2024年3月25日、卒業式・卒科式が挙行されました。
皆川研からは修士4名、学士4名(うち2名は大学院に進学)が卒業しました。
卒科式では表彰が行われ、皆川研から2名が表彰されました。おめでとうございます。
熊本大学大学院自然科学研究部 研究部長表彰 土木建築学専攻 土木工学教育プログラム 枦木彩香
熊本大学大学院自然科学教育部 土木建築学専攻 土木系優秀賞 地域デザイン教育プログラム 新垣俊介
あいにくの雨空でしたが、雨が小康状態の時に桜の木の下で記念撮影を行いました。皆さん晴れ晴れとした笑顔でこの日を迎えることができ、本当に喜ばしいです。
4月からは社会人!
気持ちを切り替えて頑張ってください。そして、熊本に帰ってきた際には研究室に顔を出してくださいね。
先週、人吉市、山江村、相良村にお住まいの一部の方へ、「人吉盆地の水害防備林に関するアンケート」を配布させていただきました。突然のことにも関わらず、多くの方に回答を送っていただき、ありがとうございます。今日もこんなに返信をいただいた!と担当学生も喜んでおり、意欲的に研究に取り組んでいます。
また、12月13日(水)にも、人吉市、山江村、相良村、錦町、あさぎり町にお住まいの一部の方へ、別のアンケート「みんなで協働して水害を軽減させる治水対策(流域治水)の実現に向けた住民アンケート」を配布させていただきました。
こちらも突然のお願いで申し訳ありませんが、是非ご協力をお願いいたします。何件か、前回と同じお宅にお願いすることになってしまい、申し訳ありませんが、こちらもお時間のある時に目を通していただき、同封の封筒にて回答をいただけますと助かります。13日の配布する際には、「この前も送ったよ!」と数名の方にお声かけいただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
当研究室では、令和2年7月の豪雨災害を受け、みんなで協働して水害を軽減させる治水対策(流域治水)の実現に向けた研究を行っています。その一環として、放棄された水田を活用した治水と生物多様性保全に関する研究を進めています。今回のアンケートでは、迫と呼ばれる山間の土地で放棄された水田の湿地環境を再生し、治水や生物多様性保全などに貢献する酒匂を活用した流域治水を進めていくための基礎情報を得たいと思っております。
なお、アンケートの結果は卒業研究にも活用させていただきたいと思います。
年末のご多忙な時期ではありますが、一人でも多くの方のご回答をお待ちしております。どうぞご協力よろしくお願いします。
熊本大学の腕章が目印です!
ご協力よろしくお願いします!
12月6日に、人吉市、山江村、相良村にお住まいの一部の方へ、「人吉盆地の水害防備林に関するアンケート」を配布させていただきました。
突然のお願いで申し訳ありませんが、是非ご協力をお願いいたします。
当研究室では、令和2年7月の豪雨災害を受け、みんなで協働して水害を軽減させる治水対策(流域治水)の実現に向けた研究を行っています。その一環として、現在、「水害防備林」の地域資源としての価値に関する研究を進めております。水害防備林と人吉盆地にお住いの住民の方々との関係性に着目し、水害防備林の地域資源としての価値について評価をしたいと考えております。
なお、アンケートの結果は卒業研究にも活用させていただきたいと思います。
年末のご多忙な時期ではありますが、一人でも多くの方のご回答をお待ちしております。どうぞご協力よろしくお願いします。
また、近日中に別地域でも当研究室のアンケートを配布する予定です。そちらについてもお受け取りされた方はご協力よろしくお願いします。
10/11~31の期間中、肥後銀行人吉支店1F(人吉市九日町82-1)にて、「球磨川流域の魚たちと流域環境」展を開催しております。
10/22には「ミニ水族館をつくろう!」イベントを開催しました。
熊本市、人吉市、あさぎり町からご参加いただきました。まずは肥後銀行人吉支店に展示されているパネルで球磨川流域に生息する魚たちの特徴について勉強しました。子供たちは興味津々で、いろんな魚の名前を覚え、水族館に展示する魚たちの展示ラベルも作ってくれました。
午後からは場所を移動し、魚の採集を行いました。
初めての胴長に喜び、川の中をどんどん進み、たも網で魚たちを捕まえました。大きなカエルも見つけてびっくりしました。
魚たちは事前に準備した水槽に移動し、11種の魚たちが元気に泳ぐミニ水族館が完成しました!ミニ水族館は28日(土)まで展示していますので、ぜひご覧ください。
10/28(土)には、「みんなで考えよう!川や流域環境の再生」として、みなさんで情報交換し、考える場を設けます。第1部の「球磨川流域の魚たちの生態&3D生物図鑑で魚をみてみよう!」は、3Dディスプレイで魚図鑑を見ることができる予定です。今までにない新しい体験ができると思います。申込不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。お待ちしております。(文責:中島)
9月29日(金)に免田川で「いきものバリアフリーチャレンジ」の調査が行われ、当研究室からも参加しました。
上小学校5年生の児童たちと一緒に身近な川に住む生き物を調査し、生態について勉強をしました。
その様子が「広報あさぎり11月号」に掲載されましたのでぜひご覧ください。
10/11~31の期間中、肥後銀行人吉支店1F(人吉市九日町82-1)にて、「球磨川流域の魚たちと流域環境」展を開催しております。
球磨川流域に生息する魚たちの迫力溢れるパネルに圧倒される展示となっておりますので、是非現地でごらんください。
また、関連イベントとして、10/22(日)には「ミニ水族館をつくろう!」として、川で魚を採取し、水槽に入れて水族館をつくるイベントを開催します。こちらは申し込みが必要ですので、フライヤーのQRコードよりお申込みください。
10/28(土)には、「みんなで考えよう!川や流域環境の再生」として、みなさんで情報交換し、考える場を設けます。第1部の「球磨川流域の魚たちの生態&3D生物図鑑で魚をみてみよう!」は、3Dディスプレイで魚図鑑を見ることができる予定です。今までにない新しい体験ができると思います。申込不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。
この展示は、緑の流域治水連続展の一環で、10月は熊本大学が担当となっています。連続展示は来年の2月まで続きますので、是非足をお運びください。お待ちしております。(文責:中島)
【日本湿地学会 学会発表奨励賞】
球磨盆地周辺流域における迫耕作放棄水田を活用した流出抑制及び湿性生物生息場機能の評価と強化策の検討
【応用生態工学会 優秀ポスター発表賞】
球磨盆地周辺流域における迫耕作放棄水田を活用した流出抑制及び湿性生物生息場機能の評価と強化策の検討―相良村瀬戸堤自然生態園を対象に―
本研究室修士2年の新垣俊介くんが、9月に2つの学会に参加し、2件受賞いたしました!
まずは9月2日に開催された日本湿地学会にて、学会発表奨励賞を受賞しました。本研究は、迫耕作放棄田である相良村瀬戸堤自然生態園をスタディサイトとして選定し、流出抑制及び湿性生物生息場について現況評価を行うとともに、本サイトのゾーニングを行い、それぞれの区域における方針を設定し、流出抑制及び湿性生物生息場としての強化策を検討したものです。
続いて、9月22日に開催された応用生態工学会にて、優秀ポスター発表賞を受賞いたしました。本研究は、迫耕作放棄田である相良村瀬戸堤自然生態園をスタディサイトとして選定し、流出抑制及び湿性生物生息場について現況評価を行うとともに、機能強化策について検討したものです。
受賞、おめでとうございます!
5月11日(木)に、皆川先生、D2学生、B4学生、研究員の計7名で、川づくりの達人とまわるラーニングツアーに参加しました。
まず、福岡県朝倉市の野鳥川の空石積護床工の復元を見学しました。野鳥川には伝統的石積構造物が多く現存しており、空石積護床はその一つです。九州大学の研究チームが、空石積護床の治水機能を定量的に評価していたことから、2018年7月の豪雨で空石積護床が被災した際には、復元の工法に空石積が選ばれました。林先生より復元箇所の説明や、どのような点に着目したかについてお話しいただきました。コンクリート堰を空石積みの堰で改修するという日本で初めての試みとみられる現場も見学しました。
次に福岡県八女市の星野川、宮ケ原橋へ移動しました。平成24年の九州北部豪雨で宮ケ原橋で流木がせき止められ、家屋浸水などの被害が生じました。宮ケ原橋の撤去を望む声もあった一方、星野川沿いの石橋群の中でも貴重な土木遺産として修復、保全を望む声もありました。橋の保全を行うために分水路開削が実施されました。現場を見学しましたが、本川より分水路の流量が多いようでした。事前に水理実験を行っていましたが、実際には、分水路の流量が多くなったそうです。島谷先生の「川は思い通りにならない」という言葉が印象的でした。
最後に佐賀県杵島郡白石町の六角川改修プールを見学しました。有明海に注ぐ六角川は干潮の影響を大きく受けるために水害が起こりやすい特徴もあります。2019年、2021年にも豪雨による浸水被害に見舞われていることから、被害を増長させる原因となる「ヨシ」を生やさないようにするためにプールが作られました。現在、国の事業費16億円をかけて70個のプールが存在しています。
3つの現場で多くの事を学べました。川づくりの達人・吉村伸一氏より、「その時にできる限りのことをする」ことの大切さを学びました。皆川先生からは「何かを『守る』ということをしてください」との言葉をいただきました。一日現場を見学して、皆の心に残ったと思います。
今回、九州大学の林先生のお声かけで「川づくりの達人とまわるラーニングツアー」に参加させていただきました。貴重な体験をありがとうございました。(文責:中島)
熊大通信の卒業生ジャーナルvol.88(2023年4月)のp17に研究室OBの井上剛介さんのインタビューが掲載されました。
井上さんは、皆川研究室2期生で、現在は国土交通省中国地方整備局で活躍されています。
ぜひご覧ください。