研究室紹介
研究室ポリシー
〇 当研究室が求める学生
・化学実験が好き(興味がある)
・調べる(分析する)こと、作る(合成する)こと、変化させる(反応する)こと、どれにも興味がある
・自分で考えてみることができる
・考えたことを他人に相談できる
・相談をもとに実行できる
・予想外なことを楽しむことができる
・基礎化学にも興味がある
〇 当研究室で得られる技術・知識
・錯体合成と錯体分析の基礎技術
・錯体化学の基礎知識
・ボルタンメトリー、電解合成、電解重合、分光電気化学、電極触媒 (測定技術、波形解析技術)
・分子構造解析(単結晶X線回折、粉末X線回折。SPring-8に行くこともあります)
・学会発表レベルのプレゼン能力
・英文の論文を調査する能力
〇 当研究室の卒業生に求めるもの
・錯体化学と電気化学の基礎知識・技術の修得と経験の積み上げ
・考え、相談し、実践し、乗り越えて、解決するプロセスを知ること
・成果をまとめ、プレゼンテーションできること
研究生活について
〇 平日のスケジュール
月~金の朝10時~17時がコアタイムです。その時間内で実験を終えれるように準備をします。
週に1度、研究状況の相談会(各週1人ずつ、30分程度)と、論文1報の、読み合わせをします。
〇 年間のスケジュール(4年生の場合)
4月 歓迎会(BBQや花見)
5~7月 大学院入試(学内推薦)
7月 中間発表会(環境化学科の学生が対象。学科イベントです。)
前期報告会(基礎・教養科の研究室内で行います。)
前期打ち上げ(基礎・教養科の研究室合同です。)
8月 夏休み(実験進捗が芳しくなければ、追加実験もありえます。院希望の学生は院試勉強期間になります。)
科学教室での演示
9月 後期開始
大学院入試(前期、一般)
学会参加(年により異なります)
12月 後期報告会(基礎・教養科の研究室内で行います。)
忘年会(基礎・教養科の研究室合同です。)
1月 卒論発表予稿・卒論本文 提出(学科によって〆切異なります)
2月 卒研発表会
片付け終わり次第 春休み
大学院入試(後期、一般)
3月 卒業式
学会参加(成果によります)
不定期で、共同研究や測定のために、出張をします(SPring-8、大阪大学、神奈川大学、神戸など)
〇 研究室のセミナー(報告会、雑誌会)
・進捗報告会
1ヶ月に1度、研究状況を報告して整理し、方針の確認と今後の予定の調整を行います。
卒論発表の序論部分を少しずつ作っていきます。
・報告会(前期・後期)
研究データを半年に1度まとめることで、成果を整理し、問題点を洗い出し、今後の方針を決めます。
・雑誌会
英文の学術論文に慣れ、情報収集する力を身に着けます。自分の研究に関する論文を調べ、卒論の序論執筆に生かします。
※詳細は、サブページをご覧ください。
研究設備について
〇12-305号室(実験室)
※写真を順次公開予定。
〇錯体合成に関する備品
・エバポレーター
・遠心分離機
・マグネティックスターラー
・純水製造機(Merck Direct-Q3)
・窒素ガスライン
・オイルバス
〇錯体分析に関する備品
・紫外可視分光光度計(日本分光 V-630)
〇電気化学に関する備品
・ポテンシオスタット(CHI/ALS 720E, 600E)
各種ボルタンメトリー(CV, DPV, SWVなど)、バルク電解、分光電気化学、回転ディスク電極(RDE)による定常波測定、が可能です。
・回転リングディスク電極
・デジシムシミュレーションソフトウェア
ボルタモグラムの波形解析が可能です。
・分光電気化学装置
錯体の酸化還元反応(色変化)を調べることができます。
・電解槽(手作り)
居室(4-307号室)
4名分のデスクを用意しています。
共用パソコンも用意しています。
コーヒーマシンも置いています。
実験室(12-305室)
〇 試薬庫を設置しました!
試薬が保管できます。
他の実験室から移送いたしました。
(パクったわけではないです)
〇 超音波洗浄機を設置しました。
温度調整やタイマーセットができる優れものです。
〇 電子天秤を設置しました。
これまでは隣の建物まで試薬を量りに行っていたのですが、これからは実験室内で完結できます。
ワクワクします。
〇恒温槽を購入しました。
ガラス器具の乾燥を素早く終えられます。
思っていたより大きいサイズですが、たくさん実験することができます。