Guten Tag!
JaLFiG運営メンバーの石隈(ドレスデン工科大学・博士課程)です。今回は、2025年11月14日にケルン日本文化会館で開催された「第4回ドイツ研究者ネットワーク交流会」に参加した際の様子をご紹介したいと思います。
今年で第4回を迎えた「ドイツ研究者ネットワーク交流会」は、ドイツを中心に活躍する研究者が集まり、研究生活やドイツでの日常について気軽に語り合うネットワーキングイベントです。今回は50名以上の学生・研究者が西ドイツの大都市ケルンに集まり、会場はまるで小さな「日本」のような、和やかな雰囲気に包まれていました。
グループディスカッションの様子
交流会は前半と後半の二部構成で行われました。前半は、同分野の研究者によるグループディスカッションからスタート。私は生物系科学のグループに参加し、それぞれの研究室でのエピソードや、日本とドイツの研究環境の違いなど、さまざまな話題で盛り上がりました。
ディスカッションの後には、Bernd M. Schmidt博士(ハインリッヒ・ハイネ大学、グループリーダー)よる講演が行われました。日本への留学経験を持つSchmidt氏から、ドイツ人研究者の視点で見た日本とドイツの究環境や生活の違いについて、興味深いお話を聞くことができました。
コーヒーブレイクを挟んだ後半は、ドイツで心理カウンセラーとして活躍されているホーネカムプ・山本 有氏(デュッセルドルフ日本学校スクールカウンセラー・ドイツ公認臨床心理士)の講演から始まりました。外国人としてドイツで生活していく上で大切な心構えについて、ご自身の体験を交えながら、わかりやすくお話しくださいました。
続いて行われたのは、異分野の研究者によるグループディスカッションです。事前アンケートをもとにテーマごとにグループ分けが行われ、前半同様、自由な雰囲気で意見交換が行われました。私は「ドイツでの就職」というテーマのグループに参加しました。ドイツで就職するメリットやモチベーションなどを話し合うところから始まりましたが、気がついたらみんなの研究室のあるある話で大いに盛り上がっていました。こういう日本人同士の集まりでしか話せない話は尽きないのだと思いました。
交流会の最後には、各研究者コミュニティによる活動紹介が行われました。ドイツにはさまざまな研究者コミュニティがあり、それぞれが日頃の活動について簡単に紹介していました。今年からは我々JaLFiGもこのコーナーに参加し、陶山さん(オットー・フォン・ゲーリケ大学 ポスドク)が私たちを代表して活動内容を紹介してくれました。多くの研究者コミュニティと肩を並べることができて、なんだか私自身誇らしい気持ちでした。
JaLFiGの活動紹介をする陶山さん
すべてのプログラム終了後は懇親会へ。軽食とビールを片手に、交流会中には話しきれなかった話題について語り合い、参加者同士の距離がぐっと縮まる時間となりました。海外で生活していると日本人がシャイだと言われがちですが、そんなことを微塵も感じないくらい懇親会は盛り上がりました。余談ですが、今回の懇親会では、地元のBrewery「Päffgen Köln」さんがビールを提供してくださいました。日本人スタッフがこちらのBreweryで働いていることもあり、本交流会のために特別にビールを提供してくれました。すっきりとした後味が特徴のとても美味しいビールで、ケルンにお越しの際にはぜひおすすめしたいいビールです。大盛況だった懇親会は、本当にあっという間に感じられました。その後は、それぞれ家路につく人や、話し(飲み)足りない人たちは二次会へと向かい、各々夜のケルンの街へ向かって行きました。こうして本交流会は無事に幕を閉じました。
本交流会に関しては、私は前回(第3回)から参加していますが、今回集まった参加者の顔ぶれが前回とはかなり変わっていたことに驚きました。毎年多くの方が研究を目的にドイツへ来ているのだなと実感し、新しい出会いが自分にとって良い刺激になりました。ドイツで頑張っている日本人研究者の存在は本当に心強く、たくさんのポジティブなエネルギーをもらえる交流会でした。
今回の交流会および懇親会を主催してくださったJSPSボン研究連絡センターの皆様、企画・運営に携わった研究者有志の皆様、そして会場を提供してくださったケルン日本文化会館の皆様に、心より感謝申し上げます。
今回の交流会で出会った方も、残念ながら参加できなかった方も、そして本記事を読んで交流会の存在を知った方も、ぜひ次回の交流会でお会いしましょう!
JaLFiG 運営メンバー
石隈一志
本交流会参加者全員の集合写真
写真提供:JSPSボン研究連絡センター、ケルン日本文化会館