有限要素法(FEM)の解と理論解の一覧を載せます。
1)一次元非定常熱伝導問題
2)二次元平面応力解析問題
3)梁振動解析の問題
それぞれの理論の概説を載せます。
1)熱伝導解析
2)応力解析(変位法)
3)振動解析
このホームページでは、理論解のある、線形問題のみ扱います。
したがって、エネルギー原理(変分原理)を適用した、Ritz法(熱伝導解析、応力解析)、Reyleigh-Ritz法(振動解析、固有値問題)のみです。
これらの問題を理論解で検証することにより、信頼性の高い解析が行えます。複雑な形状になったときにも適用可能です。
1) 一次元非定常熱伝導問題
一次元の棒を考えてください。
初期温度100℃に全体がなっていました。
時刻t=0で両端が0℃になりました。
フーリエ数:Fo=cρ/λL^2
ここで、c:比熱
ρ:密度
λ:熱伝導率
L:棒の長さ
フーリエ数:Fo=0.00125、0.0125、0.0625、0.125、0.25
の時の温度分布を計算します。
有限要素法の二次元熱伝導解析の詳細は、
6-FEM-HCA-unsteadyの
5.FEM 理論(Ritz法) をご覧下さい
2)二次元平面応力問題
有孔平板の問題(無限に広い板に孔が空いている)
問題の図(上下に引っ張られている)
メッシュ図
変位図
応力分布図(コンタ図)
応力集中のグラフ(平均応力の3倍になっている)
有限要素法 理論 変位法(リッツ法)についての詳細は、
7-FEMーPlane-stress-Analysis(PAS)(平面応力解析)の
7-4.FEM理論(Ritz法)(変位法)をご覧下さい。
梁(固有振動数と固有モードのFEMの解析と理論解の比較)
梁の各種境界条件による、固有振動数方程式と固有関数と固有値
梁の各種条件による固有振動数(FEMと理論解の比較)
有限要素法の梁の振動解析の詳細は理論は、
8-FEM-VA-beam(振動解析)
8-4.FEM-VA-理論 をご覧下さい。