かつて冷徹の魔術師と呼ばれたものが創始した魔術系統。
冷徹の魔術師
白髪に青い瞳、青い衣を纏った姿で伝えられる魔術師で、擬似空間「楽園」を作り出したことで知られる。死者の魂を楽園に招き入れることで効率的に神経の回収とコミュニティの拡大を行ない、その魔術の規模を拡大させた。冷徹の魔術師本人は既に故人であり、現在楽園というコミュニティは二つの派閥に分かれている。
冷徹の魔術師が創生したとされる空間。擬似的な世界を生み出すことで神のルールを超越し生存できる用に作られた、人類による人類のための楽園。所謂「死後の世界」の機能もあり、冷徹の魔術師の管理下にある人間は死後肉体を素材として回収され基本的にこちらに送り込まれる。
死後の人間は自分の意志が続く限り精神と記憶を維持することが可能である。楽園世界では魔術の修練を積むこともできるため、ここから排出される魔術師も多い。
同意なく苦痛の死を迎えた人間に対する救済措置であり、この世界に憧れる者も多くいるが、この世界はユートピアではない。