2022年度
内部線100周年記念事業
実施概要
<事業の趣旨>
内部地区の基幹交通インフラである「あすなろう鉄道内部線」は今年開通100周年を迎ました。
内部線は内部地区はもとより四日市市南部地区にとって通勤や通学で生活を支える大切な交通インフラとなっています。また、カーボンニュートラルを推し進めていく施策上でも重要な位置づけにもなっています。
この記念すべき年に100年にわたる内部線のの歴史や全国的にも珍しいナローゲージ(狭軌)鉄道をもう一度地域を中心に多くの人に認識していただき、さらなる利用促進をはかるとともに、次の100年後の未来においても利用できる交通遺産として発展・継承につなげていくための一つの契機として捉えて、当事業を進めていくことになりました。
<事業推進>
主催:内部地区市民センター
主管:内部地区まちづくり推進協議会
協力:四日市の交通と街づくりを考える会(NPO法人 YTT)
内部地区総合型地域スポーツクラブ(うつべ☆スター)
うつべ町かど博物館(広場うつべ館)
<事業項目>
①企画展「内部線の・過去・現在・未来」開催
・7月22日から開催中(うつべ町かど博物館)
内部線のジオラマ製作・展示
・8月中旬から製作開始(うつべ町かど博物館)
・10月から展示(うつべ町かど博物館)
写真・絵画の展示
・令和5年1月・2月(あすなろう鉄道車内に子ども作品を展示)
・令和5年1月・2月(うつべ町かど博物館)
②記念ウオーキング大会
・令和5年2月26日(日)
③記念品の製作
・内部中学の生徒による記念品(万古焼電車)製作
④内部線の広報活動(対象:園児・小中学生)
・児童・幼児によるお絵描きイベント
・地域の鉄道「あすなろう鉄道」講座
⑤夏休自由研究講座「あすなろう鉄道教室」(対象:小・中学生)
・7月23日、8月21日開催(うつべ町かど博物館)
なお詳細は追ってお知らせします
■2023年2月26日 内部線100周年記念「ウオーキング大会」開催
当日は好天に恵まれ、当館はウオーキング大会の主要拠点となったことから、地区内外から約150名の方々が訪れ大変賑わいました。
今大会はAグループはあすなろう鉄道内部駅、Bグループは内部東小学校からスタートし、それぞれのコースを辿り当館をめざすコースです。
当館での見学と記念品(あすなろう電車型万古焼文鎮、記念ボールペン、おにぎりとお茶)を受け取った後、杖衝坂周辺の史跡巡りの後、それぞれのゴール地点に向かいました。
館内ではあすなろう鉄道模型ジオラマの展示を行っていて、特に子どもさん連れには大人気となっていました。
また、今回のイベントは中日新聞社、CTYケーブルテレビ、四日市タウン情報誌「YOUyokkaichi」からの取材もあり、後日大会の模様は新聞、テレビ、インターネット等で報道される予定です。
■内部線100周年記念「ウオーキング大会」開催案内
◇日時 2月26日(日) 【Aコース】内部駅集合 8;30受付
【Bコース】内部東小学校集合 8;30受付
◇行程 【Aコース】 内部駅<9:00スタート>→まぼろしの釆女駅
→うつべ町かど博物館<内部線100周年記念企画展見学
→(菅原神社)→内部駅<12:00ゴール>
【Bコース】 内部東小学校<9:00スタート>
→内部小学校の前身「人民共立学校」跡地
→うつべ町かど博物館<内部線100周年記念企画展見学
→杖衝坂→内部東小学校<12:00ゴール>
◇参加費 無料
◇定員 200人 ※申込みが必要です
◇申込み期限 2月20日(月)まで
◇申込み・問い合わせ うつべ☆スター事務局 TEL/FAX 347-3330
♪参加賞も用意しています。是非、ご参加ください♪
■2023年1月 「子どもの絵画作品」をあすなろう鉄道車内に展示
1月~2月までの期間、一部の列車内にて内部地区の保育園、幼稚園の園児と小学校の児童の絵画作品を展示しています。
■2023年1月 「写真・絵画展」開催
内部線開通100周年記念事業イベントの一環としてあすなろう鉄道をテーマにした写真と絵画を募集して展示会を開催します。
<募集期間>
令和4年12月まで
※応募については内部地区団体事務局までお問い合わせください。
TEL:059-347-1224)
<展示期間>
令和5年1月15日から2月26日まで
<展示場所>
うつべ町かど博物館
こども部門
ー内部小学校3年A組ー
ー内部小学校3年B組ー
ー内部保育園・内部幼稚園ー
一般部門
※下記の写真はタップ・クリックすると拡大表示できます。
■2022年11月12日 地域の鉄道「あすなろう鉄道」講座 (内部東小学校にて)
内部東小学校の3年生では,2学期の総合的な学習で地域の鉄道「あすなろう鉄道」について調べ学習をしています。1学期,校区内探検で内部駅を訪れたことを皮切りに,「どんな車両があるのか」「利用者数はどれぐらいか」「歴史」「なぜ廃線になりかけたのか」など,テーマに沿って調べてきました。
今回は,講師として「四日市の交通と街づくりを考える会(YTT)」の宗像さんに来ていただき,あすなろう鉄道の歴史や内部地域に住む人々とのつながりをテーマにお話をしていただきました。子どもたちが調べてもわからなかったこと,インターネットでは検索できないことがたくさんあり,何度も驚く子ども達の姿が見られました。
また,最後に質問の時間も設けていただき,たくさんの質問に答えていただきました。「ナローゲージの青はどうしてレアなんでしょうか。」「なぜ廃線になりかけたのですか。」など,これまで調べてきたからこその質問が出ていたのを嬉しく思いました。
今後は,あすなろう鉄道が抱える課題や現状を知ったので,「自分たちにできること」をテーマに,また学習を進めていきます。100周年を記念する今年だからこそ,発想力豊かな3年生の力で,あすなろう鉄道のイベントなどを考えていければと思っています。
内部東小学校3年 担任教諭
■2022年10月30日 「児童・幼児によるお絵描きイベント」内部地区文化祭に展示
内部線開通100周年記念事業イベントの一環としてあすなろう鉄道をテーマに児童・幼児によって描かれた絵を10月30日に開催された内部地区文化祭に展示されました。
・内部保育園(年長児)
・内部幼稚園(年長児)
・内部小学校(3年生)
■2022年10月2日 「内部線鉄道ジオラマ」の製作および設置完了(展示室)
内部線開通100周年記念事業イベントの一環として8月から当館内にて内部線鉄道ジオラマを製作を進めてきましが、予定通り9月末に完成し、本日展示室に移動して、最後の仕上げを行いました。またジオラマの設置に伴いパネル展示のレイアウト変更も行っています。
なお、一般公開につきましては10月9日(日)以降の開館日を予定していますので、是非ご来館ください。
■2022年8月24日 「内部線鉄道ジオラマ」の製作に着手(当館小会議室)
内部線100周年紀念事業の一環として、内部線鉄道ジオラマを愛好家の方を講師に招き、地区の皆さんにも参加していただきながら製作を進めることになりました。9月中に製作を終えて、10月から当館にて公開展示する予定です。
ジオラマの配置構成は外周を近鉄線、内周を内部線とし、近鉄四日市駅と内部駅を結ぶ路線を想定しています。内部線の列車は懐かしい昭和30年代の電車と現あすなろう電車(ブルーカラー)を、近鉄線の列車は新旧特急および普通列車を配備します。また沿線の建物は近鉄四日市付近は現代的建物を中心に配置し、内部線沿線は昔風の木造家屋を中心に配置する予定です。また周辺には杖衝坂や神社等も配置する予定です。
是非お楽しみに!
■2022年8月21日 夏休自由研究講座「あすなろう鉄道教室」を開催しました(当館集会室)
前回7月23日(土)につづいて、今回はあらたに「四日市の交通と街づくりの会YTT)」の方々を講師に招き、子どもさんを中心に十数名の参加者があり、
①内部線の歴史、鉄道車両の歴史と機関車の仕組み、将来の内部線について
講師:「四日市の交通と街づくりの会YTT)」 宗像さん
②運転手になるための方法、運転手の苦労話、列車の運行の仕組みについて
講師:「あすなろう鉄道」運転手 上野さん
などを熱心に学びました。
低学年の子どもさんには少し難しい内容ではありましたが、わかりやすく説明していただき、またたくさんの質問にも丁寧に答えていただいて、結構会場も盛り上がりました。
■2022年7月~ 内部線100周年企画展「内部線の・過去・現在・未来」の開催
(当館展示室)
内部線開通100周年を記念して、過去~現在の内部線の姿を資料や写真にまとめ、展示します。
<開催期間>
2022年7月22日~2023年2月28日
<開館日時>
毎週金曜日と日曜日の9時~12時
および毎週月、水曜日(不定時)