【日本基礎心理学会特別委員会企画】
2024年度日本基礎心理学会第43回大会 若手オーラルセッション (一般公開)
企 画:日本基礎心理学会 若手研究者特別委員会
日 時:2024 年 11 月 29 日(金)13:00開場、13:30〜18:00
場 所:松山道後キャンパス 講義棟5階 講堂
企画趣旨
日本基礎心理学会 若手研究者特別委員会に選抜されたファイナリストによる口頭発表セッションを行います。聴講者の投票により最も優れた発表を 1件選定し,The Young Psychonomic Scientist of the Yearとして表彰します。
・ 若手オーラルセッションは本大会に参加・発表されない方や本学会会員以外の方でも聴講可能です。
・ 最優秀発表者(The Young Psychonomic Scientist of the Year)の表彰は12月1日(日)の総会にて実施します。
・ 発表者・演題などは次のサイトに公開されます。
https://sites.google.com/view/jps-earlycareer/wakate-oral-session
きそしん若手カフェ2024
企 画:日本基礎心理学会 若手研究者特別委員会
日 時:2024 年 11 月 30 日(土) 12:00〜13:00
会 場:松山道後キャンパス 研究棟1階 学生ホール 【対面開催】
参 加:参加費無料、出入り自由
対 象:若手研究者(学生・ポスドク)および(特に若手)PI
企画趣旨
参加者が縦(研究室や雇用)と横のつながり(友達や研究会)を探す場を提供することを目指しています。現地参加PIに色々と話を聞ける時間も設けます。参加費無料で、自由に出入りできます。
・ 事前に参加登録した方には,軽食および飲み物をご用意しています。
・ 当日飛び入りでのご参加もお待ちしております(ただし,軽食のご用意はありませんのでご了承ください)
日本基礎心理学会「心の実験パッケージ」開発研究委員会 サテライトシンポジウム
子どもとのサイエンスコミュニケーション
企 画:日本基礎心理学会 「心の実験パッケージ」開発研究委員会
日 時:2024 年 12 月 1 日(日) 17:30〜19:00
会 場:松山道後キャンパス 講義棟5階 講堂 および オンライン 【ハイブリッド開催】
企 画:渡邊 淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、池田 まさみ(十文字学園女子大学)、北崎 充晃(豊橋技術科学大学)
司 会:渡邊 淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
話題提供者:
北崎 充晃(豊橋技術科学大学) 『VR・メタバースの体験実践について』
池田 まさみ(十文字学園女子大学) 『中等教育における心理学』
久保田 祐貴(NTTコミュニケーション科学基礎研究所/日本学術振興会)
『多様な考えを育むサイエンスコミュニケーションに向けて』
菅沼 聖(YCAM(山口情報芸術センター)) 『「身体・メディア・社会」の視点から考えるワークショップデザイン』
パネルディスカッション:全員
企画趣旨
「心の実験パッケージ」開発研究委員会は、科学教育の推進および生涯学習の充実などの社会的要請に応えるべく、2012年から心理学を中心に、教育、バーチャルリアリティ、メディアアートなど多様な分野の研究者が集い、インタラクティブ技術を取り入れた「体験型心理学教材」の開発と、体験型教材を効果的に利用して心理学的現象を教授するメディアワークショップの運営とその普及を行ってきました。また、2023年からの中等教育への心理学の導入についてもどのような貢献ができるかを議論しています。本サテライトシンポジウムでは、招待講演2件を含む話題提供を行い、子どもとのサイエンスコミュニケーションの最新の話題や問題、そして教育とサイエンスコミュニケーションの関係などについて議論します。
北崎 充晃 先生(豊橋技術科学大学)
『VR・メタバースの体験実践について』
子どもにバーチャルリアリティ(VR)とメタバース(アバタを用いたコミュニケーション)の体験を提供する試みを始めました。大学のキャンパスをリアルに再現したVR空間を歩き回る体験や、キャンパスに恐竜を複数配置し、その中を自分も恐竜となってコミュニケーションに参加する体験を提供しています。このような体験実践における気づきを報告します。
池田 まさみ 先生(十文字学園女子大学)
『中等教育における心理学』
大学に入るまで児童・生徒が一教科として心理学を学ぶことは殆どない。高等学校では2022年度に学習指導要領が改訂され、公民科の「倫理」(2, 3年生での選択)に新たな心理学の学習内容(人格・感情・認知・発達)が導入されると、そこではじめて「心理学」の学問領域名が明示された。しかし高校倫理のなかで心理学を伝えるには、教材や教授法の不足といった喫緊の課題もある。こうした課題を整理すると同時に、教育現場との連携なども視野に入れ、科学としての心理学を伝える取り組みについて検討する。
久保田 祐貴 先生(NTTコミュニケーション科学基礎研究所/日本学術振興会)
『多様な考えを育むサイエンスコミュニケーションに向けて』
近年、参加者が新たな視点や科学技術との関わりを見出すことができる、対話や共創を掲げた取り組みが盛んに行われています。本発表では、講演者が行なってきた、情報技術や心理学に関わる実践を報告します。一元的な正解を教えるのではなく、子どもと大人の双方から、それぞれの感じ方や考え方を引き出し、そこから対話を組み立てていく実践の意義と展望、およびそこに果たす心理学的アプローチの役割などについて議論します。
菅沼 聖 先生(YCAM(山口情報芸術センター))
『「身体・メディア・社会」の視点から考えるワークショップデザイン』
山口県山口市でメディアアートのクリエイションを行うアートセンター、山口情報芸術センター[YCAM](通称ワイカム)におけるワークショップデザインの理念とこれまでの実践を報告します。当館では2003年の開館以来、メディアテクノロジーを体験的に学ぶことができるオリジナルワークショップの開発を多数おこなっています。近年では山口市教育委員会との連携のもと小中学校の授業開発プロジェクト「未来の山口の授業」にも取り組んでいます。またこれらの取り組みが地域教育にどのように寄与しているかについても議論します。
パネルディスカッション(全員)
【特別企画】
第16回錯視・錯聴コンテスト 授賞式
日 時:2024 年 11 月 30 日(土)19:00〜21:00(懇親会内で実施)
場 所:懇親会会場「vala KIELO」(〒790-0004 松山市大街道1丁目1-8)
主 催:錯視・錯聴コンテスト審査委員会
企画趣旨
今年度の錯視・錯聴コンテスト授賞式は、久々に懇親会内でやります。いや~、新型コロナで学会の対面開催がなくなった時には「おわった・・・・ なにもかも・・・・・・・・」という感じだったのですが、昨年度は対面開催が実現し、今年度は懇親会内企画まで復活ということで、感無量であります。懇親会が盛り上がったところで、おもむろに開始します。ご応募頂いて入賞した新しい、面白い、美しい、不思議な錯視・錯聴作品を鑑賞し、激論を交わしましょう。なんとか時間内に収めてまいります。よろしくお願い致します。
錯視・錯聴コンテスト審査委員会
委員長:北岡 明佳
審査委員:蘆田 宏,原島 博,一川 誠,中島 祥好,杉原 厚吉,高島 翠
(敬称略,委員長以外はアルファベット順)
第16回錯視・錯聴コンテストホームページ
https://www.psy.ritsumei.ac.jp/akitaoka/sakkon/sakkon2024.html