2023アワード受賞団体の発表
九州若手劇団アワード!2023、アワード受賞団体が決定いたしました!
今、もっとも注目してほしい九州の若手劇団5団体の中から選ばれたのは果たして・・・!!
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「九州若手劇団アワード!2023」受賞団体は!!
賞金8万円とみなさまからの寄付金が贈られます!
受賞団体より
15歳の頃、小学校時代からの同級生たち4人で演劇だけではなく、自由に創作を行う団体として結成しました。
現代人が楽しく演劇を作れる団体を主な方針として、コストや労力のかかる本公演をあえて減らし短編公演や野外演劇イベントを実施し、演劇の面白さを演劇と関わりの低い方々にも気軽に楽しんでいただける作品を目指しています。
長崎に根を生やし、演劇を中心に長崎の多種多様な文化芸術の発展や文化活動の継続を理念とし、一般的な作品はもちろんのこと、抽象的な作品やマイノリティなアート作品にも光を当てて幅広い創作活動をしていきたいです。
授賞の言葉
総合創作団体Kimamassのみなさん九州若手劇団アワードの受賞おめでとうございます。
どの団体にもエネルギーに満ちた活動力が備わっている印象を受けました。3年にわたるコロナ禍も収束を見て、今後それぞれの地域の演劇シーンを引っ張っていく活動に期待しています。
作品性においては、いろいろと模索されている団体が多いのかなと思います。映像表現やコント、イベントなど自分たちのモチベーションが上がるような試みとともに、演劇的な特色のある本公演で、団体の存在を示していってほしいと思います。
また、若手らしい、実験精神・前衛精神をともなった作品が手付かずの領域を切り開くことも期待したいと思います。
自分たちの舞台を信じてやりたいようにやるには、予算計画や助成金獲得も重要です。 今後の成長は「自分たちの団体をどうプロデュースしていくか」という視点にかかっている気がします。
総合創作団体Kimamassさんは、2009年結成、平均年齢24歳。小学校の同級生により結成された団体です。若手らしさ、作品性、意欲・積極性・団体性・将来性・期待度の5項目が平均的に高く、中でも将来性・期待度が高く評価されました。
演劇に関わりのない人にも、舞台に触れてもらえるような工夫についても評価されました。
九州若手劇団アワード!は、脚本や上演作品の優劣を評価する賞ではなく、団体への賞です。作品の優劣を評価することだけでも難しいことなのに、団体の評価をするのはさらに難しいことです。九州若手劇団アワード!も数ある評価の一つと受け止めていただければ幸いです。
最終5団体に残った団体以外にも、いろんな地域に素晴らしい若手の劇団があることと思います。多くの地域で多様な価値観や評価軸がうまれ、そういった団体にスポットが当たる機会が増えることを願います。
賞金について
アワードを受賞された総合創作団体Kimamassさまには、賞金8万円と、みなさまからの寄付金が贈呈されます。
寄付金は引き続き募集しております。どなたでも、1円から寄付が可能です。
詳しくは寄付金の募集についてをご覧ください。
受賞団体について
総合創作団体Kimamassとは?
現代人が楽しく演劇を作れる団体を主な方針としております!
コストや労力のかかる本公演をあえて減らし短編公演や朗読、野外演劇イベントなどを実施し、演劇の面白さを演劇と関わりの低い方々にも気軽に楽しんでいただける作品を目指しています。
演劇の他にも、毎月実施している文芸イベント『一時間文芸』、音楽アルバムの製作など長崎市を拠点に長崎市の文化芸術を盛り上げられるよう活動中です!
結成
2009年
主な公演歴
2022年7月17日-18日
きまま短編ラボ#2 ACTIDENT
全6回公演
会場:indies art club
2023年2月23日
朗読公演『白』
全2回公演
会場:市民活動センター『ランタナ』
2023年9月16日
朗読公演『海と声』
全1回公演
会場:かきどまり白浜海岸
今後の活動予定
『きままつり - Kimamass 15th Anniversary-』(予定)
日程:2024年9月14日-15日
会場:アトリエPentA(長崎県長崎市五島町)
最終候補に残った団体の今後の活動予定
マジカル超DXランド:第二回公演「生き甲斐デリバリーズ」全3ステージ 会場:ぽんプラザホール 2024年1/13-14
まあいいや:タカキキカク ツキイチカウサ2023 演劇「進め!海賊船!!」会場:cafe causa 2024年 1/20
学生演劇集団「らんば」: 自主公演は来年度夏ごろ予定
CONTE&ACT 噐:未定ですが、来夏頃を目安に企画しています。
ぜひ皆さまのご声援をよろしくお願い致します!!
★2023年度選定委員のみなさま★(50音順)
日下部信(九州大谷短期大学教授 表現学科長、劇作家、演出家)
斎藤努(Spacetrip代表、舞台プロデューサー)
中出幸恵(北海道新聞、記者)
花田伸一(佐賀大学芸術地域デザイン部准教授、キュレーター)