CTスキャンしたトンボの翅
Thanks to Mr. Mark Hopkinson and Dr. Richard Bomphrey (among others) at the Royal Veterinary College, UK.
「流れの中で生活する生物に関する流体力学(外部流れ)」をテーマに研究しています。手法としては生物の撮影・計測、流体関連実験(風洞実験など)、および流れの数値シミュレーション (CFD) を組み合わせています。
これまでにPIの前田は
地面効果中でホバリングするショウジョウバエの数値シミュレーション(流体)
ホバリングするハチドリの翼変形を撮影・計測、および数値シミュレーション(流体)
風洞中で飛行する小鳥(マダラヒタキ)が後方に残す流れの速度場をPIVにより計測
ペンギン翼の3Dスキャンモデルを利用した数値シミュレーション(流体)
トンボの翅をμCTスキャンして3次元モデルを構築、さらに数値シミュレーション(構造・流体)
といったことを行ってきました。一部は Publications に概要を記しています。
2022年度からは学生さんの卒業研究テーマ、自分の科研費や学内グラントのテーマとして
鳥の羽根に関する空気力学
植物に関する空気力学
を主に行っています。
2023年度からはこれに加えて
昆虫の翅に関する空気力学
も再開していく予定です。
今後は、
生物に着想を得た流体デバイス
といったことも研究していく予定です。