誕生日:
最高身長:170cm
体毛:黒
瞳:黒
思想色:青、紺
ひどく不吉な気配を漂わせたやせぎすの丸眼鏡の青年。髪は脂で固まり、猫背で、常に紫煙を燻らせ、どこか血のような匂いがする。性格も非常に攻撃的で、他人にいちゃもんをつけたり、時には手をあげることも厭わない。もう一人別の青年と少女を連れた姿でよく目撃される。市役所の職員であるらしいが、多くの人はその真偽をよく知らない。神忌という神職であり、神南市を守るために己に穢れを溜め込み、神の意識を逸らす役割を持つ。
・スーツこそ着ているものの、明らかに市役所職員がしてはいけない見た目をしている。
・禁煙の場所でも喫煙する上、喫煙を指摘した人間をひどい理論で言いくるめて相手に菓子折り持って来させたこともある
・神の対処をするために存在する必要悪だが、周囲にはそういった存在は知られていないためひたすら嫌われている。
・ついたあだ名はゴキブリの擬人化、蛇蝎男など散々
・サボり魔でもあり、事件のない日はふらふらしていることが多い
・手を上げることも厭わないとあるが、神との関係性が疑われた人間を執行対象として殺害する権利を持つため、手どころの騒ぎでないこともある
・厭世的で口が悪く、他人の気持ちをひどく落ち込ませるようなことばかり言う
・言ってることとやってることが伴っていない時もある
・彼は本来、母と共に暮らすただの心優しい少年であった。しかし神々の起こした災害によって孤児となった彼は、高田善輝という幼馴染の少年を心の拠り所にして、環境の悪い養護施設で暮らしていた。
・ある時、母の元同僚である真島貴一が高田と根崎を神に対抗するための神職として選抜し、引き取った。戸籍上は高田と共に彼の子となった根崎だったが、神忌となるために神山神社に預けられた。
・神忌になるための忌まわしい儀式で身も心も傷つけられたが、告発を行った高田とあまりの仕打ちに耐えられなくなった真島により神社から救い出された。
・根崎は高田と真島、そして同じ職員である渡辺を家族と認識し、徐々に精神を回復させていく。しかし神への対抗手段が他に何もなく、未来は開かれないことを悟っていた。
・ある日、真島が子供を犠牲にするくらいなら、と市から根崎と高田を逃がそうとするも、当の根崎には新たに得た家族を失うことに耐えられなかった。
・自ら神忌となることを決意した少年は、誰からも忌み嫌われる呪われた男となった。
・神忌は善人のような行動をすると神への影響力が減ってしまうため、お礼すらまともに口にしてはいけない。
・マナー違反などを平気で繰り返すが、これは積極的に業を溜めていく必要があるため。しかし業を溜める術としては、他人を実際に傷つける方がはるかに効率が良い。それを避けるのは彼の中の小さな抵抗である。
・既に人を殺した経験もあり、暴力の中に長年晒され続けていたため、既に平和な世界では生きられないと本人は考えているし、実際それは難しい。
・今でも結界内などでは、元来の性格を見せることがある。割と素直で心配性、そして自分の物を簡単に人に差し出してしまいがち。
・高田は幼馴染だが、どんな時も自分を助けてくれるので、本心では兄のように慕っている。
・真島は家族の事に縛られながらも、それでも自分に手を差し伸べてくれた善性があることを尊敬している。また、精神状態が悪化していた頃に自分を受け入れてくれたことから、本当は父と呼びたかった。
・透子ちゃんに関しては、最初こそエゴで延命させたことに罪悪感があったが、真島さんにはなかった彼女の素直さに救われている。自分が守られた以上に彼女を守り、今後も生き延びるべきだと考えている。
・渡辺に関してはどう接していいかわからない節もあるが、記憶の中の母よりもよく知っているし、彼女の優しさがこれからも守られれば良いと思っている。
・彼が魔術師となる場合、その本質は「変成」となる。誰かのため、人殺しにも、聖人にもなることができるが、それは本人を救う形をしていない。そして、元に戻ることはない。
・ちなみにイメソンは「星座みたいに繋がれて」です。