外国人の日本語教育を法的に位置付けるための

法律の早期成立を求めます

日本語教育の推進に関する法律の早期成立を要望する署名活動のウェブサイトです

2019年6月21日


本日,2019年6月21日の参議院本会議で「日本語教育の推進に関する法律案」が可決成立しました。


2018年12月下旬から,「日本語教育推進法早期成立」を目指して署名活動や社会的発信を続けてきました。この度,無事に法律が成立したことを大変うれしく考えています。


この間,法律の趣旨・活動の趣旨に賛同してさまざまなご協力,働きかけをしてくれたみなさまに改めて深く感謝申し上げます。


法律制定はスタートです。これをどのようにいい形に実体化していくかが,これから取り組まなければならない重要なポイントです。今後は形を変えて,この社会をよりよくするために社会的な活動に取り組んでまいりたいと思います。

改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

呼びかけ人の一人 神吉宇一

2019年2月3日


みなさま

「日本語教育の推進に関する法律の早期成立を目指す署名活動」はおかげさまで,2月3日正午現在

  • changeorgサイト,google form,紙の署名をあわせて,14,473筆 の賛同がありました


ご協力ありがとうございました

この署名を,2月5日に,「日本語教育推進議員連盟」の役員会に持参し,河村建夫会長にお渡ししました

今後は,現在開催されている第198回通常国会での成立に向けて,議員連盟の方々にがんばっていただくことになります,みなさまの多大なご協力,ありがとうございました


また、このウェブサイト「#すべての人に日本語を」は、今後もひとつの情報発信の場として活用していきます

時々見ていただけたら幸いです


呼びかけ人の一人 神吉宇一

2018年12月20日


外国人の日本語教育を法的に位置付けるための法律の早期成立を求めます


宛先:日本語教育推進議員連盟 河村建夫会長 、中川正春会長代行 、 馳浩事務局長

発信者:日本語教育の推進に関する法律の早期成立を要望する会


<背景>

日本社会には約250万人の外国人が住んでおり,その数は年々増加しています。さらに,2018年12月には,外国人労働者を受け入れるための入管法が改正され,今年の4月1日に施行されます。つまり,今後,さらに多くの外国の方々が,日本に来て働くことになります。外国人の受け入れに関しては,もう後戻りができない状況です。

今までもそうですが,今後はさらに,日本語が十分にできない方々が入国してくることが予想されます。現在のところ,このような方々に日本語を教えるための法律が整備されていませんので,日本語を教える体制・制度も整っていません。

<目的>

2019年の通常国会で「日本語教育の推進に関する法律案(http://www.nkg.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/12/02_horitsuan20181203.pdf)」(概要 http://www.nkg.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/12/01_horitsuimage.pdf)が議論されると思いますが,成立は不透明です。私たちは今後の日本社会を考えた時に,絶対に必要なこの法律の早期成立を目指して,みなさまにこの署名活動を呼びかけています。


<法律ができることのメリット>

  • 外国人が日本語を学ぶ場が保障されることで,外国人と日本社会の接点ができます。
  • 日本語教育に関して、国・地方自治体・受け入れ企業がそれぞれ何をしなければならないかの責任を明確にできます。
  • 国が定住する外国人に対して日本語教育を保障することで、彼らに対する人権保護、権利保護が進みます。
  • 日本には小中高校などに通っているにも関わらず、外国語しかできない子どもたちが多数いて、十分な日本語教育を受けていないため、友だちと話ができず、孤立しがちです。また進学や就職も難しくなります。このような子どもの成長,発達,キャリア形成の課題解決が進みます。
  • その他日本語を学びたいと考えている多くの外国人の学習の門戸が大幅に開かれ,日本語ができる人が増えるための環境整備が進みます。


日本語ができる外国人が増えることは,外国人本人だけではなく、日本社会にとっても大きなメリットがあります。日本人と外国人が、日本語で意思疎通が図れるということは、無用の軋轢を防ぐことにもなり、外国人との共生にも役立ち、日本社会全体の安定にもつながります。


<署名のお願い>

日本語教育は自己責任だという声がありますが,決して外国人だけに任せておいていい問題ではありません。

日本語教育を受ける機会がないまま日本に中長期に滞在する外国人が増えることは,この社会にとって,本当に望ましいことでしょうか。移民を受け入れている多くの社会で,外国人が社会に十分溶け込めず集住しています。日本が外国人労働者を受け入れるという方向に舵を切った以上、今後の日本のあり方を考えると、国をあげて外国人の日本語教育を推進することは必要不可欠なことなのです。ぜひ,多くの方のご賛同をお願いします。


呼びかけ人(五十音順)


庵功雄 池田貴裕 石井恵理子 石川彰吾 石原進 伊東祐郎 今井新悟 江副隆秀 大口智文 大高旭 大日向和知夫 岡野秀夫 岡本能里子 小河原義朗 奥田純子 尾﨑明人 梶村勝利 加藤早苗 門倉正美 金田智子 神吉宇一 カルダー淑子 岸本敏和 小林悦夫 小林ミナ 齋藤伸子 酒井美賀 迫田久美子 佐々木倫子 佐藤郡衛 佐藤次郎 佐藤慎司 嶋田和子 関口明子 高貝亮 田尻英三 田中宝紀 田中久光 田村拓 津倉昭彦 辻和子 出口汪 土井佳彦 中島和子 中野佳代子 名嶋義直 西口光一 西谷まり 西原純子 西原鈴子 野山広 林あさ子 林さと子 春原憲一郎 吹野豪 藤田ラウンド幸世 文野峯子 堀永乃 堀江学 牧野議一 松尾慎 松崎寛 松島調 松本功 溝部エリ子 三宅一道 矢崎理恵 柳澤好昭 山田泉 山本忠行 山本弘子 横田雅弘 米勢治子

賛同してくださる方は下記の署名サイトで署名をお願いします。

または「資料」ページにある署名用紙に記入し、メールまたは郵送してください。

▶︎CHANGE.ORGでの署名はこちら

▶︎GOOGLE FORMでの署名はこちら

▶︎紙での署名集めはこちら

※ 紙の署名の場合、次の方法で神吉宇一までお送りください。

  1. PDFでメール送信 【宛先】uichi.officeあっとまーくgmail.com
  2. 郵送 【宛先】135-8181 東京都江東区有明3-3-3 武蔵野大学神吉宛

署名活動第一弾は1月末でひとまずの終了です。よろしくお願いします。