経緯

・2015年04月:大学当局が教授に無断で授業を盗聴して録音。

・2015年12月:授業で大学を批判したとして教授を厳重注意。

・2015年12月:授業を無断録音された教授が大学当局を告発。

・2016年10月:大学当局は告発した教授を名誉毀損で懲戒解雇。

・2016年10月:解雇された教授が東京地裁に地位確認の労働審判を申立。

・2016年12月:東京地裁は解雇を無効として教授の復職を提案。大学側が拒否。

・2016年12月:解雇された教授が東京地裁に地位確認の訴えを提起。

・2018年04月:東京地裁は解雇の撤回と無断録音の謝罪を提案。和解は不成立。

・2018年06月:東京地裁は解雇は違法であるが無断録音は適法であると判決。

・2018年07月:大学は判決取消を求め教授は慰謝料を求めて東京高裁に控訴。

・2019年03月:東京高裁は解雇の撤回と無断録音の謝罪を提案。和解は不成立。

・2019年11月:東京高裁において和解が成立。