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Design・絵画・彫刻
2025
《 揺るがぬ 》
油彩 F50 2025.12｜鹿児島県高校美術展アイキャッチ（目の中の光）と奥の魚影の光に入れたオペラ（ピンク）の秀逸さは、原画を見なければわからないもので、かつ、とてもデザイン的だと感じました。高校２年生の今のYukariさんにしか描けない、品のある作品でした。大人になってから本人が作品と向き合った際、また違う感動が得られる作品だと思います。そんな作品を描けるあなたに、自信を持ってくださいね。心からの拍手を。『自分のために・自分のいま』を描いた作品だと感じました。高みを見据え『揺らがず』歩み続けるキミの未来を、今後も心から楽しみにしています。
《 思う 》
油彩 F50 2025.12｜鹿児島県高校美術展
有色下地の自画像［完成］
油彩 M画用紙 カラージェッソ（テールベルト）木炭紙サイズ 2025.6
有色下地の自画像［途中2］
油彩 M画用紙 カラージェッソ（テールベルト）木炭紙サイズ 2025.6
有色下地の自画像［途中］
油彩 M画用紙 カラージェッソ（テールベルト）木炭紙サイズ 2025.6
マルス胸像［途中］
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2025.4的確で素早い描き出しでした(^ ^)向かって左側鎖骨下の『マルスの頭部による影』が鎖骨そのものと一体化せず描画できる手腕、お見事です。帰り際『対話』の大事さを話しました。前回の『横たえたマルス胸像』でも描きましたが、対話や自分の思考の言語化もまた、自分の思考を再発見したりあらたな視座を得られるものと、大人になった今も思います。（言葉やジェスチャー、図像によって『伝える』こともまた表現・デザインといえるような気がします）
マルス胸像［途中］
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2025.4丁寧な計測ののち、グっと攻めていきました！この時点でマルス胸像の重量感（ホント重いのです…）が表現できています◎スタンダードな配置ではない状態にして描くことで新たな発見があったり、『当たり前と思っていたものがそうでない状態を描く』ことで、新たな視座を得られることもあります。
静物クロッキー（描き出し）
鉛筆木炭紙サイズクロッキー用紙 2025.6
瀕死の奴隷像［完成］
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2025.3見上げる構図での太腿→腹筋から胸筋にかけてのタッチとトーンがとても洗練されています。本人談のとおり、前髪あたりにもうすこしタッチの密度を（精密さでなく、ボリュームを表すタッチを硬めの鉛筆で）入れて、さらに頭部までの空間性を表現したかったところでしたが、タイムアップ。しかし時間がもう少しあれば上質なデッサンに仕上がることがわかりますのでok。（試験のような『時間という制約』があれば計画性は必要ですが、いまはまだ、完成形を模索する時期。焦らなくて大丈夫です）ずっと描き込みを抑えてきた顔部分の描画に着手する（描画が早い！）なかで、重めの鉛筆を用いると必要以上に『迫ってくる』現象が生じ、それを抑えたことにより、下から上部に『空間が通る』デッサンとなりました。『モチーフと・描く自分』という『目の前の現象』に留まるのではなく『自分が描いた・この画面（白い空間として背景を設定した）のなかで、どう表現するか』。
俯瞰とディテール（主観）の視座の切替えについての話をしました。当日は（余談ですが／しかし大事な話）
『表現』とは、視覚的にわかりやすい『絵』『作品』という狭義な範疇に閉じ込めるものではなく、『ことば』『視座』『佇まい』（或いは生き方そのもの）もまた表現といえるのではなかろうか？ という話になりました。たくさんの知的学び、五感の受容・アンテナを磨き、自然体でたのしみながら。
それを『いまの自分』なりに様々な形でのアウトプット（大衆へ、ではなく。個人的な『表現』の意）を試み続けてくださいね。これもまた勿論たのしみながら。臆せずしかし誠実に。その『目』と、表現する『創造性』を、あなたは持っています。焦らず誠実に、一歩ずつ。あなたのもつ『それ』を信じ、今後も大切にしてくださいね。時間は存分にあります。焦らずに。
瀕死の奴隷像［途中］
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2025.3初の全身像、堂々たる描き出し(^ ^)b作者のミケランジェロ図録に、オリジナルのより精巧な大理石像の写真があるので次回お見せしますね。当日はついに！和沙さんを実際にご紹介できてとても嬉しかったです。魅力的な先輩との出会いが、ゆかりさんのモチベーションや視野を広げる一助となれば幸いです。
静物デッサン
鉛筆 M画用紙 B3 2025.2
静物デッサン
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2025.2グッと寄った意欲的な構図にしたことによりトリミングした木製フレームの形態把握に苦戦しましたが、苦戦の甲斐あり比率が正確！今後も焦らず自然体で。ゆかりさんらしい『広い視野と、大きな器』を保ち続けて欲しいなと思います(^ ^)（余談ですが）数日後このG5は業者さんに引き取られていきました。みんなに熱心に観察・描画されG5も最後の花道、さぞかし嬉しかったと思います。
静物デッサン
鉛筆 M画用紙 B3 2025.1メインモチーフMacG5の重みやスモーキーなメタリック感がしっかりと表現できています(^ ^)b（余談ですが）数日後このG5は業者さんに引き取られていきました。みんなに熱心に観察・描画されG5も最後の花道、さぞかし嬉しかったと思います。
モチーフによる平面構成［下描き］
アクリル絵具 ケント紙 B3 2025.12024
マルス［途中］
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2024.12武者修行ファイト！楽しみながらたくさんのことを吸収するのだよ〜！
《 My own scale 》
油彩 F50 2024.12｜鹿児島県高校美術展
《 その耳を傾けて 》
ポスターデザイン 2024.12 ｜鹿児島県高校美術展
静物デッサン
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2024.11
静物デッサン
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2024.11 前回の消化器セット、今回と、素晴らしいデッサンです(^ ^)当日帰り際にも申しましたが、本当にいい『くもりのない目』と『世界の捉え方・感性』を持っていることが伝わってくる構図・描画です。このままスクスクと、伸び続けてほしいなと。その先でどんな大人になっていくのか、とても楽しみに思っています。作品づくりに悩んでいたのか、はたまた寝不足か…、なんとなく疲れが感じられて心配しています。（後半、リレー漫画挑戦もあって徐々に元気になっていきましたが）
絵も創作も気力体力がいります。時々ゆったりすごしたり、ぼーっとしたり。息抜きも大事です。それもまた創作の糧になります。焦らずにね。
静物デッサン
鉛筆 M画用紙 B3 2024.11
《静物》_完成
アクリル絵具 画用紙 B3 2024.10
《静物》_途中
アクリル絵具 画用紙 B3 2024.10
《モチーフによる平面構成-完成》
アクリル絵具 ケント紙 B3 2024.10
《モチーフによる平面構成-2》
アクリル絵具 ケント紙 B3 2024.9瓶の重厚な表現・見る者の視線誘導への意識の明確さ。完成が楽しみでワクワクしていますが、次回は小休止（？）、モチーフ盛りだくさんデッサン、がんばりましょう！
《モチーフによる平面構成》
アクリル絵具 ケント紙 B3 2024.9モチーフ：ガラス瓶,レモン,縞々柄マスキングテープ,折り紙（水色）２枚モチーフの組み合わせによる構成。前回の平塗り表現と異なるアプローチ、どんな仕上がりになるか楽しみです（…と言いつつこの時点で仕上がりのヴィジョンが見えます。良作になる予感しかない！）
静物デッサン［完成］
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2024.9 本人曰く「木の台の描き方がわからなかった…」とのことでしたが、堂々たるデッサンです。高校１年生とは思えません。自信を持って！作品づくりに悩んでいたのか、はたまた寝不足か…、なんとなく疲れが感じられて心配しています。（後半、リレー漫画挑戦もあって徐々に元気になっていきましたが）絵も創作も気力体力がいります。時々ゆったりすごしたり、ぼーっとしたり。息抜きも大事です。それもまた創作の糧になります。焦らずにね。
静物デッサン［途中］
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2024.9複雑かつ倒された木製の台の形態把握OK! 今後はどこまで各モチーフの形態・質感に肉迫できるか、そしてそれらが佇む『空間』を自然なものとして（静謐に或いはドラマチックに）表現してゆくか。完成を楽しみにしています(^ ^)b
静物［加筆予定］
油絵具 F15 2024.9 描いた人の力量が感じられる重厚な絵です。さらなる加筆がたのしみ(^ ^)b提案として、上部の赤い葉っぱ（花？）を、左方向と奥に追加すると、背景に流れる『赤』と響き合う効果が生まれるように思います。検討してみてね。
《EAT》_完成
アクリル絵具 ケント紙 B3 2024.8たくさん悩み試行錯誤した結果の、洗練された画面!!前回の課題を受けての立て直し＆描画をこの１日で成し遂げました。ブラボー!!アイスクリームの発光しているような鮮やかな表現、ささやかに明度彩度を落とした『歯』の配色、背後のだまし絵のようなポッキー。
垂れた雫の影に遮蔽された『T』。
目にも楽しい仕掛けがそこここに品よくある、それらが主張しすぎず意図が明確に表現された秀作です(^ ^)b
《EAT》_途中
アクリル絵具 ケント紙 B3 2024.8『EAT』をテーマにした構成。テーマに対しての強度が弱いかな？ということで口を背景に配置。あえて『人間の口』でない選択をしたことでポップ感が出てきました。今後の微細な演出が悩みどころ。余談ですが…ミニラフに「最近食べた たべもの」を箇条書きにしていたのが大変可愛らしかったです(^ ^)
自分の日常や五感の経験からアイデアを抽出するのは、とても正しい方法。そのためにも日々の生活を彩り豊かにイキイキと過ごすことも表現者として大事なことです。ときにリフレッシュをね。それもまた創作の引き出しとなります(^ ^)b
ジョルジョ［完成］
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2024.7ついに完成!!左下空間の奥行きに対し、腕と肩の立体感がGood!
複雑な髪の毛の起伏も丁寧に描かれています。
ジョルジョ［途中-2］
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2024.7ディテールが明確になってきました。左下、前回の鉛筆の生っぽさが落ち着いて『空間』になってきました。今後どこまで対象に迫ってゆけるかが楽しみです!!
ジョルジョ［途中-1］
鉛筆 M画用紙 木炭紙サイズ 2024.7堂々たる描き出し。しかし本人自覚の通り構図が若干右寄りになっているため、左下背景を重くすることでバランスをとりました。対象を把握しようとする姿勢が伝わってくる誠実な描き出しです(^ ^)b
手_塑像［完成］
石塑粘土,針金（芯） 2024.6力強い仕上がり！２年次の彫刻でも今回の経験が役立てばと思います。写真のとおり、光の当たり方によって異なる姿を見せるのが立体物の魅力（石膏像もまた）。粘土による表現、今回は具象表現でしたが幾何形態と組み合わせたりするなど表現はさまざまです。今後は藝大デザイン過去問チャレンジなどで水粘土にも触れる機会も設けたいと思います(^ ^)次回はデザイン、或いは石膏デッサンの予定ですが取り組みたいことがあれば遠慮なくリクエストしてくださいね。
手_塑像［途中］
石塑粘土,針金（芯） 2024.6実寸大の『手』。今後より精度が上がっていくことを楽しみにしています(^ ^）学校で行われた講習会（8時間デッサン）1日目の『自身の高み』に至れなかったことへの悔し涙。当日言い損ねてしまいましたが私も経験があります。目先の他人と比べてどうこう、ではないもどかしさ。『それ』を希求する・できる人は、まだまだ伸びます。その時の気持ちは忘れずにいてね。
筆による描き出し_メヂチ［完成］
アクリル絵具 ケント紙 B3 2024.6加筆された丁寧な描写と、敢えて荒いタッチで入れられたネオンの反射。年上の塾生さんが「写真を撮らせてください…！」と熱心に見入っていたのが嬉しかったネ(^ ^)前回の本人談「どこまでも描き込んで『説明』する必要が果たしてあるのだろうか…？」という疑問。いかにも（しかしそこに思い至る高校一年生…スゴイです）。説明過多な描写は控えたものの、『見えてしまう』がゆえに今回『整えた』部分・前回の『いい意味で荒さが魅力的だった部分』とのバランスについて考える上で好対照のbefore&afterだなぁ…と感じました。どちらの良さも活かした絵作りも検討したいところ。
筆による描き出し_メヂチ
アクリル絵具 ケント紙 B3 2024.5鉛筆を一切使わず、筆のみで描き進めるプレッシャー（でも楽しい）描画。鉛筆デッサンでは数十本のタッチで面を起こしていくのに対し、筆の広い面を用いると一気に面がつくれる楽しさを感じられたのではないかなと思います。差し色の赤いラインのネオン感が素晴らしい。環境光の演出を褒めたところ「2022.8のパンパローニの少女像を描いた時の反省点を生かした」とのこと。感性と表現力の成長期を目の当たりに感じるこのごろです。まだまだ伸びゆく可能性に満ちています(^ ^)
《 並行世界 》
アクリル絵具 画用紙 木炭紙サイズ 2024.5グリーンとオレンジの差し色が美しい。囲むフレームを白とし、他の色を抑えた選択はよかったと思います。
一つ提案としては『並行世界・パラレルワールド』と考えると、手前にある『手』の影（左下・グレー）には差し色のオレンジを用いるのもありだったかなと。そうすることで白い手のあるセカイもまた並行宇宙のひとつとなる。当日はパレスチナで起こっていることについて真摯に聞いてくれたこと、とても嬉しかったです。国内外で憂い、怒り、恥じ、学びながら動いている大学生、大人（海外では高校生もまた）がいます。
私もまた学びながらでありますが、過去の教訓から学ぶこと、人を諦めないこと。渦中にある人々のことを『ひとごと』と切り捨てない『ひと』でありたいものです。
合わせ鏡の自画像［途中］
アクリル絵具 画用紙 木炭紙サイズ 2024.5現時点でいい絵になる予感しかない！(^ ^)b上部に入った白帯、先日のアントニオ・ロペスの話を早速活かしましたね…なんとも末恐ろしい子（褒め言葉です）!今後はフレーム『外』の手を、肌そのものの固有色で描くか・右側の『かすれ』効果もいい味わいを出しているので、この白色フレームをキープするや否や、が悩ましいところ。
《 movement 》
黒コンテ,白ジェッソ 画用紙 F10 2024.4写実の画力＆観察眼の解像度が上がって来ているなか、敢えて破調としての抽象表現。空間をぼかすウォームグレーが美しい。黒コンテでどれだけの表現（顔料を紙に付着させること）をできるかを楽しむという試み。（ただし具象物を描いてはならない、という制約あり）最初は不安そうでしたが、徐々に自由なチャンネルに切り替わったように感じます。目の前の現象を観察し自身のフィルターを通して表現するトレーニングも大事ですが、そればかりでは凝り固まってしまうように考えての今回のチャレンジ。別のチャンネル（考え方）をなんとなく得られたように思います。さまざまなものの見方・考え方・表し方があります。それらを柔軟に吸収しながら使いこなしていってほしいなと思います。たのしみながら(^ ^)b
アリアス［完成］
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2024.4「右寄り構図が気になる…」とのことで背景をプラス！密度ある画面になりました(^ ^)欲を言うと背景・近景で『明度差をつける（どちらかを明るく・或いは暗く）』こと、近景のタッチを活かすために遠景はタッチを曖昧にする（鉛筆を寝せる）とよりアリアスが際立ったのではないかと思います。このアプローチは静物・人物にも適用できるので学校で背景付きを描く際に意識してみてネ。当日はSyunsukeさん・Saraさんと共に一般塾生と。さんが行かれた『神戸アートマルシェ 2024』の写真を見たり、アントニオ・ロペス・ガルシア『洗面台と鏡』についてのお話をしました。数年前の和沙さんの疑問に端を発した『洗面台と鏡』における『白っぽい色帯』について皆で考察しましたが…時効かしらと検索してみたところ、『鏡に写っているはずの人物の不在』について語っているものばかりで（藝大日本画の方の「不在」をテーマにした博士論文がありました）。謎は深まるばかり。。ちなみにアントニオ・ロペスについてはドキュメンタリー映画「マルメロの陽光」(1992)で彼の制作風景が見られるようです。
アリアス［途中］
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2024.4力強い描き出し。本人談の自覚通り、構図が若干右寄りになったのは勿体なかったですが…重量感あるアリアスを高校１年生４月段階でここまで描ける力量、今後が本当に楽しみ。学校も徐々に楽しくなってきたことも嬉しく（＆英語テストの快挙！）。
ガッタメラータ［完成］
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2024.4高校入学前・後という時間をまたいだ貴重なデッサン。堂々たる仕上がりです！ガッタメラータの顔の微妙な傾きも表現されています（途中と見比べるとわかりやすい）。来週からの描画や制作がはじまることでワクワク楽しめることが徐々に増えてゆくと思います。自分の核（コア）や目標を大切にしつつ、ときには肩の力を抜いて深呼吸。日々の中にたのしみを見出してゆきましょね。喜びも懊悩も、全てが創作の種子になります。
ガッタメラータ［途中］
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2024.4高校入学前の期待とドキドキないまぜの感情の中描いたデッサンでしたが、描き出しから堂々と力強く。入学事前課題の自画像も（課題ゆえここには載せませんが）毅然とした素晴らしい仕上がりでした。ブラボー！これから出会う友人たちとの出会い・学びをワクワク楽しみながら。貪欲に見聞を広げ吸収していってくださいね。大丈夫。これからのキミも、心から応援しています!!
《人魚》
岩絵具 サムホール 2024.4高校進学前に初挑戦・日本画完成！表情や肩の描写にこだわったゆえに厚みをおびる胡粉に苦戦していましたが、慣れない画材の特性を楽しみながら試行錯誤している様は、同じ絵バカ（※褒め言葉です）として、とても嬉しいものでした(^ ^)
岩絵具とはまた異なるキラキラ感のパール顔料も楽しんで使っているなぁ…ということが伝わってきます。（デジタル画像では伝わりづらいのが残念…、しかしこれが原画の、そして描く体感の醍醐味！）次回は強敵・ガッタメラータデッサン。楽しんで描きましょう!!
日本画（膠彩画）
岩絵具 サムホール 2024.3日本画（膠を糊材にしているので、膠彩画_こうさいが、ともいいます）初挑戦！初めての画材にワクワクしながらどんどん描き進める様子にこちらもニコニコしてしまいます(^ ^)今回は和紙ベースですが絹に描くこともあります（美人画や伊藤若冲の絵などにもよく用いられてます…ただし高価）。『裏彩色』や『盛り胡粉』など面白い技法も多いのでチェックしてみてね。
平面構成［完成］
アクリル絵具 A3 2024.3青レモンの果汁が魚に『触れる直前』ver.に修正。絵で『全て』を説明すべきか否か。『正解』はないですし好みは分かれるところですが、、『直前（瞬間）』の方が好きだな、という本作における見解が一致したのが個人的に嬉しかったです（^ ^)しかしこれまた見る人の様々な見解・好み・背景が存在します。それもまた理解しつつ、けれども『自身の美学の尺度』を大切に描き続けて欲しいと思います。朝日新聞デジタルの是枝監督記事についてもご紹介できてよかった（説明が拙くて申し訳ない）。国立西洋美術館の企画展「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか？」のムーヴも要チェック☆
平面構成［途中2］
アクリル絵具 A3 2024.3青レモンの果汁が魚に『触れた』オープンエンディングver.
平面構成［途中］
アクリル絵具 A3 2024.3『食』をテーマにした平面構成。青レモンを際立たせるために奥の焼き魚の色を抑えた表現で展開。今後の色彩計画からも、いい作品になる予感しかない！(^ ^)
構想デッサン［完成］
鉛筆 B3 2024.3貫禄の仕上がりです。ブラボー!!描写の密度や構図ももちろんですが、前回の課題であった『笛』を削除した英断、素晴らしいです。笛を当初描き入れたのは『笛の音に呼ばれ本の中から出てきたコブラ』という発想からでした。しかし模様があり独特の造形の笛は目立つため『主役の蛇への視線誘導』が分散されてしまう。また、ガラス容器に立てかけたことで『笛の音』を想像しづらい…、さて、どうする？という前回でした。素敵なアイデアを思いつくも、それを『削ぎ落とす』という行為は客観的視野（これで伝わるだろうか？）と、当初アイデアに固執しない勇気が伴います。デザインにおいても絵画においても必要な感覚を、あなたは既に持っている。今後もますます楽しみです(^ ^)b
構想デッサン［途中］
鉛筆 B3 2024.2静物セット中央にある無地の本から『○○が飛び出している』状態を想定してデッサン、という初めての『想定デッサン』お題でした。目の前のリアル（モチーフ）を前に『ないものが出現したら、リアルにどう影響を与えるか？』考えながら描くことは、観察眼＋想像力＋記憶力を必要としますが…絵画やイラストレーションを描く上で使う感覚であるとも思います。この蛇の密度が今後どのように上がってゆくのか、奥の『笛』の扱いをどうするか。悩ましいですが完成が楽しみです！
静物デッサン［110分_微調整後］
鉛筆 B3 2024.1［調整箇所］◆赤林檎
・『自分に向かって出っ張っている（近い）箇所』にタッチを入れる。
・赤道（中心）すこし下にタッチをためると、白い地面の反射光が際立つ。◆白い筒
・円柱として側面に沿ったタッチを。これまた自分に向かってパーンと張っている位置（半径部分やや下）にタッチを入れると反射光が明確になり立体感が増します。
静物デッサン［110分］
鉛筆 B3 2024.1『鬼モリモリモチーフ（←当日名付けられました）』にも臆せず堂々たる仕上がり。描き込みをだいぶ進めた段階で「右のガラス瓶が構図に収まらない…！」と焦る様子にすこし心配になりましたが、後半ガガガッ！とスピーディに描き入れました。流石。妥協なき『ゆかりStyle』。試験でも光り輝くことでしょう。いつもどおりに、落ち着いて。Fight!! 応援しています。
静物デッサンⅡ［110分_微調整後］
鉛筆 B3 2024.1新聞の文字部分を少々加筆。２セット連続の全集中、おつかれさまでした!!当日お見せした本は
・芸術新潮２月号（特集/会田誠が考える新しい美術の教科書）
・パレスチナに生まれて A Child in Palestine/ナージー・アル・アリー Naji al-Ali (#withHandala)広い視野をもつ創作者でありたいものです。
静物デッサンⅡ_［110分］
鉛筆 B3 2024.1『鬼モリモリモチーフ』別角度にて。途切れぬ集中力に毎回感心しております。描画後、本人曰く「カバンの取手部分が気持ち悪くないですか？」と。…たしかに少し左寄りではあります（が、それに描画直後の主観を排して気づける感覚が素晴らしい）。カバンの取手（鍋なら蓋の取手）は『中心についていないと重心が偏って持ちづらい』デザインのものが多いです。その『構造』を意識すると、取手の付いている右側面に『対角線』を引くと、『取手の中心であるべき位置』が見出しやすくなりますヨ。
静物デッサン
鉛筆 B3 2024.1久々にじっくり時間をかけての静物デッサンでしたが、高校生達と並んで長時間描き続ける意欲と胆力が素晴らしかったです。仕上がりも遜色なし。構図OK!『台』にきれいにモチーフが乗っています。ブロッコリー・人参の描き込みの密度により、空間の遠近感が感じられます（前回デッサンから『空間意識・表現』がグッと伸びましたね）。ガラス瓶・アルミホイルも丁寧な描写で、質感が表現できています。misoraさんのイギリス旅（絵画・彫刻・景観・ミイラさん…）の写真群も良い刺激になりましたネ。
静物デッサン［110分_微調整後］
鉛筆 B3 2024.1110分時点で透明のスツールの上面の角度を調整したもの。（調整で＋約３分程）微細な調整ですが、より画面が安定しました。短時間で調整ができたので、実際の試験の際もラスト５〜10分で画面全体をチェック＆調整の時間を設けると良いですネ。
静物デッサン［110分］
鉛筆 B3 2024.1構図・密度ともにヨシ！背景まで空間がきれいに通っていて、とても清々しいデッサンです。
静物デッサン［110分］
鉛筆 B3 2024.1110分２セット目（集中力全開で疲れましたね。お疲れ様＆GoodJob!!）次回はじっくり時間をかけて描きましょう!!１セット目では広く捉えたため描き込めなかったカブの葉のディテール、缶のプルタブやふちの金属表現に肉薄しています。多摩美の国語の小作文お題『小さいが優しいもの』について皆で考えを巡らせる一幕もあった日でした。改めて考えると『小さいが』の『が』を否定形として捉えない、感情を抑制したところで考えを巡らせるのが個人的に正解なのかも…（後半話したデザインのように。『小さい→気づかれにくい・ささやかな』と置き換える）と考えました。ゆかりさんなりに考えた別案が浮かんだら是非教えてくださいね(^ ^)
静物デッサン［110分］
鉛筆 B3 2024.1平面構成完成後、なんと今年初めの110分デッサンにも挑みました…！凄い。『じっくり時間をかけるモード』と『110分モード』の使い分けを完全に会得した印象です。試験の条件として３種しか使えない鉛筆を切り替えながら適切に濃淡をつけ、冷静にモチーフと画面を見比べながらパワフルに描き進める姿に圧倒されました。
このまま突き進んでゆこう!!
2023
平面構成［完成］
アクリル絵具 A3 ケント紙 2024.1堂々たる仕上がりとなりました！(^ ^)b葉の瑞々しさ、透ける紙テープの描写によって花びらの薄さを感じさせることに成功しています。交差する赤い紙テープの遠近感が奥行きを生み出し、空間的な構成となりました。［途中］の画像でわかるように、中央下部は赤（紙テープ）と緑（葉や茎）が接触していたのですが、補色（今回は赤・緑）が隣接すると人の視線を誘導する効果が生まれます。
『しかしココに視線を誘導したいわけではない…』考えた結果、赤テープが接触しないよう補正（えらい！）。妥協なき制作姿勢が素晴らしいです。帰り際「今年はグ〜ンと成長する年にしたいです！」とのこと。
素晴らしい向上心です。
平面構成［途中］
アクリル絵具 A3 ケント紙 2023.12モチーフ：パンジーの花、紙テープ（赤）、透明の角丸正方形の板「昨年同時期（12月）に取り組んだ平面構成で自分の成長を確かめたい」という本人の希望による課題でした。前回は初めての構成ということもあり、作例にある程度倣いつつアレンジ、という方法をとりましたが今回は構想〜作画までAll Orijinal。
途中ながら、良作になる予感しかない！今後の成長もとても楽しみ(^ ^)［内部連絡］鉛筆一式を画塾に忘れてます〜！大事に保管しておきます。
静物デッサン
鉛筆 B3 2023.12時間をかけてじっくり観察＆画面全体への意識が行き届いたデッサンです！アイレベル・消失点のお話もできてよかった。最近いろいろな質問をしてくれるのが嬉しいこのごろです(^ ^)
アリアス（初・木炭デッサン）
木炭（ヤナギ） 木炭紙サイズ 2023.12鉛筆とはまた違う木炭の感触や効果を楽しんで描いていました。いろんな画材、表現方法に今後もワクワクと取り組んでほしいなと思っています。次回は久々の集合モチーフデッサン、頑張りましょう!!
《球体に映る自画像》
アクリル絵具 A3 ケント紙 2023.12球面に映る魚眼レンズのような画面。「石膏像に囲まれた配置にしたい」との希望から、かなり窮屈なスペースで描くことになってしまいましたが…快作に仕上がりました。拍手！ベースにフレームレッド（アクリル絵具/透明）を用いたことで、固有色から解放された表現を開拓する契機のような作品になったなぁ…と思います。蛍光灯まわりをライラック（薄紫）でぼかす表現はナイス発明でしたね(^ ^)b配色や描画の提案の際に、ゴーギャン（線描を『のこす』描き方）やマティス（色彩の魔術師。フォビズムの代表的画家）のお話もできて良かった。
ジョルジョ
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2023.11構図リベンジに成功！石膏像＆デッサンのターンが続きましたので、次回は久々に思い切り！色を使って描いてほしいなと考えています。
ブルータス［完成］
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2023.11中学生とは思えぬ、密度あるデッサンに仕上がりました。本人曰く「リベンジしたい…！」とのこと。その向上心、素晴らしいです！次回はジョルジョに挑戦予定。
ブルータス［一日目］
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2023.11つい顔を描き込みたくなる石膏像ですが、そんな気持ちを上手に抑制しながら全体の雰囲気を追っています。本人曰く「前回金属のような質感になってしまったので（コントラストが強い、の意かと）今回は石膏の質感にしたい」とのこと。…実に頼もしい！（そしてたのしみです）
［またまた追記］
松陽高校美術科 卒のNarumiさんに尋ねたところ、『学内デッサンコンクール』は１・２年次にあり、学年内で競うそうです。また、すいどーばた美術学院（東京の老舗の美術予備校）主催のデッサンコンクール（全国対象）は、参加したい子が参加する方式とのこと。
高校の先輩で上位入賞した方がいたそうです。
松陽高校美術科 卒のNarumiさんに尋ねたところ、『学内デッサンコンクール』は１・２年次にあり、学年内で競うそうです。また、すいどーばた美術学院（東京の老舗の美術予備校）主催のデッサンコンクール（全国対象）は、参加したい子が参加する方式とのこと。
高校の先輩で上位入賞した方がいたそうです。
静物デッサン
鉛筆 B3 2023.10描き出し〜描き込みの安定感が素晴らしかったです(^ ^)［追記］
いろんなお話をする中で、3DCGに興味があるとのこと、『Blender（ブレンダー）』というフリーソフトをチェックしてみては…と思いました（当日に思い出せず申し訳ない）。現在高校３年生の子で独学で色々と作っている子がいます。YouTube等で操作法・いろんなオブジェクトの作り方が公開されているそうです（基本は果物から、とのこと）。先日遊びに来てくれた京都精華大学デジタルクリエイションコースのNちゃん曰く、大学入学時点でBlenderやUnity（ゲーム制作のフリーソフト）を独学で学び習熟している同級生が数人いた、と言っていました。
もちろん大学に入ってからスタート、という子もいますが、『自分が興味を持って楽しめること』に早めに触れてみるのは良いことではないかな…と思います。（ほか、粘土造形のように3Dを制作できる『Zbrush』というアプリもあります）ちなみにNちゃんは情報高校のマルチメディア科ではなく、『情報システム科』で学びました。彼女が高校生の頃にその理由を尋ねたところ、
「将来の夢がゲーム制作のため、難しいプログラミング等は高校でみっちりやって、大学で思いっきりデジタルイラストレーションや3DCGをやりたい！と思ったからです」…とのことでした。本当に進路選択は人それぞれ。そんなNちゃんでしたが、大学受験後に画塾で初めて描いた油画と日本画にハマりまして、卒塾までは日本画をたくさん描いていました。「いつか日本画を描くゲームつくりたいネ（工程が複雑なため）」など話しながら。すべての経験が糧になると思います。もちろん油画や美術漬けの日々もまた。
ゆかりさんがイキイキと過ごせる進路を今後もともに模索していきましょう！
いろんなお話をする中で、3DCGに興味があるとのこと、『Blender（ブレンダー）』というフリーソフトをチェックしてみては…と思いました（当日に思い出せず申し訳ない）。現在高校３年生の子で独学で色々と作っている子がいます。YouTube等で操作法・いろんなオブジェクトの作り方が公開されているそうです（基本は果物から、とのこと）。先日遊びに来てくれた京都精華大学デジタルクリエイションコースのNちゃん曰く、大学入学時点でBlenderやUnity（ゲーム制作のフリーソフト）を独学で学び習熟している同級生が数人いた、と言っていました。
もちろん大学に入ってからスタート、という子もいますが、『自分が興味を持って楽しめること』に早めに触れてみるのは良いことではないかな…と思います。（ほか、粘土造形のように3Dを制作できる『Zbrush』というアプリもあります）ちなみにNちゃんは情報高校のマルチメディア科ではなく、『情報システム科』で学びました。彼女が高校生の頃にその理由を尋ねたところ、
「将来の夢がゲーム制作のため、難しいプログラミング等は高校でみっちりやって、大学で思いっきりデジタルイラストレーションや3DCGをやりたい！と思ったからです」…とのことでした。本当に進路選択は人それぞれ。そんなNちゃんでしたが、大学受験後に画塾で初めて描いた油画と日本画にハマりまして、卒塾までは日本画をたくさん描いていました。「いつか日本画を描くゲームつくりたいネ（工程が複雑なため）」など話しながら。すべての経験が糧になると思います。もちろん油画や美術漬けの日々もまた。
ゆかりさんがイキイキと過ごせる進路を今後もともに模索していきましょう！
静物デッサン_110分-2
鉛筆 B3 2023.10初めての110分間デッサンチャレンジ×２セット。体力・集中力を切らすことなく描き上げました。エライ！時間の感覚を掴めたこと、また時間制限の中で『描き上げることができた』ことは大きな自信になったと思います。今回のことを踏まえ、今後は様々なことに挑戦しながら、じっくり着実に底力をつけていきましょう！
静物デッサン_110分-1
鉛筆 B3 2023.10
静物デッサン
鉛筆 B3 2023.9great!!
ミケランジェロ［完成］
鉛筆 白象紙 B3 2023.9１日目の印象を崩すことなく密度やタッチが入り濃厚なデッサンとなりました(^ ^)描き込みを進める段階に入ると、描き込むことに意識が行きすぎて形態が微妙に変わっていってしまうことがありますが、Yukariさんの場合は顔の角度などがより正確に（１日目よりちょっと顎を引いた状態）になりました。『部分』と『全体』への視野の行き来ができているということです。この『視野の広さ』は、素晴らしい美点です。
ミケランジェロ［１日目］
鉛筆 白象紙 B3 2023.9顔も雰囲気も、描き出しから『しっかりミケランジェロ!!』お見事。あとはディテール描写と黒の色幅、光源に伴う影、形態のボリューム感に留意して描き進めていきましょう！惜しむらくは構図が下に下がってしまったこと（本人も自覚）。しかし『大きな画面に挑む気力体力』が、以前モリエールを描いた時とは別人のよう。
今後もパワフルに、描く＆描けるワクワク感の上昇気流に乗って行きましょう！
静物デッサン
鉛筆 B3 2023.9ぬいぐるみのモフモフ感の表現、黒の色幅もGoodです!!描くスピードともに、画力も上昇気流。頼もしい限りです。惜しむらくは左上上方のアキ。（植物の葉がもっと豊かに茂っていたら良かったのですが…申し訳ない）
敢えて植物の上方をカットして、右下の電球の設置部まで入れる構図にすれば解決したかなと。
次回は構図も意識しつつ、ガンガン描いてゆこう！
コラージュ
雑誌コピー,セロファン,マットメディウム A3 2023.8初挑戦のコラージュでしたが、色彩感覚や構成センス爆発の秀作となりました(^ ^)b素材はファッション・カルチャー・デザイン系の雑誌、絵画と多岐に渡りましたが
『色面』として用いたり、場面を表す素材としたり、配色の心地よさのバランスをとったり…と、『素材写真そのものの印象』に左右されることなく柔軟に使い分けていました。（使いこなした、という表現が正しいかな。『自分のものにした』という意味です）［余談］
画面左に配しているのはフィンセント・ファン・ゴッホ《夜のカフェテラス》 1888 クレラー・ミュラー美術館 蔵。
上方建物と背景に敷いた青との馴染みがキレイ。原画も是非チェックしてみてね。
このページ（Artpedia アートペディア/ 近現代美術の百科事典）の作品解説が面白いです。画面中央の男性の絵はジェイムズ・ウォード《リヴァプールの砂浜にてチェシャー騎馬義勇兵連隊を指揮するサー・ジョン・レスター・バート大佐》1824 マンチェスター大学 蔵。メジャーな絵ではなく（私見ですが）『馬の絵を集めた画集』に掲載されていた作品でした。イギリスのリヴァプールの砂浜で、義勇兵を指揮している情景とのこと。
ナポレオン戦争の時のものか、はたまた内紛の鎮圧or決起のためのものなのか…。調べましたが詳細は不明でした（申し訳ない）。。
『色面』として用いたり、場面を表す素材としたり、配色の心地よさのバランスをとったり…と、『素材写真そのものの印象』に左右されることなく柔軟に使い分けていました。（使いこなした、という表現が正しいかな。『自分のものにした』という意味です）［余談］
画面左に配しているのはフィンセント・ファン・ゴッホ《夜のカフェテラス》 1888 クレラー・ミュラー美術館 蔵。
上方建物と背景に敷いた青との馴染みがキレイ。原画も是非チェックしてみてね。
このページ（Artpedia アートペディア/ 近現代美術の百科事典）の作品解説が面白いです。画面中央の男性の絵はジェイムズ・ウォード《リヴァプールの砂浜にてチェシャー騎馬義勇兵連隊を指揮するサー・ジョン・レスター・バート大佐》1824 マンチェスター大学 蔵。メジャーな絵ではなく（私見ですが）『馬の絵を集めた画集』に掲載されていた作品でした。イギリスのリヴァプールの砂浜で、義勇兵を指揮している情景とのこと。
ナポレオン戦争の時のものか、はたまた内紛の鎮圧or決起のためのものなのか…。調べましたが詳細は不明でした（申し訳ない）。。
『モモ』
アクリル絵具,色鉛筆 コットマン水彩紙 A4 2023.8
ミヒャエル・エンデ著の児童文学『モモ』のストーリーを読み、主要キャラクターたちのデザイン画制作の後、ストーリーの中のワンシーンを選んで情景描写する…というお題でした。Yukariさんが描いたのは『時間どろぼう・灰色の男』がモモにいろんな品物や自身の成功譚を話し、自分たちの価値観に引き込もうとしている場面。俯瞰の構図に伸びる長い影が男の威圧感を、モモのちいさな握りこぶしが恐怖感に折れない意志と勇気の輝きを感じさせます。Good job!!水彩紙の描き味も体感できてよかった。他にもいろんな紙があるので画材屋さんの紙コーナーやスケッチブック売り場を見るのが楽しくなると思います(^ ^)
狸,貂,流木
色鉛筆 画用紙 B3 2023.7的確な形態把握と構図。着彩前の鉛筆のタッチも格好よかったです！遠景の淡い緑に対し手前の台をやや濃くした判断もGood! 進路についていろんな子の話をしましたが、歩み方も考え方も十人十色・人それぞれ。『正解（ゴール）』がないからこそ、Yukariさんにとって最適（ワクワクしながら自らを研鑽できる）と思える方向性を模索していきましょう。
15歳の自画像［完成］
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2023.7時間いっぱいに集中し、こだわりをもって情熱的に描き上げた渾身の一作。素晴らしい!!
木炭紙大の大きな紙面も、もはや怖くないですね(^ ^)ふと語りかけたアドバイスを吸収する理解力・インスピレーションによるアレンジ力。
毎回感心しています。楽しみながら、試行錯誤しながら仕上げた本作を描く中で体感した思考の変遷は、今後の創作にも必ず活きるものと思います。今後高校生…そしてその先大人になったYukariさんがこの自画像を見て何を感じるか。…それもまた、とても楽しみです。大事にとっておいてくださいね。（作品はもちろん、描いている時に感じた数多のことも。『今』の貴方だからこそ感じられることです）
木炭紙大の大きな紙面も、もはや怖くないですね(^ ^)ふと語りかけたアドバイスを吸収する理解力・インスピレーションによるアレンジ力。
毎回感心しています。楽しみながら、試行錯誤しながら仕上げた本作を描く中で体感した思考の変遷は、今後の創作にも必ず活きるものと思います。今後高校生…そしてその先大人になったYukariさんがこの自画像を見て何を感じるか。…それもまた、とても楽しみです。大事にとっておいてくださいね。（作品はもちろん、描いている時に感じた数多のことも。『今』の貴方だからこそ感じられることです）
自画像［３日目］
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2023.7どんどんブラッシュアップされていく自画像。完成が楽しみです。次回は背景のあしらい＆アグリッパの載っている台のデザインを詰めてゆきましょう(^ ^)
自画像［２日目］
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2023.7
自画像［１日目］
鉛筆 白象紙 木炭紙サイズ 2023.6
『千年に一度の夜』
アクリル絵具,色鉛筆 ケント紙 B4 2023.6Great!! 流石です。進行中の自画像も楽しみ。『千年に一度しか星夜が訪れなかったら？』という架空のお話を元にした２つの真逆の解釈文から１つを選び、その情景を描写する…という難解なお題でした。yukariさんは『文明の破滅を恐れる人々、宗教に救いを求める人々、恐怖でパニックになる人々の元に夜が訪れ、人々は狂気に囚われ文明が終焉を迎える』ストーリー（SF作家アシモフver.）を選択。文面上は『未知の現象に対するおそれ・自然の壮大さを前にした人類の無力さ』を表すダークエンドとも言えますが…この絵は美しく。祈りの象徴といえる十字架と、水溜りに反射する『千年に一度現れた星空』の輝きの美しさよ。（直接『空』を描かない選択に痺れました…！）地面に伏したこの人物は（想像ですが）未知の事態に狂乱する人々とは一線を画した精神・心境にいると感じられます。この後、同テキストを近年話題のAI（今回はDALL-E）で生成した画像群をお見せしましたが…『テキストに描かれている以上のイマジネーション』を感じられないものばかりで（もちろん写実性はありましたし、発想のヒントにはなるかもしれないけれど）。同お題に挑戦のmisoraさん,minaさん,Saraさんの絵も、各々の解釈の違い・表現は多種多様で。『ひとが感じ・考え・描く（創る）』ことへの希望と確信を得られた一作でした。［余談］
このお題は神戸芸術工科大学まんが表現学科_2017過去問（漫画表現）をリメイクさせていただいたものでした。過去、漫画によるアプローチで挑んだ３名の作品はこちらから読むことができます。各人の描いた『千年に一度の星空』。是非楽しんでね。
このお題は神戸芸術工科大学まんが表現学科_2017過去問（漫画表現）をリメイクさせていただいたものでした。過去、漫画によるアプローチで挑んだ３名の作品はこちらから読むことができます。各人の描いた『千年に一度の星空』。是非楽しんでね。
静物デッサン
鉛筆 B3 2023.6力強い力作！モチーフがしっかりと台に乗っています。黒の色幅も豊か。今後がますます楽しみです。
静物デッサン
鉛筆 B3 2023.6
『初めての出会い』
アクリル絵具 B4 ケント紙 2023.5ことば「初めての出会い」から発想を広げたイラスト表現。『頭の中のイメージを画面に表出させる』試みに制作途中思い悩む局面もありましたが、投げ出さず最後まで描き切りました。エライ！画面左・グッとハイコントラストでダークに表現した蛇の禍々しさと、画面右・ヒナの危機に滑空してくる母鳥の白いシルエットと青空の清々しさの対比が素晴らしいです。配色の明暗バランスによる『視線誘導』のお話ができ＆理解していただけてよかったです。ヒナちゃんのモフモフ感もGood!（^ ^)
マーカー練習（固有色からの解放）
コピック,マーカー,白ペン 2023.5
視覚言語の試み 〜ことばからの抽象表現〜
鉛筆 画用紙 B3 2023.5
モリエール
鉛筆 木炭紙サイズ 白象紙 2023.4志望大学のデッサン試験の『木炭紙サイズ』でのデッサンに初挑戦。画面の広さに苦戦するも、健闘しました。毎回このサイズで挑んでいた和沙さんのすごさ・胆力を改めて感じられましたね。今回は彼女（日本画学科）と同じ白象紙（はくぞうし）でしたが、デザイン科の試験はいつもデッサンで使用している凹凸あるM画用紙。…そう、より体力が必要になります。今回試した三菱Uni鉛筆も併用しつつ、今後も描画力を高めていきましょう！
雉
アクリル絵具 B3 2023.3
集合モチーフデッサン
鉛筆 B3 2023.2入試直前モードの中＆盛りだくさんモチーフにも負けず、マイペースにしっかりと描き上げました！こういった形体の花を描くコツ（中心の蕊から放射状に花びらが伸びている）もしっかり吸収してくれました。
静物デッサン
鉛筆 B3 2023.2入試直前の緊張感が高まる中、同モチーフに挑戦。じっくり・しっかり描き上げました。進路についてのお話もできて良かった。塾生さん・卒塾生さんみな様々な高校に在籍し卒業しています。今後もいろんなお話を聞いたり話しながらともに悩み、なによりYukariさんの心の声に耳をすませつつ模索してゆきましょう。
メヂチ［２日目_完成］
鉛筆 B3 2023.2じっくり時間をかけて観察＆描画、がんばりました！（人によっては）逃げたくなってしまうメヂチのソフトクリームのようなクルクル巻き毛の立体感もしっかり出ています。昨年夏に挑んだ『アグリッパ』からの成長が著しい。今後もたのしみながら・どんどん伸びてゆく予感。
メヂチ［１日目］
鉛筆 B3 2023.1
静物デッサン
鉛筆 B3 2023.1白づくしのモチーフでしたが、着実に描き進めることができました。それぞれの質感（トイレットペーパーの柔らかさ・電球の硬質なツルっと感・プラスチックのマットな硬さ…諸々）もよく表現できています。次回はメヂチ、楽しんで描きましょうね！
梅の木,アポロン,葉牡丹
アクリル絵具 B3 ケント紙 2023.1手強い太陽神・アポロンに苦戦していましたが、スピーディに描いた葉牡丹が非常にカッコイイ…流石です。当日は美術科受験直前の紗良＆瑠伽コンビの緊張感がピリリと張り詰めた日でしたね。次回はデッサン参戦…いかがでしょう？（他のモチーフデッサンでもOKよ）隼人君の漫画もじっくり読み、考察してくれてありがとう！本人からラストについてのコメント預かりました↓
『最後は佐々木くんにとっては新しい友達が出来てハッピーエンドだけど、吐き友くんにとっては得体の知れないハムチョコを食べることになって今よりも酷いことになるかもしれない…っていう完全にハッピーエンドではない終わり方を目指してたので、分かってもらえて良かったです』
…とのこと。謎は解けたが、吐き友くん…（パワーワード）。
2022
平面構成
アクリル絵具 ケント紙 B3 2022.12中学生ながらも既にデザイン科への進路を志望しているYukariさん、藝大系平面構成に初挑戦。資料を元にYukari色にアレンジしました。制作前は「このお題、まだちょっと早いかしら…」正直悩んでいたのですが・・・杞憂でした(^ ^)。流石です。ウサギの配置・演出も秀逸ですが、最後右下にイエローのボーダーを入れたことで画面内のバランスが一気に整いました。マスキングテープを使ったテクニックを思いつき・動きはじめた瞬間。Yukariさんのキラキラした目と動作に『ピカッ！』とアイデアの電球が灯ったのを目の当たりにできたこと、とても嬉しかったです。
静物デッサン
鉛筆 B3 2022.12さいごにグっと入れたブロックの穴部分の影。これによって黒の色幅が豊かになりました（…という感覚をYukariさんが『実感を持って』理解してくれたのが嬉しかったです）。今後のデッサンでも、掴んだこの感覚を大事に。たくさん・いろんなもの描きましょう！
貂と静物
鉛筆 B3 2022.12速い＆筆致が描くごとにカッコよくなってます！まさに伸び盛り。お隣で描いておられた一般・Shougoさんが当日話されていた例えで言うとF値８〜13の仕上がりです(^ ^) F値というのはカメラの絞り値のことで、被写界深度（対象にどのくらいピントを合わせるか）を絵に適用したお話でした。
カメラ（写真）も面白いので。今後挑戦してほしいな…と考え中です。
静物デッサン
鉛筆 B3 2022.12中学生とは思えぬ力強いデッサンに仕上がりました。「次にやりたいことはあるかな？」の問いに「最近デッサンが楽しいんです！」という頼もしいアンサーをいただきました。
自画像
カラージェッソ（テールベルト）ベース 油絵具 画用紙 B3 2022.11２度目の油画＆自画像（前回は鉛筆）でした。２度目にして絵具の特性を理解した上で様々な試みや実験をワクワク、時に真摯な眼差しで取り組む姿が素敵でした。各所に見える実験の跡や絵の中からこちらを見つめる強い眼差し。表現や画材への好奇心・技法の探求意欲に満ちた、瑞々しい一作となりました。
牛頭骨と球体
油絵具 F4 2022.11初めての油画、パワフルかつ重厚な仕上がりとなりました！初めて使う画材を楽しみ・ときに「お〜！」と驚きながら試行錯誤をしていましたネ。
クリムト的な装飾の予定がムンクっぽくなったり、フォビズム（野獣派）的アプローチを試したり…次々と変貌していく画面に共にワクワクした時間でした。次回作も楽しみです。
ピーマン模刻＋イモムシさん［完成］
石塑粘土,白ジェッソ,アクリル絵具,ジェルメディウム,マットメディウム 2022.10
ピーマン模刻＋イモムシさん［途中］
石塑粘土 2022.10中を空洞にするために、丸めた新聞紙をサランラップでくるんだものを芯にしました。今後はヤスリがけ＋細部調整のち着色予定。何色のピーマン＆イモムシさんになるのか楽しみです。余談ですが、心の中で『とびだせ・イモムシくん！』と副題をつけています。
パジャント
アクリル絵具 B3 画用紙 2022.8
静物デッサン
鉛筆 B3 2022.10
ストップモーション
『追いかけっこ』
オカメインコ
羊毛フェルト 2022.9
静物デッサン
鉛筆 B3 画用紙 2022.9
パプリカ（色面分割）
鉛筆 B3 2022.9
パプリカ（リアル塗り）
鉛筆 B3 2022.9
夏の静物ーペンギン ほか
アクリル絵具 B3 画用紙 2022.8
静物着彩
透明水彩 B3 画用紙 2022.8
パンパローニ少女像
パステル,黒＋白ジェッソ B3 画用紙 2022.8
静物着彩
アクリル絵具 B3 ケント紙 2022.7
自画像
鉛筆 B3 2022.7
アグリッパ
鉛筆 B3 2022.7
静物デッサン
鉛筆 B3 2022.7
静物デッサン
鉛筆 B3 2022.6
初回_体験デッサン
鉛筆 B4 2022.6Page updated
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