2020年3月28日 (第153回)日置市飯牟礼周辺、諸正岳

今年最初の観察会は、日置市の諸正岳(もろまさだけ)に行きました。鹿児島市からほど近い標高301mの低山です。今まで150回以上観察会をやっていてまだ一度も行っていなかった場所でした。下の図にありますように、鹿児島大学の標本庫に保存されている標本の採集地には偏りがあり、観察会もよく標本が採られている地域でよく開催されていました。今回は採集標本が少ない地域で行ったことのない山に出かけてみました。午後から雨の予報で午前中だけの観察会でしたが、かなり多くの種があり、丁寧に探すと町の近くの低山にも興味深い植物が生えています。

整理途中ですが鹿児島大学標本庫の標本の採集位置。国土地理院の25000分の1の地図に相当する2次メッシュごとの採集種数と点数。

白丸は今までの観察会の開催地点。

諸正岳山頂にて

諸正岳山頂からの景色

スミレ

ハクサンボク

マルバウツギ

シャガ