歌詞
Archetype
1
ひとりきりで描きだしてみせた夢に差す光の標
何処かへ行けるとするなら
何処まで行こう
朝には窓を開け放つ
自由な子供らの 柔らかい唇がお前を笑う
胸から裂け 溢れそうな声を
また閉じ込めてしまう
虚ろな目で眺めているだけの街に降る光の調べ
ノートに書きかけの詩と
真白い五線譜の 散らかった消しカスが命を揺らす
痛みを越え 掴めそうな明日を
また遠ざけてしまう
ひとりきりで描いているだけの夢に差す光の標
いつでも窓は開かれて 何処へも行けたはずなのに
なぜ悲しく なぜ苦しく なぜ切なく なぜその身は
なぜ悲しく なぜ苦しく なぜ切なく 震えるのだろう
書いては消しさるばかりの日々でも
諦められない気持ちを信じてみせろ
咲き誇る桜さえ 舞い踊る紅葉さえ
色褪せてモノクロの映画のように
ただ静かに過ぎ去るから 生きようとしている鼓動の音さえ
血を巡らす胸の奥へお前の手でナイフを刺せ
何処にも居場所がないのは
幻だろう
ノートに書きかけの詩と
真白い五線譜の 散らかった消しカスが命を揺らす
胸から裂け 溢れそうな声を
また閉じ込めてしまう
情けなくて落ちる涙がいまメロディーを打つ
痛みを越え 掴めそうな明日を
また遠ざけてしまう
ひとりきりで描きだしてみせた夢に差す光の標
2
心に寄り添うような空の青色
手を伸ばせば思い知る 遥か遠くて
お前には光は暖かく降るだろうか
ひとひら咲いた想い いつでも
届ける時が来れば言葉にしよう
ひとりで強くあろうとするのならば
それだけ 僕にできること
涙に例えるような雨の降る音
窓辺を離れてしまう 弱さ許して
悲しみの光は明日には止むだろうか
ひとひら咲いた想い いつでも
届ける時が来れば言葉にしよう
ひとりで強くあろうとするのならば
それだけ 僕にできること
ひらりと雲に乗せて行け いつでも
光はお前の背を照らしている
ひとりで立ち向かおうとするのならば
それだけ 忘れないでほしい
3
冷たい指で床に散らす黒いパズル
合わせていけば見え始めるその夜空に
祈りのような線が描くなんの星座
ドレスを纏い裾を揺らし舞い歌った
名もないふたりのワルツを結ぶ
名もないふたりのワルツを結んだ
希望を抱き 限られた時を
強く生きる それぞれの星は
雲を越えて 闇を越えて 夢の果てへ 出会える事を願うよ
ひらりと雲に乗せて行け いつでも
光はお前の背を照らしている
ひとりで立ち向かおうとするのならば
それだけ 忘れないでほしい
祈りのような線が描くなんの星座
ドレスを纏い裾を揺らし舞い歌った
Introduction
命を与えん音色は
遥けしき線上に雨を打つ
祈りを集めん未来は
新たな詩を結び生まれる
苛性のダリア
「お前よ叫べ、血を焼き払い理性を穿て」
苛性のダリア
「私の腕へ身を投げ渡し願えばいいわ」
A Dancer
Dance to the Origin
来たれ 昧爽の譜を舞う
至れ 瞑想の腑を舞う時
胚胎せよ 苦の灯火 相対せよ 九の篝火
来演せよ 舞い足りて舞い散れよ さあ
お前の肉体は叫ぶ
お前の肉体は裂けるとしても
水彩を揺れる水平を放浪する
水彩を濡れる水平を抱擁する
水彩を熟れる水平を奉送する
両の眼に触れるイデア
大地の手に身を供う歓喜が
汗を散る 煌めきとなる
大地の手に身を供う歓喜が
種を射る 咲き誇れ未来
来たれ 昧爽の譜を舞う
至れ 瞑想の腑を舞う時
礼拝せよ この紅き血 退廃せよ この弱き血
生命せよ 舞い足りて舞い散れよ さあ
お前の肉体へ明ける
お前の肉体へと
胚胎せよ 苦の灯火 相対せよ 九の篝火
来演せよ 舞い足りて舞い散れよ さあ
お前の肉体は叫ぶ
お前の肉体は裂ける事を望む 生き尽くす事を
Dance to the Next
鳥に攫われた虫の一息が
終に絶えるまでそっと聞き入ろう
魂は青に抱かれ空に至る
弔いは其の身を焦がして
命を送る
悲しみはいつかの芽吹きへ
雨を望む
指に囃された糸の一筋が
終に届くまでそっと見守ろう
魂は青に抱かれ空に至る
弔いは其の身を焦がして
命を送る
悲しみはいつかの芽吹きへ
雨を望む
太陽は其の芽を愛して
心を注ぐ
美しい世界の続きへ
恋する者らよ
弔いはその身を焦がして
命を送る
悲しみはいつかの芽吹きへ
お前と巡るだろう 嗚呼!
Dance to the End
才智を増し ダダと突きあげる剣は
大気を焼き ダダと吼えたてる光
祭祀を絶ち ザザと降りそそぐ闇は
皆既を成し ザザと舞いほろぶ踊り子
Dreaming
1
退廃の地のエリカのように
祈りは首を垂れて咲いている 少女の姿よ
彗星の火の刹那のように
言葉にすると褪せてしまうから 静かに見つめよう
影は潜んで 森は焼け落ちて
ひとつ残された摩天楼
少女は手を広げ身を投げた そして
最期の日を臨む眼差しは
蒼く揺らめいて花園に伏す
愛はここに いま美しい
懐胎の身のマリアのように
少女の罪を抱いて泣いている 愚かな世界よ
たった独りで どうか去らないで
すべて慰める蜃気楼
少女は眼を閉じて血を分けた そして
最期の日に芽吹く花々は
すぐに枯れ落ちて前髪に散る
愛はここに いま儚くて
鏡は無慈悲な運命を写した ※さだめ
冥の道を行く霊の惑う羽を
(So a graceful dream relieves no one.)
少女は手を広げ身を投げた そして
最期の日を臨む眼差しは
蒼く揺らめいて花園に伏す
愛はここに いま美しい
少女は羽ばたけるはずもなく そして
最期の日に繋ぐ希望さえ
すぐに枯れ落ちて前髪に散る
愛はここに いま儚くて
2
見つめている 新しい季節を
青い枝に寄り添う風の光
あなたにどんな話をしよう
悲しい夢は終わりにして
背中を撫でてあげるから
微笑みをただ浮かべていて
わたしはそれでこうも救われるの
数えている 愛らしい蕾を
広い空へ明るく花を開け
心にいつも祈っていよう
悲しい夢は終わりにして
背中を撫でてあげるから
微笑みをただ浮かべていて
わたしはそれでこうも救われるの
思い出にして語らないで
涙を拭いてあげるから
光は時に白い闇ね
朝が来るたび怖いの
優しい日々は終わりにして
瞼を閉じてしまうなら
アネモネに火を放ち燃えて
あなたをなんでこうも救えないの?
3
Clarinet Solo
4
手のひらを併せて鏡の中の小景と逆さまになる
放たれた心は彷徨う跡にアイビイを咲きみだれ揺れる
歌うは蜘蛛か蝶々か
幻ならば世界は dreaming in the dream?
風花、舞え そっと白衣を纏わせ
ひとりは徒に過ぎゆく零度の日々
呼んでいるから 必然と巡りあう
翼をいま結いあげる使命
約束の彼方を信じる胸にアイビイの導きを聞く
振り向く影を知っている
幻ならば世界は dreaming in the dream?
風花、舞え そっと白亜に閉ざされ
ふたりは微笑んで涙も流れるまま
見つめあうから 真実(まほらま)よ醒めないで
永遠さえ朽ちるほど綺麗
明日を乞う刹那に新星の瞬き
夜と似て瞳は明ける時を忘れ
波のほとり くらい香り
忘れようとしてもあの言葉が
ゆらりゆらり 乗せてかえり
耳許で囁く「さよならをしよう」
風を裂きひらいた翼 血の色に染めて
失った未来へ昇る 稜線を越えて
さあ 永遠でいようと誓った日のふたりを
取り戻すためなら羽ばたける何処までも
冷たく錆びついた身体は右手を静かに差し出した
儚くばらばらに砕けた欠片を集めて暖めていた
約束の彼方を信じる胸にアイビイの導きを聞く
優しい夢は偽りか
疑うよりもふたりは dreaming in the dream.
わたしと舞え、たかく 鏡の世界で
あなたと月読のワルツを巡りめぐる
溶けあえるまで そしてもし疲れたら
翼を休ませようね 此処で
風花、舞え そっと白亜に閉ざされ
ふたりは頬伝う涙も散りゆくまま
見つめあうから 真実(まほらま)よ醒めないで
永遠さえ朽ちるようなキスを