なぜ今、「心」を学ぶのか: ありのままの自分として生きる
デジタル化が進む現代社会は、絶え間ない情報過多と変化のスピードで、私たちの心に漠然とした不安をもたらしています。ネット上には玉石混交の情報が溢れ、AIが生成したフェイク情報やディープフェイクまでもが私たちの心を揺さぶり、私たちは「本来の自己」を見失いがちです。
時に、誤った情報を信じ込んだり、信じたことによって迷い、そして苦しみへと変わることもあるのです。そのような積み重ねが、私たちの心をむしばみ始めます。
本書は、そのような時代に、情報に振り回されることなく、自分らしく穏やかに生きるための道を探求します。 ............
ストレスをなくしてあるがままの「こころ」で生きる
<= 私たちが何かをしようと思う時、心がはたらく。その心は意識して意図的にはたらく場合と、無意識のうちにはたらく場合がある。無意識は、自分流の固定観念や価値基準に従うものと、生来持っている本性によるものとに分けられる。
問題になるのが、固定観念や価値基準が本当に正しいものかどうかということである。生まれてこのかた、 ............
一切唯心造: すべての悩みは自らがつくっている
<= あなたは悩みを持っていますか。悩みをなくしたいと思いませんか。
私たちが生きていくうえで、避けて通れないのが人との関係です。人との関係は、いろいろな悩みや煩悩・妄想を生み出します。悩みや煩悩・妄想は、それが解決しない限り苦しみへと発展していきます。
ここで、よく考えてほしいのです。悩みや煩悩・妄想を生み出しているのは、誰なのかということです。それは、他人ではなく自分自身なのです。要するに、悩みだろうが何だろうが、一切は自分の心が造り出しているのです。
これを、「一切唯心造(いっさいゆいしんぞう)」と言います。
そうと分かれば、悩みを造り出す大元を探し出して、その大元を捨て去れば悩みを無くせるではありませんか。悩みが無くなれば、 ............
生き方を極める禅的自分学: あなたは自分の本心に従って生きているか
<= あなたは、自分の本心(純粋で清浄なる本性・仏性)に気づいていますか。
日常生活では、多くの人が自我のままで考え、行動しているのではないでしょうか。その自我は、不完全または誤った知識・経験で作られているかもしれません。そのような自我に従って考えて行動すると、誤った結果になるかもしれません。誤った結果は、その後迷いや苦しみになるかもしれないのです。ストレスに悩んでいる方、人間関係に悩んでいる方などが抱えている苦しみは、その代表例です。.......
自分学ことはじめ: 本当の自分に気づいて「苦」をなくそう
<= 「自分学」という言葉は、自己向上、己事究明の大切さを再認識するために用いています。人が何らかの判断・行動するとき、これまでの知識や参考図書などを調べたりしてから決定するのが一般的です。ここで考慮すべき点が二つ出てきます。
1つ目は、参照する情報に不完全さや誤りがあると、判断・行動が誤ったものになることです。結果として、思ったとおりにものごとが進まなくなり、「なぜだろう、困ってしまった」などと思い、「苦」へと変わっていきます。
2つ目は、最終的な決断は、他者が代わって行うことはないということです。自分自身が、自分の心に従って決断するということなのです。
本書は、「苦」をいかにして無くしていくか、自分の中にある正しい心(純粋で清浄なる本性)を探究していくことに焦点を当てています。そして、自分の中にある純粋で清浄なる本性を探究していくことを「自分学」と呼んだのです。
<=人にとって「自己向上」は生涯の課題であり、自分の人格を高めていきたいと思うものです。生かし生かされる世の中で、いろいろな状況でいろいろな人に接していくためにも「自己向上」は必要なことなのです。複雑多岐にわたる現代では、どのような状況に対面しても迷うことなく正しく対応していくことが望まれています。そのような対応ができるためには、ブレることのない不動心が重要になります。
本書は「禅」のアプローチをもとに、不動心を形成していく方法を説明するものです。.......
迷いを放下する生き方: 複雑な時代を生き抜くための禅入門 Kindle版
<=つい、迷ってしまったり、執着してしまう生き方になっている。迷うのも、執着するのも、自分自身の勝手な思い。ならば、そのような思いは捨て去ればいい。
捨て去ることを「放下(ほうげ)」と言う。戦国武将も、これまでの賢人たちも迷いを放下してきた。
複雑な時代に生きる私たちもまた、もう一度自分を見つめ直し、余分な思いを放下しよう。
本書は、自分を見つめ直し、本来の正しい心を思い出すためのもの。さあ、自分を見つめなおす一歩を踏み出そう。
世の中にマネージャと呼ばれる人は数多くいます。ただ、リーダーと呼ばれる人は少ないと言わざるを得ません。企業がVUCAの時代に生き残っていくためには、リーダーが必要なのです。そのためには、マネージャと呼ばれている人がリーダーになることが手っ取り早いのです。もちろん、リーダーになりたい方も対象者です。
本書は、リーダーが備えるべきスキル(さらにはコンピテンシー: 行動様式)は、どのようなものがあるかを示すものです。
組織を牽引していくマネジメント能力、そして部下と信頼を築いていくコミュニケーション能力を、分かりやすく説明するのが本書です。特に、コーチング、フィードバック、思考法、ビジョニング、目標設定、問題解決には多くのページを割きました。ただし、書籍は知識を伝えるものであり、現実に自分の自身の真のスキルになるかどうかは、読者のその後の研鑽・適用にかかっています。
さあ、マネージャの皆さん、さらにはリーダーを目指す皆さん、まずは知識を手に入れましょう。そして、さらなる発展を目指して歩みを進めていきましょう。