(1)はじめに
留学生個人チューター説明会 第1部です。ここでは、留学生到着直後の手続き支援についてご説明します。
留学生受入の関係者、入国直後の流れ、到着日にすること、学内外手続き、授業履修の順番でご紹介します。
(2)説明の前に1
この説明は『留学生受入マニュアル』と『渡日留学生タスクシート』の内容と連動しています。より詳しい情報はトップページから下記資料を参照してください。
・留学生受入マニュアル
・After arrival (website)
・渡日留学生タスクシート (国費・ 交換・ 私費留学生用)
(3)説明の前に2
ここでは、交換留学生(進取奨学生含む)、国費留学生の鹿児島到着直後の手続きを想定して説明します。これ以外の留学生も基本的な手続きは同じですが、教職員や留学生本人に確認しながら進めてください。
(4)留学生受入に関わる人たち
鹿児島大学では、留学生の受入支援に様々な人が関わっています。
支援者が所属する学内機関・施設として、上から学部・研究科、グローバルセンター、国際交流会館(留学生係)があります。
学生支援者としては、皆さんのような個人チューター以外に、到着直後の手続きをグループで支援する「留学生受入サポートデスク(通称:サポートデスク)」、留学生寮である国際交流会館に同居して、会館内での生活支援を行う「会館チューター」がいます。
サポートデスクの支援は、個人チューターの行う支援と一部重なりますが、新学期の1-2週間、期間限定で活動するのが特徴です。
(5)入国直後の流れと学生支援者
留学生は入国後様々な手続きをしなければなりません。これを主に支援するのが、皆さん個人チューターと、サポートデスクです。
サポートデスクは、到着推奨日に到着する留学生のみを支援対象として、到着、会館入居、生活準備、学内外手続きを支援します。到着推奨日はこのサイトのトップページにあります。これにあてはまらない留学生を担当する個人チューターには、多くの手続き支援をして頂くことになります。
つまり、留学生が推奨日に到着するか、サポートデスクの支援を受けるかどうかによって、個人チューターの動きが変わってきます。
★サポートデスクの支援対象となる留学生
到着推奨日に到着する交換留学生、進取留学生、国費留学生
※私費の研究生、私費の大学院生、JICA奨学生、学部正規生等は、到着推奨日に到着するかどうかに関わらずサポートデスクの支援対象になりません
(6)到着日にすること
留学生到着後の重要な手続きを取り出して紹介します。
まず、到着日に行う支援として、出迎え、会館への入居支援、大学周辺の案内があります。推奨日に到着する留学生については、サポートデスクが対応しますので、個人チューターが対応する必要はありません。
ただ、推奨日に到着する場合でも、当日個人チューターが国際交流会館で出迎えて留学生と顔を合わせておくと、支援活動がスムーズに始まります。サポ―トデスクスタッフと一緒に大学周辺の案内に同行することは大歓迎です。留学生と早めに会えるよう予定してください。
(7)学内外手続き
到着翌日から、学内外の手続きが続きます。個人チューターの支援が必要なのは、銀行での口座開設手続き、指導教員や研究室への同行・紹介、履修科目の相談です。SIMカードの購入、学研災(保険)加入、KadaiID設定、学生情カードの提出、健康診断等も個人チューターに付添支援をして頂くケースが多いです。
これ以外の手続きは、サポートデスクの支援を受けることができれば、チューターが個別に支援する必要はありません。
上記の中でも、指導教員や研究室での紹介は、個人チューターの重要な役割です。指導教員やゼミの学生と留学生をつなぐことを意識してください。
(8)授業履修について
留学生の在籍区分によって履修する授業が異なります。履修する可能性のある授業は3種類あります。
このうち、学部、研究科の専門科目や共通教育科目について相談されたら、授業の検索方法やシラバスの見方、おすすめ授業の紹介など、学生視点で相談にのってください。また、専門科目の履修希望があった場合は、紹介はもちろん、担当教員への連絡などを支援してください。
日本語科目についてはグローバルセンターで指導しますので、基本的に支援不要です。
交換留学生は非正規生のため、日本人学生のようなWebでの履修申請ではなく、書類(紙)での履修申請になるので注意が必要です。
(9)個人チューターの重要ミッション1
個人チューターの活動開始時の重要ミッションをまとめます。
指導教員や部局の職員から留学生の情報を入手して、❶留学生とメールなどで連絡をとり、自己紹介と鹿児島到着日を聞いてください。次に、❷留学生の到着日が推奨日かどうか確認してください。
その後、❸最初に会う日、場所、目的を検討しましょう。
(A)推奨日に到着する場合、できれば到着日に国際交流会館で出迎えて、サポートデスクのスタッフと一緒に買い物などに付き添いながら、活動を開始しましょう。後日、銀行手続きや指導教員へ挨拶に行く日を相談してください。市役所やキャンパスのツアーはサポートデスクに任せて大丈夫です!
(B)推奨日以外に到着する場合、留学生と相談して、到着日に空港・駅・国際交流会館等で出迎えましょう。出迎えができない場合は指導教員などに相談して、留学生が放置されないように配慮しましょう。できるだけ早く会い、市役所等手続きのために活動するスケジュールを相談してください。
(10)個人チューターの重要ミッション2
❻銀行口座開設や、❼履修科目の相談、指導教員への挨拶は、個人チューターの支援が必要です(サポートデスクは支援しません)。
いずれも留学生活を安定させるために非常に重要な手続きですので、早めにスケジュールを相談してください。
(11)活動前の確認
活動を始めるために、早速、①~⑤について確認しましょう。
皆さんの活動が有意義なものになるよう応援しております!
2025前期:留学生到着後の手続きについて、特に、多くのチューターに関係する情報をまとめました↓
国際交流会館に入居する留学生や、交換留学生は、鹿児島銀行で口座を作るようにしてください(※4月1日以降!)
サポートデスクでは支援をしませんので、個人チューターの支援をお願いします。
交換留学生の学生証(ラミネートされた簡易的なもの)は鹿児島銀行の証明書類としてつかえません。
口座開設の前に、学部窓口で在籍証明書(紙)を取得してください。
国費留学生はゆうちょ銀行の口座を開設します。
留学生係から案内があると思いますが、事前にWebで申請書を作成して、窓口へ出向いて作成するようにしてください。
SIMカードの契約・購入はできるだけ個人チューターが支援してください
一般的なSIMカードの契約には、日本で使えるクレジットカードまたは銀行口座が必要です。
銀行口座で契約する場合、口座開設まで少し時間がかかるので、SIMカード購入も遅くなるでしょう。
「GTN mobile」は、クレジットカードや銀行口座がなくても契約できるため、留学生にはとても便利です。
日時:2025年4月7日(月)
都合のつく個人チューターは一緒に参加してください。
留学生がこの日に参加できなかった場合、個人チューターの方で支援をお願いします。
★交換留学生の授業履修 (情報ページLINK)
交換留学生の授業履修登録について個人チューターの支援をお願いします。
授業履修については上のリンクから確認してください(留学生本人にも同じものを共有しています)。
ただし「特別研究学生」は授業履修して単位を取得することはできませんので注意が必要です。
不明点があれば、留学生と一緒にグローバルセンター(共通教育棟1号館4階)に来てください。
★留学生特別日程の健康診断
チェックリストの記入等があるため、留学生には、個人チューターと一緒に受診することをお勧めしています。
留学時に健康診断書(レントゲン)を提出した場合、この健康診断は免除される場合があります。
受診対象留学生には学部から直接メールが届きますので確認してください。
日 時:2025年4月25日(金) 9:30-11:20
場 所:保健管理センター (Map) https://goo.gl/maps/c1VGCjvfe2HmtPPR7
持ち物:学生証、無地のTシャツ
検 査:胸部X線、結核採血検査