第27回 日本看護医療学会 学術集会の大会長を務めさせていただきます、中部大学生命健康科学部 保健看護学科 成人看護学の江㞍晴美と申します。
日本看護医療学会は、中部大学の保健看護学科創設に大きく貢献されました石黒彩子先生(当時 名古屋大学)が中心となって1999年に設立され、年2回の機関誌の発行や年1回の学術集会の開催などを通して、看護や医療のエビデンスの構築に寄与してきました。第9回の学術集会は、中部大学において足立はるゑ先生が学術集会長として開催され、2025年には18年ぶりに中部大学で開催することとなりました。大変喜ばしい思いの一方、身が引き締まる思いでございます。第27回 日本看護医療学会 学術集会を開催するにあたり、テーマを「多職種の中で看護の役割を果たす」と致しました。
テーマである「多職種の中で看護の役割を果たす」は、多職種連携が重視される中で、“いかに看護の役割を認識して役割を果たしていくか”が問われます。そのためには、看護基礎教育ならびに現場での継続教育が不可欠です。本学会を通して、看護職に加えて医療職種の皆様にも看護の役割の理解を深める機会となることを願っております。
中部大学生命健康科学部保健看護学科では、多職種連携の中で役割が果たせる看護職を育成するべく、努力をしております。この学会では、本学の教育のご紹介に加え、各方面からの先生方の講演なども通してテーマを深め、明日からの教育や臨床でご活用いただければ幸いと考えております。
中部大学は、豊かな自然環境に囲まれたキャンパスと、最先端の教育・研究施設を備えております。皆様、お誘いあわせの上、是非ご参加ください。皆様とお会いできることをスタッフ一同、楽しみにしています。
2024年6月4日
第27回日本看護医療学会学術集会集会長中部大学生命健康科学部
保健看護学科成人看護学 江㞍晴美