ζ(3)、ζ(5)、ζ(7)について近似値を求めました。
未解決問題とされていたようです。
ζ関数をPCでn=200億まで求めたものです。
ζ(奇数)については、未解決問題ということで近似値が求まらないか挑戦したものです。
ζ(2)=1.644934058 π^2/6=1.644934067
ζ(3)=1.202056903 π^3/25=1.240251067
ζ(4)=1.082323234 π^4/90=1.082323234
ζ(5)=1.036927755 π^5/295=1.037354864
ζ(6)=1.017343062 π^6/945=1.017343062
ζ(7)=1.008349277 π^7/2995=1.008445151
ζ(8)=1.004077356 π^8/9450=1.004077356
Zeta(3)は、まともに200億回繰り返して求めたものです。
π^3/25は、その通り、計算したものです。
つまり、左側の列は、まともに200億回繰り返して求めたものです。
ご参考まで、ζ(3)は4%の誤差、ζ(5)は、0.05%の誤差、
ζ(7)は、0.01%の誤差でした。
ζ関数豆知識
ζ関数のSを複素数とすると、リーマン・ゼータ関数として有名です。
S=0.5+ixとして、ゼロ点を計算する問題です。
これは、素数を使って虚数部が飛び飛びの値で0になります。
その飛び飛びの間隔の式と、原子のウランなどの重たいものの原子核のエネルギー準位の飛び飛びの間隔の式が同じとなります。
原子の解析には、虚数は欠かせません。
物理と数学を結びつける問題として注目されて居ます。
筆者は、リーマン・ゼータ関数のゼロ点間隔の式と原子核のエネルギー準位間隔の式の両者は、虚数が含まれていることに注目しております。
同じ数をかけて-1になるあり得ない数(虚数)が鍵を握っていると考えるのです。
量子もつれも虚数が関係しています。
2024年4月11日 荒井淳