【出演者のご紹介】

Dancer 《u-ichi》さん

どんどろ流の拠点でもある飯島町。

その飯島町で近年かなり盛大に開催されている

お祭りやイベント。

地元では周知の事実ですが

それらをプロデュースしておられるのが

u-ichiさんこと瀧本祐一さんなのです。


実はこの9月から「いなばけ。」の

会場にもさせていただいている

《アグリネーチャーいいじま》のオーナーにもなられました。


ヒップホップダンサーとしての拠点は

主に神奈川とのことですが

毎週飯島に戻ってこられて町のことに尽力されているので

地元の皆さんからの信頼は厚く、人気者なのです。


視界15度の私はついこの間まで

「飯島町に若い人などいない」と思っていました。

なんなら自分が若手のつもりでいました。

そんな私はu-ichiさんと出会った時に

「この方こそが真の若手だわ!」とおののきました。


u-ichiさんとの出会いは

2021年の飯島町議会議員選挙で

ウグイス(嬢)のアルバイトを頼まれた時のこと。

若き候補者の同級生で応援団長がu-ichiさんでした(当時38歳)。

u-ichiさん以外にも同級生が集結していて

沢山の次の世代を担う若者が一丸となっている姿を

羨望の眼差しで眺めておりました。

と同時に自分はもう若手ではないんだということを

しっかり自覚することが出来ました。


u-ichiさんはヒップホップダンサーで

選挙の応援で集まっている同級生の皆さんも

地元で活躍するダンサー、デザイナー、DJ、庭師などなど

なんともセンスの良い方々ばかりでした。


私のやっていることなどには

ご興味持っていただけないだろうと思っていましたが

その年の桜の花見イベントに出演をご依頼してくださり

その後も千人塚祭典と引き続きご依頼をくださって

これまで見たこともない地元の景色を知りました。


当然イベントに足を運んで下さるのは

u-ichiさんとご縁のある方々がほとんどで

大抵の皆さんが「百鬼ゆめひなを初めて知った」という

沢山の若手の方々と巡り合うことが出来ました。

聞くと殆どが地元飯島町在住とのこと。

同じ町に住んでいるのに、出会いというのは

なかなか難しいものだと実感しました。


私は舞台は一人劇ですが

普段も一人引きこもって暮らしているというわけでは無く

師匠の時代から懇意にしてくださっている方や

同世代のスタッフ、郷里の同級生

郷里を出てから出会った方々など、交流はあります。

しかしなかなか年下の世代との交流というのは

極端に無かったので、とても心動かされました。


実は私、これまでダメもとで

ヒップホップダンスやタップダンスなどやりたくて

ダンススタジオに通った経験があるのですが

まぁ見事に惨敗。

でも憧れだけは残っていて、自分には出来なかったけど

u-ichi さんに叶えて頂きたく

今回は無理言って私の方でご用意させていただいた

風変わりなヒトカタ人形で

ヒップホップダンスをお願いしました。


u-ichiさんのダンスパフォーマンスを良くご存知の方も

今回はきっと初めて見るu-ichiさんなのではと思います。

とても面白いことになりそうな予感です。

是非目撃いただけたら幸いです。



飯田美千香 拝