イギリス留学

Play hard, study hard! 

卒業生 キクチさん

留学した国イギリス

留学先: サセックス大学/ ビジネスマネジメント専攻

内定先:ロンドンのコンサルティング企業 Information Consulting 

留学動機と留学までの経緯について

Q: いつから・どのようなきっかけで、海外大学の正規留学を目指しましたか?

中学校から英語を勉強し始めたのですが、それ以降ずっと海外で勉強してみたいという思いがありました。JCFLに入る前にも海外には語学の短期留学等で何回か行ったことはあったのですが、やはり大学という人生の中でも色濃い、実りある時期を世界各国から来ている学生と過ごし、自らの知見を広めたいなと感じました。挑戦の度合いとしては高いと思いましたが、人生挑戦してなんぼ!と思い、両親も自分の思いを分かってくれ、承諾を得たので行こうと決めました。


Q: 他校と比較し、JCFLに入学した決め手はなんですか? 

JCFLに決めたのはその広いコネクションです。僕はFoundation Courseへ留学しようと考えていたので、選択肢は直接海外に行くか、日本でそれと互換性のあるコースを提供している所へ行くことでした。JCFLでは幅広い授業を展開してくれるだけでなく、生徒に寄り添った親身な先生方がいるというのも、やはり留学エージェントを介すよりも良いなと思った点でした。また日本で自分と同じ志を持った仲間に出会えるというのも、その後もずっと繋がっていける助け合える仲間ということで魅力的でしたし、刺激的でした。

 

Q: JCFLで学んでおいて良かった、と実感していることは?

JCFLで学んだことは、その個人個人の自主性がいかに大事かということです。欧米の教育スタイルは「インプット中心の勉強する」という日本で一般的なスタイルよりかは、「自ら学びに行く」という姿勢が見受けられます。言われないからやらないではなく、自ら進んで積極的に取り組んでいく、サポートをお願いすれば親身になって助けてくれますし、優しい先生方だらけですが、待っていても来ません。JCFLはそういった日本のスタイルと欧米のスタイルの架け橋となるような機能を果たしていた気がします。海外に行って、学生たちがフルにパフォーマンスを発揮できるようにしてくれていたんだなと今振り返ると思います。一見、単純で簡単に聞こえますが、意外と難しいんですよね。


Q: JCFL在学中に担任の先生からお世話になったことは?

担任の先生とはマンツーマンで時間を設けてもらえる時間がたくさんありました。質問すると親身になって答えてくださり、学業的な真面目な話から人間的な面まで幅広く対応してくれたのを覚えています。


Q:  JCFLに入学して良かったことは?

やはり同じような志を持った同年代の人たちと出会えたことでした。留学する国が一緒の人もいれば違う人もいますが、皆それぞれ高みを目指している人たちでした。そんな人たちと知り合い、切磋琢磨し合い、JCFL卒業後も支え合える仲間として関係を維持できていることはこれからの国際社会を生きていくものとしてはとても大事なアセットになったと思っています。


留学中の学び・生活について

Q: どんなふうに留学先を選びましたか?

最初はロンドンの大学に行こうと思っていました。やっぱりイギリスに行くならロンドンかなみたいなものがありました(笑)。しかし、ロンドンは物価が高いことでも有名な通り、生活費も高く、大学の学費も高めでした。そんな時に先生からブライトンにあるサセックス大学を勧められました。 調べてみると、ランキングも良く、美しい大学のキャンパスが特徴的でした。イギリスで唯一の国立公園内にある大学ということで、周りは自然豊かで、それはまるでピーターラビットの世界のようでした。そんな美しいキャンパスを持つブライトンは、とてもオープンなことでも知られています。多国籍でマイノリティが決してマイノリティと感じえない、そのような雰囲気を持っています。やはり、観光に行くのではなく勉強し、住むのですから、住む街の環境も私に取っては重要でした。ロンドンからも1時間なので、週末に日帰りでも行けますし、ここしかない!って思ったんです。

 

Q: 大学で専攻した内容と、特色を教えてください。

私はビジネスマネジメント(経営学)を専攻していたので、やはりリーダーシップに興味があったり、将来的に自分のビジネスを持ちたいというような学生が多めでした。勿論、そんな思いはなくとも、ビジネスマネジメントは非常に幅広い学問なので、ファイナンスからオペレーションに至るまで多岐に渡ります。1年目はビジネス全般の導入編と考え、様々なことを学んでみて、その上で2・3年次に進む時にもう少し自分のフォーカスしたいエリアを選ぶことができるので、今そんなの決められない!って思ってるみなさんでも心配することないと思います。実際にやってみないと分からないことは多いですし、その上で決められるというのは良いと思います。 私自身、ブライトンでスタートアップを立ち上げたり、日本人会の会長をしたりと、思えばリーダーシップにやはり興味があったのかなと改めて思わされます。

 

Q: 留学中にしたインターンシップとそのエピソードについて教えてください。

私は在学中に1年間インターンシップができるプレイスメントと呼ばれる1年を取り、大学で働いていました。その時に、あるプロジェクトを任され、自分で計画的に進めなくてはいけませんでした。思い通りに進まないこともあり、つまずきそうな事もありましたが、友人が、チームが、そして上司が手を差し伸べて助けてくれました。おかげで、私は北アイルランドで行われていたコンファレンスに学生の部から出席し、自らのプロジェクトの歩みを発表させてもらいました。これが評価され、大学よりSussex Education Awardsという賞も頂き、人はお互いに支え合って生きているんだなと改めて感じさせられたと同時に、自分を見つめ直す事もできたので、実りある1年間でした。


Q: 留学中に勉強以外で取り組ん活動は?

大学では2年生からJapan Societyと呼ばれる日本人会・日本サークルなるものに所属し、2年間会長を勤めました。海外に出るからこそ見える日本の美しさであったり、海外学生と話すからこそ分かる自分では感じなかった日本の良さみたいなものに気付かされ、海外にいる日本人として、もっと日本の良さを発信していきたいと思いました。日本人学生でない人は勿論、日本人の学生も集まってきました。


Q: 留学で自分自身で変わった、成長できたと思う点は?

やはり挑戦する力というのはついたと思います。何事も待っていては来ないということを学び、自ら進んで感じたことや思った事を発信し、自分と繋がってくれる仲間を探しアクションを起こしていく。空気を読むのもときとしては必要ですが、常に後手では獲れようものまで逃してしまうのかなということを身をもって学びました。今となっては、留学行く前に比べ、いい意味で自分への自信も増し、もっと堂々と話せるようになりました。留学先だからこそ出せる自分というのもあるのかもしれません。場所が変われば人も変わると言いますし、それを良いように使って上手に自分を高められたら有益な留学生活になるのではないかなと思います


Q: 今の目標や将来への希望・抱負はありますか?

将来はどうなるか誰にもわかりませんが、もっと日本に携わりたいなと感じました。私が出会った数々の海外留学生が感じた「日本は良い国」というのを、これから先もずっと維持してさらに良くしていきたいなと感じました。また、少しでも多くの人たちに海外留学がもっと身近に感じてもらえるように、自分のできることを惜しみなく発揮していきたいです


Q: 内定先について教えてください。

今内定をもらっているのは、イギリスのロンドンにあるinformation consulting の会社です。私はその中でも新しくできる日本チームに所属されます。新しいチームなので、ある程度は新しいことができるかとワクワクしています。逆を言えば、結果を出さなければ無くなる事にもなると思うので、チャレンジ精神を持って日々精進していきたいです。


Q: 最後に、留学に興味を持っている高校生へメッセージをお願いします

海外留学というのはどんどん人気になっていて、渡航者も増えていますがまだまだ一般的と言える程ではないのも事実です。そんな中で、今これを読んで渡航しようとしているあなたは幸運かもしれません。しかしそれは自分がここまでやりたい!と主導してきたからこその賜物でもあると思います。外国に行き、文化も言語も違うところで住み、勉学に励むというのは簡単ではありません。ですが、それを成し遂げた暁には何倍にも成長した自分に出会うでしょうし、きっと思いもしない考え方を持っているかもしれません。そんな視野も広まった皆さんなら、これからの国際社会を引っ張っていける存在になることは疑いもしません。そんな可能性に満ちた未来を考えると目先の3・4年というのはあっという間ですが濃密なものになります。そんな貴重な時間を是非惜しみなく楽しんで欲しいと思います。Play hard, study hard! メリハリをつけた生活を送り、日本では経験できないようなことを沢山経験して是非ご両親に一杯その話を聞かせてあげて下さい。きっと楽しみにあなたの帰りを待っていることでしょう!いつか、この広くも狭い世界のどこかで会えることを楽しみにしています!その時は是非声をかけてくれると嬉しいです。

サセックス大学(University of Sussex)情報

1961年にイギリスの南東部のサセックス州のブライトンに設立された大学。ブライトンは海辺のリゾートとして有名。建築家、Sir. バジル・スペンスがデザインしたキャンパスで学ぶことができる。

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