皆様、こんにちは。
この記事では、ARゲームのUIデザインや こだわったポイントについて ご紹介したいと思います。
ゲームモードで最もこだわったことは、ARを生かした「ならでは」と言う部分を引き立てることです。
ですから、「ARシューティング」では的を狙う動作を実際に見回すことで実現していますし、「ARトレインズ」では
ヘリコプターの様なホバリングしたカメラから、地上を見下ろして位置関係を自由にできるプレイスタイルを実現しています。
また、ステージ選択の画面においても回転するコースターを実際の地表に合う形で表示するようにデザインしました。
これは、KCG AWARDS 2011 において発表されていた「ぼくの犬」を参考にしたものになっており、その作品ではマーカーを回転させる
ことで、画面内のコンテンツも回転する仕組みでしたが、今回はこれをマーカーが無い代わりに画面上のコースターを回転させる
仕組みへと変更し採用しました。
そして、UI要素はできる限り目立たず馴染むデザインを目指しました。
タイトル画面と同じく、ドロップシャドウにより可読性を向上させており。テキストはアウトラインエフェクトで境目をはっきり
させています。ゲージ類は、Unity標準のスライダー素材ではなく。独自のグラデーション素材にすることで立体感を付与しています。