自分の生き方を真剣に考える、描く、そして動き出す。MIRACT (2020年4月1日に名称変更) はそんな「進化版」キャリア教育を高校生・大学生に届ける非営利団体です。(公式YouTubeチャンネル、Facebook、お知らせ一覧)
代表より
「自分が生きる日本の未来は明るい」と言い切れる若い人の割合を考えたこと、ありますか。「私の生きる日本の未来は明るい」と、ためらうことなく言い切ることができますか。
残念ながら日本の未来を「明るい」と言い切れる若い人はほとんどいない、それが日本の「今」です。
恐らく、多くの日本人が、雨雲のような、はっきりとはしない不安に将来が包み込まれている感覚を持っているのではないでしょうか。さらに、その人たちの多くが、自分にはその雨雲を追いやるための風なんて起こせやしない、そもそも、それは「私」の問題ではない、と諦めてしまっている気もします。
なぜか。私たちは自らの高校時代、大学時代を振り返り、考え、議論し続けました。その結果行きついたのが、日本の若者と社会の接点の少なさ、という原因です。これまで、「教育」は「学校」や「先生」という言葉ととても近い存在でした。ですが、私たちは「教育」と「社会」という言葉が結びつく世界を創ります。
家、学校、部活や塾の毎日では見えなかった日常や、人に、高校生や大学生が触れることで、この人生100年時代と言われる現代を「どう生きたいのか」真剣に考える機会を創りだします。
もちろんこれは、私達だけで出来ることではありません。
学校、企業、地域コミュニティ、NPO、そして何より教育を思うあなたの力が必要です。社会に、教育に関わる全ての人が集まり、学びあい、共に動き出すことで若い人を支援する。彼らが「他の誰でもない自分が」明るい社会を創る、と言える日本の未来を目指すために、弊団体は誕生しました。
2020年から新学習指導要領も適用され、「新しい教育」が動き出します。この新学習指導要領では「社会に開かれた教育課程」の実現という理念が登場します。また、未来を見通した「キャリア教育」そんな言葉も多用されます。
この大きく変わる教育は「学校」や「先生」だけで実現するものではありません。社会と学校が繋がることによってその実現可能性は無限に広がる、その可能性を広げられる団体へ。
あなたと共に、新しい教育を描き、実現させ、社会を変える。そんな団体として成長し続けられれば幸いです。
代表 佐々木彩乃