植物病原微生物・共生微生物の分子生物・分子生態学的研究
植物病原微生物・共生微生物は、生きていく上でめまぐるしい環境変化に遭遇し、適応せざるを得ません。これらの環境変化には温度・水分などの物理・化学的環境要因だけでなく、宿主植物や他の微生物などの生物的環境要因も含まれています。しかし、彼ら微生物がどのようなメカニズムで様々な環境変化に適応しているのか、十分解明されているわけではありません。私たちは、彼らの持つ生態特性や生理機能を分子生物学の手法を用いて理解し、病害防除や新たな利用法に応用することを目指しています。