月例研究会
第347回月例研究会のお知らせ
第 347 回の月例研究会では、田島奈都子会員が、戦前期の日本が植民地として支配していた台湾のポスター事情を、台湾に現存する作品とゆまに書房が復刻した『台湾日日新報』と『大阪朝日新聞外地版』と『大阪毎日新聞外地版』の台湾版を活用して考察した成果を報告します。
メディア史研究会はまったく自由な研究会ですので、会員以外の方でも、もし報告内容にご関心があれば、どうぞ気楽にご参加下さい。
主 題:「戦前期の外地ポスターの見方・読み方・考え方~台湾を例として~」
発表者:田島奈都子(青梅市立美術館学芸員)
司会者:井川充雄(立教大学社会学部教授)
日 時:2024 年 5 月 25 日(土)14:00~(13:30 から入室可能)
会 場:日本大学法学部神田三崎町キャンパス(水道橋)10 号館 9 階 1091 講堂
https://www.law.nihon-u.ac.jp/campusmap.html
[参加方法]
・ハイフレックス形式(対面、Zoomでのビデオ会議のどちらでも参加できる方式)での開催となります。
・当日は資料配布を行わず、事前にメール配信することから、対面で参加される方も事前申し込みをして頂く必要があります。
・参加を希望される方は2024年5月23日(木)までに次のURL(Google forms)からお申し込みください(対面かビデオ会議かを選択してください)。申し込まれた方へ、対面での参加の方へは報告資料を、ビデオ会議での参加の方へはアクセスするためのURLと報告資料を、5月24日(金)にメールで配信します。
https://forms.gle/EaPDLTUN64LRjhXf6
→送信がうまくできない場合には、時間をおいてお試し下さい。
※参加申し込みが遅れた、あるいは、ビデオ会議での参加を申し込まれた方で、もし、URLが届かないということがありましたらメールでお知らせください。申し込み後に参加の形式を変更したい場合も、ご連絡ください。
※会場でご自身のPCからネット接続をされたい場合、Eduroam(ご自身の所属機関が加盟している場合に限ります)を通じて、あるいはデザリングなどのご自身の手段で、WiFiへの接続が可能です。Eduroamの概要は https://www.eduroam.jp/about からご確認ください。
今後の月例研究会予定
6月29日(土)14:00~
鈴木健吾(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程)
「考古学サークル会報からみる戦後日本―明治大学考古学研究会『ミクロリス』を中心に」
7月27日(土)14:00~
里見柚花(明治大学大学院商学研究科博士後期課程)
「世紀転換期における国際通信網の構築と通信社の活動」(仮題)
9 月 7日(土)10:00~18:00 研究集会(立教大学池袋キャンパス)
[自由論題]
山本祐麻(筑波大学 50 年史編纂室特任研究員)「日清戦争前後における『東京経済雑誌』と雑誌『産業』-田口卯吉と前田正名の経済・産業構想の比較を中心として-」(仮題)
飯塚浩一(東海大学文化社会学部教授)「テクノロジーとしての Television からメディアとしてのテレビジョンへ―ベアードの夢、BBC の使命」(仮題)
[特集企画:ミニ・シンポジウム「「地域」からの放送史―放送開始 100 年を前に―」]
村上聖一(NHK 放送文化研究所)「総論:放送の地域性をめぐって」
長崎励朗(桃山学院大学社会学部准教授)「大阪原人たちの黄昏―大阪放送局にみる文化の転換点」(仮題)
王 令薇(江戸川大学メディアコミュニケーション学部助教)「NHK 名古屋放送局制作の帯ドラマの考察:『少年ドラマシリーズ』『銀河テレビ小説』関連作品を中心に」(仮題)
井川充雄(立教大学社会学部教授)「台湾放送協会の独自番組による台湾イメージの形成」(仮題)
10 月19日(土)14:00~
加藤厚子(茅ヶ崎ゆかりの人物館運営アドバイザー)
「占領期経済政策と映画産業」(仮題)
11 月16日(土)14:00~
川原吉貴(彦根城博物館)
「読書世論調査の戦後史」
12 月 21 日(土)14:00~
市川博之(河合塾進学研究社非常勤講師)
「活字メディアの普及と駅売店」(仮題)
2025年1月25日(土)14:00~
笠原一哉(東海大学文化社会学部専任講師)
「防衛専門記者・堂場肇と文民統制」(仮題)
2月22日(土)14:00~
大久保茂史(公益財団法人がんの子どもを守る会)
「「大逓信一家族主義」の言論空間」(仮題)
※発表を希望される会員は事務局までご連絡ください。なお、発表の形式は、発表を希望される会員に、ハイフレックス形式とオンライン形式のどちらを希望されるかを伺います。ただし、ハイフレックス形式を希望されても、オンライン形式で開催せざるを得ない場合があることを併せてご了解ください。
※月例研究会の会場(ハイフレックス形式の場合)は、原則として日本大学三崎町キャンパスを予定しています。
※日程が変更になる場合がありますのでご注意ください。