いづろ画塾ギャラリー

峻輔 Shunsuke

大阪芸術大学美術学科

油画

2024-2025

入学事前課題_加筆

鉛筆ケント紙木炭紙サイズ 2025.2高校３年生としての描き納めの石膏像。
微妙な違和感がある場所を『まあいいや』と妥協せずに追い求める姿勢がとても嬉しかったです。大学生になりより知力・画力を高めてゆく峻輔くんとお話をするのが今からとっても楽しみです!!

薔薇

油彩 F4 2025.2最初「目指せ、ルノワール！」を目標に描き始めましたがメリハリ効かせたいね、とカラヴァッジョを少々。ルノワールが描いた花の絵に『茎が見えるものがない』ということに気づくなど学びの多い一作となりました。別の日に来られた大家さんが「素敵な絵!!」と感動されておりましたヨ(^ ^)b

入学事前課題_加筆

鉛筆 M画用紙 B3 2025.1グッと良くなりました(^ ^)b
今後も創作に関しては妥協なき模索を。必ず作品に反映されていきます。（右下、左下を提出前に整えておくとなお良き）

入学事前課題

鉛筆 M画用紙 B3 2025.1

新春_静物デッサン

鉛筆 M画用紙 B3 2025.12025年_描き初め

ヴィクトール・ユゴー

鉛筆 M画用紙 B3 2024.122024年_描き納め

フェルメール模写［完成］

油彩 F8 2025.1

フェルメール模写［途中］

油彩 F8 2024.11

パンパローニ少女像

白＋黒ジェッソベース,パステル B3 2024.12

《 . , 》

油彩 F50 2024.12｜鹿児島県高校美術展

ニコラス・ウリベ模写［完成］

油彩 F4 2024.11

ニコラス・ウリベ模写［途中-2］

油彩 F4 2024.10 謎の油絵具『Ohuhu』の発色の鮮やかさ…！
今後導入を要検討ですな。

ニコラス・ウリベ模写［途中］

油彩 F4 2024.10

モリエール［完成］

アクリル絵具 M画用紙 B3 2024.11ビリジアンとバーミリオンの微細に調整された混色により、重厚な画面になりました(^ ^)赤いストライプ布の『赤さ』がささやかに・自然に感じられる抑えた色調整がGoodです◎

モリエール［描き出し］

アクリル絵具 M画用紙 B3 2024.11

［内部連絡_峻輔どの］

ティツィアーノ模写［完成］

油彩 F4 2024.10

ティツィアーノ模写［途中_3］

油彩 F4 2024.10

ティツィアーノ模写［途中_2］

油彩 F4 2024.10

ティツィアーノ模写［途中］

油彩 F4 2024.9 だいぶ厳つい容貌はまるで男性のよう…んが！聖母マリアさんとは。ミケランジェロの描く厳つい女性像との類似性も感じますね。顎下を強めの線で締めているのも新鮮でしたね。しかしこれも模写しなければ気づかなかったこと。さて、今後はどの画家の感覚を吸収してゆこう♪
これらを踏まえて「さて今回は○○風に描いてみようかな（或いは複数を一つの画面に共存させるなど）」という遊びもたのしそうですね。

ベラスケス模写［完成］

油彩 F4 2024.9 ベラスケス『男の肖像』模写顔色が原画と比較して暗めだったところを明るい肌色でグレーズ。耳元のバーミリオンが、周囲のシックな配色と響き合っていますね。敬愛するベラスケスにすこし、近づけたかな(^ ^)b

ベラスケス模写［途中］

油彩 F4 2024.9 ベラスケス『男の肖像』模写模写をすることで画家の筆致や目、色の選択の絶妙さを体感することができます。それをまざまざと感じることができた一作。次回よりブラッシュアップされるのが楽しみ。目指せナニワのベラスケス!!

円型の鏡に映る自画像Ⅱ［加筆］

鉛筆 M画用紙 B3 2024.9［加筆箇所］
・手の爪の中心を意識したアーチに
・指にも『光源』を適用
・手首の位置を明確に
・頬骨の存在感を出すことで耳との距離感が強調できます
・白シャツや肌のディテールは硬めの鉛筆(HB,H,2H)を併用しよう準備万端！呼吸を整えて、堂々と挑んできてください(^ ^)

円型の鏡に映る自画像Ⅱ

鉛筆 M画用紙 B3 2024.9試験直前!! 堂々とした仕上がりです(^ ^)b面接はリラックスして自然体でね。画塾で話している時のテンションで大丈夫。
深呼吸＆背筋をピンと伸ばして、キミの思いをしっかりつたえてくるのだよ。
応援しています!!!

六角形の鏡に映る自画像Ⅱ［加筆］

鉛筆 M画用紙 B3 2024.9［加筆箇所・留意事項］
・鏡のプロダクト描写を強化（平行な部分確認・パースをつけるなら逆パースは禁物・厚みの描写・エッジのハイライト表現）
・顔の厚みのタッチ（耳から頬骨の距離感）
・頬骨の形態の強調
・肩の厚みを表すタッチ（輪郭線で説明しないこと）
・光源設定に則ったハイライトを加味
・服の襟の厚み、服のシワの表現も手を抜かないことまた、構図が右寄りになってしまったことで空きすぎた左下空間にタッチを入れましたが、これを入れるなら同一空間である右下空間にも同濃度のグレーを入れるべきでした。

六角形の鏡に映る自画像Ⅱ

鉛筆 M画用紙 B3 2024.9８月に描いた『六角形の鏡に映る自画像』再挑戦。
画像を当時と比較するとわかりますが、１ヶ月でデッサンに貫禄が出てきました!!
プロダクトの把握（描画）が甘い部分は加筆していますが、背景空間を描いて時間内に収める。着実に力をつけています(^ ^)b

静物着彩［加筆後］

透明水彩白象紙 B3 2024.9［加筆箇所］
・モチーフ同士の距離感
・ディテールに迫る（手前に配したものは特に！）
・生鮮物はシズル感が大事。色が沈んだ時は純色を用いて彩度をリカバリすること。紫キャベツのような複雑なモチーフはその複雑さに圧倒されてしまいがちですが、攻略として『色面として捉える→ディテール』の感覚を忘れずに。配置がみな寄りすぎたかな、という印象がありますので、右奥のイチジクはすこし奥に配しても良かったかと。物体と物体が重なって見える前後関係がある配置の場合は、各モチーフの間に『どれだけの距離（指何本分？）があるかをしっかり表現すること。

静物着彩

透明水彩白象紙 B3 2024.9入試前着彩ラスト！
満遍なく描き込めましたが『もう一歩踏み込む情熱』を。時間が余るならばその時間分でできる仕事を余すことなく・集中力を途切らせず観察＆アウトプット。筆先に自分の神経を通すこと。ときに冷静沈着な客観性を持って。その熱は、必ず画面に反映されます。

静物着彩［加筆後］

透明水彩白象紙 B3 2024.9［加筆箇所］
・中央右_しいたけの立体感
・中央左_しいたけが影に沈んでいるところのリカバリ
・手前のクルクマ（花）の地面の影を薄く、尖っている場所の先端の影の緊張感ディテールにどこまで迫れるか、俯瞰の視点と演出力。
地面の影の付け方にも細やかな気配りを。
白ベースの写実的描写の際は、モチーフと影が一体化しないよう注意。

静物着彩

透明水彩白象紙 B3 2024.9

静物着彩［加筆後］

透明水彩白象紙 B3 2024.9（WEBエントリー日）［加筆箇所］
・リンゴの上部
・エリンギの縦筋
・ゴボウの奥行きがありすぎる（＝白っぽすぎる）ため加色。もうすこし濃くても良い。
（逆に奥のゴボウの影が濃すぎるのに要注意）
・物体のフチは環境光・回り込みを意識して丁寧に。荒く強い鉛筆線で囲むと平面性が強くなり空間性が損なわれてしまうので勿体ないです）M画用紙とのちがいに戸惑いつつも、時間内にはしっかり描き上げられる安定感。
『時間内に描き上げられるからこそ』今後はディテールにどこまで迫れるか、俯瞰の視点で自身の絵をチェックする感覚＆演出力を磨いていきましょう!!

静物着彩

透明水彩白象紙 B3 2024.9（WEBエントリー日）

ケーキ型に映る自画像［加筆］

鉛筆 M画用紙 B3 2024.8［留意事項メモ］
・描いている『自分に近い場所』の描写をより明確に・工業製品の形を明確にするタッチ・握っている手が入る場合は、手の描写にも留意どんどん安定感＆描画力が増しています。
このまま上昇気流!!(^ ^)b

ケーキ型に映る自画像

鉛筆 M画用紙 B3 2024.8

サイドミラーに映る自画像［加筆］

鉛筆 M画用紙 B3 2024.8［留意事項メモ］
・工業製品は構造が命!!
曖昧にしないこと、見えたままの現象に騙されないこと・面が切り替わるところにタッチを入れる・硬い鉛筆も有効に使う（寝せ気味にゴリっと）・終了前３〜５分時点で『手の汚れ』をキレイに。完成クオリティがUPします。

サイドミラーに映る自画像

鉛筆 M画用紙 B3 2024.8

球面に映る自画像［加筆］

鉛筆 M画用紙 B3 2024.8［加筆箇所］
・湾曲した鏡面に『沿った』蛍光灯の表現。美しいアーチにしよう。
・奥行きを表すために『奥（遠景）』の明度を上げる
（伴って、手前のシャツの影をもっと濃く）
・親指を太く（まだ太くしても良かったですね）
・近景にある『指のシワ』のリアリティ

球面に映る自画像

鉛筆 M画用紙 B3 2024.8集中力を途切らせず、よくがんばりました!!
順調に階段を上っていますよ〜(^ ^)b

六角形の鏡に映る自画像［加筆］

鉛筆 M画用紙 B3 2024.8加筆箇所『目の反射光』は、ささやかですが目の透明感（或いは潤い）を表現できます。
実際のシチュエーションで見出せなかったとしても『より対象が・魅力的になる演出』を日々の観察と描画の積み重ねで描き込んでゆこう。六角形のプロダクトが惜しかった＆髪の毛の毛先（後頭部など）を『敢えて散らす』ことで髪の毛のリアリティを『演出』しても良かったですネ。
『演出』の感覚は着彩と共通の課題。課題が見えたらあとは越えるのみ!!
順調に都度、伸びていてエライ。

六角形の鏡に映る自画像

鉛筆 M画用紙 B3 2024.8時間に余裕をもって描き上げた一作。
しかし時間に余裕があった際は「ほんとうにこれでいいのか？」「全く隙がない絵になっているか？」「プロダクトに破綻はないか？」「隅々まで描き切っているか？」を総チェック時間・加筆に充てることができます。油断せずいこう！

静物着彩［加筆後］

透明水彩画用紙 B3 2024.8

静物着彩

透明水彩画用紙 B3 2024.8お盆期間中の自己鍛錬の成果もあり（エライ！）、かなり絵具の扱いに慣れて来た印象です。今後は『物体同士の距離感』、環境による見え方の採用・不採用（＝より対象が『それらしく』見える演出）を意識してゆきましょう！伸びしろ無限大。

静物着彩［加筆後］

透明水彩画用紙 B3 2024.8

静物着彩

透明水彩画用紙 B3 2024.8My筆,絵具,パレットで気分一新!!（モチーフも増量！）
下描きが1時間でサクッと完了（この段階で硬めの鉛筆HB〜2Hではじっこのガサつきをシめてもよかったネ）。透明水彩の発色・水の調整、またチューブから出したてホヤホヤの絵具の粘度に難儀していましたが、回を重ねるほどに。描けば描くほどその扱い方に慣れて、油画とのちがいに楽しさを見出すことができます。
その感覚に至るまであとちょっと。もう一踏ん張り(^ ^)b「色をモチーフと合わせるのが難しかった…」とのことでしたが、色のセンスはOKです。
欲を言うと『もう一歩の、踏み込んだ描写』。そしてそれをキミはできる!!
次回はその課題をクリアしてゆこう！一歩ずつ、です。

静物着彩［加筆後］

透明水彩画用紙 B3 2024.8

静物着彩

透明水彩画用紙 B3 2024.8今回は前回と異なり影部分に『ニュートラルチント（ブルーグレー）』を使用。
前作より発色が軽やかな印象。「色をモチーフと合わせるのが難しかった…」とのことでしたが、色のセンスはOKです。
欲を言うと『もう一歩の、踏み込んだ描写』。そしてそれをキミはできる!!
次回はその課題をクリアしてゆこう！一歩ずつ、です。

静物着彩［加筆後］

透明水彩画用紙 B3 2024.8キャベツの上部の葉の重なりによる影やフチを調整。キャベツはマットな白っぽさゆえ、白を用いてOK。
南瓜の左上を調整、鉛筆のガサガサ感は奥行きを損なうため最終仕上げの時は要チェック。
ガラス容器のメリハリも仕上げ段階でビシっと決めること。「『演出』の感覚になかなか至らない」と本人談。日々の観察・描画を重ねる中で『この対象をこれらしく感じさせる特徴はなんだろう？／トマトをトマトたらしめている要素は？』と考えながら描くことで徐々につかめると思います(^ ^)b

静物着彩

透明水彩画用紙 B3 2024.8当日観てきた『黒田清輝展』の影響か…反骨の『黒』を用いていました。お話した通り、黒の使用は否定しませんが使い方によっては存在感が出過ぎてしまったり、野菜などのシズル感を損なってしまうこともあるので要注意。
（カラバッジョ的ハイコントラストで影を強い黒で落とすのはアリかもしれませんが、その場合は黒背景の方が馴染む気がしますね。。）

スプーンに映る自画像［加筆］

鉛筆 M画用紙 B3 2024.7スプーン表面は曲面ゆえ、背景の蛍光灯（左下）は直線でなく湾曲させる必要あり。スプーンのド中心以外は、『直線が存在しない・してはならない』理屈を適用すべし。また、鏡像とリアル（今回は左の親指）を共存させる場合はしっかりと描き分ける必要があります。次回は徐々に時間感覚をつけてゆくために、時間を計測して描いていただこうと思っています(^ ^)b

スプーンに映る自画像

鉛筆 M画用紙 B3 2024.7

当初案。『スプーンを持った手』ならばこれでOKですが今回のお題は『スプーンに映る自画像』。この後リトライしました（えらい）。

ジョルジョ［完成］

鉛筆 M画用紙木炭紙サイズ 2024.7多くの試行錯誤で「つらい…」と何度も言いながらよくぞ描き上げました！当日は面接対策含め、たくさん話をしました。たくさん考え、話すことで言語化し、他者と意見を交わすことで自身の美学・哲学を深めてゆこう。人生は長い！

ジョルジョ［途中-3］

鉛筆 M画用紙木炭紙サイズ 2024.7頭部の収まりがナチュラルになりました。
しんどい模索の時間がありましたが、逃げずに乗り越えたことで、キミの新しいデッサンが拓かれる記念すべき一枚になる予感がしています。あとはひたすら描き込むべし!!(^ ^)b

ジョルジョ［途中-2］

鉛筆 M画用紙木炭紙サイズ 2024.7前回時点で「頭部が大きい」ということで修正を進めるも「なにかが違う…」と混迷。
３度ほど真っ白な灰になりましたが（苦笑）、クロッキー用紙を上から重ねて形態確認→顔の大リセット！この英断により見事着地。

ジョルジョ［途中-1］

鉛筆 M画用紙木炭紙サイズ 2024.7力強い描き出し。
今回のテーマは『一カ所集中でなく・全体に意識を向けてまんべんなく描く！』今回のアプローチを自分のものとすることで、今後のデッサンや着彩を描く感覚にも良い変化が起こることを期待(^ ^)b

静物着彩

透明水彩画用紙 B3 2024.6タマネギの入ったビニール袋の表現に苦戦していましたが、ビニールを描くには『引っ張り合っている点と点』・『それをつなぐ線』・『その線によって囲まれた面』の点・線・面を意識して描くと良いです。
あと、『ビニールを描くチャンネル』と『透けて見える中身を描くチャンネル』を使い分けると混乱を防ぐことができます。ハイライトは紙の地白を生かしたクリーンなホワイト（もしくは混じり気のないチタニウムホワイト）。それに対し反射光は敢えて鈍い白さを出すためにホワイトを混色した色を配置。『混ぜる』ことで物理的にも色は鈍くなります。その効果をうまく活かしてね(^ ^)b

静物着彩

透明水彩画用紙 B3 2024.6『白で光を描く』油画の感覚と、『地である紙の白を光とする』透明水彩のアプローチの違いに徐々に慣れてきた印象。

トウモロコシ

透明水彩画用紙 B3 2024.6宿題としてトウモロコシとともにお持ち帰りとなった本作。
翌週『トウモロコシ（着彩）、どうだった!?』という質問に「美味しかったです（ニッコリ）」という返事が面白かったです。…糖度18度！

円形の鏡を持つ自画像

鉛筆画用紙 B3 2024.6今回は光源を右側に設定したところ（それが理由かはわかりませんが）描画スピードが前回より倍速で描き上げることができました(^ ^)今後もいろんな光源位置を試してみましょう！石膏像もですが、異なる光源のもとで描くことで対象（今回は人間の顔）の起伏がより理解できると思います。進行中の油画もファイト。目指せダヴィンチ!!

鏡を持つ自画像［完成］

鉛筆画用紙 B3 2024.6冒頭、手の構造の解説ののち丁寧に描き上げました。
合格作品資料と比較すると若干小ぶりな配置となりましたが、右下の鏡の影の処理により『このサイズ感にした意図』が生まれましたネ。左側がちょっと開きすぎてしまった印象が拭えないので、次回は『ミニラフを書いて構図をしっかり検討！』作戦でゆきましょう!!描画途中で宿題となった『トウモロコシ着彩』の仕上がりも楽しみにしています(^ ^)b

鏡を持つ自画像［途中］

鉛筆画用紙 B3 2024.5四角い紙面だからこそ、四角い鏡の角を『画面外』に出すことで広がりが生まれます。今後のディテール描写に期待しています！当日は現在進行中の油絵の配色検討をPhotoshopで行いました。

静物着彩

透明水彩画用紙 B3 2024.5ガラス容器の透明感・メタリックな蓋の質感、よく出ています！
次回オープンキャンパス感想をお聞きするのを楽しみにしています〜！

静物着彩

透明水彩画用紙 B3 2024.5数年振りの透明水彩に苦戦していました。
しばし透明水彩＆水と仲良くなる鍛錬を続けてゆこう！

《ポピーⅡ》

黒コンテ,アクリル絵具（フレームレッド）
画用紙木炭紙サイズ 2024.5上部の『赤』と下部の『黒』をつなぎたいな、ということでドリッピング。偶然性に依拠する表現のように捉える人もいますが、『ここになにかがほしい』と考える。そこに差すのは意図的な筆跡のタッチではない→偶然性をコントロールして意図的に置く意志、そして絵の具の量と硬さ・手首の振り方・力加減のコントロール。どのような表現にせよ『描く人の意志（こうしたい）』ありき。
そう考えると『抽象・具象』という概念で隔てるものではないような気もします。

《ポピー》

黒コンテ,アクリル絵具（フレームレッド）
画用紙木炭紙サイズ 2024.5

アリアス［完成］

鉛筆白象紙木炭紙サイズ 2024.5「これまで石膏像の髪の毛を避けてきたツケが回ってきた…」という本人談・ぼやきが印象的でした。。後半は真逆の感覚を使う『材料体験のち抽象』。どちらも大切な感覚です。多様な見方・捉え方・考え方を柔軟に横断していってほしいなと思います。次回は静物着彩！

アリアス［途中］

鉛筆白象紙木炭紙サイズ 2024.4

慎重・丁寧な進行。
しかし慎重すぎるのが良くもあり勿体無くもあり。
「顔の描写でデッサンを終えてしまうことが多い」とのこと。次回で髪の毛描写までガッツリ・隙なく！仕上げましょう!!当日はYukariさん・Saraさんと共に、アントニオ・ロペス・ガルシア『洗面台と鏡』についてのお話をしました。数年前の和沙さんの疑問に端を発した『洗面台と鏡』における『白っぽい色帯』について皆で考察しましたが…時効かしらと検索してみたところ、『鏡に写っているはずの人物の不在』について語っているものばかりで（藝大日本画の方の「不在」をテーマにした博士論文がありました）。謎は深まるばかり。。ちなみにアントニオ・ロペスについてはドキュメンタリー映画「マルメロの陽光」(1992)で彼の制作風景が見られるようです。