は終わり。
③君をのせて
※あまり作りすぎないとは言え、不正確なところを意識して直すための練習。ヴォイストレーニング①を特に意識しましょう。
・男声の声質は「うたのおにいさん」を目指しましょう。
・16小節目、および49小節目のSop.と男声の"Woo"はAltoより長く伸ばし、音楽が切れないように。
・18小節目の三連符はそれほど問題はなさそうでした。この調子で丁寧に頑張りましょう。
・32小節目の3拍目の裏に入る「も」が遅れ気味で4拍目に入らないように。36小節目とのリズムの区別を明確に出しましょう。
・最後のCodaの付点二分音符は三拍目で切ります(二分音符外切りのイメージ)。これにより"Fu fu"のタイミングずれを防止。
④ホール・ニュー・ワールド(パート割り変更の連絡のみ)
・14小節目の歌詞は毎回「ア・ホール・ニュー・ワールド」で、15小節の下3パートの追っかけは「おおぞら」と歌う。
・22小節~23小節目も同様。
・53小節~最後まで女声はSop.譜、男声はTen.譜を歌い、Alto譜、Bass譜は歌わない。
なお、59小節のTen.は2拍目裏「い」はラを三度上のドに訂正。BassはそこからBass譜を歌う。男声はオクターヴユニゾン。
⑤アルデバラン
※今月から合唱として少しずつ進めます。2月は20小節目まで。その後も月間目標を決めて進めていきます。
・練習記号[A]だけを音取りし、最後に合わせました。
・言葉が拍の前にかかるポップス独特の歌い方に慣れましょう。(楽譜で音符を読もうとするとタイや臨時記号があって難しい
ので感覚で身に付けていってください)
・4~5小節目と8~9小節目のAlto1、Alto2、Ten.の3声は同じパターンです。
・7小節目のSop.は主旋律の「まーえ」を受けて繰り返すように「まーえにー」という流れを感じましょう。
・11小節目の冒頭の「きう」は「う」の前に短く「き」があるように歌います。16分音符で刻むようにはしません。
⑥第九。
・練習記号[D]をお浚いしましたs。
二重母音(四分音符)は2つの母音を八分音符×2に分けない。2つ目の母音は次の四分音符の直前に入れ、最初の母音の長さ確保。
抑揚の意識して母音を長めに歌う。"streng ge-teilt"のみ角張って他とは区別を付けて歌う。
"sanfter"(やさしい)の中ほどの「ン」を早めに発音しないこと。その前の「アー」が音符分長く聞こえるように。
最後の"weilt"の語尾の"t"の入れ方は上手でした。
≪連絡事項≫
①新楽譜配布「ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)」
②練習スケジュール(2~6月)[2024.2.10版]
③名札を着けるようにお願いします。新しい方が来られる時期になったのでご配慮ください。(継続掲載)
2024.2.3 (土)
2月3日は「節分」でしたね。千葉の方ではまく豆は落花生。三郷団地の上の階から屋外へは撒けないですね。豆まきのあとのワンちゃんの散歩は拾い喰いをしないように要注意! 年の数だけ豆を食べる習慣も私たちには却って健康に悪そうな量に。
この日の出席者は、S7名、A8名、T3名、B6名 計24名 +見学の方2名。
①発声練習 Yuki担当
・体操+呼吸法(5拍と「うまい酒が、飲めるぞー」「うまい、酒が飲めるぞー」でお腹を入れ直す基礎練習)の確認。
・同音でイエアオウの口の形の確認と「ドミソミドー」でも発声の基礎練習。
・「ドソファソミソレソドー」の音形で低音で腹筋を入れてその力で柔らかく高音を出す練習。ワイングラスを揺らすイメージ。
・ハーモニー練習。(Hum-、マー、fp(フォルテピアノ)にて)、半音進行で五拍子(Misson: Impossible意識)まで。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②Mission: Impossibleのテーマ
※5拍子が作る構造を体感するための練習をしました。音の正確性は今回も二の次。
・6~15小節のリズムを"Doom"で全員で練習。5拍子の「4(拍目)・5(拍目)からの1(拍目)」(4・5→1)を体に入れ込む。
・"Doom"や"Bop"はボイスパーカッションのイメージで子音を立てることでリズムを生む。語尾の"m""p"は口を閉じて切れ良く。
四分音符でも切れは必要。余韻で次の小節に向かうようにのばします。
・"bah"は「アー」の母音の長さが必要な言葉で「テヌート( ̄)」や「アクセント(>)」が付いています。
一方で"daht"のように最後に"t"や"p"が付いている語は母音は短い。「アクセント/アクセンティッシモ(^)」で表現区別。
・四拍目・五拍目が特に大切。ここでリズムを固定させましょう。 ここを急ぐとどんどん速くなっちゃいますよ。
・全体合唱はこの日は27小節まで。
③君をのせて
※今日は繰り返し含めて最後まで歌いました。この曲はきれいに流すイメージで、酸いも甘いも味わいつくした大人のハーモニーにならないようにしたい。このためあまり作り込みすぎないようにしたいとのこと。
ただ、リズムなどいい加減にならないように。
・女声の出だしは伴奏の流れをつかんで入ること。歌は歌詞始めからではなくその小節の伴奏から歌っているように準備を。
・18小節の三連符「歌詞:ひとつ」がまだシンコペーション気味です。真ん中の「と」が長くならないように注意。
・練習記号[C]前からの男声は包み込むような音色で。(絶対喉で張らない)
一方で、31小節、35小節の入りは目立つように子音「N」「K」を入れること。
・32小節の「も」はリズムや音の高低からキツくなりやすいが目立たせないように。(「おもい」の「も」ですから。)
・Codaの63小節目と64小節目の付点二分音符は二分音符+四分休符のように歌って八分音符×2を目立たせる。
・最後67小節の前にはブレスを入れます。男声だけが音が変わって調を変える重要な役をもっていますが、
和音の構成上目立ってしまうとハーモニーが壊れるので響きだけで変えていきましょう。
(サンドイッチのイチゴジャムがマーマレードになる。決して厚切りカツになってはいけない。
<余計分かりにくい?>)
④第九
※今年の課題出しということで冒頭から合唱部分を中心に一部ソロも入れて最後まで通しました。
・「880小節から必死過ぎて響きがなく薄い感じになってしまう。母音をちゃんと伸ばして歌えるように。」というご指導を受けて、851小節から再度歌ってこの日の練習は終了。
≪連絡事項≫
①名札を着けるようにお願いします。新しい方が来られる時期になったのでご配慮ください。
②演奏会DVD/BD/CDの集金をし始めました。次回もまだ集めます。なるべくお釣りのないようにお願いします。
2024.1.27 (土)
今年に入って初めてのYamamoto先生のご指導のでした。
この日の出席者は、S6名、A9名、T3名、B7名 計25名
①発声練習 Yuki担当
・体操+呼吸法(5拍と「うまい酒が、飲めるぞー」「うまい、酒が飲めるぞー」でお腹を入れ直す基礎練習)の確認。
・「ドミソミド」の同音でイエアオウの口の形と呼吸法を意識した発声の練習。
・「ドーミレーファミーソファーレドー」の音形で短い音符に母音をのせ、長い音符は短い音符から腹筋をつくって楽に歌う練習。
・ハーモニー練習。(Hum-、マー、fp(フォルテピアノ)にて)、半音進行で五拍子(Misson: Impossible意識)まで。
以下、Yamamoto先生ご指導。
②Mission: Impossibleのテーマ
※5拍子が作る構造を理解することを中心に39小節まで練習しました。音の正確性は二の次。
※ボイスパーカション部分はどう演奏するかは検討中ということで6小節目から練習しました。
・6~15小節のリズムについて、8分音符は切れ良く、4分音符は次の小節に向かうようにしっかり歌ってつなぐ。
ただ、4分音符と言っても「ドゥー」で伸ばさない(リズム感がなくなるので)。「ドゥ」自体は短くすると"らしく"できそう。
・"Doom"の入りの子音は立てる。これが弱いとやはりリズムが出ない。
・Bassは同じリズムが続くがこれがすべての基礎になる。小節の出の4・5拍から1拍目を導くリズム。(★)
このリズムに沿って、Sop.~Ten.の3パートが16~18小節の"Bah dee yah-"の入りを合わせる。
同様に、24~26小節の各一拍目の"bop(バッ)"を入れて、二拍目の"Bah dee yah-"に入ることでタイミングを合わせる。
・24~26小節Sop.~Ten.の3パートの"Bah dee yah-"は二拍目内に入れてスピードが16~18小節目のものとの違いを出す。
・28~31小節からの構造について。
Sop.はBassの4・5拍に合わせて4・5拍の"doo doo"を入れる。
AltoはTen.の"Bah dee・yah-"の1・2拍目流れで3拍目に"Doo -"を入れて、Bassの4・5拍の終わりに合わせて切る。
Ten.はBassの4・5拍の流れて1拍目の"Bah dee yah-"を入れる。
※Bassはすべての基準になるので5拍子の上記★を守り続けること。
・38小節最後の言葉"Dwee yah-"は「ドゥイーヤー」です。(母音はイーとヤーが音符にのります)
<②追記>
「Mission: Impossible」の練習に先立ってこの曲のスキャットの中心となる発声についてYamamoto先生からご指導いただきました。
最初に、ドからソまで(男女とも高音パートはオクターヴ上で)をゆっくり四回ずつ「はっ・はっ・はっ・はっ」と上行します。
この時、一回一回お腹を動かすではなく、腹筋を入れたままで発声をすることでタイミング遅れや音のブレをなくします。
★この練習を拍の表と裏で練習しました。裏の方はなおのこと前行を意識して拍表の休符で腹筋が作られていないと遅れます。
次に、ドからソまで同様に下行します。★下行も拍の表と裏をやりました。
先生の予想では下行の方が難しい筈でしたが、なぜか下行の方が良かった。理由は不明。慣れ?
今後練習する機会があるか分かりませんが、「Mission: Impossible」のDoomやBopなど短い音を的確に響かせることがうまく
いかない時は思い出してください。
③君をのせて (残り15分ほどでした)
※この曲はMisson: Impossibleと正反対にハーモニー重視です。29小節まで音取り、アンサブル練習しました。
・18小節の冒頭は三連符です。シンコペーション(八分音符+四分音符+八分音符)にならないように。
オリジナルの歌でも三連符ですね。
≪連絡事項≫
①[配布物]団員アンケートサマリ
②[配布・報告]演奏会会計報告 40,153円(総収入の2%)の黒字で終えました。
③演奏会実行委員会で演奏会運営の総括を行いました。また、R7年度の文化会館改修に伴う2025年演奏会について意見交換しました。
2024.1.20 (土)
お休み
越谷ニューイヤー第九演奏会の合唱に応援参加のため練習は休みになりました。
2024.1.13 (土)
練習の途中から外では冷たい雨が降り、夜にはしっかりとした降雪になりました。帰路に支障はございませんでしたか。
この日の出席者は、S7名、A10名、T4名、B8名 計29名
①発声練習 Yuki担当
・体操+呼吸法(5拍と「うまい酒が、飲めるぞー」「うまい、酒が飲めるぞー」でお腹を入れ直す基礎練習)の確認。
・同音だけでイエアオウの口の形と呼吸法を意識した練習。
・ドーソーファミレドの音形をシンコペーションで、短い音符にしっかり母音をのせて歌う練習。
・ハーモニー練習。(Hum-、マー、fp(フォルテピアノ)にて)、半音進行で四拍子まで。
以下、音取りやリズム慣れを目的とした練習をしました。引き続きYuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
・5拍子の練習「チカカチカカチカチカ」から15小節目までリズム練習。(難渋しました)
<解説>
前週とは違い、3+2拍子で統一した指揮をしました。これにより2番目の"doom"が3拍目に乗ってしまい、3番目の"doom"が 5拍目にズレたことで、5拍子が6拍になってしまいがちでした。「ワン・ツト・サン・doom・doom」のようにリズムを意識して、2番目の"doom"が「ツト」の「ト」の位置に入ると合います。どんどん慣れていきましょう。
なお、4拍目・5拍目の"doom doom"は慌てず拍を刻むようにすることで短く走って(速くなる)しまうことを防げまず。
・6~11小節目については自パートの"Doom doom"が始まるまではVocal Percussionを継続してください。
※Vocal Percussion扱いはYamamoto先生のご指導によっては変更の可能性があります。
・27小節目まで音取りと合わせをしました。
・小節の後半のcreec.がこの曲の雰囲気をつくる大切な表現なので音取りの段階から意識して歌いましょう。
・24~26小節は小節頭の「Bop(バッ)」を忘れないように。「バッ・バディヤー」。
・24~26小節の「Bah dee yah」は16~18小節のものが"yah"が次の拍上にのるのに対し、拍内に含めて歌う違いに注意。
・19小節の「dah daht(ダーダッ)」、27小節の「bah daht(バーダッ)」で最後に"t"のない"ah"は音符分母音がのびること。
逆に"t"がついている"-aht"はスタカートとなっている通り、歯切れよく切ってください。
③慕情
・35小節目まで音取りを進めました。(これで一通りの歌詞は出てきました。)
・34~35小節の女声で3音になるところは上からSop. 、Alto1、Alto2とします。(Altoは2つに分かれる)
この他、楽譜で3音になっているところは次のようにします。
55小節~57小節はBassを2つに分けます。上からTen.、Bass1、Bass2。
58小節~59小節の1拍目はAltoを2つに分けます。上からSop. 、Alto1、Alto2。
59小節の3拍目はSopranoを分け(上からSop1、Sop2、Alto)、59小節の4拍目はAltoを2つに分ける(Sop.、Alto1、Alto2)。
71小節~73小節はAltoを2つに分けます。(34~35小節と同様)
77小節~最後はAltoとBassを2つに分けます(女声譜上からSop.、Alto1、Alto2、男声譜上からTen.、Bass1、Bass2)。
・日本語の歌詞の意味を常にこの段階から意識して楽しんで歌いましょう。
ことばの切れ目と音楽の切れ目(原詩に合っている)が異なる場合もあるので日本語に合わせて歌いましょう。
・29小節3拍目の「し」はふんわりと切る。伸ばしすぎてはいけない。後続の休符をしっかり入れること。
④アルデバラン
・時間もおしていたのでこの日も0~3小節目のハーモニー練習と4~21小節目までの主旋律斉唱で歌に慣れることをしました。
・13~15小節(「てを」の前まで)はTen.の下はBassを分けてBass1が歌います。Ten.は全員で上(主旋律)を歌う。
・(解説)冒頭のSop.譜の八分音符を示す棒が手前に少しのびているのは前の休符含めて1拍半の音楽であることを示している。
(解説)B.F.は口を閉じたハミング。(Bouche Ferméeの略記。逆に口を開けたハミングはB.O.と書きます(Bouche Ouverteの略記))
⑤第九
・619~626小節の練習。
622小節からのmußのsf(スフォルツァンド)を利かす練習をしました。直前の"-lt"は弱くし、腹筋を使って深い「ム」を当てます。
626小節の"wohnen"は弱くなっていかないようにしましょう。
・851~最後までの練習。
880小節からの二分音符の連続は一音ずつ切れないように、母音をつなげて歌うことを意識して歌いましょう。
≪連絡事項≫
①楽譜配布(1曲):君をのせて
②1/20は越谷第九のため練習はお休みです。
③1/27は2月分の集金日です。また、練習後、演奏会実行委員会(まとめ)を行います。
④2024年演奏会の第一部曲について以下の変更を行う予定です。
・明日に架ける橋が映画に使われていないことが判りました。「映画:卒業」に使われた同じサイモンとガーファンクルの曲である「サウンドオブサイレンス」を代わりに採用します。
⑤越谷ニューイヤー第九参加の方は、2000円以上の参加費とします。
また、当日お弁当を必要とされる方は500円、打ち上げに参加される方は5000円、併せてYamadaさんにてとりまとめます。
2024.1.6 (土)
今年最初の通常練習。新しい年の練習が始まりました。
団員の元気な顔が揃い、活気のある練習になったように思います。
この日の出席者は、S8名、A11名、T4名、B8名 計31名(30台の数字は久しぶりです。復帰の方々お帰りなさい。)
①発声練習 Yuki担当
・体操+呼吸法(5拍と「うまい酒が、飲めるぞー」「うまい、酒が飲めるぞー」でお腹を入れ直す基礎練習)の確認。
・ドミレファミソファレドーの音形イエアオウの口の形と呼吸法を意識した練習。
・ドーソーファミレドの音形で音が上がる前に腹筋を入れて頭の後ろの空間を意識して響かせる練習。
・ドソファソミソレソドーの音形で高音時に状態の力を入れないで腹筋を使って歌う練習。
・ハーモニー練習。(Hum-、マー、fp(フォルテピアノ)にて)
以下、音取りやリズム慣れを目的とした練習をしました。引き続きYuki担当。
②Mission: Impossibleのテーマ
・5拍子に慣れるため2小節目のVocal Percussion Ⅰを題材に繰り返し練習しました。「チカカチカカチカチカ」
他の練習方法として「ミドリミドリアカアカ」(緑緑緑赤赤)もやりました。
・24小節目まで音取りをしました。
・16~18小節目は各小節の後半のクレッシェンドを効かせると「らしく」聞こえます。
・楽譜記号の説明と歌い方。
表紙は3拍子+2拍子で振ります。(Yamamoto先生確認済) ※昨日は1.5 拍 × 2+2 拍子も併用しましたが統一します。
音符の棒に斜め線3本(女声1小節目)は32分音符の連打の意味ですが、歌としては巻き舌の連続です。
1~2小節目にかけて書かれている斜めの波線はクリッサンド(glissando)。音符の長さを使って連続的に音を変化させます。
Vocal Percussion譜の左側の縦太線二本はパーカッション譜という意味です。譜面上の位置で楽器の種類を表現します。
今回、Vocal Percussionで歌う場合は × も ◆ も ♪ も気にせずスキャットで充てている単語で歌ってください。
・"bop"は「ボップ」ではなく、「バップ」と発音しましょう。
③慕情
・訳詞を紹介しました。(楽譜にはひらがなでしか充てていないので漢字を入れて詞がが分かるように)
・少し遅めのテンポで 5~20小節の音取りをしました。
・11小節の頭は付点四分音符を八分音符+」四分音符に分けて「はな」と二音入れます。(楽譜にカッコ付で記載の音符)
④アルデバラン (この曲は年末演奏会用ではなくアカペラ+ポップスリズム練習用ですが合唱祭で使う可能性はあります)
・主旋律のみの歌い合わせで曲の認識付けをしました(4~21小節目)。
主旋律は4~12小節目の頭までAltoの上、12小節からの「わらって」はSop.、13小節目最後からの「いとしいひと」はTen.、14小節目最後の「ふおんな」からSop.、16小節の4拍目の「きみと」はTen.、17小節の「きみの」~21小節の頭までは Sop.。★
・0~3小節目までのハーモニー練習をしました。
B.F.は口を閉じたハミング(Bouche Fermée:ブシェ フェルメ)という指示。(逆に口を開けたハミングはB.O.(Bouche Ouberte))
「A- (アー)」は明るく澄んだ声質でお願いします。
⑤第九
・練習記号「M」から646小節までお浚いしました。
・練習記号「M」は一音一音でお腹を使うのではなく詞のフレーズを腹筋で表現しましょう。
・606小節の各パートの"die"は当てるsf(スフォルツァンド)をしっかり効かせましょう。
・634小節の"-o-nen?"の最後の音はふんわりの疑問符の感じを出しますが、腹筋を使わないと腰砕けになるので注意。
・638小節の"zelt"は外切りに変わります。(越谷第九だけでなく今年の三郷第九も恐らく変わります)
≪連絡事項≫
①楽譜配布(3曲):慕情(Love Is a Many Splendored Thing)、Mission Impossible、アルデバラン。
②2024年演奏会の第一部曲は「映画音楽」をテーマ設定として次の通り。(選曲委員会発表)
・慕情(Love Is a Many Splendored Thing) <映画:同タイトル>
・Misson: Impossibleのテーマ <映画:同タイトルのシリーズ映画>
・明日に架ける橋 <映画:卒業?>
・ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World) <映画:アラジン>
・虹の彼方に <映画:オズの魔法使い>
・君をのせて <映画:天空の城ラピュタ>
③団員アンケート(冬休みのしゅくだい)集めています。まだの方は次回(1/13)も集めます。
④年末第九演奏会のDVD/CD/BDの注文はIribeさんとりまとめ。
⑤越谷ニューイヤー第九参加の方は、2000円以上の参加費とします。
次週、Yamadaさんにてとりまとめます。+αの募金や個別に支払われる方は当日の募金箱をご活用できます。
耳から慣れる練習のためサンプル演奏を掲載します。
<Mission: Impossibleのテーマ>
https://www.youtube.com/watch?v=l9hBWM4XP8o
(演出例) https://www.youtube.com/watch?v=CVrLRVHHUOw
<慕情(Love Is a Many Splendored Thing)>
https://www.youtube.com/watch?v=LYJ4EQ9Apsg
同じ編曲は原語のものしかありません。日本語のソロや合唱は編曲も異なりイメージが異なるので敢えて掲載しません。
<アルデバラン> (NHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」(2021年下半期)の主題歌に使われました。)