6月12日(水)一色町能楽保存会役員会定期総会
9月16日(月)一色町敬老会発表
10月12日(土)伊勢の伝統の能楽まつり
11月 3日(日)市民芸能祭 参加
2月23日(日)勝田流通能 参加
3月11日(火)一色町神社例祭 翁の謡いを奉納
3月16日(日)一色町神社例祭 奉納能(公民館仮設能舞台)
※稽古:毎週土曜日、一色町公民館にて14:00~17:00
練習について
仕舞の練習では、その仕舞の解説から始まり、なぜこのしぐさをするのかなど、理解して舞えるようにしています。
初めての能の練習の場合、全体のあらすじを聞き、謡の練習に入ります。
場面を想像しながら謡の稽古をしていると、いつの間にかその世界にどっぷりつかり、稽古が終わるころには、その余韻を心地よく感じる自分がそこにありますよ。
家で謡の練習をするため、録音してもらってOKです。
練習は、経験者を中心に、代々受け継がれてきた謡・舞・囃子を継承し行っています。
今の子どもたちは、勉強・塾・習い事など、毎日忙しく過ごしています。
そこで、当会では、練習の時間内であれば、いつ来てもらってもいいようにしています。
仕舞の練習では、その仕舞の解説から始まり、なぜこのしぐさをするのかなど、子どもさんが理解して舞えるようにしています。
練習の初めと終わりには、必ず正座をして、指導者と向かい合いながら、お互いの礼を交わします。神様に奉納する一色能は、相手を敬う心を大事にしています。
練習が終わったら、ご褒美も待っているよ!
衣装について
本番当日、地謡の方は、
・黒紋付、袴、足袋をまとい、扇子を持ち、舞台に上がります。
「えっ!衣装って高いんじゃないの?」
ご安心ください。
これからやってみようかな?と考えている方。衣装が高価じゃないか・・と二の足を踏む方もお見えになるかと思いますが、一色能楽保存会には、先代の方々の寄付の衣装があります。
まずは、ご相談ください。
能の効用について
運動機能がまだ未発達が多いこの時期、子どもは欲求・興味・関心等を通じて様々な動きを獲得していきます。一方、神経系の成長は、5歳ぐらいで成人80%、12歳にはほぼ100%まで発達すると言われています。
今、コーディネーショントレーニングが注目されています。これは神経に刺激を与えるトレーニングです。仕舞の練習では、左右の足の動きと手の動きがバラバラになり舞います。私たちは、この仕舞の動きが大脳の発達に良いのでは・・と考えています。
小学校の体育の時間では、コーディネーショントレーニングを取り入れる学校が増えてきていると聞きます。
また、歴史を背景とした仕舞が多くあります。平家の盛衰、平安時代の雅な世界など仕舞をすることで、知らず知らずそんな知識が身についていきます。
大人との付き合い方も覚えていきます。今は、核家族の時代。挨拶や言葉遣いができていない子どもたちを目にします。練習に来るだけで、それを学ぶことができます。チャンス!です。
今、各企業は海外進出を積極的に行っています。海外の方と交流すると、一番最初に聞かれるのが「日本について」なのだそう。日本の伝統文化である「能」を学んでおくことは、グローバルな世の中だからこそ、役に立つこともあるのではないでしょうか?
また、現在はストレス社会と言われ久しいです。「能」には、悠久の時間が流れています。謡・仕舞の練習を始めると、いつしか心穏やかな自分に気付くことでしょう。 ストレスコントロールに「能」は、おすすめです。
練習場まで移動します。練習に参加し、話をします。謡では、腹から声を出します。仕舞の練習では、立ったり座ったり、そして扇子をもって足と腕の動きが左右異なります。今で言うコーディネーショントレーニングです。一方で、動きはゆっくりでなめらかです。
どうですか?退職後の社会性の維持・向上や体の鍛錬に持って来いと思いませんか?当会での最高齢は、なんと91歳!続いて89歳。皆、現役の会員です。