計算知能論 (Computational Intelligence)
計算知能論 (Computational Intelligence)
これは2020年時点での講義資料です.
計算知能とは,1990年代まで支配的ドグマであった記号処理による人工知能に対し,なんらかの数値計算によって人間の知能を実現しようとする種々の一群の理論・手法を指す.主なものとしては,ファジィ理論,人工ニューラルネット(人工神経回路網),進化的計算,ベイズ推論等があり,機械学習を含むこともある.だがこれらの理論・手法は20世紀の間,『人工知能』の世界では傍流 −− 穏やかな言い方をするとすれば −− であった.
1980年代,人工知能は2度目のAIブーム(知識工学ブーム)を謳歌していたが,1990年代に入る頃には行き詰まりを見せ始め,人工知能研究は停滞した.だが21世紀に入ると,それまで傍流であった計算知能論の中からデータサイエンス,ディープラーニング,生成AI等が脚光を浴びるようになり,今ではAIの主流は計算知能に移ったといえるだろう.なお,この講義では,生成AIは扱っていない.
第1講 計算知能について
第2講 ファジィ集合論
第3講 ファジィ推論
第4講 可能性理論1
第5講 可能性理論2
第7講 確率推論
第8講 遺伝的アルゴリズム ー基礎ー
第11講 人工ニューラルネット ー基礎ー
第12講 人工ニューラルネット ーパーセプトロンー
第13講 人工ニューラルネット ー逆伝播学習ー
A-2 ホップフィールドネットワーク
A-3 ボルツマンマシン
A-4 双方向連想記憶