京都市立芸術大学美術学部には、テーマ演習という授業があります。学生や教員がテーマや内容を自由に設定して、それが正規の授業として認められるというものです。
「科学・芸術・社会の相互作用」は美術学部の共通教育で自然科学を担当している磯部の大学院向け授業を履修していた学生たちの発案で2018年度に始まったテーマ演習です。京都大学を中心とした学外の学生にも参加を呼びかけ、芸術を学ぶ学生と科学(人文社会科学を含む)を学ぶ学生が交流してお互いに学び合うこと、そして科学・芸術と社会との関わりについて考えることを大きなテーマとし、具体的な内容はその時に参加している学生と相談しながら進めています。
担当教員:磯部洋明(京都市立芸術大学美術学部准教授)