ロングレースに向けた、さまざまな準備の一つが補給です。補給がうまくいけば、スタミナが持続し、胃腸トラブルやエネルギー切れを起こさず、本来の実力を発揮することができます。
今後のレース、さらに長距離のレースに向けて、役立つ情報が得られます。
興味のある方は、下の内容をご一読の上、ご応募ください。
2023:LAKE BIWA 100
2021:LAKE BIWA 100
2020:くろんど輪舞曲、Shiga1 FKT(丹羽薫選手)、東海自然歩道FKT(いいのわたる選手)
2019:UTMF、滋賀一周ラウンドトレイル 第1回プレ大会、UTMB
2018:GaoliGong by UTMB、Trans Lantau 100、近江湖南アルプスTRAILRUNRACE in桐生、Ultra Trail Tai Mo Shan、Rebelwalker 100
ご協力いただいた選手へのフィードバック(メール、資料、動画など)が終了しました。
フィードバックが終了した調査のいくつかは、学会発表、論文発表など、学術的利用をさせて頂いています。
ITRA index、性別、年齢、身長、体重、体脂肪率
レース前に準備した補給食の写真(レース前or後にスマホから送信)
レース中に摂取した補給食、飲料のアンケート(レース後にスマホで回答)
消化器症状に関するアンケート(レース後にスマホで回答)
連続式血糖値測定器の装着(郵送または比良レーク前日受付時に装着)・・・糖質補給についてフィードバックが受けられます
体重測定と採尿(スタート、A4 さらら、フィニッシュで靴を履いたままザックを下ろした状態で計測。採尿は数mLを紙コップに採取)・・・水分補給についてフィードバックが受けられます
上記の5「血糖値」、6「体重・尿」は、片方だけでも申込み可能です。
ご協力いただける方は、こちらからお申込みください
現在多くの方からの申し込みをいただいております。血糖値測定の対応可能な被験者数を超えましたので、「体重・尿」についてのみ新規の申し込みを受け付けております。(2023/9/27)
最大35名。性別、年齢は問いません。早く応募して下さった方を優先いたします(6「体重・尿」だけであれば、人数制限はありません)。
締め切り:9月30日(土)23:59(これ以降になると血糖値測定装置一式の発送が間に合わない可能性があります)(6「体重・尿」だけであれば、10/2(月)23:59まで可能です)
Q. 連続式血糖値測定器とはどういうものか?
A. 500円玉サイズのプラスチック製部品を両面テープで二の腕の後ろ側(力こぶの裏手あたり)に貼り付けます。皮膚表面下に太めの髪の毛程度の7mmほどのセンサーを挿入します。値は、最大2週間まで、自動的に装置内部に記録されます。
Q. 機械の装着に痛みはないのか?
A. 装着時に一瞬、軽い痛みがあるという人もいれば、ないという人もいます。装着のための動画をお送りします。
Q. 風呂は入れるのか?
A. はい、30分以内の水没は大丈夫です。
Q. 申込後に参加を取りやめることはできるのか?
A. もちろんです。例えば、痛みがある場合は、装置を外して不参加を表明して下さい。
Q. 謝礼は出るのか?
A. 謝礼はお支払いできませんが、機器ならびにアンケートを返却を頂いたあと、10日を目処に、動画にてフィードバックをお送りします。今後のレースにご活用頂けるものと思います。
Q. 測定に危険はともなうのか?
A.これまでから同様の調査をいくつものレースで行っていますが、本調査が原因で選手に事故などが起きたことはありません。また、現在の状況下においても、直接選手に触れるものではありませんので、ソーシャルディスタンスを保った状態で行うことが可能です。
Q. 結果はどのように利用されるのか?
A. 2019年UTMF、2020年シガイチFKT、2021LAKE BIWA 100くろんど輪舞曲でも同様の調査を行い、NHK「グレートレース」でも取り上げられ、研究成果は、国際学会や学術論文でも発表しています。研究成果は、雑誌「TRAIL RUN」、「RUN+TRAIL」に記事として掲載しています。研究成果の発表に際しては個人情報がわからない形で行います。本研究は龍谷大学「人を対象とする研究に関する倫理委員会」の承認を受けて実施するものです。
以上です。
大変過酷なレースですので、体調管理を万全にどうぞお気をつけください。私も当日、会場入りしますので、お会いできることを楽しみにしています。よろしくお願い致します。
連絡・問い合わせ先:kengyu0818(アットマーク)gmail.com
龍谷大学 農学部 教授 石原 健吾
研究協力者:龍谷大学 小坂広海(大学院生)