画像かタイトルをクリックすれば読了時の投稿にジャンプします。
昭和初期の猟奇殺人「阿部定事件」をテーマに、「究極の純愛」を描いた傑作です。赤裸々な性愛の描写があるので万人向けではないかもしれませんが、一生に一度の相手に出会った人の物語に圧倒され、胸がいっぱいになりました。お定さんが村山由佳さんに乗り移ったに違いない、と思うくらいに言霊の宿った作品です。
箱根駅伝をテーマに、関東学生連合チーム、そして箱根を中継するテレビ局側の二つの視点から描かれた感動作。上下2巻の700ページを一気に駆け抜けるほど面白かったです。寄せ集めと言われるチームが逆境を乗り越えていく姿に涙、涙……。スポーツ小説としても、人間ドラマとしても秀逸な一冊。箱根駅伝を見る目が変わります!
この作品に出会えて本当に良かった。人生や運命の不思議さと美しさを描いた物語です。因縁の糸が絡まり合い、ほどかれ、再び結び直される様は感動を超えて神秘的。主人公・葛城平の言葉の一つ一つも深く心に刺さります。人とのつながりを改めて大切に思わせてくれる傑作です。
生きて行くことのしんどさ、そして人との出会いやつながりの温かさが優しく描かれた物語。家事代行を通して築かれる信頼と絆に涙しました。心温まるだけでなく、深く考えさせられる一冊。
大正から昭和にかけての激動の時代を生き抜いた二人の女性の物語。師弟や姉妹以上の絆を築く二人の姿に心を動かされました。続編があればぜひ読みたいです!
高校球児の母親視点で描かれた新しい切り口の高校野球小説。親としての葛藤や息子の成長に伴う喜びと寂しさがリアルに描かれています。嗚咽をこらえながら読んだ感動作です。
デスゲーム「蠱毒」もいよいよ後半戦へ突入。戦闘シーンの圧倒的な迫力、そして参加者たちの人間ドラマの描写で、シリーズの面白さがさらに加速しています。次巻「神」が待ち遠しい‼️
医療ミステリーとしてもヒューマンドラマとしても優れた一冊。主人公そっくりの男の謎を軸にしたストーリーに最後まで釘付けでした。これがデビュー作とは驚きです!
常識や倫理観を揺さぶられる衝撃作。『正欲』同様、多くの人が何となくモヤモヤしていたものを思い切り言語化して突きつけてくるような、そんな痛快さを感じました。
バレーに打ち込む高校生が、悩みながらも自分の内面と向き合い、答えを見つけて成長するという清々しい話。スポーツだけでなく、何かに打ち込む全ての人に響く物語です。タイトルの意味に感動!
読書によって人生と向き合い、答えを見出していく物語。静かに心を動かされる感動がありました。読書会に参加したくなること請け合い。本好きへのプレゼントにも最適です!