特位魔術師であるスカーレット・ブレイブハートに擬態して生活していた旧血種。
「はくぎん」ではなく「しろがね」と読む。
男性にも女性にも見える中性的な見た目をしているが、実際は両方の性を持つ生命体。
人間の文化に対し、大きな愛着と興味があるため旧血種でありながら人間と共に生活をしている。
2021年に魔導院で発生した偽吸血鬼発生事件に関与している。
戦闘や殺し合いは苦手なようで、格下が相手ならまだしも、同レベルの存在(旧血種や魔法使い)との交戦は避ける傾向にある。化け狸など、動植物から人間に変化する怪異の祖とされる。
人間の事をもっと詳しく知りたいという、探究心から人に擬態している。
そのため、他の旧血種よりも人類の文化や歴史、趣向を幅広く理解しており、旧血種の中でもイレギュラーな存在といえる。
ただ、人を自分達と同一に扱うことは不可能なようで、彼からしてみれば、人間は愛玩動物と同じである。
しかし、人間のように愛玩動物を虐待してはいけない――等々の、法律を持たない彼ら。気に入らない人間がいれば、あっさりと手にかけるし、気に入らない文明があれば滅ぼすことだってある。
擬態を辞める際は、それまで擬態していた人間の記憶を完全に抹消してしまう。
なんでも、同情してしまうからだそうだ。
筋力・????? 魔力・????? 魔力出力・????? 耐久・????? 特殊・?????
総合評価・?????
人間に愛着がある一方で、人間のことをもっと知れるのならなんだってする。下手に人間と干渉し一つの文明を破壊した過去もあるとかないとか。勉強熱心ではあるものの、どちらかといえばマッドサイエンティスト。
場合によっては人類の味方をし、旧血種と敵対する特異な旧血種。
芸術や音楽など、アーティストの表現に興味を持ちやすい傾向。
多くの怪異の始祖。
不老不死。身体蘇生時には傷口から白い炎を放出する。
魔術もまた、ほとんどが通用しない。
負傷させても即座に回復。精神干渉、即死系の魔術は効果がない。
あらゆる局面に対応できる原典。
唯一対抗できるとすれば、怪異が起源ではない新人類の異能か、外なる世界にルーツを持つ力か。
生物、無機物問わずあらゆるものに姿を変えることができる。擬態中は完全に旧血種としての能力を隠蔽することができるため、魔術師であっても、存在を認識できるのは不可能に近い。
擬態元を壊したり殺害したとき発生する能力。有機物無機物問わず、記憶や本能の全てを奪うことで、誰から疑われることなく完全に模倣する。