明治大学 校歌・応援歌紹介

明治大学校歌

作詞:児玉花外 作曲:山田耕筰

一、

  白雲なびく駿河台

  眉秀でたる若人が

  撞くや時代の暁の鐘

  文化の潮みちびきて

  遂げし維新の栄になふ

  明治その名ぞ吾等が母校

          明治その名ぞ吾等が母校


二、

  権利自由の揺籃の

  歴史は古く今もなほ

  強き光に輝けり

  独立自治の旗翳し

  高き理想の道を行く

  我等が健児の意気をば知るや

          我等が健児の意気をば知るや


三、

  霊峰不二を仰ぎつつ

  刻苦研鑚他念なき

  我等に燃ゆる希望あり

  いでや東亜の一角に

  時代の夢を破るべく

  正義の鐘を打ちて鳴らさむ

          正義の鐘を打ちて鳴らさむ


第一応援歌 紫紺の歌

作詞:明治大学応援団 作曲:古賀政男

一、

  光輝みつわれ等が

  母校明治の名をおいて

  若き血に勇める

  猛き精鋭今ここに

  起てり土を蹴りて

  闘志はもゆる神技の精華

  無敵の明治明治明治

  輝く栄冠戴く我等

       オ明治明治われらが明治


二、

  高らかにわれ等が

  振う紫紺の旗風に

  雲は散り煌めく

  若き日射は微笑みぬ

  見よや眉上げて

  勝利に進む誉の使命

  無敵の明治明治明治

  輝く栄冠戴く我等

       オ明治明治われらが明治


三、

  天を衝くわれ等が

  意気は真紅の火ともえて

  向うとこ敵なく

  すでに陣頭正正と

  敵をうちとりて

  制覇を果す歓喜の絵巻

  無敵の明治明治明治

  輝く栄冠戴く我等

       オ明治明治われらが明治


第二応援歌 血潮は燃えて

作詞:三田日出男 作曲:警視庁音楽隊

一、

  明治の若人行く所

  前途に避ぎる雲もなし

  今ぞ起ちて闘うときぞ

  血潮は燃ゆる我等が胸に

  勝利は常に我等のものぞ

  日頃鍛えし力を見せよ

  明治、明治、オ、明治


二、

  明治の若人行く所

  前途に避ぎる雲もなし

  鍛えし腕を示さん時ぞ

  伝統燦たる我等が行く手

  勝利は既に我等のものぞ

  今こそ起ちて力を見せよ

  明治、明治、オ、明治


第三応援歌 紫紺の旗の下に

作詞:明治大学応援団 補:野村俊夫 作曲:古関裕而

一、

  伝統の光り燦たる

  紫紺の旗の下

  起ちたり若人

  溢るゝ力 栄冠目指して

  ゆけゆけいざゆけ

  血潮のかぎり

  明治、明治、明治

  栄えあれ明治


二、

  紅の意気は満ちたり

  燃えたつ陽の如く

  炎の若人

  鍛えし技を 示すはこのとき

  ゆけゆけいざゆけ

  疾風となりて

  明治、明治、明治

  栄えあれ明治


三、

  栄光の歴史厳たる

  校旗を守る者

  不屈の若人

  輝く勝利 行途を見つめて

  ゆけゆけいざゆけ

  生命のかぎり

  明治、明治、明治

  栄えあれ明治


第四応援歌 勇者明治

作詞:岩地清 作曲:森田富弥雄

一、

  大地を蹴立てゝ
  今ここに立つ
  猛き精鋭 陸の覇者
  進めや進め敵蹴破りて
  行先輝く 栄冠の下
  大学明治の勇者知るや

二、

  振う紫紺に
  雄叫高く
  闘う精鋭 陸の覇者
  前途を拒む影すらも無く
  豪気堂々 陣頭を行く
  大学明治の勇者知るや

三、

  母校明治の
  伝統の下
  誉れの精鋭 陸の覇者
  制覇の重任今果たし得て
  雙手高々 凱歌を歌う
  大学明治の勇者知るや

学生歌 都に匂う花の雲

作詞:山本修一 補:野村俊夫 作曲:古賀政男

一、

 都に匂う花の雲

 旭日映ゆる駿河台

 春まだ遠き現世に

 咲きしその花紅の

 若き血潮に燃ゆる花

 集う学舎自由あり

二、

 大内山の濃緑に

 輝く富士の峰さやか

 雲めぐりゆく高楼に

 いざや訪ねん先蹤の

 後をいかでか守るべき

 我ら学徒に使命あり

三、

 黄昏月に秋更けて

 流れも寒き御茶の水

 理想に生きる若人が

 交す今夜のうま酒に

 みてる感激君知るや

 のぞむ行手に光あり

四、

 幾星霜の空のもと

 その名ぞ高し駿河台

 大気にさゆるニコライの

 鐘に心のかてをとり

 高き気宇もて門出せん

 我ら学徒に誇りあり

応援歌 怒涛の進撃

作詞:大野純一 作曲:竹岡信幸 編曲:佐伯亮

一、

 清新の気満てり

 いざ起て若き精鋭

 くれなゐの血潮は

 あつく滾りて

 燃えあがる団結のちから

 ほとばしる不屈の闘魂

 おお 鳴りわたる明けの鐘

 いまぞ

 栄えある勝利双手に捧げむ

 明治 明治 明治 明治

二、

 希望の虹翔けり

 いざ邁け嵐を捲きて

 万丈の気魄は

 天をつらぬき

 よみがえる炎の試煉

 湧きあがる不抜の雄志

 おお こだまする明けの鐘

 いまぞ

 かがやく栄冠額に翳さん

 明治 明治 明治 明治

三、

 乾坤の気 澄めり

 いざ聴け わが勝鬨を

 あふれくる生命は

 怒濤のごとく

 青春の雄叫びはるか

 花ひらく不滅の伝統

 おお 鳴りひびく明けの鐘

 いまぞ

 歓喜の凱歌 挙りて謳わん

 明治 明治 明治 明治



 明治 明治 明治

 われら王者

 若き精鋭見よ 

 白雲わけて進む紫紺の旗

 孤り高し 孤り高し

神宮勝歌

作詞:不明 作曲:不明

一、

  黎明の森に若草燃えて

  滾り立つ我等が血潮

  母校の勝利君と知る

  感激の校歌歓呼の声

  今こそ見よ

  帝都の森を制する我等

  かてり(明治)かてり(明治)

  神宮の王者

二、

  歴戦の森に陽光は昇り

  名に負う雄々しき姿

  母校の勝利君と仰ぐ

  紫紺の校旗興奮のるつぼ

  今こそ見よ

  母校の愛に燃えたつ我等

  かてり(明治)かてり(明治)

  神宮の華

三、

  黄昏の森に月影落ちて

  想いは一つ学舎の窓

  母校の勝利君と誓う

  正義の使命不滅の歴史

  今こそ見よ

  勇者の誉高める我等

  かてり(明治)かてり(明治)

  神宮の覇者