大阪技術センター 大学院卒 入社3年目
1.JSTへの入社を決めた理由
元々、様々な産業に関わりたいと思い、あらゆる製品に使われる部品メーカーを志望しており、その中でJSTに出会いました。
国内外に工場を多数持ち、誰もが知るような企業・製品にJSTのコネクタが使われている事、
また海外でも仕事をする機会がある事に魅力を感じ、入社を決めました。
2.これまでに経験した仕事内容
過去3年間はコロナ禍のために、樹脂・金属材料の供給不安定や価格高騰が続きました。
その中でも生産を続けられるよう、使用する材料の種類を追加する事で対応しています。
ただし、材料を変更すると製品の性能も変化する事があります。そのため、その材料で製品の規格を満たすか、
これまでの製品と比べて大きな差がないかを調べるため、強度や電気的性能などの評価を行っています。
あるいは既存の製品をお客様の要望に合わせて改造する事もあり、その場合お客様に提供するサンプルを組み立てる事もあります。
また新規製品の開発に関わるのは、難しいですがやりがいのある仕事です。
既存の製品は寸法も試験の仕方も決まっていますが、新規開発は何を調べる必要があるか、どんな課題があるか、
どうやって解決するか、という所から考えなければなりません。
経験ある先輩社員とも対等にアイデアを出し、手探りで試験を行うのは、大変ですが楽しい所でもあります。
3.当面の目標
圧着端子やコネクタは電線の扱いを簡単かつ便利にする部品ですが、どんな電線でも圧着できるわけではなく、
圧着が困難なため、はんだ付け等の方法で接続せざるを得ない電線があります。
逆に言えば、そのような電線の圧着・コネクタ化が実現すれば大きな市場の獲得が期待できます。
私は現在そのような電線の圧着方法の実現を目指して、研究を行っています。
競合他社のどこも実現できていない事がその困難さを物語っていますが、それだけにやりがいがあると言えます。
4.仕事をするうえで心掛けていること
仕事においては、スピードを心がけています。
自分が素早くデータを収集して速やかに提供できれば、先輩・上司・お客様が早くに判断できますし、
不足や追加の確認事項が出来ても、余裕をもって対処できます。その上で、このデータが意味する事は何か、
どんなデータがあれば有用か、といった事を考えながら、スピードと質の両方を高めるよう努めています。
5.後輩へのアドバイスやメッセージ
入社するまでは、開発の仕事と言えば、図面を描いて製品を開発する、という程度のイメージしかありませんでした。
しかし実際にどんな仕事をする事になるのかは、就職活動の段階でイメージするのは難しいと思います。
就職してから知る事、学ぶ事が多いですから、あまり不安になり過ぎる事のないよう、就職活動を進めていける事を願っています。
大阪技術センター 大学卒 入社3年目
1.JSTへの入社を決めた理由
最初に内定をもらえたからです。
2.これまでに経験した仕事内容
最初は高温の槽などに長時間投入したコネクタ(例:105℃、500時間)の投入前後の抵抗の測定と、そのまとめ資料の作成をしました。
他にはパソコンを分解してどこにどんなコネクタ(自社・競合他社ともに)が使われているかを確認してまとめ資料を作成をしました。
今は、顧客要求の試験とコネクタの性能確認に必要な試験を考えて、試験に使用するサンプルを作製して実施しています。
試験・検証結果から検証内容の洗い出し ⇔ 検証の実施と結果の確認 を繰り返して、より良い製品を目指しています。
検証に使用する試作品作製のために外注と連絡を取り、見積金額の値下げ交渉なども行っています。
コネクタ以外では、担当に割り振られた試験に使用する設備の校正点検を業者へ依頼、不具合が出た際の業者への連絡や修理依頼なども行っています。
3.当面の目標
小から大まで、次のことを目標としています。
<大目標>
自分で製品を設計から立ち上げて、量産品として出荷する。
<中目標>
試作品の評価試験で出てきた問題点に対する考察と、必要な検証内容を洗い出してその結果と改善点の報告までの一連の流れを自身の力で行う。
製品の図面やコネクタに関する知識を増やし、顧客から要求されたコネクタ形状の構想を行う。
<小目標>
問題点に対して確認の必要な検証項目の洗い出しや、検証から報告までにかかる日程のスケジューリングを行い期限内に報告できるようにする。
4.仕事をするうえで心掛けていること
不明な点は考える時間を区切って相談や質問をすることや、
資料の作成などには時間をかけ過ぎず、検証内容や検証結果の考察に時間を使うように心がけています。
5.後輩へのアドバイスやメッセージ
分からないことも基礎的なところからキチンと教えてもらえるので、安心して仕事に臨んでほしいです。
東京技術センター勤務 大学院卒 入社3年目
1.JSTへの入社を決めた理由
人の役に立つ製品の開発に携わりたいと思っていたためです。
私たちが扱っているコネクタは車、スマートフォン、家電など多くの場所に使われています。
人々の日常を支えているコネクタに魅力を感じたため、入社を決めました。
自社内に製品開発、製造および営業とたくさんの部署があり、自身のキャリア次第では多様な職種を経験できる点にも魅力を感じました。
2.これまでに経験した仕事内容
1年目は生産技術センターに配属されました。
樹脂で製品の形を作る成形金型や金型から出てきたものを組立てる自動機に携わり、製品がどのように作られるかについて勉強しました。
自社のアメリカ工場向けの設備の開発に携われる部署であったためアメリカ工場のスタッフと関わることも多く、設備の知識だけでなく英語のスキルも身につきました。
2年目の途中からはスマートフォン向けコネクタの開発業務に関わっています。
電気的性能の試験はもちろん物理的強度や防水性能など様々な試験を行っています。
また、部署内で使用する応力解析ソフトの担当にもなりました。
最初は使ったことも無く、慣れるまで時間がかかりましたが、先輩社員の親身な指導のおかげで今はある程度使えるようになりました。
3.当面の目標
立てた計画通りに仕事を進めることです。
やるべきことがたくさんある中で計画通りに業務を進めることは結構大変だと感じています。
まずは一日、一週間のスケジュールを立ててその通りに実行することが当面の目標です。
将来的には長期的なスケジュール管理が出来るようになりたいです。
4.仕事をするうえで心掛けていること
計画通りに仕事を行ううえで、準備を怠らないように心がけています。
朝礼後からすぐに仕事に取り掛かれるように前日のうちに先輩に試験結果の報告を行い、次にやるべきことを相談するようにしています。
準備をした分だけ他の事に使える時間も増えるので、その時間は図面の勉強などに充てています。
5.後輩へのアドバイスやメッセージ
働く環境で自分の強みや個性を活かせる企業かどうかを見極めることが大切だと思います。人間多種多様です。
人それぞれ違った感性や考え方を持っていて、それらが個人の個性であり強みだと思います。
そのような強みを持っているにもかかわらず、「会社が求める人物像に合わせてあなたも変わってください」と言われながら働くのはストレスに感じると思います。
自己分析をしっかり行い、あなたの強みと必要とされる人物像にギャップが無い職場を探してください。
就職活動応援しています!
東京技術センター 大学院卒 入社3年目
1.JSTへの入社を決めた理由
理由は主に2つあります。
1つ目は、電子機器に欠かせないコネクタを製造し幅広い業界でシェアを占めている点について魅力を感じたからです。
2つ目は、私が化学系の材料工学を専攻していたこともあり、経験が乏しく苦手意識のあった分野をJSTでチャレンジしてみたかったという点になります。
2.これまでに経験した仕事内容
試験サンプルの評価、製品や評価用基板の設計、営業向けの製品紹介などを行ってきました。
3.当面の目標
次のことを目標としています。
・少しでも早く一人前のエンジニアになること
・担当製品を量産化させること
・担当製品のアプリケーション先に対して興味をもち、市場を知ること
4.仕事をするうえで心掛けていること
次のことを心掛けています。
・担当になった業務を最後までやり遂げること
・感情をコントロールすること(失敗した時に必要以上に落ち込まず、切り替えるなど)
・コスト意識をもつこと
5.後輩へのアドバイスやメッセージ
就職活動は"やりたいことは何なのか"を考える良い機会だと思うので、頑張ってください。
ベストな答えを出すことができなくても、考えること自体が大切だと思います(途中で変わることもあると思うので。)。
それを踏まえると、自分に合った企業を探しやすいかと思います。
月並みですが、企業説明会などで先輩社員(中堅社員の方がおすすめ)と話せる機会がありましたら、入社当時にやりたかったこと、現在どういう仕事をしているのか、
今後やりたいことなどを聞いてみると良いかもしれません。
東京技術センター 大学卒 入社3年目
1.JSTへの入社を決めた理由
私がJSTへ入社した理由は、会社の雰囲気や人柄です。
開発職に就くことを目標として就職活動を行っていましたが、面接官や先輩社員と話せるインターンシップでの先輩社員さんが優しかった所が印象的でした。
2.これまでに経験した仕事内容
主に新製品の評価を行っています。
1つの製品を試作型品から量産品になるまで評価し不具合箇所の修正や性能向上に努めています。
3.当面の目標
今の目標は、自分でコネクタを設計をすることです。
そのためには、金型や製品の知識が必要になるので、新製品評価をさせてもらっている今のうちに知識や経験を吸収しています。
4.仕事をするうえで心掛けていること
新製品評価では測定値が正しいかどうか答えがないので、なるべく正確な評価ができるように人為的ミスを減らすか、
試験サンプルの数を多めに設定し再現性があるかどうかを重要視し評価ミスが起きないようにしています。
5.後輩へのアドバイスやメッセージ
開発課に女性は非常に少ないです。
なのでとても目立ちますが、その分先輩社員達が気にかけてくれます。
今では自分のグループの先輩だけでなく他グループの先輩からも助けてもらいながら仕事をしています。人柄は良いです。
大阪技術センター 大学卒 入社2年目
1.JSTへの入社を決めた理由
電子機器を利用するあらゆる業界をコネクタを通して知ることができるからです。
2.これまでに経験した仕事内容
コネクタの評価試験、3DCADを使用したモデル作成を行いました。
3.当面の目標
今まで学び実践してきた評価試験を効率よく実施し、結果に対する原因究明を十分に行えるようにし、CADの技能を更に身につけることです。
4.仕事をするうえで心掛けていること
分からないことは調査、聞くなどをしてその日のうちに解決するようにしています。
5.後輩へのアドバイスやメッセージ
JSTに入社した際は、一緒に頑張って行きましょう!
大阪技術センター 大学院卒 入社1年目
1.JSTへの入社を決めた理由
世界中で使われている電子部品の開発・設計に携わりたいと思ったからです。
2.これまでに経験した仕事内容
コネクタの寸法測定、機械的・電気的性能評価、圧着機による圧着作業などを行っています。
3.当面の目標
業務内容を一通り覚え、どんな仕事も任せてもらえるようになりたいです。
4.仕事をするうえで心掛けていること
生活リズムを崩さないように、1日にやるべきことを時間決めて行動するようにしています。
5.後輩へのアドバイスやメッセージ
今自分が仕事をするのに何を優先したいかを明確にして、最後まであきらめずに悔いのない就活ができるよう、頑張ってください。
大阪技術センター 大学卒 入社1年目
1.JSTへの入社を決めた理由
日常で使われている電子機器に関わる仕事がしたいと思っていて、コネクタはほとんどすべての電子機器に使用されているからです。
2.これまでに経験した仕事内容
コネクタの試料作製・評価試験などを行っています。
3.当面の目標
自身の所属するグループの製品の特徴を把握し、説明できるようになることです。
4.仕事をするうえで心掛けていること
一つ一つの仕事の目的を把握することを心掛けています。
5.後輩へのアドバイスやメッセージ
就職活動は大変だと思いますが悔いの残らないように頑張って下さい。
注)入社年数は、原稿作成当時のものです。