代表幹事 野田 政宏 長崎大学病院
本会員の皆様におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。また平素より日本体外循環技術医学会九州地方会の活動に対し、深いご理解とご配慮を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、この度、第15期幹事会にて伝統ある日本体外循環技術医学会九州地方会の代表幹事に就任いたしました長崎大学病院の野田と申します。長い歴史を持つ地方会の代表を務めさせていただくことは大変光栄であり、その重責に身の引き締まる思いです。幹事会の皆様、会員の皆様の力をお借りしながらより良き会にできますよう努めさせていただきたいと存じます。
現在、九州地方会の会員数は300名を超え私自身が入会した当時に比べますと格段に増加傾向にあります、またその年齢分布を見ましても大半が若手会員の方々で占められており、今後を担う会員の皆様の力をお借りしながら、その声を活かしつつ当会の発展とご賛同いただける運営を邁進したい所存でございます。
現在の「代表幹事」という呼称になりましたのが第9期(2011年4月〜2014年3月)からで、私も幹事の一人として会の運営に携わらせて頂き始めたのはこの第9期からとなります。またこの時の代表幹事は済生会熊本病院の荒木様が務められており、駆け出しの私にも色々とご助言して頂いたことや、熊本の地で第39回日本体外循環技術医学会大会を開催されたことも懐かしい思い出です。その後第10期からは聖マリア病院の堤様が14期までの実に10年を舵取り役として、強烈なリーダーシップを持って牽引され、JaSECTにおける九州地方会の地位向上に寄与されてきました。そして2022年には第47回日本体外循環技術医学会大会を福岡にて開催され、成功裡に閉幕された事も記憶に新しいかと思います。これまで多くの諸先輩がたが積み重ねてきた地方会の歴史に恥じぬ様、精一杯精進していくつもりですが、会員の皆様お一人お一人の力無くして会は成立いたしません、これからも九州地方会へ益々のお力添えよろしくお願いいたします。
私が在任中に掲げる短期目標といたしましては、前任の代表幹事が進めてまいりました、地方会における、各委員会活動の活性化は引き継ぎつつ、より会員のニーズに応じた運営ができるよう・HPやSNSを活用した情報の発信や意見の吸い上げ・地方会規則や体制を現在の時代に沿った形へアップデート・コロナ禍で薄れてしまった会員同士の横のつながりを再び盛んにし九州を一つに!当面はこれらを目標に活動に注力していく次第ですので、四役ともども温かい目で見守って頂ければ幸いです。また、母体となる日本体外循環技術医学会の掲げる会の理念は体外循環に携わる医療関係者の学術団体として「体外循環技術に関連する研究の進歩ならびに普及をはかり、これを通じて学術文化の向上、医療の進歩発展に寄与すること」であり、九州地方会もこの理念に則り活動していく必要があるかと思います。これらを踏まえ会員の皆様にとっての拠り所となり、若手もベテランも会員同士がお互いを高め合い、共に向上していけるような環境を作っていきたいと思いますので今後ともご支援の程よろしくお願い致します。