淡水研では、毎年一度NFに合わせて会誌『疏水』を作成しています。遠征記や魚の捕り方解説、おいしい食べ方やゲーム内での魚類生態研究、学術誌に出した方がいいんじゃないかというような総説まで、会員の淡水生物愛に溢れた文章が満載です。
また、鴨川の全流程にわたる魚類相調査をもとに今のところ鴨川での記録がある全65種を掲載した『鴨川の魚図鑑』や、2024年のNF企画として制作した『大ヨシノボリ展記念図録』などを同人出版しています。紙版は基本的にNFとその他の対面イベント時にしか販売していませんが、PDF版はBOOTH(こちら)からいつでもお求めいただけます。
2022年度から、会誌『疏水』を発行しています。
タイトルは琵琶湖疏水にちなんで会員の投票によってつけられました。 明治に造られた琵琶湖疏水は、現在でも南禅寺水路閣や哲学の道などの形で、京都の学生にとって馴染みの深い景観であり続けています。京都の上水道としても現役であり、琵琶湖疏水を介して京都と琵琶湖のつながりを日常的に意識しながら生活しているのです。本誌『疏水』を手に、私たちの湿地帯での活動を知っていただけましたら幸いです。(Vol. 1「おわりに」より)
バックナンバーをPDF形式にてBOOTHで販売しております。以下のリンクからお買い求めいただけます。
目次
川口 晃志郞:はじめに(淡水生物研究会会長挨拶)
北尾 圭梧:ヨシノボリ撮りの話
川中 太陽:茨城大学公開臨湖実習体験記
吉田 奈央:限界!?台湾採集
木村 時輔:ミズウオたずねて90里
藤井 琉穂:北陸遠征記
竹下 祥生:広島釣行・採集記
井上 友喜:山陰遠征採集記
大森 蓮:石垣島、西表島遠征記
川口 晃志郞:ゼゼラとそのなかま~インターネット採集のすすめ~
近藤 壮:北海道中膝栗毛
田邊 恵一:オイカワ追いし川美味しいかは恋しいか
中野 幹一朗:おいしいドジョウの開き方
林 康生:静岡・愛知遠征記
佐藤 充朗:淡水魚の旅 in Korea
山田 諒:泥にまみれた幸福―文系大学生の日淡遠征記
浜橋 丈:全人類ユゴイをすこれⅢ
𠮷尾 悠暉:タンガニイカ航湖記
川口 晃志郞、吉田 奈央、川中 太陽、藤井 琉穂:大ヨシノボリ展回顧録
藤井 琉穂:思い出の水辺を訪ねて
三内 悠吾:系統地理のススメー次世代の系統地理学的研究に向けてー
特集!京大淡水研会員におすすめの本を聞いてみた
佐藤 充朗:おわりに(編集係挨拶)
目次
北尾 圭梧:はじめに(淡水生物研究会会長挨拶)
岸田 岳大:魚の生態写真を撮ってみよう
田邊 恵一:ニゴロブナを採ってきて食べる話
前中 蒼:イド種群以外の伏流水のミミズハゼ
浜橋 丈:素潜りで大物を仕留めよう――素潜り編――
藤井 琉穂:投網で魚を捕る
中野 幹一朗:絶品!オイルワカサーディン
片山 優太:新種記載物語
角野 和史:天然記念物の池でバスギル釣ってみた
近藤 壮:シロヒレタビラに会いたい!
小田 泰一朗:メジロザメ属のサメを釣って食べたりしたという小話
佐藤 充朗:ビワコオオナマズ釣行記
川口 晃志郞:東方遠征録
川中 太陽:魚類学会行ってみた
三内 悠吾:稲妻地方海神島におけるウナギ類のマイクロハビタット利用
北尾 圭梧:全人類ユゴイをすこれⅡ
特集!京大淡水研会員に魚好きの経歴を聞いてみた
川口 晃志郞:おわりに(編集長挨拶)
目次
北尾 圭梧:はじめに(淡水生物研究会会長挨拶)
川口 晃志郞:実録!淡水生物研究会活動レポート
北尾 圭梧:鴨川図鑑編集後記
山内 拓巳:広沢池とフナ
川中 太陽:ハスの頭骨標本を作る
亀井 裕介:“豊饒の海”有明海
木村 時輔:細谷ゼミ
大澤 遥介:水草――淡水魚採集のお供に
奥川 陽平:九州大学伊都キャンパス付近を流れる大原川に生息する淡水魚
川口 晃志郞:桃太郎採集旅行記
清原 涼平:カワニナの分子系統地理学
片山 優太:ウナギを食べたい!
𠮷尾 悠暉:美しく賢い淡水魚 その名はシクリッド
高石 悠生:石垣島遠征備忘録
中野 幹一朗:淡水研レシピ集 Vol. 1 焼き干しのススメ!
三内 悠吾:ツチフキ再発見!エピソード録
高田 喜光:よくわかるトウヨシノボリ
浜橋 丈:全人類ユゴイをすこれ
三内 悠吾:おわりに(編集長挨拶)
目次
片山 優太: はじめに(淡水生物研究会会長挨拶)
北尾 圭梧: 徳島県の淡水魚
大澤 遥介: 道東小採集記(2022 8/5-8/11)
東條 凜 : コアユを求めて
大下 遼 : 北陸採集記(2022 8/27,28)
岸田 岳大: 南紀の川
浜橋 丈 : 加古川探訪録
角野 和史: ビワマストローリング「ビワトロ」体験記
三浦健太郎: 南北採集放浪記
片山 優太: 東日本一周ホトケドジョウの旅
澤田 直人: 標本をたくさん見よう —カワニナの分類と変異—
原 直誉 : イソミミズ Pontodrilus litoralis を探せ!
佐々木賀治: 魚類の形態計測ってどうやればいいんですか?~文献編~
三内 悠吾: 水田周辺の水域におけるドジョウ科魚類の生息状況報告
山内 拓巳: 多自然川づくり:室見川の事例
髙石 悠生: 岡山四手網小屋合宿備忘録
三内 悠吾: おわりに(編集長挨拶)
ウキゴリ属魚類は、川の中流から干潟、浅海域、池や湖など幅広い環境に生息しているハゼの仲間ですが、あまり知名度は高くないようです。しかしながら、婚姻色の美しさや、魚類としては珍しく雌の方が婚姻色が顕著であるという生態の興味深さ、進化の過程で何度も交雑を経験してきた複雑な来歴など、その魅力は多岐にわたります。本書では、現時点で種として扱われている日本産ウキゴリ属魚類全種について、鮮明な写真を豊富に掲載し、各種について概説しています。
2024年度のNF(京都大学11月祭)で大好評を博した「大ヨシノボリ展」記念図録の電子版です。日本産の学名の定まっているヨシノボリ全種はもちろん、カワヨシノボリの各型や全国から収集したトウヨシノボリについて、標本写真と生体写真つきで掲載しています。身近なヨシノボリの奥深さをご覧あれ!!!
鴨川で見られる魚類を確実に見分けられるもの、現時点での魚類相の確実な記録となるものを残すため、2023年度に『鴨川の魚図鑑』を制作しました。2023年時点で確認されている全65種について豊富な写真付き(300枚以上の写真を掲載)で識別点を詳述し、またできるだけ多くの種について標本を作製して京都大学総合博物館に登録しています。知見のアップデートに合わせて、適宜改訂を行っていきます。