JSCE ip - MaaS subcommittee
MaaSの実践・実証と理論の包括的研究小委員会
MaaSの実践・実証と理論の包括的研究小委員会
土木学会 計画学委員会に設置した「MaaSの実践・実証と理論の包括的研究小委員会」(略称:MaaS小委員会)の活動状況などをご紹介します.(計画学委員会ウェブサイト上の公式ページはこちら)
イベント・研究会
イベント・研究会
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設置目的・趣旨
設置目的・趣旨
我が国ではMaaS元年と称された2019年以降,様々なMaaS関連のパイロットプロジェクト(モデル事業)が全国各地で取り組まれてきた.MaaSは都市部や地方部が抱える様々な交通や都市,ライフスタイルに関連する問題・課題の解決が期待されている.一方,パイロットプロジェクトの実施から実装への移行がスムーズにできていないという現実や,技術シーズと地域ニーズのミスマッチも散見されるなど,世界的にも大きなモビリティの変革の潮流にある中,交通社会環境改善やビジネスの高度化の絶好の機会を逸する危険性に現在直面している.
本研究小委員会では,このような状況の大きな潮流にあるMaaSについて,蓄積された実践・実証的知見と,理論面の双方から研究する.
本小委員会では,実務でも実践検討が進むMaaSの社会実装によるモビリティ環境,QoL,交通ビジネスの高度化に資するため,MaaSを対象に実践・実証面と理論面から包括的に研究を行うことを目的とする.具体的には主に以下を論点とする.
MaaSによるモビリティサービスの向上がもたらす社会的価値の計測・評価手法の開発
モデル事業等の多くの実証事業のメタ分析によるMaaSモデルの探索
供給側のパフォーマンス向上に着目したMaaSモデルの構築と理論的・実践的検証
サードプレーヤーとの協調・共創によるビジネスモデルの発展可能性の検討
委員長:神田 佑亮(呉工業高等専門学校 教授)
幹事長:早内 玄(名古屋大学 特任助教)