学科・専攻紹介

カリキュラム

5つの専門分野

日本・中国文化学科の専門分野は、日本語学・日本文学・京都文化学・和漢比較文学・中国文学の5つです。日本と中国、それぞれの語学の学びに基づいて、古典文学を中心に知識を深め、またそれらを比較する和漢比較の視点と、京都ならではの芸能などの文化の理解を重視しています。 

特色

●京都文化を学ぶ

国際京都学プログラムの重要な柱である京都文化について専門的に学べます。文学を中心に音楽・芸能といった伝統文化など、多方面から総合的に京都文化の理解を深めることができます。実際に名所旧跡を訪ねたり、文化を伝える古い資料や外部の専門家による芸能に直接触れる機会も設けています。

●徹底した少人数教育

1学年30人に専任教員9名、これに各専門分野で一流の非常勤講師を加えた教育体制です。特に3・4回生の演習科目は豊富な資料の揃った演習室で実施されることが多く、学生一人一人の個性まで把握しながらのきめ細かい指導が行われます。自分の関心のある分野を極めることができるでしょう。

●充実した中国語教育

中国の西安外国語大学と交流協定を結んでおり、毎年中国人教師による生きた中国語の指導が行われます。1・2回生の2年間で日常会話の基礎能力を身につけ、3回生でさらに応用力も学べます。希望者は西安外国語大学の短期語学研修に参加できます。その語学力は文学研究にも生かされています。


進路・就職先

【進学】京都府立大学大学院、京都大学大学院、東京大学大学院、大阪大学大学院など

【就職】教員、公務員(国家公務員・京都府・京都市など)、各分野の民間企業(情報・出版・小売など)・金融機関など。

※詳しくはパンフレットや、大学HPの学科紹介をご覧ください。

大学院文学研究科 国文学中国文学専攻

【博士(前期・後期)課程】

本専攻では日本語学・日本文学・中国文学の三分野にわたって、古典を中心に、ほぼ全ての時代における研究対象について高度に専門的な研究が深められるようにカリキュラムが編成されています。特定の分野(専門科目)について専門的な知識を習得できるのはもちろん、相互に関連する隣接分野についても十分な知識を得て、幅広い視野にたって効果的に研究を進められるようになっています。こうした特色を反映して、中国に留学したり日本語教師として赴任したりする院生も多く、また中国からの留学希望者も多数にのぼっています。 

修了後の進路は、博士号を取得して大学教員となるほか、海外の大学の日本語教師、学校教員、出版社等の民間企業など、多岐にわたっています