第364回月例研究会のお知らせ
第364回の月例研究会では、大久保茂史会員が、事件報道における呼称に関して、被疑者を呼び捨てにせず「容疑者」と表現する文化がいかなる過程の所産なのかを、実際の記事や論議を概観しその特質を抽出しつつ考察した成果を報告します。
メディア史研究会はまったく自由な研究会ですので、会員以外の方でも、もし報告内容にご関心があれば、どうぞ気楽にご参加下さい。
★ハイフレックス形式(対面、Zoomでのビデオ会議のどちらでも参加できる方式)での開催となります。
主 題:「事件報道における呼称についての史的考察―呼び捨て廃止・「容疑者」採用までの半世紀―」
発表者:大久保茂史
司会者:笠原一哉(東海大学文化社会学部准教授)
日 時:2025年12月20日(土)14:00~(13:30から入室可能)
会 場:日本大学法学部 神田三崎町キャンパス(水道橋)10号館7階 1072講堂
https://www.law.nihon-u.ac.jp/access/
[参加方法]
・ハイフレックス形式(対面、Zoomでのビデオ会議のどちらでも参加できる方式)での開催となります。
・当日は資料配布を行わず、事前にメール配信することから、対面で参加される方も事前申し込みをして頂く必要があります。
・参加を希望される方は2025年12月18日(木)までに次のURL(Google forms)からお申し込みください(対面かビデオ会議かを選択してください)。申し込まれた方へ、報告資料とビデオ会議への参加用URLを、12月19日(金)にメールで配信します。
https://forms.gle/KcAJGRNh6e7dzASy7
→送信がうまくできない場合には、時間をおいてお試し下さい。
→画面の一番下にある「送信」ボタンを押していただき、回答のコピーが届いたことをご確認ください。
※参加申し込みが遅れた、あるいは、参加を申し込まれた方で報告資料とURLが届かないということがありましたら、お知らせください。申し込み後に参加の形式を変更したい場合も、ご連絡ください。
※会場でご自身のPCからネット接続をされたい場合、eduroam(ご自身の所属機関が加盟している場合に限ります)を通じて、あるいはデザリングなどのご自身の手段で、WiFiへの接続が可能です。eduroamの概要は https://www.eduroam.jp/about からご確認ください。
今後の月例研究会予定
2026年1月24日(土)14:00~
野中直人
「外からの語りはいかにして可能か キムタク的リアリズムの歴史的断層」(仮題)
2月 (未定)
3月28日(土)14:00~
木村悠之介(東北大学特任研究員・日本学術振興会特別研究員(PD))
「昭和戦時期「図書祭」の総覧と分析」(仮題)
4月18日(土)14:00~
正井奈央子(神奈川大学大学院 歴史民俗資料学研究科博士前期課程)
「広告史における「献納広告」運動の役割と意義 1940(昭和15)年の国民精神総動員本部・広告主・広告技術者の関係から」(仮題)
5月30日(土)14:00~
田島奈都子(青梅市立美術館学芸員)
「戦時期の子ども向け雑誌に描かれた戦地-友好表象と異文化紹介を中心にして-」(仮題)
6月27日(土)13:00~ ★同志社大学で開催。
大月功雄(立命館大学人文科学研究所客員研究員)
「ニュース映画の貫戦史─日本映画社『日本ニュース』を中心に」(仮題)
立岩陽一郎(大阪芸術大学短期大学部教授)
「民間〝公共放送〟のメディア史的研究」(仮題)
7月25日(土)14:00~
梶居佳広(大阪経済大学日本経済史研究所研究員)
「戦後韓国・朝鮮問題をめぐる日本の新聞論調―1960年~1972年―」(仮題)
※発表を希望される会員は事務局までご連絡ください。なお、発表の形式は、発表を希望される会員に、ハイフレックス形式とオンライン形式のどちらを希望されるかを伺います。ただし、ハイフレックス形式を希望されても、オンライン形式で開催せざるを得ない場合があることを併せてご了解ください。
※月例研究会の会場(ハイフレックス形式の場合)は、原則として日本大学三崎町キャンパスを予定しています。
※日程が変更になる場合がありますのでご注意ください。