未来創造計画2027

IYEOのより良い未来を考えるきっかけづくりをする会議、それが未来創造会議です。
熱意あふれる若手会員
14名が2022年3月から、互いの思いや意見を分かち合い、IYEOの未来、IYEOが貢献できる未来について、毎週オンラインで議論してきました。5か月後の8月、それが一つの形となったのが、未来創造計画2027です。
未来創造計画202
7は、2021年910日(土)IYEOの幹事会に提出され、10月1日(土)に第80回IYEO全国推進会議にて、各都道府県IYEOにも報告されます。


我々を取り巻く社会環境や時代はより一層、先行きが見えないいわゆるVUCAな状況がさらに加速するでしょう。
そんな中、IYEOの若手有志たちが未来創造会議の中で、様々な社会課題について学び、考え、話し合い、大切なものは何か、それをどう大切にしていくのかをまとめてくれました。これは若者たちの単なる活動報告ではなく、我々、IYEOがこれから何をすべきかについての若者たちからのプレゼントだと思っています。
未来創造計画を読み、心が動いた会員の皆さん、それぞれの地域や役割の中で少しずつでもいいので、社会やIYEOに対する課題意識を持ち寄り、対話を始め、協働に向かって手を取り合ってくれたら嬉しく思います。



<「未来創造計画2027」の構成>

第0章 はじめに

第1章 医療×多文化共生プロジェクト

第2章 キャリア教育プロジェクト

第3章 IYEO広報誌プロジェクト


000_(全体印刷用)220831未来創造計画2027.pdf


IYEO の未来創造は既に始まっています。計画作成後、次のアクションに歩みを進めている未来創造会議メンバーやチームに共感してくださる会員の皆さん、一緒に未来を創りませんか?

https://youtu.be/bs9Qgqp_0y8

第0章:はじめに

第1章 

医療×多文化共生プロジェクト

第1章_医療×多文化共生プロジェクト.pdf
IYEOには、内閣府青年国際交流事業への参加等を通じ、外国人との交流など、「多文化共生」に価値を感じている会員が多い。一方で、地域の「多文化共生」に対して、そのIYEOの強みを「組織として」活かせているだろうか。

例えば、コロナ禍に至った今であっても、勉強や仕事を求めて日本で暮らしている外国にルーツを持つ人及びその家族は多い。子育て、学校、居場所、災害時など、「文化の違い」と言えば一言であるが、その違いに戸惑ったり悩んだりする人は多い。

「多文化共生社会」の実現のためには、外国人だけでなく、ジェンダーギャップ、マイノリティの方も暮らしやすいまち・・・、まだまだ幅広い課題がある。これらの課題や、今後も現れるだろう社会課題に、IYEOはどう貢献できるだろうか。

在住外国人のサポートを始め、自治体や、大学、国際交流財団、NPO など、あらゆるアクターが、多文化共生を推進しているが、一方で、IYEOは、その強みを活かして出来ることはあるだろうか。そしてあるとしたら、それはボランティア団体でも持続的に、かつ全国的に出来ることだろうか。

このプロジェクトでは、「多文化共生」の推進に対して、IYEO 全体として貢献できる未来を創造する。

第2章 

キャリア教育プロジェクト

第2章_キャリア教育プロジェクト.pdf
IYEOには、人材育成に関心のある会員が多い。 内閣府青年国際交流事業が「Life-changing Experience」と呼ばれるように、強烈な異文化体験・交流などを通じ、「自分とは何者か」という「アイデンティティ」を深く考えたり、人生観が変わったりした経験を持つ人が多いからかもしれない。 IYEOには、下は学生から、上は80 代まで、幅広い会員が、全国に散らばっている。それぞれのキャリアも様々であり、活動を続けていると、「実はあの人も既参加青年ですよ」という話を耳にすることも多い。

「キャリア教育」と言ってもその対象は中高生、大学生、大人と幅広く、分野・テーマも幅広い。これは、参加者のニーズが幅広く、それに対応した場の提供の難しさを意味する。

世代の広さ、全国ネットワーク、豊富な海外経験者、人生観の全く違う留学生や外国参加青年とのつながり・・。人材育成、キャリア教育に活かせる IYEOの強みはあると思われるが、厳密には何を、どのように活かせるだろうか。そして、「IYEOだからできる人材育成・互いの成長の場の提供」とは何だろうか。

このプロジェクトでは、今後ますます多様化する社会を生きる人たちの「キャリア形成」に、IYEO 全体として貢献できる未来を創造する。

第3章 

IYEO広報誌プロジェクト

第3章_IYEO広報誌プロジェクト.pdf
このテーマは、他の 2つのテーマと異なり、IYEO関係のクライアントからの具体的な依頼に対して活動する、クライアント対応型のプロジェクトテーマである(海外のビジネスや公共政策の大学院でよく見られる)。
今年度のクライアントは IYEO 広報担当幹事。
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広報幹事からの依頼内容
「IYEOやIYEO活動が、熱意があり面白い人や活動がある割に、知名度が低い」ということは、これまでもIYEOの課題でした。そこで今年度、IYEOの広報について、有志でざっくばらんにもくもく話す「IYEO広報もくもく会議」を開催し、HPの全面改定や会⻑の情報発信の場の構築などの「今後のIYEO広報の在り方」について、ゼロから議論を始めたところです。

IYEO未来創造会議の皆さんにお願いしたいのは、IYEO広報誌の中期運営計画のプランニングです。近年IYEOでは、「広報誌」として、HUMANO(ウマノ。ラテン語で「人」)を年に1回発行してきました。https://www.iyeo.or.jp/about-us/member-page/publication/

しかし、一般どころか「会報誌」としても知名度は高いとは言えないため、個人的にはそのような立ち位置を変えてボランティア団体のバイブル紙にしたいなと思っています(もちろん、今後刷新するIYEOのHPにもデジタルパンフ化して埋め込み予定です)。 皆さんには、HUMANOのターゲット設定、何ページにするか、目玉は何にするか、年間何回発行するのか、発行月はいつが最適か︖どうやったら必要な人に届くのかを考えてもらえると、大変ありがたいのです。 記事については、皆さんに何を記事にすると読者が増えるのか調査してもらい、執筆してほしい方には私からアポイントを取り、その方と対談する又はご本人に記事を書いてもらいます。
発行時期は私は年1回じゃなくても良いと思っています。だからこそ自由に運営計画作っていただけませんか︖
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このプロジェクトでは、IYEO 全体の課題解決を通して、共生社会の実現に向け、今後も生まれてくるであろう会員の熱意に、IYEO全体として持続的に貢献できる未来を創造する。