不定期で会員お気に入りの写真や魚を紹介するページです。
佐渡の魚たち(2025/11/29更新)
穴だらけのウェットで潜るには覚悟が必要な時期になってきました。というか今年は魚類学会が11月末にあった関係で、準備に追われていた11月はそもそも川に潜れませんでした。
そんなときの息抜きの一つが過去の写真を整理したり眺めたりして思い出に耽ることなのですが、こちらは初秋に訪れた佐渡の魚たちです。弊会には自分を含め数名の熱心な佐渡愛好家が在籍しており、「ウキゴリ図録用のシマウキゴリはやはりウキゴリ研究の聖地で撮らなければ」など言い訳めいたことを口にしながら、諸々の間を縫って潜りに行くことになりました(ウキゴリ類のすみわけ等に関する研究が最も盛んに行われてきたのは北海道ですが、松本ほか(1982)(直リンク注意)による分布と形態に関する詳細な研究のある佐渡もウキゴリメッカの一つと言ってもよいでしょう)。
さて、目的のシマウキゴリはというと、最初に向かった川の海からほど近い平瀬であっさり回収でき、あとは周りにいる美麗ルリヨシノボリやころんとしたアユカケ、ちょっと川を上ったところのイワナを眺めるなどしていました。まだ水温も十分に高く、楽しい潜水でした。筆者はウキゴリ類の繁殖行動が気になっているので、また春に行きたいものです。
台湾の魚たち(2025/10/05更新)
9月初旬、台湾まで魚を追いかけに行きました.全てが見慣れない魚で不思議な気分になりました.遠征の細かい話は本年の会誌で紹介予定です.
オオタニノボリ.本遠征の狙い。
バラマンディ.アカメより先に見ることになるとは.
Rhinogobius rubromaculatus. 第1背鰭にうっすら青斑が煌めく。
スイシャギギ.cute...
有明海流入河川,夏(2025/9/28更新)
お盆前のことです.厳しい暑さの中,有明海に流入する小河川を巡りました.
ゴクラクハゼ
ヌマチチブです.好きな魚.
有明海の潮の干満の影響を受ける感潮域です.川の中にちょっとした段差があります.
いました.ヤマノカミです.海と川を行き来する回遊魚なのですが,小さな段差でも遡上が阻害される魚で,絶滅が危惧されています.国内では有明海のみに生息します.
高知遠征(2025/8/19更新)
8月初旬、トサシマドジョウと南の海の魚を拝みに高知へと遠征に行ってきました。初日は川でトサシマドジョウを観察、その後は海で潜ったり釣りをして採集を楽しんできました。特に、潜りではシマヒメヤマノカミやツマジロオコゼといった筆者がずっと見たかった魚が採れて大満足の成果に。
ノープランで行き当たりばったりでしたが、キャンプ泊をしたり温泉に入ったり、高知を満喫することができました。
トサシマドジョウ。美麗。
シマヒメヤマノカミ。ヤマノカミの仲間…というわけではない。
ツマジロオコゼ。パタパタと体を動かす姿は枯れ葉そのもの。
ホウセキキントキ。30 ㎝ 程度あり迫力満点。味も最高。
長野県への遠征(2025/7/30更新)
7月下旬に避暑もかねて長野県へ遠征に行ってきました。目的はドジョウとヨシノボリです。
ヨシノボリはカワヨシノボリとトウヨシノボリが採集されました。どちらも、関西で見かけるものとは雰囲気が違うような気がして興味深いです。
ドジョウに関しては、外来種のカラドジョウが自分の想定以上に採集されたので、長野県内での侵入・定着状況は深刻であるように思われます。また、ドジョウ外来系統もたくさん採集されました。
カワヨシノボリ(天竜川水系)
トウヨシノボリ
ドジョウ外来系統
カラドジョウ
北海道のさかなたち(2025/6/26更新)
6月17日から25日にかけて有志4名で北海道に遠征に行ってきました。北海道ならではの魚たちをたくさん観察できて充実した遠征となりました。遠征の具体的な行程は今年の会誌に掲載予定ですが、一足先に観察した魚を一部紹介します!!
エゾホトケドジョウ
エゾトミヨ
エゾハナカジカ
エゾウグイ
【不定期連載】韓国のさかなたち~カマツカ亜科編その1~(2025/6/8更新)
不定期連載「韓国のさかなたち」、今回はカマツカ亜科のさかなたち(その1)です。いわゆる「カマツカ類Gobionini」を紹介します!筆者はこの魚たちを見に行ったようなものなので、いろいろ見られてサイコーでした。
ムナイタカマツカ Microphysogobio yaluensis
はじめてのMicrophysogobio。ゼゼラに似ているものの非常にスレンダーで格好いい。日本ならナガレカマツカがいるような平瀬でも捕れるのが印象的。
ムナイタカマツカの頭部
口元の乳頭状突起が目立つ。
ヒメツチフキ(チョウセンゼゼラ) Biwia springeri
かわいい。最高。ゼゼラのようでゼゼラでない圧倒的異質感。ひげがキュート。きわめてハッピー。
ヒメツチフキの頭部下面
見よ。この発達した下唇皮弁を、短いながらにしっかりと存在する一対の髭を。
ツチフキ Abbottina rivularis
日本のと比較検討したいなあ。。。
カマツカ属の一種 Pseudogobio sp.
Tominaga and Kawase (2019)で別種疑惑が浮上した韓国の「カマツカ」。幼魚はいまいち違いが判らなかった。胸鰭の形が違うような、、?成魚を逃がしたことが悔やまれる。
その他、シラヒゲカマツカ Gobiobotia natdongensis も観察しました(都合により写真不掲載)。韓国産Gobioniniの多くの属を観察出来て最高に幸せでした。Saurogobio?知らない子ですね。。。再戦に期待!
ココロオドル(2025/5/22更新)
サンヨウコガタスジシマドジョウ♂
サンヨウコガタスジシマドジョウ♀
シマヒレヨシノボリ
ドジョウ
Zezezezezezezezeze(2025/5/20更新)
ゼゼラ Biwia zezera
ヨドゼゼラ Biwia yodoensis
【不定期連載】韓国のさかなたち~タナゴ編~(2025/5/18更新)
不定期連載「韓国のさかなたち」、今回はタナゴです。韓国の代表的なタナゴを一通り見ることができました。一部の写真のクオリティには目をつぶってください。曇ってたんです。
カラゼニタナゴRhodeus notatus
スイゲンそっくり。
ウエキゼニタナゴRhodeus uyekii(Rhodeus sinensis)
黄色ベースのタナゴは日本人的には新鮮。こいつを見に渡韓したといっても過言ではない。
ヤリタナゴTanakia lanceolata
日本の個体より若干体高が高い気がする。
カネヒラAcheilognathus rhombeus
1個体しかとれなかった。オスも見たかった。
チョウセントゲタナゴAcheilognathus chankaensis
この見た目で春産卵らしい。近年数を減らしているらしいのでまとまって獲れたのはラッキーかも。
オオタナゴAcheilognathus macropterus
在来個体だと思うと感慨深い。
タイリクバラタナゴRhodeus ocellatus ocellatus
こいつも在来。
二枚貝 sp.
족대(ジョグデェ)。採集効率が桁違い。
ウエキゼニタナゴ(手前)とカラゼニタナゴ(奥)
小さく可憐な春の宝石たち。
カゼトゲタナゴ(2025/5/9更新)
前回に続きタナゴが続きます.九州の宝石,カゼトゲタナゴ Rhodeus atremius atremiusです.水系によっては生息地は比較的多く残されていますが,多産する所は少なくなりつつあります.また,九州内のいくつかの水系では絶滅寸前の所もあります.
岐阜採集(2025/4/30更新)
GWということで淡水魚の宝庫、岐阜県に採集に行ってきました。
徐々に色づき始めたタナゴ類や、東海地方に固有の淡水魚などを観察することができました。
ヤリタナゴとアブラボテ
シロヒレタビラ
ヤリボテ(ヤリタナゴとアブラボテの交雑)
トウカイコガタスジシマドジョウ
カワバタモロコ
トウカイヨシノボリ
【不定期連載】韓国のさかなたち ~Squalidus+編~ (2025/4/25更新)
不定期連載「韓国のさかなたち」第二回はSqualidusことスゴモロコ属です。韓国産全種を観察することができました。スゴモロコ属ファンの会員は大興奮でした。
ホソモロコ Squalidus gracilis majimae
日本のイトモロコにそっくり。生息環境もほとんど同じだった。
コウライデメモロコ Squalidus japonicus coreanus
あまりデメっぽさは感じないが。。。数は少ない印象。
コウライモロコ Squalidus chankaensis tsuchigae
日本のコウライともスゴともつかない顔つき!興味深い。あとでかい。たも網で採集するのは至難。洛東江水系にて。
コウライイトモロコ Squalidus multimaculatus
無骨でかっこいい魚。東方独立水系にしか生息しない稀種。この写真ではわかりにくいが体側のスポットが神。
One more コウライイトモロコ。サイコー。
シマモロコ Gnathopogon strigatus
枠が余ったので別属の本種を。こちらはタモロコ属。ストライプがきれい。たしかにタモロコのほうが細長い気がする。
北陸の春を訪ねて (2025/4/21更新)
北陸の春と言えばホクリクジュズカケハゼ、ということで福井県に採集へ。途中雨に降られたもののなんとかその姿をおがむことができました。眼福。
ホクリクジュズカケハゼ
アブラハヤ
ニシシマドジョウ
カワヨシノボリ
ドジョウ
キタスナヤツメ(おそらく)
【不定期新連載】韓国のさかなたち ~シマドジョウ編~ (2025/4/16更新)
3月に大韓民国清州市で行われた魚類自然史研究会に弊会会員も少なからず参加しました。研究会の終了後には一部会員は韓国に残り、現地のみなさまの協力のもと数日間採集を行いました。このHPではしばらくの間、韓国の淡水魚たちを紹介していきます。まずは、今回の研究会の主役でもあったミホシマドジョウCobitis choii をはじめとしたシマドジョウたちを紹介します。
ミホシマドジョウCobitis choii
今回の主役。危機的な状況から回復傾向にあるそう。研究会のエクスカーションで許可をとって採集。自力では捕れなかった悔しい。
Cobitis nalbanti
かつてのいわゆる「韓国のlutheri」。日本の某種に似ているような似ていないような。
コウライシマドジョウIksookimia koreensis
研究会中の食堂でKim Ik-Soo先生のお姿を見て感激。
ナガシマドジョウIksookimia longicorpa
日本でいうところのニシシマっぽい。
ラクトウハナジロドジョウKoreocobitis naktongensis
洛東江固有のハナジロドジョウ。格好良すぎてぶっ倒れそうだった。
琵琶湖採集(2025/4/16 更新)
春に遡上してくる琵琶湖のスジシマドジョウたちを追い求め新入生含め4人で琵琶湖に行ってきました。
雨に降られたり気温が一桁だったり強風だったり少し過酷な採集にはなりましたが、狙いのオオガタスジシマやビワコガタ、イサザなど琵琶湖らしい魚たちを見ることができました。
また、高島市新旭水鳥観察センターで雨宿りしつつカモメやカンムリカイツブリなど水鳥を観察することもできました。
ビワコガタスジシマドジョウ
オオガタスジシマドジョウ
イサザ
カモメ(写真は厳しいか…)
筑後川(2025/4/5更新)
九州一の大河,筑後川(地元では「ちっご川」といいます)です.ボラが跳ねています.
新入生歓迎採集@琵琶湖(2025/4/1更新)
そろそろ新年度ということで、入会希望者2名と共に春の琵琶湖へ採集に行ってきました。
春の陽気を感じつつ、ウグイ、イサザ、オオガタスジシマドジョウといったこの時期に見られる魚たちを中心に観察してきました。
淡水魚やフィールドに少しでも興味のある新入生の方、大歓迎です~。
ウグイ
イサザ
オオガタスジシマドジョウ
ウツセミカジカ
春を告げる(2025/3/27更新)
3月末とは思えない季節外れの陽気が続いています。魚たちも活性化しているのでしょうか。前回は琵琶湖の淡水魚ウキゴリ・イサザでしたが、それに続き、ウキゴリ属を中心とした春を告げる汽水のハゼたちです。
ビリンゴ Gymnogobius breunigii
エドハゼ Gymnogobius macrognathos
シロウオ Leucopsarion petersii
クボハゼ Gymnogobius scrobiculatus
ぼちぼち春ですね(2025/3/21更新)
3月下旬ながら冷え込む日もありますが、何種類かの魚は冬から春にかけてのこの時期に繁殖期を迎えます。
琵琶湖の固有種であるイサザは、早いものでは1、2月頃から湖岸でも見られるようになり、3、4月に繁殖の盛期を迎えます。浜で潜るとお腹の黄色く色づいた個体を何匹も観察できました。
川に入ってみると、同属のウキゴリも見られました。こちらもこの時期に繁殖しているようで、雌のお腹が大きくなって黄色に色づいていました。類似する両種の識別点はいくつかありますが、水中では尾柄の雰囲気と背鰭の大きさに最初に目がいきます。
カジカ類も冬から春に繁殖期を迎えます。非繁殖期とは異なり各鰭が真っ黒に色づき、体色も黒っぽくなったウツセミカジカが見られました。
寒中水泳は体力の消費が著しいのですが、この時期にしか見られない魚を見るためには寒いなどとは言っていられません。
上下ともイサザ
上:ウキゴリ、下:ウツセミカジカ
オオヨドシマドジョウ(2025/3/18更新)
宮崎県の大淀川にオオヨドシマドジョウを見に行ってきました。九州地域で広く見られるヤマトシマドジョウとはまた異なる雰囲気を持った美しいシマドジョウでした。また、本種の学名であるCobitis sakahokoの由来となった、「天の逆鉾」を連想させる長方形型の骨質盤が非常に印象的でした。従来本種は大淀川水系にのみ生息しているとされていましたが、鹿児島県の川内川水系にも生息していることが分かりました。さらに川内川水系では、同水系にもともと生息していたヤマトシマドジョウと琵琶湖淀川水系から移入されたオオガタスジシマドジョウ、そして本種の3種間で交雑を起こしている可能性があることが明らかになりました(岡ほか,2025)。残念なことに本種は、大淀川水系に近年放流された国外外来種であるコウライオヤニラミの影響などを受けて、その個体数を減少させています。
参考
岡 隼斗・八嶋勇気・北川忠生.2025.九州南部の川内川水系上流域に生息するオオヨドシマドジョウ.Ichthy, Natural History of Fishes of Japan, 53: 40-49.
記念図録表紙(2025/3/7更新)
昨年の大ヨシノボリ展記念図録の表紙に使った写真です。大学から徒歩10分、鴨川のカワヨシノボリ無斑型です。
佐賀県のシマドジョウ(2025/2/14更新)
今日はバレンタインデーということで、佐賀県に生息するシマドジョウ2種です。ヤマトシマドジョウ(左)とアリアケスジシマドジョウ(右)です。ヤマトシマドジョウはまさに「ヤマト」の名を冠するに相応しい美しいシマドジョウだと思います。アリアケスジシマドジョウも透明感があって美しいです。よく似ていますが、ヤマトシマドジョウのほうががっちりしていて模様も明瞭です。
ヨドゼゼラ(2025/1/16更新)
2025年初更新です。パラタイプ産地付近のヨドゼゼラです。
この地域では水路の改修などにより個体数が著しく減少しています。早急な対策が必要ではないでしょうか。
アジメ・ナガレホトケ・ニッコウイワナ(2024/12/19更新)
2024年ももう終わるので、今年用のカレンダーに使った写真(一部)をおいておきます。というか今年も残り2週間にしてこのページの更新2回目なんですね。来年はさすがにもうちょっと動かしま...動かしたいところです。
ゼゼラ・ヨドゼゼラ(2024/06/02更新)
春から初夏にかけてはゼゼラ類の季節でもあります。ゼゼラ類好きの会員には至福の時です。
左は淀川水系の固有種ヨドゼゼラのカップル写真(手前が雄、奥が雌)、右は琵琶湖のゼゼラの写真(雄)です。全然違いますね。
ビワヨシノボリ(2023/06/30更新)
琵琶湖岸の夏といえばビワヨシノボリです。鮮やかに色づいた背鰭と臀鰭がとても素敵ですね。
同行者がずっと潜ってイワトコナマズを探している傍ら、浅い礫底の湖岸で撮った写真です。
イサザ(2023/04/06更新)
琵琶湖の春の風物詩、イサザを見てきました。イサザの黄色いお腹を見ると春を感じますね。
繁殖期にはお腹が黄色く色づきます。繁殖期のウキゴリ属の特徴です。
目の後ろまで大きく裂けた口が特徴的です。
上がイサザ、下が同属のウキゴリです。似ているようで違う2種です。
お腹です。
イソミミズ (2023/02/09更新)
日本で唯一、砂浜や干潟で見られる大型貧毛類(ミミズ)であるイソミミズPontodrilus lioralisです。
ミミズなのに塩分も陽射しも高温サウナ状態もへっちゃら、肉食性昆虫(ハサミムシ等)に対しても発光する体液で対抗する生存能力極振りミミズ。
写真に掲載した採集地では、初夏に大量にいましたが、初秋には姿が見られなくなってしまいました。来年度にはもう一度採集に行きたいと思っています。
ヨドゼゼラ(2023/01/31更新)
淀川水系に固有の淡水魚、ヨドゼゼラBiwia yodoensisです。
とても寒い時期でしたが、浅場にいました。近縁のゼゼラと比べてまるっこい感じがします。
雪の川(2023/01/26更新)
ここ数日の大寒波で、京都市内の川も雪化粧しています。左から鴨川、高野川、桂川です。
真ん中の写真は左側が凍っています。よく見ると氷の上にセグロセキレイがいます。氷の上に降り立った瞬間に足を滑らせるところを目撃しました。
沖縄本島のボウズハゼ2(2023/1/17更新)
アカボウズハゼです。鮮やかな体側後半部が目を引きました。
上唇にあるヒゲのような黒帯もチャームポイント。
佐渡島のイワナ(2023/01/12更新)
渓流魚初投稿!昨年8月に行った佐渡遠征で釣れた貴重な1匹。佐渡には内水面漁協がほとんどなく、この個体もおそらくは在来系統と思われます。ちなみにこの後に行った佐渡のヒガシシマドジョウ探しは惨敗でした。今年こそリベンジしたい!
やんばるのカエルたち1(2023/1/10更新)
前項の沖縄本島遠征、到着すると雨が降っていて川に潜ることができなかったので、初日はやんばるの林道で生物観察をしていました。
どれも沖縄本島北部(やんばる)に固有のハナサキガエルです。色彩に個体差があって観ていて飽きません。まんまるの瞳も可愛いです。お気に入りは一枚目の写真。
沖縄本島のボウズハゼ 1(2023/1/6更新)
寒いので例によって沖縄の思い出に浸っていました。写真は個人的な沖縄本島遠征の際にみつけたボウズハゼたちです。まずはナンヨウボウズハゼ属。川の中でその姿を見た時には心が躍ります。まだ見ぬ種を求めて沖縄遠征は続きそうです。
ナンヨウボウズハゼ(橙)
ナンヨウボウズハゼ(青)
コンテリボウズハゼ
ヒスイボウズハゼ
カンムリワシ(2023/1/6更新)
カンムリワシ
ド〇キにいたカンムリワシ
あまりにも寒いので沖縄合宿の写真を見返して暖をとっていたら、こんな写真が出てきました。
カンムリワシは、筆者は一度しか見られなかったのですが、運のいい会員は何度か見かけられたそうです。それから、石垣島のド〇キにもカンムリワシがいました。やはりカンムリワシは石垣島を代表する鳥のようです。
鴨川デルタ(2023/1/6更新)
このサイトのホームの背景に使っている鴨川デルタの写真です。
最近の写真かと思いきや、実は4年前の8月、中の人が高校生でオープンキャンパスに来たときの写真です。
天気が良くて、人も多くて、人との距離が近い鴨川らしい写真だなあと思っています。
頻繁に採集に訪れるわけではない鴨川ですが、多くの会員にとって最寄りの川、最も目にする川である鴨川こそが、京大淡水研を紹介する上で最初に登場する川としてふさわしいでしょう。
この写真のあたりでも魚は多く、オイカワやカワムツ、ムギツク、ナマズ、ドンコ、カワヨシノボリなど、西日本の河川中流域のザ・普通種たちが迎えてくれます。
また、川の名前の通りカモも多く、冬には多くのカモ類が訪れます。
オオガタスジシマドジョウ(2022/12/26更新)
今年一年間で会員が捕まえたオオガタスジシマドジョウたちです。産地や体サイズによって斑紋には微妙な違いが見られるようです。
ミヤマアカネ・ノシメトンボ(2022/12/24更新)
今年は、例年になく地元の川にミヤマアカネが多い年でした。実習で行った佐渡はノシメトンボだらけで、羽に模様のあるトンボをよく見た一年でした。
ヤリタナゴ4地点分(2022/12/14更新)
岡山県産
春早い時期でしたが、鮮やかに婚姻色が出ています。臀鰭の朱色が目を引きます。
佐賀県産
こちらも早春に採集しました。鱗がきれいな雌の個体です。
石川県産
真夏に採集した個体です。風格ある体型に、尾鰭にまで赤色の婚姻色が出ています。
岐阜県産
初夏に採集した個体です。腹部を染める黒色が渋いです。
琵琶湖流入河川の中を覗いてみましょう。(2022/12/13更新)