蘇り進化する「アジア一人劇祭」どんどろ
伊那谷 化けるんです。
蘇り進化する「アジア一人劇祭」どんどろ
伊那谷 化けるんです。
1991-1996 → 2023 →
日本において《一人劇・いちにんげき》という言葉は
飯島町を除いてきっと通用しない。
それはかつて飯島町を拠点にし
人形演劇界において世界各国で高い評価を受けた
故・岡本芳一(百鬼どんどろ)が主導し
アジア各国から出演者を招いて行われた
「アジア一人劇祭」や「日本一人劇祭」が
1991年から1996年まで飯島町を中心に
伊那谷で開催されていたからだ。
そして岡本芳一の等身大人形をつかった独特の演舞は
人形劇でも人形芝居でもなく
「一人劇」と飯島町では呼ばれるようになった。
この岡本芳一が築いた文化を進化させ育成し
飯島町から根付かせるため
「伊那谷 化けるんです。」を、これからも続けて開催していくことを
大事な活動の一つとしていきたい。
「どんどろ流の一人劇を小学生の頃は毎年当たり前のように見るものだった」
と、昨年の第一回目のご出演者でもあり、地元アグリネーチャーいいじまのオーナーで
イベント会社を立ち上げ、数々の地元の祭を企画し成功させた
"u-ichi" こと瀧本祐一氏がそう語ってくださいました。
「"一人劇祭"や"モノドラマ・フェス"と言われてもピンとこない」
「一人劇祭よりも《伊那谷 化けるんです。》の方が
"どんどろ流" の一人劇という感じ!」
と、他愛無い会話の中で新たなプロジェクト名が決まりました。
私の中には全く無かったワードで、自分とは違う世代の感覚に感動すら覚えました。
「〇〇〇一人劇祭」「モノドラマ〇〇〇〇」というようなプロジェクト名しか
考えたことはなかったのですが
それらを敢えて使わずに「伊那谷 化けるんです。」に改名しました。