普通科


1年生


人数

・40人 × 9クラス

特徴

・探究や芸術などクラスの壁を超えて交流する授業があり、人間関係を広げることが出来ます。

・探究活動を行っています。



年生と3年生


クラス

人数

・約40人 × 3クラス

特徴

理型に比べ地歴を多く学習します。

・探究活動を行っています。

・2年生から3年生でのクラス替えは文3クラスの中で行われます。

・修学旅行は台湾へ行きます。



クラス

人数

・約40人 × 5クラス

特徴

文型に比べ理科多く学習します。

・探究活動を行っています。

・2年生から3年生でのクラス替えは理5クラスの中で行われます。

・修学旅行は台湾へ行きます。



SGコース

 人数

・40人 × 1クラス

特徴

・探究活動をより重点的に行います。

・文理融合のクラスです。

・1年生の後半に、希望者の中から成績・主体性・小論文試験などを総合的に判断して選抜されます。

・2年生から3年生でクラス替えは行われません。

・京都大学訪問研修、プリンストン大学、台湾建国中学(高校)との交流などを行います。

・修学旅行は、海外研修としてアメリカ東海岸(ニューヨークなど)に行きます。



理数科

人数

・40人 × 1クラス

特徴

・脳の構造やドローンの仕組みなど各理系分野のスペシャリストの方々による特別講習を受けられます。

・理数科学や理数物理など英語を使いながら理系分野を学びます。

・探究活動を行っています。

・能登でのフィールドワークやつくばサイエンスツアーを行います。

・3年間クラス替えは行われません。

・修学旅行は海外研修としてアメリカ西海岸(スタンフォード大学やシリコンバレー)に行きます。


探究活動について

「探究」とは?


社会にあふれるさまざまな問題に対して、高校生としてなにができるかを考え、解決策を模索し、自分達で実行してみるという授業であり、泉丘高校が特に力を入れている活動です。グループで協力し合いながら実際にやってみるということを大きなテーマとしているため、主体性や実行力、計画力、コミュニケーション能力、論理的思考力など多くの能力を磨くことができます。また、自分達が解決しようとしているテーマについて、実際に活動、研究されている大学の教授や企業の方からお話を聞いたり、共に活動を行ったりします。この授業を通して泉丘ではグローバルリーダーを育成しています。1年間の探究の成果は、3月に行われる「探究の日」で他クラス、他学年の人に向けて発表します。


探究内容


1年生ー(普通科と理数科)

オーシャンクリーンアップ(海岸でゴミ拾いを行うことで海洋ごみ問題の実態を知る活動)で学んだことを活かし、SDGsについて探究します。探究のプロセスの理解、インタビューやアンケート等の学校外と関わる時のマナーについて学びます。



ー2・3年生ー(普通科文型・理型)

世界中で起こっている様々な課題について、高校生の視点からできることを探し、探究します。クラスの垣根を超えて文理融合で行うため、社会に対してイベントなどを実際に行う文型的アプローチと、科学的な実験や分析を行う理型的アプローチの両方を学ぶことができます。探究の最後には、今までの活動をレポートや論文などにまとめ、発表します。



ー2・3年生ー(SGコース)

世界中で起こっている様々な課題について、高校生の視点からできることを見つけて探究します。京都でのフィールドワークやアメリカでの研修を通して国内外の様々な課題を自ら体験し、これを活かして社会的アクションを活発に行います。また、普通科文型・理型に比べてより深く探究を行うことができます。2年生の1月に外部の方を招いての発表を行い、3年生の7月には探究のまとめとして留学生に英語で探究内容を発表します。



ー2・3年生ー(理数科)

大学や研究機関などで行われてきた先行研究をもとに、課題研究を行います。教授や企業の方などを招いての特別講義、1年次に行われる最先端の研究施設が集う施設を巡る「つくばサイエンスツアー」2年次に行われる大学生や高校生を相手に研究を発表する「アメリカ海外科学研修」などで、課題研究の内容をどんどん深めていきます。3年次には、研究の最後として、論文にまとめたり、英語で研究内容を発表したりします。



これまでに行われた探究の例

・外で遊ぶ子供が減っていることから年少の子供に対してイベントを開催(普通科)

・リサイクル率の減少を受け個人でも取り組めるアップサイクルを広める(普通科)

・肉や魚の代替として蚕を広めるために、かいこ餃子を企業と共同制作し販売する(SGコース

・女子生徒がスカートだけでなくスラックスも着用できるようにする(SGコース

学習時の温度がコオロギの学習能力に与える影響を調べる(理数科)

・様々な刺激とモジホコリ(GPSに利用される単細胞生物)の成長速度との相関について明らかにする(理数科)

   フェアトレードの普及を目的として販売したドーナツ

 肉や魚の代替品としての蚕の普及を目的に制作、販売した餃子

   オーシャンクリーンアップで海浜ゴミを回収する様子

探究活動の成果を発表する様子

各コースの生徒の声

普通科Kさん

普通科のメリットは交友関係を広げられることです。普通科では、探究活動や芸術などのクラスをまたいで行う授業やクラス替えなどにより多くの人と関わることができます。これにより、コミュニケーション能力を磨いたり、新たな友達を見つけたりすることができます。また文理選択においては、高校生として1年を過ごした上で選択を行います。そのため、自分が本当に学びたい分野や科目の得手不得手などを理解して見極めることが出来るので、この点も普通科に入るメリットだと感じます。

SGコースYさん

理数科と同様にクラス替えがなく、主体的で能力の高いメンバーが集まるため、刺激的な日々を送ることができます。また、京都、アメリカへの研修や他国の方との交流など普通コースでは経験できないことを多く経験できます。私は、SGコースに入り探究活動に力を入れたことで特に、柔軟な思考力を身につけることができました。1年間探究活動を行う間、計画が破綻したり、結果が思うように出なかったりするなど、多くの壁にぶつかりました。その時に、柔軟に考え、対応することで壁を乗り越えることができました。他のクラスに比べ忙しくなることも多いですが、たくさんの学びを得られる最高のクラスです。

理数科Tさん

理数科ではクラスメートと深い絆を結ぶことができます。普通科では人数が多いため、1年生から2年生に進級する時には、多くの人とクラスが離れてしまい、その後疎遠になってしまったり、人間関係をから構築する必要があったりします、一方、理数科は3年間クラス替えがないため、クラス内での団結力が強く、陸上競技大会や記念祭などでとても盛り上がれます。また、様々な講習や海外研修、楽しい行事が多くあります。しかし、理数科は入学後文転することは出来ません。文なのに点数が良いというだけで理数科を選ぶと、高校数学と理科で泣くことになります。