Pad keynoteアプリを用いた 2学期後半の課題レポートについて 報告いたします。対象は 高校3年生です。以下 生徒への課題指示文です。
課題:レポート(本歌取り 作成)
「本歌取り」について 藤原定家『近代秀歌』を通じて学んだ。ほか、和歌に関するさまざまな技法についても復習をした。
ここまで学習したことを基に「本歌取り」の解説、並びに「本歌取り」を用いての歌の創作に取り組む。
*レポート提出は「keynote」並びに「動画」です。
まずは keynoteファイルを作成し、その後、動画作成に取りかかること。
〈予定〉
11/18(月) 課題プリント、レポート作成(分担・作成要領)の説明
11/20(水)~ レポート作成
11/27(水) レポート提出〆切
〈提出先〉
ロイロノート:「本歌取りレポート keynote」・「本歌取りレポート 動画」
2019.12.25
課題:レポート「沓冠」作成(下記手順に沿って、pages1枚にまとめる。)
a.10文字を決める。例:クリスマス たのしみだ(季節感を重視。冬休み・年末年始らしく。)
b.五七五七七の形にする。
・自分の頭と辞書を使おう(辞書アプリの語頭指定・語尾指定は便利)。
・現代語でも古語でも OK。
・濁音 半濁音 拗音 促音 の扱い → 「ば」=「は」のように取り扱ってよい。
・「ん」の扱い → 「む」としてもよい。
・「五七五七七」に則ること(多少の「字余り」「字足らず」は許容する)。
・10文字の並べ順は、「和歌の技法プリント」
6「よねはなし ぜにすこし」、あるいは
7「言ひし日を たがふなや」、
8「合はせたきものすこし」 のいずれかによるものとする。
c.pages に記入する。 ・記入箇所は、「歌」「五行書き」「メッセージ」の3箇所。フォントサイズは18ポイントとする。
d.できあがった「歌」の内容を示すイメージ画像を準備し、pages 下半分に貼り付ける。
・自分で写真を撮る場合 :撮影許可(特に、人物や個人の所有物を撮る場合)を取ること。
・インターネット上で探す場合:著作権に配慮(少なくとも 出典の明記が必要)してください。
*著作権フリーの画像サイト(下記 日本語フリッカー で検索)もあります。
日本語 Flickr https://www.flickr.com/groups/51035577168@N01/
・画像サイズを 適宜 調整し、pages 1 枚に収めること。
e.iTunesU 内の提出用フォルダに提出する。(詳細は iTunesU 内の指示を参照)
f.3学期以降、発表機会を設ける。
【提出〆切】→1月7日(月)始業式日まで。
*事前学習で用いた「和歌の技法プリント」「生徒作品」を添付します。
*ウェブサイト上の国語辞書アプリ(例:下記URL)をうまく利用する(語頭指定・語尾指定 etc 添付:画像)ことで、作成しやすくなったと思います。
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/
2019.12.19
課題:歌枕を訪問する(レポート作成)
【課題遂行の方法】
・百人一首に詠まれた場所を訪問し、写真を撮る。自分も写るようにすること。 訪問場所は、テキスト『小倉百人一首』P108・P109を参考にして下さい。
・写真のほか、過去のレポート作成例に倣って、各項目を記入する。(詳細は作成例 参照)
・iPadのpagesで作成し、iTunesU内の 提出用フォルダに提出する。
《参考》「歌枕」とは、古来、和歌の中に詠みこまれてきた名所のこと。
*作成例は 添付をご覧ください。実際の生徒作品は 各生徒の写真が割と鮮明に入っていますので、インターネット上に掲載するのは控えます。全生徒の提出後、該当組の生徒だけがアクセスできる校内のウェブ上にて 互いの作品を見ることができるようにしています。
*iPad導入以前は紙ベースで実施していました。iPadを活用することで、写真・地図の利用がスムーズになったと思います。
2019.12.19