編集=メディア史研究会
発行=ゆまに書房 (〒101-0047 東京都千代田区内神田2-7-6)
2025年9月20日発行
定価 本体2,400円+税
[特集=戦後八〇年 忘却と記録]
山本昭宏 「記憶のメディアとしての〈場所とモニュメント〉―韓国人原爆犠牲者慰霊碑をめぐる政治的・社会的力学に関する一考察― 」
福間良明 「「断絶」の風化 ―継承の欲望と忘却の再生産― 」
根津朝彦 「共同通信初代那覇支局長の横田球生と沖縄特派員の時代(上)―東アジアでの思想形成と在京沖縄記者会立ち上げ― 」
[投稿論文]
大久保茂史 「逓信省におけるラジオの制度設計と電話政策 」
木村悠之介 「尊像を売る―近代の大黒天をめぐるメディア宗教と通信販売の交錯― 」
[書評]
井川充雄 「松尾理也『前田久吉、産経新聞と東京タワーをつくった大阪人』 」
大澤 聡 「井上義和『降旗元太郎の理想―名望家政治から大衆政治へ』/白戸健一郎『中野正剛の民権—狂狷政治家の矜持』 」
石川徳幸 「河崎吉紀『関和知の出世—政論記者からメディア議員へ』/赤上裕幸『三木武吉の裏表—輿論指導か世論喚起か』 」
花田史彦 「福間良明『西岡竹次郎の雄弁—苦学経験と「平等」の逆説』/松尾理也『橋本登美三郎の協同—保守が夢みた情報社会』 」