本プロジェクトの目的
①自然エネルギーである太陽光発電に親しみを!
②パネルだけが注目されがちなところ、太陽光発電は、台風で飛ばされないように固定する金具や方法、パワコンなどの周辺機器も重要な役割が!
④再エネは施工(藤野電力さん)、電気店(ソーラーワールドさん)、小売電力会社(グリーンピープルズパワーさん)のおかげで作られ、お金の地産地消にもなる。大規模発電所と違い、再エネがお金を回す!
「再エネは雇用も含め地産地消でありエネルギーの民主化だ!」
・エネルギーの数十%でも地産地消すれば社会はだいぶ変わる
・化石燃料だと資金が外部に流出してしまう。地域社会を向上させる再エネ!
住所:茨城県稲敷郡阿見町阿見
築50年超の一軒家の1階部分の屋根に設置
相模原市内で譲り受けた255Wの中古太陽光パネル7枚を利用。1.785kW、211.4V、8.43A。
蓄電池は設置せず、余剰売電です。
電気は非FITで小売電力会社グリーンピープルズパワーさんに買い取っていただきました。
やりたい人が集まり、やりたいことをしただけなのにちゃんとできてしまう素敵なメンバー
1枚18kgあるパネルを屋根に上げる
道行く人と太陽光についておしゃべり
作業するメンバーと見守るソーラーワールドの代表
ケーブル施工中
パネルを並べていく
身体にやさしい野菜で食事
パネルと電球を接続してプチ発電
次世代を考慮した気候変動対策を
4.採算性の計算
自家消費分の電気代が安くなる分と売電益の合計は15年で約44万円でした。非FITです。今回の設置にかかった費用の46万円と同等でした。部品を個人で単体で購入、パワコンは小規模のものがなく発電量に比べて高額なものを購入、発電量を遠隔でモニターするためのAISEGを導入するなどのため、一般的な費用より高くなりました。
今回の出力に換算した設置費用の相場は総額約61万円です。今回は中古パネルを使ったため約28万円のパネル費用はかからないためパネルを除く相場は約33万円となります。実際には前項にあるとおり約46万円かかりました。
specialist
施工:藤野電力 https://fujino.pw/
電気店・系統申請・検査:ソーラーワールド株式会社 https://solar-world.jp/
再エネ電力小売会社・買電・売電・系統申請:グリーンピープルズパワー株式会社 https://www.greenpeople.co.jp/
” 有志のみなさま(総勢14名)ありがとうございました ”
施工工程
系統申請の流れ
メモ:系統連系をするには、登録された電気店による施工と検査が必要です。申請書にも電気店の登録番号を記載しなくてはなりません。しかし、自身の家であって電気工事士2種の免許を持っていれば、系統申請ができます。東電PGに確認したところ、免許証の写しを担当部署にメールすれば仮の登録番号を発行してくださるそうです。それを申請書に記入して申請することもできます。私も電気工事士2種の免許を持っているため自分の家の工事をすることができる状態でした。
しかし、免許を持っていても、技術、道具、経験のあらゆる面できちんとした工事は困難です。施工経験のある施工業者へ依頼する必要があります。
屋根の様子(施工前)
パネル金具取付け
パネル固定用レール設置
パネル固定用レール設置
パネル上げ
パネル固定金具
パネル設置
パネルケーブル接続
PF管配線通し
PF管配線固定
アース棒1m埋設
屋内引き込み
パワコン設置
パワコン系統配線
パワコン通信線配線
配線屋内引き込み穴開け
屋内配線
太陽光ブレーカー設置
計測ユニット設置
接地抵抗検査
通電
AISEG2表示
(3/13 1.3kW発電)
遠隔(神奈川)での電力確認
(3/10 1.2kWh売電)
赤外画像確認
(背景の映り込みで色ムラがあるがパネルに局所的な温度ムラはない(個々の赤外データあり))
接続箱設置
(2025/5/3)
全体写真
<設計資料>
①系統申請書類 発電量調整供給契約申込書 ②単線結線図 ③付近図・構内図 ④ELB仕様の分かる資料 低圧配電線への系統連系協議依頼票
②回路図
③部品表
④太陽光パネル資料(カナディアンソーラー)
2025年3月16日