誕生日:5/6
最高身長:181cm
体毛:黒
瞳:黒
思想色:白、紫
東遠大学で働く脳外科医。整った顔立ちの青年で職業もあって初対面の人間には大変モテる。更に努力家な上器用なため将来も有望だが、そつなくこなすようでなにげにコミュ力が低く、無意識に他人を傷つけがち。脳外科医になれば少しは人間の仕組みがわかるかと思ったが、うまくいっているようには見えない。
割と重度のドルオタで、能力を無駄遣いして推しのダンスを完コピしたりしている。
・できないことがあると、時間をかけてそれを潰してしまう。器用で努力家な故に発揮できる能力であるが、周囲にはそれを悟られにくい
・自分が苦手を苦労して潰してしまえるため、他人の「できない」に対する理解が低い。というより、できるまでやらなければ許されないと思っている。
・悪気はないが、自分の言動が他人にとって不快感を与えるものであることは理解しているため、人との関わりはできるだけ少なく、簡潔にするよう努めている節がある。
・クソ真面目で冷徹に見られがちだが、実際には結構愉快な性格をしている。(うるせ~~知らねぇ~~~)とか考えながら淡々と仕事をこなしているタイプ。
・孤独が転じて割と優しくされるとうっかり落ちやすく、ドルオタになったのも擬似的に人間関係が築けることにハマってしまったため。特に距離感の近いファンサに落ちやすい。
・両親は地方で学校の先生をしていた人たちで、すごく真面目。その期待に応えつつその上を達成したため両親にとっては自慢の息子だが、学生時代の思い出が「やるべきことをできるようになるために必死だった」記憶しかない。
・誰とでもうまく接することのできる三井を尊敬している。
第一話より登場、親友である三井の死によりジン対の手助けを行うようになるが、三井の死から立ち直り切れずにいた。
その澱んだ状態に漬け込まれ、三井の幻覚を見るようになる。その三井の姿は、神の手先として蘇ったゴーレムとしてのものだった。三井の手引きにより神としての覚醒しかかるも、自力でその目覚めを拒絶した。更にかつて遺したバックアップが作動したことで前世の記憶にアクセス可能となり、光輝の魔術師としての力を取り戻す。
彼はかつて、光輝の魔術師と呼ばれた男の生まれ変わり。その能力の高さと精神の強靭さから神に最も近いと評され、敬意を持たれると共に恐れられていた。
たとえば冷徹の魔術師は自らの子供に手をかけなければならなくなったことで破滅の道を辿ったが、光輝の魔術師はその選択が必要なことであれば顔色を変えず決断し長期間拷問を行うことすら厭わない。もちろんその選択で本人は苦しむが、それを一切外には見せず、なおかつ完璧に感情を制御できてしまうため誰からも理解されることはなかった。
神と対峙するために必要な選択を続けてきた彼は人を愛するが故に魔術師の道を歩みながらも、その思考は上記の通り人間離れしているため、共同体での生活に向いていなかった。彼はやがて孤独に負けたか、別の理由があったか、自らの肉体を滅ぼし、輪廻の末に再生することを選んだ。その結果生まれたのが白井隼人という人間である。
本当は脳が完成した時点で過去の記憶を取り戻し、再度魔術師として再起するはずだった。しかし世の中全体が魔術を忌避するようになったことでその仕組みにアクセスする手段を失い、今に至る。