日本の近代以降の戦争史は、個別に語られがちです。
しかし、1895年の日本軍による台湾占領の過程における戦争(日台戦争)、日中戦争から沖縄戦へ至る流れの中には、
共通した加害の構造、沈黙の強制、そして国策に動員された市民・学生たちの姿が連続して存在します。
また、植民地支配下の台湾や中国大陸での戦争経験が、その後の日本社会、さらに現在の東アジアの緊張にも深く影響を与えています。
14時00分〜 開場・受付
14時30分〜 開会挨拶
14時40分〜 映画「豹変と沈黙ー日記でたどる沖縄戦への道」(104分)
16時25分〜 原監督×阿古智子先生アフタートーク
17時20分〜 休憩
17時35分〜 映画「一八九五」(110分)
19時25分〜 駒込先生×メンバーアフタートーク
20時20分〜 閉会挨拶
■ 第一部:日中戦争と沖縄戦をつなぐ
14:30〜16:25 映画上映
「豹変と沈黙―日記でたどる沖縄戦への道」
監督:原義和
16:25〜17:20 監督・原義和氏と
阿古智子東大教授によるアフタートーク
テーマ:「日中戦争から沖縄戦へ
――加害の構造と証言が示すもの」
質疑応答あり
本作「豹変と沈黙」監督。2005年より沖縄を拠点にドキュメンタリー番組の企画制作。「福島をずっと見ているTV」など。前作は「夜明け前のうた~消された沖縄の障害者」(2021年3月公開)。
東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は現代中国研究・社会学。中国の社会変動、格差、言論空間、政治と市民社会を研究し、現代中国学会理事長も務める。
京都大学大学院教育学研究科教授。専門は植民地教育史や台湾近現代史。植民地主義と教育、歴史認識、沖縄・東アジアの教育と記憶を軸に研究し、植民地支配責任と戦争責任を問い続けている。
■ 第二部:台湾を視る・植民地支配の記憶に向き合う
17:35〜19:25 台湾映画上映
「一八九五」監督:洪智育(中国語版)、陳義雄(日本人登場部分)
台湾民衆の目線で1895年の台湾占領戦争を描いた作品
19:25〜20:30 駒込武先生によるアフタートーク
テーマ:「台湾・中国大陸・沖縄――東アジアの戦争経験をどう連続的に語り直すか」
質疑応答あり