3月8日(土)に琉球大学千原キャンパスで開催された令和6年度土木学会西部支部研究発表会に4年生の川口君,坂本君,立部さん,津上君が口頭発表を行いました.初めての学会発表,緊張したと思いますがしっかり発表できたようです.
津上君が優秀講演賞を受賞しました!おめでとうございます!!!
【優秀講演賞】
平成29年九州北部豪雨被災河川における川幅拡幅後の河道の応答と魚類の回復評価
津上真太郎(熊本大学)
「熊本ウォーターポジティブ・アクション」が始動します。
本アクションは、地下水保全に取り組んできた実績に基づき、6組織(熊本県立大学、熊本大学、株式会社肥後銀行、サントリーホールディングス株式会社、株式会社日本政策投資銀行、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社)が協働で、金融的手法を活用して、熊本地域でのグリーンインフラ導入による水循環保全のメカニズムを推進するものです。また、6組織だけでなく、多くの主体が参加できる仕組みを構築します。この取り組みを通じて健全な水循環を維持し、豊かな市民生活と地域経済を支える「水の国くまもと」のさらなる発展を目指します。
国連が定めた3月22日「世界水の日」に先立ち、本アクションの始動を記念するイベントが開催されます。
当研究室の皆川教授も第2部のシンポジウムでパネリストとして参加します。皆様ふるってご参加ください。
日 時:2025年3月20日(木・祝) 13:30~16:00
場 所:株式会社肥後銀行 本店 2F
開催方法:対面・オンライン開催/参加費無料
詳しくは開催案内チラシをご覧ください
10月21日(月)に、皆川研究室の学生、熊本県庁の方々、相良村役場の方々と一緒に、アザメの瀬ほかの視察に行ってきました。
上西郷川:福岡県福津市を流れる上西郷川の里川の再生については、2016年度土木学会最優秀賞を受賞しています。護岸がコンクリートで固められていた都市河川が自然豊かで多くの人に利用される川に再生されました。川幅を広げることで緩やかに蛇行し、水辺へと近づきたくなる工夫がされていました。視察の時に、近くの小学生が授業の一環で訪れていました。「上西郷川を日本一の川にするためには」をテーマに学習しているそうです。地元に愛される川を感じることができました。
玉島川:佐賀県唐津市を流れる二級河川の玉島川。鳴神公園が隣接しており、夏場は川遊びの子供たちで賑わうそうです。また、地元の有志が集まり、川沿いの景観を取り戻すために草刈りなどの活動を行っており、大雨で被災した際には地元高校生ボランティアによる土砂や石の撤去作業が行われたそうです。美しい風景を守るための努力が感じられる居心地でした。
アザメの瀬:佐賀県唐津市の松浦川沿いにある「アザメの瀬」は、氾濫原的湿地の再生と人と生きもののつながりの再生を目標として整備された再生湿地です。こちらも2017年度土木学会最優秀賞を受賞しています。遊水機能を有する土地として、とても参考になります。松浦川沿いには、地元の方の要望で水害防備林が残っていました。環境教育の場としてはもちろん、普段は地元の方々の散歩コースとなっており、多くの人の知恵と想いが詰まった場所でした。
その後、大川野霞堤と松浦川桃川親水公園も視察を行い、(さらには「鯉こく」もいただき・・・)内容の濃い一日となりました。
視察の機会をいただいた熊本県立大学の島谷先生をはじめ、同行していただいた皆様にも感謝いたします。ありがとうございました。
10月5日、6日に開催されたICLEE(International Consortium of Landscape and Ecological Engineering) で大学院1年の武田佳明君が「Best presenter award(ポスター賞)」を受賞しました!英語でのプレゼンも頑張りました。おめでとうございます!
★Best presenter award★
Willingness to Pay for the Multifaceted Functions of Small Valleys
Yoshiaki Takeda
10月より皆川研究室に新たなメンバーが増えました。
大学院1年生 アリフィア デフィンサ ファジリアン(通称:フィンサ)さん (インドネシアからの留学生)
特別研究員 レナート グレーフェ(通称:レニー)さん (ドイツからの留学生)
研究室内で英語が飛び交う日々です。日本語もたくさん覚えて、一緒に楽しい研究室生活を過ごしましょう。
原田君発表中(悩んでいるようですが説明中)
羽田野君発表中(絶え間なく説明中)
中島さん発表中(学会参加18年ぶり)
2023年9月18日~20日に開催された応用生態工学会第27回さいたま大会で、M1の原田君、羽田野君、研究員の中島さんがポスター発表を行い、研究員の浅田さんが口頭発表を行いました。
ポスター発表では、中島さんが優秀ポスター発表賞に選ばれました。おめでとうございます!
【優秀ポスター発表賞】
水害防備林の生態系サービスに関する研究―地域住民の暮らしや防災意識に着目して―
中島 幸香(熊本大学大学院)・三苫 千春(元熊本大学)・浅田 寛喜(熊本大学大学院)・皆川 朋子(同)
※この研究は3月に卒業した三苫さんの卒業論文をまとめたものです。
熊本は6月後半から梅雨空で毎日雨続きでした…
そんな中、熊本県立大学の雨庭を見学に行きました。短い動画ですがご紹介いたします。
ちょうど雨が強くなっていた時間だったので、アリーナの屋根から雨どいを伝って勢いよく雨水が雨庭に流れ込んでいました。流れ込んだ雨水は雨庭に溜まります。池のようになった雨庭の水はとても澄んでいて、水底まで綺麗に見えました。
雨が少し弱まると流れ込む水も弱まり、落ち着いた表情を見せました。
熊本県立大学の雨庭の雨庭はくまもと雨庭パートナーシップの認定雨庭第1号です。だんだん浸透能も上がっているようで、雨庭は育つものだということを実感させられました。雨というと憂鬱な気持ちになりがちですが、雨庭を眺めている時間はそんな気持ちを忘れさせてくれます。ぜひ一度ご覧ください。
是非、あなたの暮らしにも雨庭を取り入れましょう。
3月に6名が皆川研を旅立ち、寂しくなっていましたが…新しいメンバーがやってきて、にぎやかになりました。
【M1】
小海凌平くん:福山大学より大学院進学
羽田野将希くん:熊本大学理学部より大学院進学
原田祥くん:福岡大学より大学院進学
孫チイウェイくん:研究生から大学院進学
【B4】
川口琳太郎くん、坂本一真くん、津上真太郎くん、立部真子さん
研究員・ドクター・M2合わせて総勢15名の大所帯となりました!にぎやかな一年になりそうです。
先生のご希望でイラストでご紹介します
2024年4月1日付で皆川朋子先生が熊本大学大学院先端科学研究部の教授に就任されました。
おめでとうございます!!
2012年に熊本大学に来られて数多くの卒業生を輩出してこられました。
近いうちに教授就任のお祝いの席を設けさせていただく予定です。卒業生の皆様、是非ご参加ください。