2023年より始まった宿泊を伴う長期巡検, その記録をまとめました.
訪問した地域の自然・産業・交通・歴史・食文化 など地理の知見を深めます.
長期に渡って滞在すると実際に訪問した地域の人々との交流をする機会もあります. これも長期巡検の醍醐味の一つです.
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準備中
(北九州市/田川郡/田川市/東峰村/嘉麻市/飯塚市)
午前9時に北九州市の中心である小倉駅に集合し、レンタカーを借り、まず小倉南区の平尾台に向かいました。平尾台は石灰岩からなるカルスト台地です。石灰岩は雨水によって溶けるため、地下にはいくつかの鍾乳洞が存在します。その中の千仏鍾乳洞に入りました。鍾乳洞は長く続いており、石灰岩と水によって形成された自然美を楽しむことができました。昼食は福岡発祥とされているうどんです。午後は田川市石炭・歴史博物館を見学しました。炭鉱で繁栄した筑豊の歴史や、炭鉱で働いた人々のくらしの様子を知ることができました。宿泊地は赤村の源じいの森のコテージです。赤村では役場や油須原駅、源じいの森温泉などを訪問しました。夕食は地理同好会の合宿名物の鍋です。翌日、午前中は添田町の英彦山神宮に参拝しました。山の上にある本殿までは近代的なスロープカーで登ります。英彦山は修験道の寺として発展してきた場所です。昼食は東峰村の道の駅小石原でとりました。とり天やだご汁などの九州名物が並びます。道の駅の近くには東峰村役場小石原庁舎があります。地理同好会恒例行事となった役場前での集合写真を撮りました。手には村の広報誌を持って東峰村愛をアピールしています。最後は飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸へ。途中、現在は嘉麻市となっている旧山田市の役所前を通って盛り上がりました。伊藤伝右衛門は炭鉱王と呼ばれた実業家で、明治時代に建てられた立派な邸宅が残されており、筑豊が炭鉱によって隆盛を極めていたということが分かります。最後は小倉駅にレンタカーを返却し終了です。卒業されるお二人とは最後の巡検です。
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